今朝は通勤電車の中から、白く輝く富士山の雄大な姿がくっきりと見えました。冬は寒くて乾燥しているので嫌いなのですが、富士がきれいに見えるのはいいですね。それだけで、少し前向きな気持ちになれます。
このところ、官邸は政府税調会長に香西泰氏が就任した件や、佐田行革担当相の進退問題などでばたばたしています。私は昨夜(というか未明)は午前1時半まで記者クラブにいて、それから雨の中帰途に就いたものの、タクシーがなかなか拾えずさんざんでした。
忙しいのは各社も同じなのでしょう。昨日の夕方に、官邸クラブに投げ込まれた小さな資料に関する記事は、今朝のどの新聞にも見あたりませんでした(見落とした可能性もありますが)。私もぜひ書きたいと思いつつ、他の記事を優先せざるをえなくて放っておいたものです。
それは、「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙掲載記事に対するわが国政府による反論投稿について」という長い題の3枚紙で、内閣官房拉致問題対策本部事務局総合調整室というこれまた長い名前の部署が発信元でした。
このヘラトリの記事とは、言わずと知れた超有名人であるニューヨーク・タイムズ東京支局長、ノリミツ・オオニシ記者が書いたものですね。ニューヨーク・タイムズはヘラトリと提携していることから、両紙に掲載されたものと思われます。私も知人から、「オオニシ記者の取材に応じたらデタラメ書かれた」との話を聞いたことがありますが、まさに「札付き」の人物です。
記事は12月18日付のヘラトリに掲載されたもので、「Abductions energize Japan right」という題で、拉致問題対策本部は「拉致問題が日本の右翼の活力となる」との仮訳を当てていました。
それで、政府が22日に中山恭子首相補佐官名で反論を同紙に送付したところ、26日付の7面「Letters to the Editor」(編集者への手紙)欄にほぼ同趣旨の反論記事が掲載されたとのことです。以下に中山氏の反論文を記します。
《第一に、北朝鮮による日本人拉致問題が(政府によって)政治的な思惑のために利用されているという事実はない。この問題は、自国民の救出の問題である。
日本人拉致被害者の多くは北朝鮮に30年近くも監禁され、全ての自由を奪われている。拉致被害者が自由と尊厳を取り戻すためにあらゆる支援を受けるのは当然である。拉致被害者の救出は日本政府の使命である。
第二、拉致問題はまさに現在進行中の問題である。たった5名の拉致被害者が2002年に帰国しているだけであり、北朝鮮は、それ以外の拉致被害者が死亡あるいは入国していないとする自らの主張を裏付ける説得力ある証拠を示していない。
最近、国連総会で北朝鮮の人権状況決議が採択されたことも、拉致問題を解決する必要性が国際的に認識されつつあることの表れである。
内閣総理大臣補佐官(拉致問題担当)中山恭子》
オオニシ記者のような確信犯にすれば、こうした抗議は痛くもかゆくもないかもしれませんが、日本政府の反論するという姿勢は評価したいと思います。拉致問題対策本部によると、官邸のホームページには掲載していないとのことだったので、ここで書いてみました。
拉致問題対策本部は今後、今まで政府がばかばかしくて無視していた北朝鮮のトンデモ放送についても、きちんと反論していくことにしたそうです。これは、拉致被害者家族の要望と、中山氏の考えによるものだそうです。
拉致問題の解決は、北朝鮮の体制が変わらない限り、実際にはなかなか困難でしょうが、日本としてもできることは何でもやるという姿勢が大切だと思います。
中山氏はかつて小泉前首相時代、内閣官房参与として拉致問題に取り組んでいましたが、小泉氏が山崎拓氏を首相補佐官に起用した段階で辞任しました。当時、北朝鮮に融和的な山崎氏が官邸に入ったことで、強硬派の中山氏の居場所がなくなったとも言われましたが…。
とにかく、拉致被害者と家族、そして日本のための取り組みを応援し、さらに頑張っていただきたいと思っています。
コメント
コメント一覧 (59)
ニューヨークタイムス誌と(知りませんでしたが)ヘラルドトリビューン誌がオオニシ記者の記事を出したことを「絶好の機会」と捉えて「貴紙によるこの記事の厳正な検証を求めたい」という姿勢で臨めませんかね?
