今朝の毎日新聞は社説で「教研集会 改革は現場の実情の上に」と書いていました。内容はというと、日教組の教育研究全国集会が大分県で開かれたことの紹介から始まり、ゆとり教育の見直しを提言した安倍政権の教育再生会議を批判するものです。社説には、次のように書いてありました。
《実際、現場の当事者が自ら具体的に問題点を明らかにして改革の先頭に立ち、実態を十分つかんだ国はその動きを支援する-。そんな形の方が、円滑に(安倍首相らのお気に入りの言葉なら「スピード感をもって」進むのだ)》
前後の文脈上、毎日がいう現場の当事者とは、日教組の教師たちとも読めますが、彼らがいつ、自ら具体的に問題点を明らかにしたというのでしょうか。それどころか、北海道教職員組合にいたっては、北海道教育委員会が実施した「いじめ」に関するアンケート調査に協力しないよう組合員に指示していたことが明らかになっていますね。
では、日教組中央はこの問題についてどう考えているかというと、中村書記長は今月9日の記者会見で、次のように北教組をかばい、その行為を「理解できる」と正当化しています。
《北海道の委員長と話を持った際、北海道の委員長は「道教委と市町村教委と事前にいじめに関わるアンケート調査について話し合いをしていたと。組合サイドは『子供の人権やプライバシーに関わる質問内容等も含まれていて問題があるのではないか』と。で、了解なく教委サイドが押し切って現場にアンケート調査を出したと言うことで、北教組としては、『非協力』と。『協力はしない』という文章で指示を出したと。地元では北海道の書記長が会見したが、真意が伝わっていない。ブツブツ切られ、謝罪したところだけ伝わり、「誤った行為をした」という報道がされているが、「そこは違う」ということだ。ぜひ北海道の組合に直接取材して、真意を尋ねていただければ。私の日教組書記長としての立場としては、北教組と話した時は、「十分、経過も含めて理解できる」と思った。》
私もいじめアンケートの内容に目を通しましたが、北教組がいうような子供の人権やプライバシーにかかわるようなものだとは感じませんでした。14日付読売新聞朝刊によると、北教組は文部科学省が4月に実施する「全国学力調査」についても、組合員に非協力を指示しています。毎日新聞はこうした行為について、現場の声だからと尊重すべきだと考えているのでしょうか。
毎日の社説は、教育再生会議に対し、「『ゆとり』や『ダメ教師』が教育を後退させたときめつけ、ばっさりと排除することが改革という認識だけでは現場の共感は得られず、改革の歯車はかみ合わない」と批判しています。また、教育改革について「どの政策にもまして時間をかけた考察、検証、試行が必要だ」と指摘し、ゆとり教育の見直しについては「そこに求められる姿勢は『丁寧さ』であって、決して『性急さ』ではない」と主張しています。
どれもこれまで日教組が言ってきたことにそっくりですね。しかし、教育のあり方を見直すことに関して、そんなに悠長に時間をかけていていいのでしょうか。学力低下、学級崩壊、いじめ、必修科目の未履修…と、教育改革派まさに待ったなしの必要に迫られているからこそ、安倍首相も教育再生会議の委員も必死になって力を入れているのではないでしょうか。毎日の現状認識を疑います。
弊紙は11日付の朝刊社会面で、「いじめ解消報告わずか 日教組教研集会始まる」という記事を載せています。記事は、「現場から集まった約800の教育実践報告のうち、『いじめ』の見出しがついた内容はなかった」「全体集会で、来賓の梅田昭博日本PTA全国協議会会長が『一部(北海道教組)の教員が、いじめの実態調査に非協力的だった。誠に残念だ』とあいさつした際、会場からヤジが飛ぶ一幕もあった」と報じています。毎日は、こうした現状を肯定する気でしょうか。
北教組問題をめぐっては、自民党の「北教組に関するプロジェクトチーム」(座長・宮路和明組織本部長)が14日に初会合を開いています。今月中に現地視察を行い、道教委から聞き取り調査をして、今国会中に調査報告をまとめる方針のようです。宮路氏は会合後、記者団への説明で「常軌を逸した北教組の歴史」という表現を使っていました。
