今朝の東京新聞に、自民党の有志議員でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が、米下院で審議されている慰安婦をめぐる対日非難決議の採択阻止のため、今月末にも訪米する方針を決めたという記事が、小さく掲載されていました。いわゆるミニ・ニュースという扱いです。
私が見た限り、在京紙では東京新聞だけが取り上げていました。これは当然、弊紙も取材していたのですが、この議連の先週の会合と内容がそれほど進展していないということで、記事化は見送られたようです。でも、後輩記者が丁寧にテープ起こししてくれたメモを読むと、なかなか重要な内容が含まれていると感じたので、紹介します。まずは、会合の冒頭、報道陣もいる場での会長挨拶です。
・中山成彬会長冒頭あいさつ
中山氏 これから日本の前途と歴史教育を考える議員の会、いわゆる従軍慰安婦に関する河野官房長官談話を検証する会を開きたい。先週はアメリカの下院で従軍慰安婦に関する公聴会が開かれたこともあり、今週は世耕(弘成)広報官が、アメリカに行っていろんな方々に説明をして回っている。この河野官房長官談話、一応、安倍さんも踏襲すると言っていますけども、これが正しく理解されていない、あるいは誤解をされて、それが色んな弊害を産んでいるからこの会を開いている。「いわゆる従軍慰安婦」というのは全くのでっち上げですし、また今、アメリカで(映画が)作られている南京事件、これも本当にでっち上げだ。私たちはもっと声を大にして言わないと、国際政治の中では黙っていると認めたことになる訳ですから、私はこの会は非常に大事な会であると考えている。時間的にも非常におしていますので、来週中には河野官房長官談話についての我々の見解も示したい。そして、できれば来週の各派閥の総会において、皆様方からこの河野官房長官談話について我々がいろいろ、検証した結果を報告していただいて、まずは自民党の先生方にこの問題の真相、ことの重大性をしっかり認識してもらう作業をしていただきたい。
…日本の官憲による慰安婦募集の強制性を認めた河野談話について、いよいよ見直しが進められていることが分かります。これはあくまでも自民党の有志による議員連盟の活動ではありますが、当然ながら安倍首相サイドと水面下での連絡・連携はとられていることでしょう。そもそも、安倍氏はこの議連の立ち上げメンバーで、初代事務局長でしたし、初代会長は中川昭一政調会長でした。で、会合後の記者ブリーフは次のようでした。
・中山成彬会長、中山泰秀慰安婦問題小委員長ブリーフ
成彬氏 日本の前途と歴史教育を考える議員の会の中で、いわゆる河野官房長官談話を検証する小委員会、中山小委員長の下で今日は4回目です。先週、15日にアメリカの下院で元従軍慰安婦と称する女性達を呼んで公聴会が開かれた。採決とかそんなことになると、少し急がないといかんということで、早く私たちの見解をまとめたいと今日、開いたわけです。今日、河野官房長官談話を逐一、読み上げ説明しながらこの辺がおかしい、おかしいということで中山小委員長が話しをし、それに対して先生方から色んなご意見、ご質問が出たということで、具体的なことは小委員長から話しをします。
泰秀氏 「いわゆる従軍慰安婦については」という文言で始まる河野官房長官談話に対して検証し、バージョンアップという形で我々が提言を、現時点において取りまとめる意味の重要性をしっかりと鑑みながら、この1週間、取りまとめに走らせていただいた。
同時に、先生方から足りない部分に対してご指摘、ご示唆をいただいた。
特に先日、予算委員会で1年生の稲田朋美先生から法務大臣に対する質疑の中で、相手方のいわゆるエビデンスがどのようなものか請求をなさったやに聞いていますが、しっかりと「相手方がどういうエビデンスに基づいて訴訟を起こしているのかという部分をもっと精査した方が良いだろう」という話。あとは、戸井田とおる南京問題小委員長からも「私どもが作り出す新しい提言に対する礎となるエビデンスを、指摘があった場合にしっかりと、総理もおっしゃったように客観的な史実に基づく資料を準備するべきではないのか」というご意見。それから西川京子事務局長からも「公娼制度というものが当時、背景にあった」ということ、「その中で同じ女性としての立場から、痛ましいという部分に関してはしっかりと同時並行で訴えていく必要がある」というご指摘。あと、小島先生からは「今回、当時、河野官房長官談話が出されるに至る経緯の中で、外政審議室が数々の資料を調査したはずだ。その資料をできるだけくみ取れるような形で可能な限り、当時以上に情報の開示を迫るべきじゃないか」というご意見も頂戴しています。中川先生からも同じようなご意見を賜りました。
私どもとしては同時並行でそういった部分も行っていき、今回の米国のマイク・ホンダが提出している1月31日の決議案に対するだけでなくて、それ以後もしっかりご指摘をいただいた部分については調査、研究をより深く進めたい。
記者 来週まとめるものは、政府に新たな談話を出すように求める提言か。