確かに記事の内容自体は「怖気を感じる」モノですが、この記事が「正鵠を得ているのかニューヨークタイムス誌とヘラルドトリビューン誌が独自調査する機会を提供する」事になれば、災い転じて福となすことができるんですがね…2~3年ぐらい前に「記事ねつ造事件」が大きな問題になった経緯もありますから「あんたらが載せた記事は検証してあるのか」という声を無視はできないと思うんですが…如何なモノでしょうね?
私も、読んでいてstarbeast さんと同じことを思っていたのです。
確かに反論にはなっていて、これまでの姿勢より大きく前進したと思いますが、ずいぶん静かで、逆に「弱腰」の印象を与えかねず、勢いづかせることにもなりかねません。
「大きく前進」と書きましたのは、「これまでの姿勢」があまりにも消極的すぎたことへの比較であって、「普通」から比べるとまだ消極的と言わざるを得ません。
今回は、記事を載せた所に「検証」させる、絶好のチャンスだと思うのです。
単にもっときつく抗議せよとのご意見もあるかとは思いますが、さらに進んで、記事を逆手にとっての誘導もこういうときが千載一遇の機会ではないでしょうか。
以前からすると大きな進歩だと思います。
継続は力です。皆で応援しましょう。世論の後押しが必要だと思います。
結構重要なニュースだと思いますが、どこも報道しないのは残念ですね。
そのオオニシとかいう変人はどこかで見出しになっていたような気がします。その程度で書くのは無責任ですが、ようするに悪い奴みたいです。「当該記事によりわが国拉致被害者奪還にいささかでも支障が出た場合は、すべての責任はニューヨークタイムズ編集責任者にあるものとする。」くらいの毅然とした言が欲しいところですね。継続は力なりで、やがて金政権が自滅するのも近いものと考えています。中山さん頑張って!
IHTのサイトでも読めます。中段あたり。「Abductions in Japan」です。
Opinion - International Herald Tribune
http://www.iht.com/articles/2006/12/25/opinion/edlettues.php
This is about rescuing our citizens.
きっぱり言い切っていただけて、本当に心強いです。
ニューヨーク・タイムズ紙は、反日的な記事は喜んで載せる体質ですから、どうでしょうか。以前、この新聞の東京支局長(オオニシ氏ではありません)をしていた記者が「日本兵士は中国で人肉を食べたと証言した」という記事を書き、全世界にニュースを流したことがありました。私が三重県に住むその男性に電話で話を聞くと、「そんなことは話していない」と否定しました。それで、この東京支局長に取材を申込んだのですが、断られたことがあります。
ニューヨーク・タイムズはstarbeast様へのレスで書いたような新聞なので、残念ながら検証はしてくれないと思います。する気もないのではないかと。やってみなければ分からないかもしれませんが、朝日の提携紙ですし…。
あまり報じられていないようなので、拙ブログを利用しました。微力ですが、こうした取り組みを応援していきたいと思っています。
中山補佐官は、かつて外務省の田中均氏の北朝鮮とのやりとりについて「そんなのは交渉とは言いません」と叱った豪の者ですから。ただ、拉致問題では簡単な解決法などないので、歯がゆい日々だろうと思います。
拉致問題担当の首相補佐官は、英語では「Special adviser to the Japanese prime minister on abduction」というのですね。初めて知りました。