このチームが、しっかりと成果を上げ、東京にいてはなかなか分かりにくい北教組の実態を明らかにしてくれることを期待します。毎日の社説については、関係紙が日教組から広告の出稿を受けていることとは関係がないと信じたいものです。
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コメント一覧 (59)
>毎日新聞はこうした行為について、現場の声だからと尊重すべきだと考えているのでしょうか。
日教組の組織率30%未満(でしたよね?)ということを毎日新聞は知らないんでしょうね。柳沢大臣の健全発言も国会で謝罪があったことを知らずにニュース編集したTBSもグループですし、朝日(テレ朝も含めて)と張り合っているんでしょうか
>毎日の社説については、関係紙が日教組から広告の出稿を受けていることとは関係がないと信じたいものです。
そうなんですか? ですが、広告と記事の関連、というのはよくある話ですから。
今日はこれから、娘の小学校の入学説明会に行ってきます。娘が小学校に在学中に、なんとしても今の「ゆとり教育」が見直されることを、母親の一人として、心から願います。それと・・・担任の先生が決まるのはまだ先ですが、できるなら組合活動に熱心な先生にはあたりたくないなぁと・・・。
一時、毎日新聞を購読してみましたが、事実ではなく記者の偏つた意見ばかりが至る所に書いてあるので、あきれてしまつて断りました。新聞はまずちゃんとした事実を知るために、そしてそれに対する意見を知るために購読するのに、色が付いた事実つまり意見ばかりじゃないかと。
阿比留様
子供達は迷う。「ぼく達は悪い国に生まれ、悪人の血を引いているのか」
[日本をダメにした売国奴は誰だ]前野徹さんの本に書いています。
この一言に尽きます。子供主体の教育など最初から考えていません。自分達の生活を潤す為に子供を人質に取り恫喝しているだけです。無頼の輩の法律違反は徹底的に非難する報道機関も何故か陰湿な法律違反をする「日教組」「市民団体」には寛容ですが、教育問題は国に任せず親が立ち上がらなくては絶対にダメだと思います。昨日知った柳沢発言についてのTBSの故意とはっきりしている編集をした報道なども法律違反でしょう。徹底的に取り締まるべきです。
私も今日の毎日新聞社説には違和感を感じました。
そもそも日教組が「現場の声を」ということばを発すること自体欺瞞です。
自分たちの都合にいい内容に改ざんしてしまうのがオチですから。
事実、今の時期は特に、いじめ問題や学力低下問題よりも4月の統一地方選の対策の方が大事なのは明らかです。
全国的に組織率が低下していることは事実だとしても、地方によっては、管理職まで日教組派だったり、教育委員会までも日教組支部執行部が顎で使っているような傲慢ぶりだったりします。
これができてれば、かなり改善できたでしょうけれども。いままでず~とできなかったのに、これからできるというのもバカバカしく非現実的。
本日、フジの特ダネをみてました。バカ親が先生の負担になっているという特集です。違和感があったのは最後に学級崩壊が出てきたことです。で、なんか精神的にかなり負担になった先生が出てきたのだったかな。なんかそんなんでした。日教組についても一言もない。
騒ぐ子は一人か数人でしょう、教室から放り出せばいいと思いますけどね。「この子は騒ぐから教育できません」と書いたのし紙と一緒に家庭へ返品すればいいんですよ。でなきゃ、教室に親を来させてしつければいいんです。バカらしいと思いますけどね、なんでこんなこと一つ解決できないんだろう。結局、マスコミがバカなおかげで日本人は不幸ですといういつもの結論にw。
さて、かなり私見なお話ですが、日教組が問題なのはわかります。
現実的にひどいわけで、そこにメスを入れたい安倍総理を応援したい気持ちはあります。
しかし、日教組を解体するだけでは当然ダメですよね?