泰秀氏 はい、小委員長の私としては、バージョンアップという形で、私ども特に若い世代の政治家からすれば戦争から62年たっている今日、現在でも米国に置いて日系人の方からそういった指摘を受けることが、寝耳に水のような気がしてなりません。ですから、その中で時代にあった文言で勘違いを世界の人たちに与えないような、しっかりとしたものの必要性は感じています。ですけど、新しいものを官房長官から発表させるかどうかと言うことは、中山会長のご指導にも従いながら前に進めなければ行けません。中川昭一政調会長、また党三役にも了解を得ながら、アメリカに赴く際も、オーソライズされた党務として行くことをすでに計画をしています。しっかりと重い物を、作業として重責を担っているという認識を深めていきたい。
成彬氏 今、中山小委員長が話したように、まさに若い議員の方々に本当にそういう意味で尽力をいただかなきゃならんと思うと、先輩議員として申し訳ない気もします。戦後の日本の政治が、どちらかと言えばその場しのぎでやってきたことのツケが今、来てるんじゃないかな、と思う。
1つの例を言うと、河野官房長官談話において、これは色んな方々が証言していることですけど、「強制性、強制という言葉を入れればそれでいいと、誰も言わない」という韓国側の要請を受けて、この河野官房長官談話にも分かりますように、誰が主語なのか分からない(ようになっている)。確かに女衒と言われて昔は公娼制度がありましたからね。女買いというかな、そういう事業者の人たちが無理矢理かっさらって行ったとか、あるいは親から身売り、日本でも沢山あったんだけども、身売り同然で引っ張られていった、そういう意味で気の毒な女性が沢山いたことは確かなんで、そういう事業者が強引に強制的に引っ張っていったということはあった。しかし、それは日本の政府、軍、官憲がやったことはない訳なんですけども、主語がはっきりしないもんですから、小委員長も言ったけども、タイムズか何かに英語では誤解を受けるような訳になっていると。ジャパンタイムズか。そこのところはっきりとしないと誤解を受けている。
ですから私どもとしては、というか先輩方はああいう形で球を出せばこれでもう終わりだと思われたのかも知れませんが、今日またそういう風な議会で取り上げられることになっている。私どもの気持ちとしては降りかかる火の粉は払わないといかん、これはもう当然のことだ。日本の国益に反することですから、このことについてはマスコミの皆さん方も是非、ご理解いただきたい。
今、私たちの教育改革、教育再生ということで、安倍さんも美しい国、学力と規範意識の向上と言っていますが、やはりこれからの日本の若い人たちが自分の国に自信と誇りを持って世界の中で生きていってもらうためにはしっかりとした歴史認識、日本人としての自信と誇りをもって雄々しく歩んでいただきたいなと、そういう思いもございまして、会長を務めている。これから来週にかけてまとめ、アメリカに赴き、ぜひアメリカの国会の先生方にも真相をしっかりと伝えていきたい。そういう努力をしなきゃいけないと考えています。
記者 河野談話のどういった点がおかしいという議論が出たのか。
成彬氏 それは今度、来週にしましょう。沢山、あるんですよ。沢山あるし、色んな質問も出ましたし。
泰秀氏 1点だけ申し上げるならば、「いわゆる従軍慰安婦問題」という文言自体、従軍のついた看護婦、従軍のついた記者という表現は当時もあったと思いますけども、従軍のついた慰安婦という表現はなかったということを先日の予算委員会で、麻生太郎大臣、現在の外務大臣までもが国会答弁で正式におっしゃっている。このことと当時の官房長官談話の「いわゆる従軍慰安婦」という問題提起の表現方法が歴然と違うわけです。ですから、時代がたって当時よりもさらに情報が集まった部分、風化した部分、色々精査をしながら検証するのが中山会長のおっしゃっている部分だと受け止めていますので、小委員長の認識としてはそういった部分も含めて来週までにバージョンアップした提言をまとめたいと思います。
記者 提言ということは、何を求める提言になるのか。
泰秀氏 非常にいいご質問だと思いますが、私個人的には小委員長としては今の官房長官に談話という形で発表されることがあれば、私どもが努力した甲斐があったんじゃないか。
記者 河野官房長官談話に対する議連としての考え方をまとめたものになるのか。
泰秀氏 いえ、河野官房長官ではなく、河野さんが官房長官自体に発表された内閣官房長官談話自体が世界的に誤解を生んでいることに対して、しっかりと誤解をひもといて行かなきゃいけないということが、我々の主たる業務であるということだと思います。
記者 官邸や党に出してアメリカに行くという話しがあったが、アメリカに行ってホンダ議員にあって何を求めるのか。
成彬氏 理解を求めるの、理解をね。
泰秀氏 マイク・ホンダに会うか、誰に会うかはまだ調整をしていますので、現段階では報告を出来ないと思いますが、今、会長もおっしゃった通り、理解を求めるという作業には変わりがないと思います。アメリカはご承知の通りロビー活動が議会に対して行われるのは当たり前のことですから、私どもはその筋に則って外交としてそういった活動を展開していくということに尽きる。
記者 訪米までの段取りとしては、提言をまとめ官邸に持って行き、その後か。