もちろん微力ながら協力するつもりですが、こうしたデマに対し一つ一つ反論しなければならないのは大変な徒労ですね・・・。
中国にこのような反日活動は絶対に利益にならないと判らせる方法は無いものなのでしょうか。
一部ネット上で、大阪の枚方市や堺市で役所が「在日コリアンは強制連行されて来た方の子孫が多いのをご存知ですか?」という意味のアンケートのようなことをしていたのを公開されましたが、どうせ小・中学校でも似たようなことをして子供達を洗脳しているのでしょうね。
彼らの活動に対抗できる強力な保守系市民団体の登場が待たれます。
とりあえず今は日本会議に期待します。
敵は無数にいて、いろいろな情報戦を仕掛けてきます。ネガティブキャンペーン、あることないこと、針小棒大な記事…。それでも、一つひとつ辛抱強くつぶしていかないといけないのだと思います。
すばらしいニュースをありがとうございます。
中山恭子様様です。
産経新聞はこの経緯を記事にすべきです。
もちろん、他の新聞も。
大西記者(こんなデマゴーグを記者とは呼べないが)を使っているニューヨークタイムズやヘラルドトリビューンの異常さを日本人のできるだけ多くの人に認識して貰う必要があります。
南京事件や従軍慰安婦問題を信じているナイーブな人でも、北朝鮮の拉致問題については許せないと思っているでしょうから。
こんばんは。こうした真摯な取り組みを国民が応援すれば、中山氏たちの励みになって、さらに活動が活発化するだろうと思います。拉致問題の重要性は世界に広めなければなりませんね。
いつも楽しく読んでおります。
中山さんはほんとうによくやっておられると思います。
こういった海外のメディアのみならず、国内でも、『週刊現代』が、「安倍氏は拉致問題を利用している」などと大人げないでっち上げを書き立てて、安倍潰しに躍起になっているのは、実に心が痛みます。いくら「言論の自由」が保証されているとは言え、いったいどこの国の雑誌なのかと思い、あきれ果てます。
こんばんは。週刊現代は最近、異常だと思います。官房長官時代にもあまりにもあることないこと安倍氏をたたくので、週刊現代の編集者に理由を聞くと、「人気のある人をたたくと売れるから。深い理由はない」と言っていました。
向こうが日本を貶める発言、歴史的事実と違う事を発言した時は必ず反論してもらいたい
そうでないと益々日本の評価が落ちますから
日本が発言をするようになり日本の真意が判って貰う様に努力すべきです
最近では「スシポリス」に反対と言う記事で、困るのはいい加減な日本食を出している中国、韓国の料理屋です
日本の真意として美味しい日本食を食べてもらいたいと言う事を判って貰う様反論すべきでした
今まで反論をしてこなかった事が悔やまれます
日本が、諸外国の誤った記事に対して、1つ1つ反論していくことはとても重要だと思います。「バカバカしいから相手にせず放っておく」ことと「事実だから何も言えない」ことは、何のアクションも起こさないという点では、傍から見たら“一緒”ですからね。今後も、日本はきちっと見ているぞという意思表示を国外に向けて、どんどんしてもらいたいと思います。
オオニシなる人がどうような人なのかは詳しくは知りませんが、
(国籍とか経緯とか)ニューヨークタイムズ&東京支部を日本政府が相手に訴えるなり、注意するなり、抗議文を送るなり出来ないんでしょうか?自民党のHPに載せるとかして、コメントを送りつけるとか。(脅迫ですかね?)その「札付き」を雇ってる新聞はアメリカでは「朝日」みたいな感じなのかな?そういうのをチェックするような人は政府にあまり居ないんでしょうか?
