安倍首相が、郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党を容認する考えを示したことについて、自民党の舛添要一参院政審会長は「百害あって一利なし。論外だ。首相はぐらついちゃいけない」と強く批判しました。まだ正式決定事項ではないとは言え、この問題については、舛添氏だけでなく、小泉前首相による郵政解散・総選挙を支持した有権者からも多くの反発が出ているようです。
また、公明党の東順治副代表は昨日早速、衛藤氏を復党させたら選挙協力ができないよ、という趣旨の脅かしを自民党側にかけてきました。東氏は記者団に次のように語っています。
《記者 衛藤さんについて公認する動きがあるが?
東氏 当惑しているね。これは友党として参院選を勝ち抜こうという政治姿勢で、統一地方選もある。大分県の地元では与党が協力して勝ち抜いて、勢いで参院選を勝とうとしている。前々から、もしそういうことになったら、選挙協力に重大な影響を及ぼすといっていた上にああ言うことが出てくることに当惑している。参院選に限らず、統一地方選にも影響をおよぼす。慎重に検討していただきたい。
記者 総理自らがやろうとしているとの報道があるが?
東氏 それは盟友関係とか、政治行動や理念を共有する部分があると書いてあるが、そうであったとしても、ここは連立与党というもっと広い立場で総合的に検討をよくしていただきたいなと思います。今回、衛藤氏との関係は今回だけのことではない。前回の衆院選でもこの問題があった。また、参院選、統一地方選に裾野が広がっている。熟慮に熟慮を重ねて、報道がもし事実ならば再考していただきたいなと思わざるを得ない。
記者 自民党から衛藤さんの復党について話は?
東氏 あります。大分県の地元で、大分県連関係の人からうちの県本部へ、むしろその方は当惑をしている。確認をしてほしいということで、県本部から私の所に確認がきて、それが新聞でドーンと出た。
記者 確認した内容とは?
東氏 もしそういうことであれば、是非、それは避けてほしい。そうしないと大分県は大混乱してしまう。むしろ自民党の下部組織が当惑しているという声があると申し上げた。
記者 誰に?
東氏 自民党のしかるべき人に。
記者 その方は?
東氏 いやあ、そういう方向性が出ていることは事実なんですよねと。他党のこととはいえ、なんとかしないと自民党は大変だ。
記者 いつのことか?
東氏 先週中頃かな。谷津さんもありえない、中川さん(秀直幹事長)もダメだといっていたんでしょ。それが今日ドーンと来たんだから。是非、再考していただきたい。
記者 再考しなかったらどうなるか?
東氏 選挙協力(の再考)に、大分県にとどまるかというところまで波及するかもしれませんね。》
他党のことに堂々と偉そうに口をはさむ公明党のあり方はともかくとして、舛添氏の発言の背景には、こうした公明党の反発への考慮もあるかもしれません。それと、もともと目立つことを言いたがる性格もあるのかもしれません。
ですが、この話は舛添氏が言うように安倍首相がぐらついているから出てきたことだとは思えません。むしろ、逆ではないかと思います。次に、昨晩の安倍氏のぶらさがりインタビューを紹介します。
《記者 衛藤氏が復党し参院選比例代表で出馬という報道がある。総理は衛藤氏の復党についてどう考えているか。
安倍首相 衛藤さんは基本的に私と同じ考え方、方向性をもった議員だと思います。長年、よく知っています。その中で党としては手続き的には党紀委員会で議論するということになると思いますが、最終的には私が判断したいと思っています。
記者 総理が指示を出したという報道があるが、何か指示を出したのか。
安倍首相 今の段階では決めていません。
記者 公明党から困惑する声も出ているが、選挙協力に影響はないか。
安倍首相 基本的に我が党の候補者ですから、我が党の判断で決めたいと。また選挙協力においては両党の信頼関係において協力関係をしっかりと組んでいくことが大切だと思います。
記者 指示は今の段階で決めていないということだったが、党に対して検討することも指示をしていないのか。
安倍首相 今の段階ではまだ具体的な指示は出していません。
記者 復党を認めて支持率が落ちた経緯があるが、そういった点は配慮しないのか。
安倍首相 配慮?