もっと根本的な事を言えば、教師を聖職の域に持っていかないとやはり解決にいたらないと思うのです。
免許更新も、更新に目を向けて生徒をみないのであれば意味がありません。
私は言葉はどうでもいいのですが、子供達に知識を与えて知恵に変える能力をつけさせて欲しいのです。
そのために学力があり、共同で勉強する意味がそこにあると考えているからです。
個人で済むなら学校に行かせず、家庭学校制度を利用すればいいのですから。
そもそも、どうして学力が必要なのかを論議した形跡が見当たりません。
もしかして常識で片付けているのでしょうか?
子供に常識は通用しないと思いますが・・・。だから子供なわけで。
最終的に今のような日教組はいらないですが、教師同士が教育に真摯に情報交換するような日教組ならあってもいいと思います。
組織がダメなのではなく、運営に問題があると名言してくれると非常にわかりやすいんですが、やっぱり言えない理由があるんでしょうかねぇ・・・。
(想像ですが、新聞労連派に特に割当したページ構成ではないかとも)
何を書こうがわめこうが、首相サイドは気にせず、お進みになるはずです。
全然、国政には影響ないでしょう。心配いらないと思います。
毎日新聞と朝日新聞は全国紙の中でもはやくから頭角をあらわしていた「元・優良新聞」です。あまりにも全国にファンが多かったために、かえって左派の攻略目標にされ、朝日は9割方が乗っ取られ、毎日も浸透が・・・という状況になったんじゃないかな、と考えます。産経新聞にはその轍を踏んでいただきたくないです。せっかく私の地元から全国紙3つが生まれたのに・・・。
それは言えますよね。
18年10月現在の日教組(民主、社民系)の組織率は28.8%で、全教(共産に近い)は7.1%。合わせて35.9%、全体の3分の1以上ではありますね。これに非加入だけど、シンパというか日教組に協力・同調している教師を合わせると、やはり左派系教組の影響力は5割程度には及んでいるのではないかと思います。地方によってはほぼ100%でしょうね。
ゆとり教育がいかに行き過ぎているかを考えるときに思うのは、私が小学生だった30年前に比べ、授業内容がほぼ半分に減らされていることです。当時だって、別に詰め込みだなんて感じていませんでした。私も子供を持つ親として、ゆとり教育など一刻も早く見直してほしいと考えます。
私も大学時代の一時期、産経と毎日をとっていました。今は仕事上、毎朝ざっと眺めていますが、いい記事ととんでも記事の落差が大きいなあ、と感じています。でも、社説がこれじゃあなあ…。
北朝鮮とも近い関係にある日教組が、子供たちに行ってきた反日教育を好ましいものと感じる報道機関も少なくないようですね。でも、社会全体を見ると、「日教組よ、いい加減にしろ」と思う人が増えてきているように思います。
こんにちは。>地方によっては、管理職まで日教組派だったり、教育委員会までも日教組支部執行部が顎で使っているような傲慢ぶりだったりします。
こういう実態を、もっと多くの人に知ってほしいですね。もっとも、毎日新聞は知った上で「よし」としているのかもしれませんが…。
現場が先頭に立ち、云々とのことですが、具体的な対案を持って来てから言えと言いたいです。毎日の社説は、日教組の時間稼ぎに加担するものだと思います。
うちにも、今度小学校に入学する子供がいます。「ゆとり教育」は一刻も早く修正して欲しいと思います。
週5日制とか、教える内容が3割減とか、先生にとっての「ゆとり教育」は親から見れば「手抜き教育」としか思えません。
従来の教育を受けた方々が、無責任にも子供達に「ゆとり教育」を受けさせようとすることに一番腹が立ちます。
そうなんですよね、それができるくらいなら…という話です。この社説は非現実的であるうえに欺瞞的だなあと思ったので取り上げました。日教組と心情的に仲間であるとの告白のような文章でした。
「OO高校では生徒会が”授業を増やせ”と学校当局に要求」とか、そんな類の記事は載らないものなのでしょうか?