泰秀氏 来週、提言を取りまとめたものを5回目の小委員会で発表して、そして加筆修正を加えた上で、党三役、特に政調会長がメンバーでもございますから、政調会長を中心に三役、そして官邸の方に持って行くと。それと同時期くらいになると思います。現実的には。今月末、早ければ今月末、遅くとも3月上旬には渡米をすることはもう内々、決めています。
記者 来週までにまとめる提言というのは、「こういう新しい提言を出して欲しい」というものか、それとも「今の談話でこことここがおかしいからまた違う物をだしてくれ」というのか。
泰秀氏 前段のご理解の方が相応しいかと私は個人的には思いますけども、要するに後段の部分を踏まえて前段ができあがるわけですから。
記者 そうなると次回は新しい談話案みたいなものが出てくるのか。
泰秀氏 そうです。そういうご理解をいただいた方がいいと思います。
記者 15日の公聴会の内容は精査しているのか。
泰秀氏 いや、具体的にどんな方がどんな形で発言されたかということ、特に旧連合国としてオーストラリアの一部の新聞等の報道など、数々の情報も外務省と共に精査をしている最中にあります。それと、安倍総理は河野官房長官談話を踏襲されるということもご発言されているところを我々も念頭に置いていますから、そこを外して、ということではないことも同時にご理解いただけければありがたい。
成彬氏 踏襲はするんだけども、誤解を与えている面もあるようだから、そこはこうだよ、こういうことじゃないですか、ということを言ってもらいたいということですね。
泰秀氏 何か消化不良みたいな感じですけど、実際は枕カバーに鋭い出刃包丁を隠して持って行くという表現でご理解をいただけたら、意のあるところをお酌み取りいただけるのではないか。
成彬氏 それはきついよ、ちょっと(笑)。
記者 来週も水曜日か。
成彬氏 水曜日になるんじゃないかな。
泰秀氏 会長と日程と。今度はフルメンバー、お越しをいただこう、政調会長のお時間もいただきたいと思っていますから、政調会長、会長おそろいいただいた中で今回よりも大きな部屋でやりたい。
…ということです。議連の思惑通りに進むかどうかはまだ予断を許しませんが、首相の立場を慮って慎重に話を進めているようですね。この動きは各紙が思っているよりはるかに大きな意義を持っていると思います。新しく、河野談話を事実上修正する「塩崎談話」を出すことなるのか、それとも河野談話そのものに加筆・部分修正することなるのか、第三の選択肢があるのかは分かりません。
安倍政権下で、日本政府による「狭義の強制性」を伴った慰安婦狩り、強制連行のたぐいは存在しなかったことを、明確にしようという動きがだんだん具体化してきたと感じています。肝心の塩崎官房長官が、いまひとつ歴史認識問題にうといように、日ごろの答弁から感じてしまうのが気がかりなのですが。
コメント
コメント一覧 (65)
最後の結びの2行がとても気になってしまいました。
「気がかり」が「気のせい」程度で済みますように・・・
やはり塩崎官房長官には一抹の不安がありますよね。でもこれは、この議連の台本丸暗記してでも、キッチリお仕事していただかないと。
本日の「阿部政権考」、半年前の卓見お見事でした。
TBさせていただきます
前草津市長が現役国会議員を恐喝した疑いで警察に追いかけられているようですね。しかも逃走中。
あきれてものも言えません。
「闘争する政治家」は見たことがありますが「逃走する政治家」は・・・。
頑張ってほしいですね。中山会長も言っていますが、河野談話は本当に国益を損ね続けていますから。よくもまあ、平気な顔して衆院議長席に座っていられるものだと。気のせいだといいのですが…。
こんばんわ。仰るとおりまだまだ予断を許さないものと思いますし、現政権の状況を見ると「ちょっとしんどいだろうな」と悲観的になってしまいます。内外情勢など諸事情があったことは十分理解しつつ、当初から安倍カラーの出し方には「強く」「堂々と」「スピーディーで」「頑固に」がもっと欲しかったですね。まだまだ先はあるのですが・・・「もっと自信を持って!!」と言いたいです。「毅然とした強さ」が唯一最大の総理の武器なのですから。あと、塩崎長官ですが、この問題についてははっきり言ってほとんど期待していませんし、以前も書き込みさせて頂いたかも知れませんが、個人的には今回の組閣に中でも安倍さんに対する大きな減点要素の1つです。むしろ政府のスポークスマンにはむしろ一番不向きかとも思います。なお、先日の稲田氏の質問、インターネットで観ました。個人的に大ファンですのでもっと地を出して強く迫って欲しいと思いましたが、ああいう女性議員がいてくれると、ホッとしますし、風通しの悪い陰鬱な場所で窓を開けたときのような爽やかさを感じ癒されます。あと、中山泰秀氏は今後の動向を注視したいと思います。何せ親父があれでしたから・・・。ともあれ、やはり与野党とも若手で国家百年の計を厚く語る一本筋の通った議員がもっと増えてほしいですねぇ。
阿比留さんに随行していただく・・・あちゃ、記者できないからむりだ。
んじゃ、このブログのコメント陣から選抜メンバーを・・・、いや、それも皆さんがお困りになる・・・。
「この人は」という政治家はいませんかねえ?