いくら政治を知らないと言っても、何も言わないメディアや毅然とした態度を取らない政府がイラつきます。
(ホント知らなくて(ToT)ゞ スンマセン)
おっしゃる通りです。
中山補佐官には頑張ってもらいたいものです。
もはや、山拓が官邸に戻ってくる可能性はゼロですから、
やりやすいでしょうね。
たしかに、解決の道は遠いでしょうが、
なにより国家としてのスジだけは通してもらいたいです。
この問題についてはワシントン支局の古森さんも書いてられます。
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/89611/
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/90095/
オオニシ ノリミツについては在日朝鮮人として日本で生まれ、
子供の頃カナダへ移住し帰化したと言われています。
彼が反日記事を書くのは、彼の出自とまんざら関係ないとは言えないでしょう。
「誇りある朝鮮民族は通名を憎いと思っている」のではなかったのか?(笑)
1.取り合えず適当にあること無い事書いてしまう
2.苦情が来たら「綿密な取材を重ねて掲載に至った」と言う
3.証拠の提示を求めると「取材源秘匿の義務がある」で押し通す。
先日の蓮池さんが拉致に関わっていた、とか言う週刊誌の記事もそうですが
報道内容が真実であるという確証は無いが、嘘であるという確証も無いので、
(拉致を嘘であると証明する前に嘘と断定して自爆したバカもいますが)
何でもいいから言った者勝ち的なのは不快です。
政府にはドンドン反論してもらいたい。
健全な民主主義は健全な報道がないといけないと思いますが、
最近左翼系の記者が小説家に見えます。
表現の自由を何か勘違いしてるのかしらね・・・
海外のメディア発だと日本人(政府関係者、識者)がつい見落としてしまうことが多いと思います。言葉の壁なのでしょうか。NYTやヘラルドトリビューンなどはそれでも最近注目されていますね。上記のような公の反論記事もちらほら見かけるようになり、海外在住者としては少しほっとした気持ちになります。私も暇なときは編集者宛てに批判メールを送ったりとささやかな抵抗(?)を続けています。しかし南京事件や慰安婦問題などの海外でのプロパガンダはなかなかしぶとく相変わらず誤解を生み続けている気がします。
フィンランドの代表紙(事実上、市場を寡占してますが)Helsingin Sanomatに、今月初めにアイリス・チャンの「レイプ・オブ・南京」についての記事や書評が掲載されてました。英語記事でないだけにこういうのもつい見落としがちですね。しかし同紙の国内での影響力はあなどれないと思います。
インターネットの記事アドレス(フィンランド語ですが・・)
http://www.hs.fi/kulttuuri/artikkeli/Iris+Chang+kertoo+Japanin+ja+Kiinan+sodan+tuntemattomasta+veril%C3%B6ylyst%C3%A4/1135223411323
なぜこの時期に、どうしてまたこの本からのネタなのか理解し難いです。フィン語版が出版されるのでしょうか(未確認)。
幸い(?)記事には日本側の言い分(被害者数など)も少し取り上げられており、それほど偏った内容ではないのですが、全体的にやはり不満です。どうでもいいですが、この記事の下にある読者コメントはちょっと無知、誤解がひどい。「重要な史実の労作がついに翻訳されるときが来た」みたいなこといってます。すでに旧聞なのですが、暇なときにコメント欄にフィンランド語で反論アップしておきます。しかし、こういうのは在フィン大使館の仕事ではないかと(笑)。
長文失礼
日本人は今まで、相手に反論すると波風が立つと無意味な自己規制をしてきましたが、やはりきちんと言うべきことは言うべきですね。お隣の国の酋長みたいに、何が何だか分からないことばかり言ったら逆効果ですが。
おっしゃる通りだと思います。そうした反論をきちんとやるようになったのは、私の知る限り、安倍政権になってからです。
まさしく米国の朝日なのです。ですから、抗議をしようと批判しようと根本的な効果はないでしょうね。要するに、確信犯でしょうから。ですが、一つひとつ間違いを指摘していくことは大事で、向こうはそういう指摘を繰り返されることが面倒になって、変な記事を載せるのを控えようとするかもしれません。また、反論分が載ることで、読者が客観的に考えてくれればいいなと思います。