個人的な経験としては、学芸会の出し物だったか何かで、ある「日教組的タブー(ここでは言いません)」に引っかかる著作物を、「偏見は度外視してとりあげようぜ」ということになったのですが、やはり左派の先生から圧力がかかり、頓挫したことがありました。
①毎日新聞社、朝日新聞社の入社試験にパスするには、公立中学からじゃ 難しいだろうな。また、そのご子息はゆとり教育受けているのかな?世 には建前と本音があるからなぁ。たいてい塾通いです。
②大学の時、サヨク運動やってたのは、金持ちのボンボン、お嬢様だっ た。羨ましかった。スポーツカー持っているのもいたな。今も金持ち。
悔しい。
③高校時代、60年(好きで歳とったんじゃないの!)安保反対デモへ。
歩きつかれて、で、アンポってなに?と聞いた生徒がかなりいた。
私もその一人、お祭りにしては雰囲気が悪いな、と思った。
こんにちは。あまり注目されていませんが、改正教育基本法には、教員の条項で「自己の崇高な使命を深く自覚し」と新たに「崇高な」という言葉が付け加えられました。ただの教育労働者ではない、というわけです。また、首相は本日、文部科学大臣優秀教員表彰式に自ら出席し、「教育再生の鍵を握るのは教員の方々です。皆様は子供の一生に大きな影響を与える存在であります。私自身の経験を振り返ってみても、尊敬できる素晴らしい先生にめぐり合えたことが幸せだと思います。今や教育の現場はいじめ等の問題、また、家庭や地域の教育力の低下もあり様々な課題を抱えています。その中で先生方は子供達のため、日夜一生懸命頑張っていただいていると思います。そういう先生方をできる限り応援していきたいと考えています。本日、文部科学大臣表彰を受けられた皆様方は各学校現場で優れた教育実践を続けてこられた、他の先生方の模範となる方々であります。その熱意とこれまでのご努力に心より敬意を表するとともに、今後とも我が国の教育のため一層のご尽力をお願い致します。皆様の益々のご活躍を祈念しお祝いの言葉とさせていただきます」と挨拶しました。私は学力が必要な理由の一つは国際競争力だと思います。
私もこの社説が、安倍政権の方針に何かの影響を与えるかというと皆無だと思いますが(笑)。ただ、毎日の読者のうち、何割か数パーセントだかは「ふーん、そんなものか」と思うのかと考えると、つい怒りを感じてしまい…。>やはり左派の先生から圧力がかかり、頓挫したことがありました…。内容をおっしゃってくださってもいいのですが。
こんちには。日教組が提唱したゆとり教育とは、先生にとっての「ゆとり」だったとだれかが書いていたのを読んだことがあります。もちろん、現在の学校現場がそんなに楽ではないのは分かっていますが、公立学校の先生方が自分の子供は私立に行かせたがる現状を考えると、やはり間違っていると思います。お腹立ちはもっともです。
これはまったく知りませんでした! 非常に期待してしまいます(^o^)
>東京にいてはなかなか分かりにくい北教組の実態
この記事を読んでいて 中学生の頃の事を思い出しましたf(^^;
私は生まれも育ちも 北海道です。多分1977年頃だと思うのですが、ストライキでほとんどの授業が【 自習 】の日がありました。友人が「**先生は自民党だから授業あるんだよなー」と話していて、確か 私達の学年(学校?)でストに参加していない先生は 数人とも言っていました。 当時の私には 何の事だか理解出来ませんでした。