記者 心配というか。
安倍首相 国づくりを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは私は当然だろうと思いますよ。》
今回の衛藤氏復党問題について、安倍首相のやり方は筋が通っていないという批判も出ているようです。しかし、私にはむしろ、安倍氏は公明党の批判や支持率低下よりも、自ら正しいと思う筋を通そうとしているように感じられるのですが。
昨年の郵政造反当選組の復党にしても、マスコミは「選挙目当てだ」とさんざん批判しましたが、本当にそうだったでしょうか。結果的に選挙にいい影響が出たらいいとの計算もあったでしょうが、それ以上に、安倍首相はこの人たちを復党させるべきだと信じたから、そうしたまでだというのが本当ではないかと思います。
だって、あのときも内閣情報調査室あたりの事前調査で、復党させたら支持率は10ポイントは下がるという結果が出ていました。安倍氏が何をしても支持率目当てだといいたがる人がいますが、私は、安倍氏はそれほど支持率を気にしないタイプの人だと見ています。
それでは、郵政造反組に「刺客」を送った側の小泉氏はこの問題をどう考えているのでしょうか。以前のエントリで一度紹介したことがありますが、退任直前の昨年9月9日、フィンランドでの小泉氏と記者団のやりとりを採録します。
《記者 三候補とも郵政造反組の復党を言っているが
小泉氏 これはいつの時点かで、それぞれの人がどうそのときの自民、また政権に協力するか。また、考え方としてどうなのか、選挙区事情、個人の事情、そのときの施策の優先順位によって変わってくると思う。
記者 安倍氏は郵政について、この問題は終わったと述べているが
小泉氏 それは郵政民営化は決まったことだから。一つの政策課題として。それをまた、郵政民営化反対などと言って復党してくることはないでしょう。私が間違っていた、大きな時代の流れを見損なった。これから郵政民営化一段落してあとのいろんな施策がある。自民の方針についていきたいと、戻りたいという人が戻るのは不思議でない。そういうときに、総裁なり執行部がどう考えるかの問題だ。
記者 刺客の新人議員の存在と矛盾しないか
小泉氏 前回は郵政民営化が最大の争点だった。最大の争点に反対だというのは、自民党の公認候補にはなりえないでしょ。当然のことだ。刺客とかいうことではなくて、有権者に選択肢を与えた。》
小泉氏が言うように、郵政民営化はすでに進んでおり安倍氏もそれをしっかりと継続すると言っているのです。その上で、日本が置かれた厳しい国際情勢に立ち向かい、国内的にも教育改革、憲法改正などこれから最重要課題に立ち向かおうというときに、首相が自分と同じ考えの政治家と力を合わせたいと考えることが、なぜこれほど批判されなければいけないのか私にはどうしても理解できません。
一昨年の郵政選挙で小泉氏の郵政民営化の主張に納得し、自民党に一票を投じた人たちの中に、裏切られた思いがするという人がいることは承知しています。しかし、あえて問いたいのは、その一票は郵政民営化の是非に対して投じたのではなかったのでしょうか、ということです。
繰り返しますが、郵政民営化の流れはもう変わりません。国家国民のために尽くしたいと考える有為の政治家を、一度小泉氏に逆らったというだけで、二度と国政の場や、力を発揮できる舞台に復帰できないようにするための投票ではなかったはずだと思います。
あるいは、自民党が古い体質に戻り、旧態依然とした国民不在の政治を行うことにつながるのではないかと懸念されているのかもしれません。でも、これもそうはならないと思います。自民党はすでに十分に壊れてしまっていて、昔のようには戻りたくても事実として無理だろうと思います。
そもそも、仮に衛藤氏が公認されたとしても、選挙の洗礼を受けて勝ちあがってこないことにはどうにもなりません。純粋にこの日本のためによかれと思って、衛藤氏の復党を心から望む人だって、少なくないはずだと考えるのですが、どうでしょうか。
コメント
コメント一覧 (67)
私には参議院議員は国会の居候としか見えません。居候なら居候らしく、3杯目にはそっと出して欲しいと思います。
ところが、参議院の幹事長などの一声で政治が決まっていくようなことがしばしば起る。それだけ権力が振うのなら参議院議員が首相になればいいのではないでしょうか。
そういう参議院の体質に嫌気がさしたから、竹中さんはやめちゃったのではないですか。最近の読売の参議院特集はいいとこを突いていたと思います。
私もまったく同感です。
多くのマスコミが、いわゆる造反議員の復党に関してあしざまに言っていますが、その反応たるや、論理的なものではなく、まったく感情的なものにすぎないと感じます。そして、その感情的な反応に呼応する国民が多いというのも、とても残念なことです。もっと賢くならなければ。
そういった状況の中で、このブログが正論を吐き続け、高いアクセスを得ているというのがせめてもの救いですが……。