おはようございます。報道に携わる人間の一人として恥ずかしいのですが、報道機関全般は信じない方がいいと思うのです。いろいろな新聞、雑誌がありますが、ご自分ではんだんしてもらうしかないと。私がつくづく残念なのは、変な報道が多いと知っているはずの人が、やはり変な報道に影響されることが多いのを見ることです。
そうですね。今までは国家としての筋を通そうとする政権が少なかったような気がします。拉致被害者家族の方々も、それを痛感しているからこそ、安倍政権を支持しているのでしょうね。
ええ、古森さんが書いていることは存じております。その出自の件は、話としては知っていますが、確認というか、事実関係は分からないので…。
もし本当にそうだとしたら、工作員そのものですね。
素晴らしい行動力を尊敬します。
あと、政府関係者の見落しを発見された場合には、中山先生のような、首相官邸系のところに進言するのもよろしいのではないかと、思います。
それにしても、日本も冬の来るのが遅かったですが、そちらは暖冬ですか。
トナカイも暑がっているのか・・・サンタクロースも薄着で仕事をしたんでしょうか?(笑)
そうですね、小説家か…。確認がとれないことは書き得という姿勢は、困ったものです。というか、反論する側もファクトも何もないので何と言っていいのか困りますよね。週刊誌の記事には、きちんと事実に基づいたものも当然あるのに、売るために創作したとしか思えないものもあり、何と言っていいのか…。
オオニシ氏の詳しいプロフィールがわかるようであれば知りたいところですよね。それによって思想背景とかが浮かび上がってくることもありうるので。
9月にフィンランドに行った際、とても好感を覚えただけに残念です。でも、いわゆる被害者側が書いたというだけで、世の中では信憑性を感じるのでしょうね。思いこみでしょうが。以前のエントリに書いたフィンランドの法輪功に頑張ってもらって、中国の正体を理解してほしいものです。
あまり詳しい情報は流れてきませんね。重職の割に。かえって怪しい。やはり彼は通名で帰化してるみたいですね。
漢字で大西哲光と書くそうです(同姓同名の方には誠に申し訳ないですが、通名の可能性を排除できない名前ですな。)。
中山さんは本当にやさしいお顔のわりに芯のしっかりした本当の強さを持っていらっしゃる方と画面を通しても感じられます。
さて、今回の記事やコメントを見てふと思うのは、日本人にはそもそも”沈黙は金なり”という言葉があるように、真実は時間がたてば晒されるから、本当に悪い事をしてなければ黙っていたほうが得という感覚があるんだと思います。
実際にそういった場合も国内ならばあるんですが、それが海外で通用するという誤解もあるように思います。
つまり、海外ではデッチあげだろうがなんだろうが精査は必要ではなく、日本という国に対しては何も言ってもお咎めがない以上、記事として売れればいいわけです。
そこにオオニシとかいう人や中国は目をつけたのでは?
と勘繰ってしまします。
それに大して、少なくとも中山さんの否定する記事は小さな一歩ですが、大きな意義のある一歩とも取れます。
今後もこういったことを前例にする事で変わることを期待しております。
ところで、オオニシとか言う人は名誉毀損で訴えられないものなんでしょうか?・・・。
残念でならないのが、海外ではこうした与太記事であっても、日本の悪口を書いた方がニュース価値があるようで、オオニシ記者に限らず、いろんな特派員がいい加減な日本批判を繰り返していることです。これも、歴代の日本政府がきちんと反論してこなかったツケなのかなと思います。
こんにちは。
日本以外の国は自国の利益しか考えていないのだから、彼らは当たり前のように国益を考えて反日政策をとるのでしょう。北朝鮮も中国でさえ、日本寄りがベターだと判断したら擦り寄ってくるでしょうしね。気持ち悪いが。
ただ、事実ではないことや立証されてもいないことが真実のように世界に喧伝されるのを黙って見ているのは不愉快です。語学力はいまいちですが抗議したいです。
ここでこういうことをいうのもアレですが、「マスコミって本当に信用できないですね」ネットがあって良かったです。
残念ながら、信用できません。ただ、弊紙は「比較的に」かなりマシです。先日、朝日新聞の星浩編集委員が、朝日にしては珍しく嫌味も偏見もなしに安倍政権について書いているのを読み、驚いたぐらいです。