安倍首相は60年安保を締結した祖父、岸元首相について著書「美しい国へ」の中で「祖父は、幼いころからわたしの目には、国の将来をどうすべきか、そればかり考えていた真摯な政治家としか映っていない。それどころか、世間のごうごうたる非難を向こうに回して、その泰然とした態度には、身内ながら誇らしく思うようになっていった。間違っているのは、安保反対を叫ぶかれらのほうではないか。長じるにしたがって、わたしは、そう思うようになった」と書いていますね。
こんにちは。貴重なご経験に関するお話、ありがとうございます。どうしてふつうの地方公務員より高い給与をもらっている先生がストライキをする必要があるのか不思議ですね。そういえば、私が小学生のころも、担任教師が変なリボンみたいなものを胸に付ける日は組合活動の日で、自習だったような記憶があります(福岡県ですが)。
阿比留さんの今回のテーマにコメント書こうと思ってたら、NHKのNewSで…
大阪市の職員で「学校の給食費と授業料支払っていない人がいる…総額100万超えている…支払い督促受けてまだ支払いに応じていない教諭…」
何これ…
ごめんなさい、ずれちゃいました。
イジメに關しては、教科書にこんなことが記述されてゐます。
「(イジメの原因として)中でも大きなものとして、学力による人間評価がともすれば優先する今日の社会状況があることは否定できないだろう」(東京書籍・高校「倫理」平成14年)
こんな教科書が検定をとほる現状の是正も焦眉の急でせう。
毎日の社説ですが、相変わらずな感じです。
販路拡大を狙って媚たとしても、日教組と朝日新聞がべったりの状況に割って入るのは厳しいでしょう。
日教組も分裂前は、教育者としての資質向上に真剣に取組む先生方もいたようですが、現在は教育労働者たる活動家が蔓延っているとしか思えません。
教育労働者といっても、幹部ははっきしいって「労働貴族」です。
部下を多数引き連れ、ふんぞり返っている姿が印象的でした。
話が逸れますが、時間数の削減と総合学習の導入に際しても、結局のところ教師が楽をしたかっただけだったと思います。
総合学習などきちんと取組んでいる地域では相応の成果があるそうです。結局やる気のない教師や組合配下の地域は、何をやるべきかわからず、マニュアルに頼ったり、趣旨に反した時間の使い方をしているようです。
このような状況を精査せず、恐らく日教組との癒着で導入を決定した文部省の責任は免れないものだと思います。
組合でも「全日教連」のように「教育専門職」として自身の資質向上に取組んでいる団体もあるのですが、文部科学省は「右翼」のレッテルを貼っている感じがします(ちなみに「全教」は共産党、日教組(幹部)ほお友達といった意識でしょうか)。
将来の日本と世界を背負っている子供達に接する教師は、常に「聖職者」としての意識を持っていてもらいたいと思います。
また、子供達には、教師やマスコミの垂れ流す情報が正しいのか考える力を身につけてもらいたいと思います(まさに「生きる力」でしょう)。
少々脱線しましたが、自民党PTによる北教組の実態解明が楽しみです。
日教組には「主体思想研究会」なる会もあるようですが、こちらも相変わらず熱心に活動しているのでしょうか?
何を考えているのかまったく理解できません。
ゆとり教育もそういったものと感じます。
学力ではなく性格で決めるほうが良いとでも言うのでしょうか?