トラックバックありがとうございます。ちょっといやな予想ではあったのですが、要はこれからだと思います。塩崎さんは頭がいいと評価されているわけですから、それに応えてほしいのです。
郵政落選組の衛藤議員や城内議員は頼もしかったのですが…。まあ、現在の歴史教育議連のみなさんも頑張っていますし、この問題や南京事件に関しては、民主党議員からもたくさんの賛同者が現れると確信しています。
中国、韓国、こいつらの発展にどれだけ寄与しているか。一方で彼らとの付き合いは我々に何ももたらしません。正に百害あって一利なし。特に韓国とは一切の関係を絶つべきです。せめて産経さんだけでも韓国よりの報道をやめてもらいたいものです。昨日また韓国船が当て逃げして日本の漁船が転覆したらしいですけどマスコミが報道したためしがないですね。こういうことは頻繁に起きていて、明らかにやつらが故意にやっている節があるのですかどうしてなんですか?死者だって何人も出ているのに。
自国に対する正確な歴史認識を持つことは、政治家としてのイロハだ。「歴史認識問題にうとい」ということは、政治家としての素養を欠いている。
歴史認識がシッカリしていない政治家は、立ち振る舞いに『迫力』が無く、言うことが危うい。
塩崎官房長官は、全く『迫力』が感じられないし、何より『影が薄い』。
立場をわきまえない発言でチェイニー氏に黙殺された久間防衛相の歴史認識も心もとない。『真正保守』安倍政権の当路としては二人とも甚だ物足りない。
塩崎官房長官は今からシッカリ歴史を勉強して欲しいものだ。
阿比留さんが教育したらどうか。
スピーディーという意味ではかなり何でも早く進めているように思うのですが…。>塩崎長官ですが、この問題についてははっきり言ってほとんど期待していませんし。うーむ、やはりそうですか。まあ、この人は、安倍首相への忠誠心だけは疑いないようなので‥。>中山泰秀氏は今後の動向を注視したいと思います。何せ親父があれでしたから。これは、子供は親を選べないということで。何にしろ、与野党問わず、国家観のしっかりした人が増えることを望みます。
こんばんは。それは罰することができるものなら、罰したいですし、本人にも反省してほしいところですが、それはなかなか‥。>せめて産経さんだけでも韓国よりの報道をやめてもらいたいものです。弊紙が韓国寄りの報道をしているとは思いませんが、ご指摘のように漁船事故(?)のたぐいは確かにめったに紙面では見ません。地方版には掲載されていると思うのですが。
>自国に対する正確な歴史認識を持つことは、政治家としてのイロハだ。おっしゃるとおりなのですが、約720人の国会議員のうち、この条件に合致する人は40~50人いるかどうか、という気がします。限られた選択肢の中から閣僚・与党幹部を人選せざるを得ない現状が歯がゆいところです。でも、私に教育しろと言われても…弱りました。
ことは外交戦であるとの認識が、かってのオオボケさんたちには無く大きく国益を損ねてきました。
安倍総理をはじめ、いわゆるANAトリオのご活躍には目覚しいものがあります。本日のイザ・ニュースにも中川昭一氏がヒル代表に「まさか北朝鮮を『テロ支援国』とするカテゴリーを変えたりしないですよね」とクギを刺した、との報道がありました。その線でずっとやっつけて欲しいものです。
いろいろ実際運営上の問題はあると思いますが、榊原さんがEXで述べられたように、「安倍カラー発揮こそ唯一の活路」です。総理におかれては、すでに腹をくくられたことと信じています。
是非、「河野談話」をせめて最低でも換骨奪胎する処置をお願いしたいと思います。
特亜の外交戦略は日米挑発離間ですから、この「慰安婦問題」では絶対譲ってはなりません。
PS
木曜の休肝日も絶対譲ってはいけません、うふふ。
阿比留様
もう本来の安倍カラーを出しても良いでしょう。
是々非々で。
マイク・ホンダという米国民主党議員の支援者の中に日本にある家電産業と同じ名前があるそうですが・・
それにしても河野洋平はこの件に関してのコメントを見ませんね。
マイク・ホンダと言う奴の支持をしているのでしょうか。
わが国の衆議院議長は・・・
かつてのオオボケさんたちにはありませんでしたが、今の中堅・若手議員はけっこう分かっているようです。安倍首相は安倍首相らしく、サヨク・リベラルの人たちは相手にせず、堂々とやってもらいたいと思います。>特亜の外交戦略は日米挑発離間…。まさしくそうですね。そして、米国内の北朝鮮や中国がどういう国であるかがどうしても分からないヒルのような人が、引っかかってしまうと。昨日は休肝日としました。きょうは…まだ分かりません。
>マイク・ホンダという米国民主党議員の支援者の中に日本にある家電産業と同じ名前があるそうですが…。そうなのですか、とんでもない話ですね。でも、河野氏だったら、このホンダなる人物を支持するかもしれません。とことん頓珍漢な人ですから。