このノリミツ・オオニシの問題記事の要旨、どっかで見かけたことがあると思って調べてみたら、ワシントンの古森さんが、日本発「公的な反日論文」として外務省管轄下の日本国際問題研究所(JIIA)佐藤理事長への公開質問状として問題提起した8月12日付産経新聞の緯度経度の中にありました。
古森さんの指摘によれば問題の反日論文を世界に向けて発信したJIIAの英文編集長、玉木偉なる人物が、2003年のワシントンのセミナーで「北朝鮮拉致問題というのはすでに解決済みであり、日本側は対外強攻策の口実にしているだけだ」などとオオニシと似たようなことを3年前に言っていたのですね。
古森さんにしても中山さんにしても、この理不尽な言動に対して敢然と反論されたことには深く敬意を表したいし、今後日本政府としても左翼勢力の断末魔ともいえる足掻きや第三国の工作に目を凝らし、しっかり反論する姿勢を貫いて欲しいと思います。
それと、産経新聞に寄稿されたトーマス・ニッチ氏の、NYタイムズ拉致問題「右翼扇動」記事に関する批判を読んで感動しました。
この一文を、そっくりNYTにも掲載して欲しい気持ちです。
こんにちは。この一文を、>そっくりNYTにも掲載して欲しい…。本当にそうですね。でも、なかなかそういうことは望めません。目立たない扱いであっても、地道に反論し続けることが、最終的には効果を生むと思います。今は第三国の工作が横行していますが…。
常に公平、中立、偏重されない正論記事に共感します。
ここご当地には琉球新報、沖縄タイムスの2紙がありますが、
両紙いずれも“基地反対”論調で最近は県民読者にも、
うんざり感は否めません。
まるで両紙記者らは、何でも反対の“特定原理政党”からの
出行かと思われるほど、かなり左側に傾いています。
かれら新人記者や中堅記者らは貴紙、産経記事・論調に刺激され、
正論記事・原稿を編集デスクに都度、投げるらしいが、
最後は、基地反対を扇動見出しになるらしい。
最近は県民読者の意識にも、これら“偏重”記事にNoの変化が見られます。
北朝鮮拉致問題、政府は独自策が無く“国連”頼み感がありますね。
過日の6ケ国協議でも日本は全く相手にされなかったですね。
中山(拉致担当)主相補佐官も大変でだと思います。
中山補佐官は「拉致被害者の会」のメンテナンス・ケアー担当ですね。
米国政府は、これら北朝鮮問題以上に、
台湾、韓国、中国など東アジア問題も戦略重要課題で視野に入れています。日本・九州の、最南端“沖縄”も最小必用限?の“軍備”など
基地再編問題で大変です。
去る3月には嘉手納町以南の米軍基地が前面返還されました。
従来の“国依存型”県知事から、去った11月の知事選で、
国に頼らない“自立型”県知事が誕生しました。
政府からも“沖縄”だけを、もはや構っておれないとの
見解を示唆していただけに、仲井真知事の誕生は、
県民有識者を安堵させました。
仲井真知事の選挙公約は、8%高失業率の改善であるとして、
知事の強いリーダーシップに県民期待が一心に集まっています。
仲井真知事は、沖縄県の基幹産業である観光を軸に
「観光エンターテイメント立県沖縄」から先ずは着手、
返還跡地に日本初、カジノも含む総合エンターテイメントリゾート」を
早期に実現するらしいです。
最近、沖縄カジノ構想について詳しい
ブログを見つけました。
沖縄カジノに関心がありましたら覗いて見てください。
参考になるかもですよ。
http://okicasi.ti-da.net/
> 週刊現代の編集者に理由を聞くと、「人気のある人をたたくと売れるから。深い理由はない」と言っていました。
卑しい!
今朝の産経に掲載されたトーマス・ニッチ氏の意見はうれしいのですが、これと同じ内容でアメリカの新聞に投稿して欲しいものです。
産経がオオニシの記事を引用して中山補佐官の反論と対比して掲載していただければ、ニューヨークタイムズ信仰の日本人認識を少しは変えられるかもしれません。
http://medialiteracy.blog76.fc2.com/
あと、政府関係者の見落しを発見された場合には、中山先生のような、首相官邸系のところに進言するのもよろしいのではないかと、思います。
●コメントありがとうございます。在野で微力ながらも「ツッコミ」を入れてみたいと思ってます。それもできるだけ狙いをピンポイントに定めてスマートに行いたいですね。某団体みたくひたすら抗議ファックスを送りつけるとか(苦笑)は逆効果ですし。
それにしても、日本も冬の来るのが遅かったですが、そちらは暖冬ですか。
トナカイも暑がっているのか・・・サンタクロースも薄着で仕事をしたんでしょうか?(笑)