日教組は国を滅ぼすこと、
家族の解体を叫んでいるように思えます。
世界の労働者は平等である
労働者と労働者が手を取り世界中で革命を起こさなければならない
ましてや政府事業に携わる労働者は権力者のすぐ近くにいるのだからより一層権力と対峙し他の労働者たちを助けなければならない
・・・という「自負心」があるのでしょうね。だから頑ななんでしょうね。
そのニュースは見ていませんでしたが、何だかひどいですね。
こんばんは。>「(イジメの原因として)中でも大きなものとして、学力による人間評価がともすれば優先する今日の社会状況があることは否定できないだろう」(東京書籍・高校「倫理」平成14年)
ひどいですね。例によって悪いことは社会や政府のせいにする、根拠不明の論理ですね。成績のいい子がいじめられることだって珍しくないのに、一体なにを考えているのか。本当に不愉快です。
まったくおっしゃる通りです。>教育労働者といっても、幹部ははっきしいって「労働貴族」です。部下を多数引き連れ、ふんぞり返っている姿が印象的でした。…本当にまったくもう。ふつうに常識が通じる教育界であってほしいものです。
毎日新聞の社説の件ですが、私などそれを聞いても少しも驚きませんね。
なぜなら、毎日新聞は反日創価系新聞と思っていて、最初から相手にしていませんから。ご存知と思いますが、毎日新聞は創価学会の新聞・機関紙等を何百万部と印刷しているそうで、ちゃんとした新聞ではありませんよ。毎日新聞は創価の支配下にある新聞です。例の佐賀県知事の記者会見で、不敬発言をした毎日新聞記者も、朝鮮人でしたね。この場合は、名前からすぐそれが判りましたが、たいていの場合、偽名の日本名を使っていて、日本人に成りすましていますから、常日頃から監視していないと見抜くのは大変だと思います。そんな記者がいっぱいいると思います。
またまた捏造放送をやったTBSも同じように、かなりの率で反日社員がいると思います。放送免許を取り上げるべきですね。
かつての詰め込み教育批判がこの調子でした。これは大事なトコです。
会社は、その会社を発展、繁栄させてくれる人、つまりは仕事ができる人、つまりは賢こそうな人を求めているわけで、その人の人格を評価をしているわけではありません。ここが大事で、「人間評価」と言葉をすり換えて、成績で人の人格を否定していると非難につなげてしまいます。言葉遊びでしかありませんが、けっこうよくひっかかって、人格を否定する詰め込み教育反対とかに洗脳されてしまいます。
人というのは多様で、走りが速い人、遅い人もいます。それと同じで、頭がいい人よくない人がいます。だからそれは運命なのですが、実は、一生懸命勉強すれば、学力がつき成績が良くなるんです。勉学にいそしめばチャンスを掴めるのだと思います。それに、勉強しなければ遊んでるわけで、それくらいなら多少は勉強したほうが良いと思います。
>毎日新聞は創価学会の新聞・機関紙等を何百万部と印刷
支配下かどうかは不明ですが 参考にして下さい。
道新が聖教新聞の受託印刷 http://hiton.seesaa.net/article/8213735.html
日教組に限らず、社民党の議員なんかもそうですが、反日の無政府主義者のような人たちが、公務員であったり、国会議員であったりすることが不思議です。自分たちがどうやって食べているかについて、思いをいたすことはないのでしょうか。
少なくとも、日教組は長い間、「不当な支配」を排するとして教育現場を私物化し、子供を犠牲にし続けてきました。その弊害の大きさに比べ、功罪の「功」は何があったのでしょうか。
北教組、いじめに限らず色々と妨害してきているようですね。
誰の為の組織なんだか、、また、教師は誰の為にいるのか、一度問い質してみたいところです。
> 北教組に関するプロジェクトチーム
そもそも、コンナ対策チームが出来るような状態になること事態が異常な気が、、
その辺わかってないんでしょうねぇ、、北教組の方々は。
もちろん、チームの皆様の行動には非常に期待しています。
あ、TBさせていただきました m(_ _ )m
>ただの教育労働者ではない、というわけです。
総理がそう思っているのに反対する人が多いために進まないのが現実でしょうか?
それとも政治家で総理とは異にする人が多数を占めてるからなのでしょうか?
不思議な事だと感じてしまします。
>私は学力が必要な理由の一つは国際競争力だと思います。
いや、阿比留瑠比様が考えてないというつもりではなくて、安倍総理以下、政治家の意見が聞きたかったんです^^;;。
教育再生委員会の討議はWEBで公開されているでしょうが、詳しくは読んでないから得た情報から推測すると、どうも学力が必要な理由が明記されていないように思えたんです。
子供は何故という疑問を、大人が曖昧にするとしつこく聞くのが普通だと思うんです。
だからそれぞれの答えを持ち合わせていないといけないと思うんです。
そんな根本的な議論もなしに改革っていわれてもピンとこないです。
時間とかゆとりの精神だとか、表面的な事はもううんざりです。
何故学力低下が問題なのか?