「従軍慰安婦」は中學教科書ではなくなったやうですが、高校では放置されたままといふか、より詳細に記述されまた三光作戦やら七三一部隊やら「悪行」のオンパレードですよね。こまったことには「高校・倫理(山川版・平成18年)」にも朝鮮語禁止日本語強制、強制連行、従軍慰安婦の三点セットが記述されたりと、「ここまでするか~状態」であります。今回の政治家の行動、談話の撤回、ただしい教科書記述は同時進行でお願ひしたいものですね。
こんばんは。中学教科書のほうは、新しい歴史教科書効果で多少は改善されましたが、高校は…。本当にウソやでたらめまで書いて日本をひたすら貶めたいという負のエネルギーを持つ人がどうしてこう多いのか。いいかげんにしてほしいものです。
先日の日本会議のメルマガにもありましたが、日本の議員が押しかけたためにかえってこの問題がクローズアップされてしまった、というジレンマがあります。なるべく米国人に日本の立場を語ってもらうのが吉かもしれませんね。
泰秀議員はの私の地元選挙区選出です。演説は結構面白いです。
父君は拉致問題でいろいろありましたが、是非とも頑張って汚名返上してほしいですね。
中山泰秀氏は「従軍のついた看護婦、従軍のついた記者という表現は当時もあったと思いますけども、従軍のついた慰安婦という表現はなかったということを先日の予算委員会で、麻生太郎大臣、現在の外務大臣までもが国会答弁で正式におっしゃっている」と言っています。
でも、何故か「従軍慰安婦」という戦後の「造語」が一人歩きしています。
そして大半の日本人はその事を知りません。
「いわゆる」という言葉は付いていても大半の知らない人は誤解するので、まず日本国内で使わせないようなキャンペーンを実施することから始める事が必要だと思います。(勿論、慰安婦がいたことは事実ですが)
私としては、米下院の外交委員会で採択されたとしても、それをネタに河野氏を叩くハンマーにできるという考えでおりますので、いわゆる禍福あざなえる縄のごとしです。歴史問題を放置すると、こういう害があるという実例の1つになります。政府か議会に専門の部局が必要ではないでしょうか。下手にやると左翼の妨害に合うでしょうが、部局の人選をちゃんとやれば問題ないと思えます。
最近は多くのブログでも、この米下院の話や、ホンダ議員の話が出てます。古森氏のブログでも取り上げられておりますし。。。しかし、個人的には、いつまでこういう話を続けていくんだと、全く不満です。
日本政府には、毅然とした戦う姿勢を見せていただきたい。日本政府がそうしたからといって、国民が不満を持つわけもなく、事情がわかればかえって応援するでしょう。ところが、国民に事情を説明するには、興味を持ってもらわなくてはならない。だから、政府が率先して騒いでみせる、これしかないです。
安倍氏が河野談話を引き継いだということは、日本政府として正当に引き継いだのであり、そのときの官房長官が誰であったかは無関係。大事なことは日本国政府として引き継いだ正当なものですから、諸般の事情により、改めることもありえます。だって、正式な日本政府の見解です。よって、日本政府として、いわゆる河野談話は、「間違いであり訂正します」と、なるべく早く世界に宣言すべきです。まことに簡単な話です。塩崎様がどうのこうの言うのであれば、秋山兄弟はどう考えたか、正岡子規はどうだろうか、はたまた漱石さんは如何か、コメントを書いてわれわれ国民が説得しましょう。こんな簡単な話、頭がいい塩崎君だから一発理解でしょう。
どうもこの内閣の閣僚は支持できません。
会長に河野洋平氏、幹事長に野田毅氏を選出、その他二階俊博氏、北側一雄氏、鳩山由紀夫氏など約20名が参加…
どこまで確信犯なのかと、目がくらくらしてしまいました。
日本でもそうですが、最初からこうと決め付けている人に何を言ってもダメなのかもしれませんね。それでも、違う意見(というか事実)があるということを本人と周囲に思い知らせる努力は必要でしょう。良心ある米国人を動かすためにも、まず日本人が働きかけないとどうしようもないのでしょうね。
私自身は慰安婦としか言いませんし、弊紙もだれかの言葉(コメント)でなければ慰安婦とは表記しても従軍はつけません。当たり前のことだと思います。でも、他紙の記者が、歴史教育議連が従軍慰安婦という言葉が昔はなかったという事実を述べていることについてまで、「あんなとんでもないことを言っている」と反発しているのを記者クラブで何度か聞きました。バカにつける薬はないと言いますが、とても空しく悲しい気持ちがします。