で、その勝負は決まった。
兵どもの夢の後、昨日の敵は今日の友。今日の友は、明日の敵。
・・・ということだと理解しています。
幕府の役職に「年寄り」というのがありましたが、隠居ですから年寄りとしていいますと。
おぬしたち、筋が通らぬことを云うでない。殿様のお気持ちどおり、忠誠を尽くすがわれら武士の勤めというものじゃ。何事も殿のお気持ち次第じゃ。うん?うむ、おいさめという道もあろうよ、じゃがの、それなりお腹を召ス覚悟は出来ているのであろうな?なに?瓦版風情が何をいっとるか、ほっとけばいいのじゃ。
舛添要一氏は自分の当落が心配だから、批判してるのでしょう。舛添氏自身が小泉チルドレン第一号みたいなものですから。(確か6年前の参院選時に小泉から直接出馬要請された記憶があるのですが・・・)
今度は前回見送られた平沼赳夫、城内実両氏の復党と造反組とは関係ないですが米田建三元衆院議員、西村真悟衆院議員(無所属)の参院比例区公認も安倍首相にお願いしたいところなのですが・・・。
私が言いたいのは、今回は即決しろということです。前回のように引き伸ばしてもゴタゴタするだけで得るものはありません。マスコミに安倍総裁叩きのエサを撒いてるようなものだ。どのようにするかは、総裁がお決めになればよろしい。即決でお願いしたい。
舛添氏は、いっとき見所があるかと思えたが、議員となってからの言動を見るに、国益をかえり見ないという点で民主前原氏と50歩100歩。国を分からず安全保障をいう軍オタではないかと思う。議員でなくてもかまわないと思います。
阿比留様
安倍総理の
>国づくりを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは私は当然だろうと思いますよ。
この一言に尽きると思いますが。
舛添要一(東京新聞で読みました)が何を思って偉そうな意見を言うのか分かりませんが、参議院のお前らで国家国民に直接何が出来るのか、衆議院議員になって偉そうな事を言え!と言いたいですね。選挙が近ずくと公明党をヨイショする節操のなさは本当に鼻につきますが。テレビに出ている政治家は、大衆迎合ばかり、放送局の脚本通りに発言するお抱えみたいなものと思っていますが・・
大衆迎合では、この国の将来は見えています。支持率を上げたかったら大衆迎合に全うすれば直ぐに支持率は上がります。
平沼さんも早く全快されて復党される事を待っています。
またその時は舛添が偉そうな事を言うでしょう。この男も福岡北九州八幡東区出身ですから、情けない、情けない。
衛藤さんの復黨は當然のことと思ひます。どうせ批判されるんです。そんな支持率や世論なんぞ氣にする必要もないでせう。
たいせつなのは保守勢力を結集することであり、公明との協力なんぞではない。すべて日本のためです、また隠れ共産主義者の舛添なぞの策動に惑はされることなく、思ひどほりやっていただきたい。
参院そのものをなくすというのは、さすがに抵抗が強すぎて難しいでしょうから、衆参両院の統合ができないものかとよく思います。現状では、二院制はいたずらに国政の混乱を招くばかり、ということが多すぎる気がします。郵政解散だって、参院で否決されたから衆院を解散するというねじれがありましたし。
一言に郵政造反組と言っても、議員一人ひとりで考え方も反対理由も異なります。それを一緒くたにとんでもない悪人か愚か者のように扱われる傾向に強い疑問を感じるのです。政局判断を誤ったのは事実でしょうが、その報いはもう十分に受けているだろうと。
確かに、一部分では反小泉の倒閣運動でもありました。みんながそれを狙って反対したというわけではありませんが。そして、これは推測混じりですが、亀井静香氏に派閥を禅譲することを示唆された平沼氏が、郎党を引き連れて道連れにしてしまったと…。当時、仲間たちに造反を思いとどまるよう説得を続けていた安倍氏が気の毒でした。
舛添氏は青木参院議員会長に気に入られているのをいいことに、ずにのっている感があります。確かに弁はたちますが、政局の見通しなど、全然当たらないくせに。
米田建三氏の公認はもう事実上、決まっています。西村氏は現職の衆院議員なので、その必要はないはずです。平沼、城内両氏も早く復党させるべきだと私は考えます。
その通りです。昨年の総裁就任時に、さっさとみんな復党させるはずだったのを、なんだかんだ言って引き伸ばし、傷を大きくしたのが中川幹事長らでした。国政は難問がいくらでもあるのですから、こういう問題をずっーと引っ張ったっていいことなんかあるはずないのに。
こんにちは。>テレビに出ている政治家は、大衆迎合ばかり、放送局の脚本通りに発言するお抱えみたいなものと…。ここまではともかく、テレビニュースで使われそうな発言を狙ってする場合はありそうです。福岡出身の著名政治家は、麻生氏をのぞいてみんな何をやっているのか。