何故教師がただの労働者ではいけないのか?
人としての根本的な部分、社会的なルールとでもいいましょうか、そういった部分が見えない。
教育が何故必要とされ、子供に躾が何故必要なのか?
当たり前ではなくなった現在の日本では、論議して社会通念に押し上げる必要性を感じています。
過去の日本は暗黙の了解だったところから議論してくれないと、いつまでたっても日教組の運営にメスをいれられないと思うんですが・・・。
ちなみに国際競争力を養うためには前提として、個人の芯が必要だと思いますが、では芯を作るための学力は何が必要でしょうか?
という感じで深いところまで議論が進んでくれないかなぁ・・・。
ただ、議論だけでは意味がないので、改正した実績は個人的に非常に評価してます。
一歩としては小さくても、偉大な一歩になることを期待してますから。
> 功罪の「功」は何があったのでしょうか。
おっしゃるとおりですね。私が書いたように「宗教化」しておりますから。
ありがとうございますm(_ _)m。
目的と理想は違いますから、どうしても理想を忘れがちですが、理想に向けて目的を持って行動する。
という事から考えると、組織論になりがちだったのが気になったんです。
組織悪って存在するのはわかってるんですが・・・。
日教組も、今のような運営をするなら当然解体ですが、ただそれだけで満足じゃ困ってしまいます(笑)。
先をみれば、運用の違う日教組的な組織はやっぱり必要でしょうから。
> 日教組に限らず、社民党の議員なんかもそうですが、反日の無政府主義者のような人たちが、公務員であったり、国会議員であったりすることが不思議です。自分たちがどうやって食べているかについて、思いをいたすことはないのでしょうか。
今までの日本の法律の建前とかだと、当然の帰結ともいえますよね。あんな人たちはいてもらっては困るんだけれど。
教職や官吏、代議士になろうとする時点で、すでに「政治的見解」を抱いている人は、必然的に多いと思います。なぜなら、政治や行政に関心があるために(まあ教職は抜きにしても)、そもそもそういう業種を選んだ、という人もかなりの数なんだと思うんですよね。
もちろん、その人たちが皆、靖国神社で素直に手を合わせられる人ばかりだったら、それはそれは夢のような理想郷なんですけど、現実はそうではないですよね。
昨日は「大阪市の授業料と給食費不払いの教師」のNewS見て肝心の「ゆとり教育」に触れられず…
さて、『ゆとり教育』なるモノが目指す方向というか指針は良いとしても…
公教育が「ゆとり云々」を取り入れることにより、十分な教育の場を提供できず、よって「私費により保管教育を受けるか(塾など)私教育を受ける」事を迫られるような事態を推進者はどう思うのでしょうね。
彼らは「格差社会の是正」と言いながら、こんなところで「格差社会を拡大」させるような原因を作り上げた点、この矛盾を説明してほしいモノです。
自分らが小中高生だった頃、確かに一部には「塾」と言ったモノもありましたが、学校で補習もあったし、「公教育だけ」でも塾に通う連中や私学にもある程度平等に競争出来たと思っています。それが今では「私学や私塾にかようだけの財力を持たねば」十分な教育が受けられない…これこそ「機会均等」とはほど遠いモノではないでしょうか。
それに、高校時代の教科書の中には『地学』や『政治経済』なんて言う興味をそそる学科もありましたしねぇ…
日教組さんもそこら辺の説明、してほしいモノ…と言っても「私は何を言おうと正しい」ってな態度でいるんでは無理でしょうけど。
>またまた捏造放送をやったTBSも同じように、かなりの率で反日社員がいると思います。
それはきっとそうなのでしょうね。現場の記者をみると右から左までいろいろな人がいる印象です。
これは私が中学生のころから思っていることですが、運動能力や芸術的才能は、これは努力ではどうしようもない。だけど、勉強なら、きちんとやればだれでもある程度はできるようになるし、すぐ結果が出る。こんなに平等なものはあまりないのでは‥と。