行政府たる政府と、立法府たる議会は立場が違うのは日本も米国もある程度同じなので、政府が直接、米議会の動きに抗議するとか、口をはさむというのは難しいのも事実だろうと思います。もちろん、だからといって座して何もするなということではなく、だからこそ、遅きに失した感もあるかもしれませんが、いまようやく動きだした議連や、直接ではないにしろ政府の行動を応援し、さらに活発化させるべきだろうと考えます。もちろん、「史実を世界に発信する会」のような動きも応援したいです。
あとの障害は、今はこの問題を静観している某与党でしょうね。世論の風向き次第で見直し賛成にも反対にもどちらにもつくことでしょう。そういうファクターも(遺憾ながら)考慮に入れないと、前向きな話がつぶれてしまうかもしれません。本当に議会制民主主義というのは、手続きが面倒なルールですが、仕方ありません。
厳しいご意見ですね。あるいはそうかもしれませんが、17閣僚をすべて「この人は安心」という形でそろえるには、自民党(他党も)はもはや人材不足であるような気もします。
その点についてはどこまでも、どこまでも海よりも深く確信犯なんだろうと思います。
また、それらの慰安婦を軍が管理していたかどうか? という問題についても、それほど大きな問題は無いでしょう。管理していた内容を問題にすれば良いわけで、現時点でわかっている事は「鹿内証言」にしても、その他の資料にしても、別段人権上(当時の常識として)問題になるところが、逆に彼女や兵士を保護するようなものばかり。
結局、争点は、彼女達を「軍」や「日本国政府」が強制的に連行したかどうか、売春を強要したかどうか? という所に尽きると思います。 この点についても、そうしたという証拠は何もなく、逆にそういう「悪質業者を取り締まるべし」という命令が出ている位ですから、明白です。
確信犯には何を云っても無駄です。ホンダ議員のように、もうすっかり刷り込まれている人より、周辺の認識の薄い人たちに働きかけて、否決に持っていく運動をしっかりやって欲しいと思います。
正直、腰が重いという感じもして、もどかしさで一杯ですが、
何も動きがないよりははるかにましだと思います。
来週の水曜を期待して待ちたいですね。
あと、トラックバックさせていただきました m(_ _ )m
PS:本日の「君主論」~、非常に興味深く拝見しました。
久々に塩野さんの「マキアヴェッリ語録」を読み返してみようと思いました。
「塩崎官房長官に苦言を呈す
昨日の内閣委員会での戸井田とおる議員や松原仁議員の質問に、あのようなやる気の無い答弁をしているようでは、内閣支持率は下がる一方だ。
その典型は、戸井田議員が行った、政府として南京事件に係る客観的な資料を公開、広報する必要があるのではないかという質問に対して、「戦前の資料は、アジア資料館等で供覧している」との答弁だ。
資料館に資料があるから済む、という問題ではない。
折から、わが国の名誉を失墜させるために、怒涛のようなプロパガンダが仕掛けられているときにそんな甘い認識でいいのか。
どこか遠い世界の話を聞いて答弁に立っているようで、情報戦の渦中にいるという認識が全く窺えない。
先人と国家の名誉を守るために、いわれなきプロパガンダには断固たる反論に出ることは政府として最低限の義務ではないのか。
そのために考え得る手段は可能な限り実施に移すべく検討するのが、貴職の役目ではないのか。
次に、念のため、松原議員への答弁で、「安倍総理は狭義、広義とも慰安婦に対する強制を認めている」と答弁したように聞こえたが、これは間違っていないか。安倍総理は『狭義の強制』には疑義を呈したのではないか。
この種の歴史問題は「真正保守」安倍内閣の支持率の大幅回復につながる恰好のテーマなのだ。
そもそも安倍内閣が誕生したのは、自虐的歴史観を見直し、正しい歴史を取り戻そうとする国民意識の遷移があったからだ。
従って、南京事件や河野談話がホットな話題になっている今は絶好のチャンスなのだ。
成すことなくこの機会を逃せば、その反動は恐ろしいものになる。
エクスプレスのほうで記事を拝見しております。
河野談話が発表された当時、私は中学2年生で
あまり詳しくは覚えておりませんが子供心になんだか納得していなかったような気がします。
社会に出て世の中がどういうものか多少理解できるようになり
こういった形で間違った認識の修正をきちんとしていく議員の方々には
もっと頑張っていただきたいと思っております。
> 郵政落選組の衛藤議員や城内議員は頼もしかったのですが…。
衛藤さん、復権への道筋が開けたようですね。
首相の言われるように、前回のネタ(郵政)は終わったのですから、別の基準で人選しないと人材不足を補えません。
「改革が後退する」などといっている人は、状況がわかっていないと思います。
国政政治家全体の「各問題への考え方」のマトリック図を作ってみてはいかがでしょう?