●暖冬とはこちらの例年の冬と比較でして、やはり日本よりは寒いはずです。北部にあるサンタ村の方も雪が少なくて観光客ががっかり、みたいな記事も見かけました。
阿比留さま、
>9月にフィンランドに行った際、とても好感を覚えただけに残念です。でも、いわゆる被害者側が書いたというだけで、世の中では信憑性を感じるのでしょうね。思いこみでしょうが。以前のエントリに書いたフィンランドの法輪功に頑張ってもらって、中国の正体を理解してほしいものです。
●私は滞在4年目ですがフィンランドの好印象は当初とそれほど変わっていません。国民もメディアもおおむね公平、まっとうな感覚をもっているので心配はないと思います。また人権問題に敏感なので昨今の中国やロシア内での問題はよく取り上げられてもいます。
●ただ海外だと英米メディア系の影響力が強く、そこで「型にはめられた」ネタをそのまま翻訳・掲載してしまうことが多いように思います。上記のHelsingin SanomatはそれでもAP、ロイターなど国際通信社に頼ることなく、独自取材でネタを提供する努力はうかがえます。例えば中国の闇の部分はよく掲載されているほうです(記者が中国公安に取材を妨害されたとか、しかしそれを隠すことなくちゃんと記事にしてます(笑))。思うに日本の「問題」が取り上げるのは、中国批判ばかりはアンフェアだから、みたいなバランス感覚からきているのかもしれません。
はじめまして。>新人記者や中堅記者らは貴紙、産経記事・論調に刺激され、正論記事・原稿を編集デスクに都度、投げるらしいが、最後は、基地反対を扇動見出しになるらしい…。残念な現状ですが、同時に心強くも感じました。まともな記者がけっこういるということなら、将来に期待できます。仲井真知事には、現実的な対応を期待します。
そうですね、ニューヨーク・タイムズのことを高級紙と表現しているのを見ると、強い違和感を覚えます。少なくとも信仰の対象ではないですよね。
NY紙が問題というのは、そのとおりでしょうね。しかし、ヘラトリは欧州でも読まれているようなので…。
ありがとうごさいます。納得しました。
情報ありがとうございます。
民族の血が騒ぐんでしょうかね?( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
オオニシという人がもしも皆の推測どおりであれば、「偽の日系人」ということになり、そういった詐称を飯の種にすることが許されるのか?という疑問が出てくるので、書いておる部分が大半なのです。
あれだけ有名人の正体があまりわからないというのも、確かにちょっと変な気もしますね。
大手マスコミが誹謗する「2ちゃんねる」では有名人です
「またオオニシか」が合言葉のようになっています
日本へのいわれなき中傷記事、あからさまな韓国賞賛
朝日新聞との日本を貶める連携記事
この情熱はどこから来るのだろうと思う程です
中国、韓国が組んで「南京」を宣伝してますが個人である限り抗議のメールを出しても効果が薄い
何しろ中国は国策として歴史の政治利用してくるのです
また韓国もそれに便乗しています
是非産経さんには日本のマスコミとして反論してもらいたい
勿論日本政府が動かなければ1新聞社として
できる事は限られるでしょうけど・・・
世耕さんは広報担当として中国のプロパガンダをひっくり返してもらいたいですね
例えば新聞広告、書籍配布、英語でのグログなどでも
中国の反発は必死でしょうけど
何ならテレビCMでさえ構わないと思うのですが
今度の日中の歴史協議でも中国の歴史観の押し付けが問題になって来るでしょう
それでも、たとえ決裂しても妥協はしないで欲しい
中国、韓国はどんな手でも使ってくるでしょうから
現にカナダの教科書も中国の主張を取り入れたものになると聞きました
こうやって日本の評判を落としていきます
海外の新聞も中国の主張をそのまま書いているところも多いでしょう
「日本は戦後良い事をしている」と反論するだけでなく
悪いイメージは中国が流すプロパガンダだと主張しなくては何時までもいたちごっこです
一々否定しては埒が明きません
日本を悪く言うのは中国のプロパガンダだと思われるようにしなくては
今回の日中歴史研究は、日本側メンバーが中国の耳の痛いことを主張すると意気込んでいたようですから、油断はしないものの、比較的楽観しています。人選も、媚中派ではありませんし。…私の隣の席の同僚もオオニシ記者を知らなかったので、「もっと世界に目を開け」と注意しておきました。