北海道にもジンギスカン料理にも何も悪い印象はないのですが‥。まあこの際、変なところはとことん白日の下にさらされることを望みます。
そうですね。
マスコミなどが言うには、高学歴で高収入の親が、高学歴の子供をつくると、話のもって行き方がちょっとおかしい。 低学歴で低収入の親のためには、公教育を充実せよとはなりません。
阿比留様
今日の産経記事「【給食費】実際には1食あたり900円相当」は興味をひきました。
ところで給食についてのビデオがあります。兵庫宝塚市の給食。
http://diablo.web.infoseek.co.jp/movie2/voice070207kyuusyoku.wmv
政治家で総理とは考え方が違う人が多いのは事実ですが、この教育改革はどんどん進むと思います。安倍氏は著書「美しい国へ」の中で、日本青少年研究所の意識調査を引用したうえで「日本の高校生が『いま勉強するのは自分の将来をよくするためだ』と、あまり思っていないことは明らかである。これでは学力低下を招くのも無理はない」と書いています。そのうえで、安倍氏はより時間がかかるのはモラルの回復だとして「問題はモラルの低下の低下のほうである。とりわけ気がかりなのは、若者たちが刹那的なことだ」とも記しています。安倍氏はこの本以外でも、いろいろと教育論を展開しているのですが、マスコミではあまり取り上げられませんから…。
ユートピアとはどこにもない国という意味だと以前、聞いたことがあります。ちょっと空しいですが。
以前のエントリでも書きましたが、この点は安倍首相も国会答弁で公教育を充実させないと格差は拡大すると訴えていますね。
> ユートピアとはどこにもない国という意味だと以前、聞いたことがあります。ちょっと空しいですが。
でも、安倍首相の仕事の取り組み方には、それをできるだけかなえていこうと頑張っている姿が感じられます。だから政権崩壊して欲しくないわけで。
帰宅して日テレ『ズーム云々』の8時前、辛坊さんのコラムを見ましたら「フィンランド」の教育実態をさら~と取り上げていました。
曰く、「義務教育の終了年は問わない(9年が10年になっても良い)」とか「フィンランドの教師は全て大学院卒」とか「一斉全国テストを行って①全国平均②地区平均③学校平均を発表して、平均以下の学校には改善策を提出させ公費で改善策を実施する」とか…
来年から「一斉テスト」再会でしたっけ。このように一斉テスト使うのであれば良いのではないかな。
こんばんは。日教組や左派議員はフィンランドの教育を理想化していますが、日本よりはるかに厳しそうですね。彼らが、都合のいいところだけをつまみぐいしているのが分かりました。
今の日本が美しくないからこそ、「美しい国へ」と主張しているのに、とんちんかんな美しい国批判が多いですね。
本の表紙拝見させていただきました。おめでとうございます。
なんだが、てんこ盛りの表紙ですね。国会の帽子は重いですか?
北海道のアンケート協力拒否の件について:
教師が教師に拒否権があると信じているところが不思議です。
それはアンケートに答える人の権利だと思うのですけど・・・。
私には子供もいないので教育には差し出がましいことは言えません。
また国旗・国歌を特別に信奉するイデオロギーも持ち合わせてはいませんが
現在認められている国旗・国歌に対して起立しない権利を主張してる教師が
自分の授業中に子供たちを座らせることはできるものなのでしょうか?
自由と権利だけを教え、それを行使することによって発生する責任を
教えていない(と思われる)現在の教育に危惧を覚えている国民の一人です。
こんにちは。帽子の重みに倒れそうです(笑)。組合活動を通じて特権意識ばかりを養ったのではないかと…。
>自由と権利だけを教え、それを行使することによって発生する責任を
教えていない
その結果、学級崩壊が起きてもいじめがあっても児童・生徒をきちんと指導できなくなっている部分があるのではないかと危惧しています。安倍首相のいうように、教育現場には規範意識が必要だと思います。