「この問題ならA先生だけどあの問題ではB先生が・・」なんて山ほどあるはずです。
政治なんて、簡単に「正義の味方」と「悪人」に割り切れない場合も多々あると思います。
阿比留様
nihonhanihon様のコメントに対して
>郵政落選組の衛藤議員や城内議員は頼もしかったのですが…。
と有りましたが、安倍総理「郵政民営化は既に終わった。政権にとって必要な人材を公認するのは当然で『政治家の信義』の問題だ支持率は関係ない」
と。公明党と大分の選挙バーター協力も関係ないと・・・判断されるような発言が今朝の、衛藤議員、落選組み初復党「産経NetView]で読みました。
もう、そろそろ個性発揮を願っていたら・・・
わが国の為に国民の為に誇りを持てる『日本』を作ってください、応援をしていますから、と伝えたいですね。
あらあら、衛藤さんの件nihonhanihon さん から先を越されていました。(笑)
おはようございます。ですから、今後の河野談話の見直しの焦点は、「狭義の強制性」(強制連行)はなかったということをどう明示的に盛り込むかだと思いますし、現にそれに向かっているのだと思います。「従軍」をつけるかどうかは国内の話ですが、「従軍」には「軍属」を思わせる響きがあるため、やはり改めたほうがいいと考えます。
おいらだちは分かりますが、おはようございます。今頃国会議員が言い出したというのとはちょっと違うと思います。というのは、まさに安倍首相や中川政調会長らが9年ぐらい前からずっと言ってきて、安倍政権になってそれがようやく形となり始めたというのが実際だと。また、日本でも韓国でも米国でも、実際の戦争やあの時代を知らない世代が長年のサヨク・リベラル教育の影響でおかしくなっているのは本当でしょうね。>メディアが何か騒いだら,こんなプロパガンダを広めた朝日新聞を叱責すること。これについては、われわれはずっとやってきたのですが、ずっと少数派でした。今は少しだけ状況が改善しましたが、まだまだです。
まさしく宮沢首相、河野官房長官という宏池会ラインがその場しのぎにやったことで、これは中山会長も指摘していますね。ありとあらゆる人に、真実を訴えて働きかけてほしいと思います。
>何も動きがないよりははるかにましだと思います。
まあ、そういうことですね…。マキャベリの言葉は、国際関係についても現在に通用すると思います。人間なんてなかなか進歩しないことの表れかもしれませんが。
この記事を読み、我が意を得たる思いで先ほどこの記事のURLを追記させていただきました。
このような情報、今後も楽しみにしています!
そのやりとりは見ていなかったのですが、事実とすればとんでもないことです。現在、調べています。まだ国会の速記録は作成中ということですが、もし事実ならば答弁を訂正させなければなりません。
はじめまして。こんにちは。そうですね、だれが読んでもあいまいで、それでいてまがまがしくて‥という内容でした。本当に、過ちは一つひとつ正していってほしいものだと思います。
私はおっしゃる通りだと思います。一つの事象だけを絶対的にとらえて、他を見ようとしないのは、政治的にはどうかなと。安倍首相は早くから衛藤氏を復党させたい意向でしたが、中川秀直幹事長らが強く反対していました。いつまでも前政権の呪縛に囚われるべきではないと思います。
安倍首相と衛藤氏は、多くの場面で行動をともにしていました。安倍氏にとっては、かつてのいい兄貴分でもありました。もちろん、政治は情で左右されてはならないわけですが、安倍氏と衛藤氏は思想的同志でもあるわけで、今回の判断は私には「そうするだろうな」というものでした。
このブログもいろいろと試行錯誤しながら、こんなのでいいのか?と続けているわけですが、そう言っていただけると助かります(笑)。
その結果「河野という議員は間抜けだなぁ」とアメリカの議員に思われても仕方がありません。それが事実なのですから。
それが可能であるかどうかはともかく、米議員に河野談話発表の背景と経緯、事実関係を理解させることができれば、「河野は日本の敵ではないか」という結論になるのではないかと。間抜けで済むレベルではないような気もします。
確かに、従軍慰安婦などなかったのです。追軍売春婦がいただけです。
ですが、既に河野談話や村山談話、小泉談話等々で、日本は何度も謝
っているのです。アジア女性基金という基金まで作ってお金を配る事
さえしているのです。
それを全面的に撤回すればどの様に見えるか判らないのでしょうか。
嘘でも、それを否定せず、寧ろ、それを肯定していた訳です。日本は
立場を変えた、それは明白に第二次大戦の日本の蛮行を否定する方向
に変えたと周囲に受け取られます。そうなると、日本は米国と対決せ
ざるを得なくなります。その点から言えば、日本は第二次大戦の蛮行
は既に謝罪済みであるとして突っぱねるのが一番良いと思われます。
全面否定をするのが遅すぎます。
本当は前面否定したくても、それは難しいということで安倍首相も自民党の議連も、部分修正ないし追加談話を考えているのだと思います。河野談話は踏襲するが、舌足らずで不明瞭だったので、そこは明らかにするという形で。本当に、少し前の世代までの政治家は、世界はお花畑だと思っていたのでないかと悲しくなります。
支持率の低迷は政権発足前からの保守層による期待が大きかった反動だと思います。
参院選に向けてあまりにも八方美人的な態度のままだと、元も子も無くなってしまうのではないでしょうか。それがとても心配です。
平沼さんのような方に官房長官でいていただけたらと、ついつい思ってしまいます。
議連の皆様には頑張っていただきたいですね!
でも、その当時はあったかもなぁ~という”空気”がすでに出来上がっていたと思います。
実際に興味もなく、それが外国に認識されるなんて思いもしなかったですから、今思えば呑気なのでしょうが、戦争に向かった日本も”空気”があったとよく聞きますので同じなのかな?・・・。
で、今度は間違いという”史実”があった事がようやく実績を積み重ねて証明されようとしてるわけですね。
こういった事は日本人同士で見解がずれていたり、足の引っ張り合いしてるものではないですが、実際に過去の過ちを認めるというのは個人的にもできない人が多いですから、政府の正式見解となればやっぱり時間がかかります。
また、当時はそういわざる状況だった可能性はなきにしもあらずで、そういった場合は30年、40年後にまた情報公開されるのではないでしょうか?
もっともでっちあげなきゃならない状況ってどんなんだ?って突っ込みは内心あるけど・・・。
それはそれとして事実を積み重ねて、きちんと修正すればいいと思います。
すくなくとも反対するならば、反対するための材料の提出をしてもらえばいいんです。
ないなら黙っていろと。
それ以上は私達が言う事はないと思います。
http://www.k5.dion.ne.jp/~hirokuri/panelten.html
四コマ漫画は私の元教え子がボランティアで貢献してくれたものです。著作権上、「無断転載・転用・一部改変等禁止」でお願いします。
調べました。塩崎氏は「安倍総理も国会の中で答弁をしておりますけれども、強制性についての、広義、狭義の強制性があるということを踏まえて、河野談話を変更するものではないという答弁を安倍総理としてもしているところでございます」と述べていますね。これは誤解を生む表現です。問題の所在がどこにあるかについて、十分意識していればこういうどちらともとれる答弁はしなかったはずで、やはりダメですね。なんとかしないと…。
現在、この問題と南京事件の問題は、内閣支持率うんぬんを超えた国際的な日本包囲網になりつつありますね。なんとか網を破り、すり抜けて日本の名誉を守ってほしいと思います。21世紀は歴史をめぐる国際戦争の時代だと思います。
これまで日本人が先の大戦の反省から、過剰に自己規制して「ご無理ごもっとも」できたことの弊害が大きく表れています。いかにも日本人らしく「戦争から何十年も経てば忘れてくれるさ」とばかりに、でたらめや誤解をそのまま見逃してきて、当面の摩擦を避けることばかり繰り返してきました。ところが、そんなメンタリティーは日本人だけで、特アの国々は歴史を永遠に日本を跪かせるために使ってきます。少しずつでも抵抗しないと。
よくできていますね。楽しませてもらいます。
思わず手を叩いて喜んで読んじゃいました。
私の中学校時代からこういうのがあれば楽しかったのになぁ。
(産経新聞2005年8月3日朝刊”「河野談話」作成の経緯 石原信雄元官房副長官に聞く)これは、日本人だけでなく、この問題に関心のある、外国人にも貴重な情報であります。
その石原氏へのインタビューに関しては、私のブログの昨年8月28日のエントリに、全文を掲載しています。ご引用ください。
全文が読めないのが残念です。 似たような石原談話の引用は他にもあるのですが、
個人的なバイアスが強く、石原氏のコメントを分断している、引用に躊躇した次第です。