確かに、安倍首相は何を言ってもやってもある人たちからは批判されるのだから、自由に振舞ってほしいと思います。それが国益のためだと。ただ、まだ保守の絶対数は日本社会で多数派を形成するには至っていないのだろうと思います。その現実とどう向き合い、折り合いをつけるか…。
安倍さんの
>国づくりを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは私は当然だろうと思いますよ・・と云いながら、法案については国民の理解が得られないからと先送りにする。
この考え方にはついて行けません。
誰でも入れたい人は勝手に入れたらというところ。
このトリックに気づかず、そのまま鵜呑みにしている人たちが、今回、「首相はおかしくなった」と叫んでいるわけですね。
いつまで小泉さんだけを物指しに使うのか(笑)。
伊藤博文は遠すぎるにしても、せめて田中角栄以降からの大きな目で政局を眺めて見ましょう。
全然、安倍首相はブレていません。そのまま貫いています。
こんにちは。inkyo様が言われているのは、小泉前政権から引き継いだホワイトカラーなんとかのことだと思います。それほど緊急性がある法案ではないのではないでしょうか。衛藤氏の復帰を切望する国民も、また国民の一人であることを理解していただけないでしょうか。政党や政治家の離合衆参はよくあることです。私が根本的に物事の大事が分からないのかもしれませんが、どうして郵政造反組みに限ってそれほど反発されるのかが、本当に私には分からないのです。そしてとても悲しいのです。
今の中川幹事長は新自由クラブにいましたし、扇参院議長は保守党党首でした。二階国対委員長も数え切れないぐらい政党を渡り歩いてきたし、今の民主党の役員なんて自民党出身者だらけですね。それ自体はあまり美しくないですし、そうあるべきだなんて全然思いませんが、そのときどきの事情があったのでしょう。現在の政治現象は私にはとても不思議で、しいて理屈をつけるととても悲しくなります。
総理はここで引くと今以上に弱い総理として世間にも永田町にも
なめられるので、ここは絶対に引いては駄目だと思います。
私は一括復党には反対でしたが総理の強権で一本釣り復党には
賛成です。
美しい国造りに必要だとリーダーシップを発揮すれば
理解が得られます。
ただ前回に無条件で不必要な人物まで復党を認めたのは失敗だった。
官邸にも内閣にも執行部にも安倍総理の為に体を張る議員なんて
いないのがはっきりと分かったので、先輩方に遠慮せず
支持率など気にせずに参院選まで安倍総理には好きなように
突っ走っていただきたい。
中川政調会長は盟友だと言われてますが中川氏は性格的に我が道を行く
一匹狼であり、保守としての仲間であっても安倍総理のために壁になる
ような政治家ではない。
これは中川政調会長への批判ではありません。
野田聖子氏がTV中継?のある予算委員会で総理に質問を
していました。なぜ復党してすぐにそんな大役を与えたのであろう?
TV中継の日の質問はみんながあこがれる役なのに。
それと復党した議員はもっと日本のため総理のために汗をかけと言いたい。
全く存在感がないのですが何をやっているのでしょうか?
保守派ならアメリカの従軍慰安婦決議にも先頭になって立ち上がれと。
最後は愚痴になりました。
>それほど緊急性がある法案ではないのではないでしょうか・・前もコメントしましたが、法律を作るのが国会議員の仕事。
息子の会社も年俸制ですが、世の中グローバル化と共に雇用形態や職制・給与体系も変化しています。
決して時期尚早ではないと思います。
特定の団体(郵便にかかわらず)の支持を受けた政治家の何人かが、郵政民営化に反対していたことも反発理由の一つです。
曲がったことが嫌いな小生の性格を理解してください。
衛藤氏の復党を認めないことこそ『信念・信義の安倍』が「ぐらつい」たことになるのが分っていない、この『政治屋』の言うことなど一顧だにする必要は無い。
『国際政治学者』としての卓見はいまだかつて聞いたことは無いし、「TVタックル」での言動は、そこらのタレントを超えるものではない。
肝心の『歴史認識』も、足して二で割る八方美人の典型だ。
『ゴネ』が奏功して参院政審会長の座をモノにしたと思ったら、今度は幹事長職が欲しいのか、自分の力も弁えずメディア受けする発言を繰り返している。
墓穴もそう遠くないだろう。
>中川政調会長は盟友だと言われてますが中川氏は性格的に我が道を行く
一匹狼。…鋭いご指摘です。確かに中川昭一氏には、そういうところはあります。野田聖子氏は必要なかったけど、とりあえず戻ってきたくちですね。まあ、政治家としての賞味期限も切れていますし、どうでもいいといえばどうでもいいのですが。復党した古屋氏たちは、復党すぐということで、いろいろと遠慮しているようです。遠慮せずに前に立ってくれと伝えようと思います。
私は「自民党に入党したい人」についてはとやかく言うつもりは無いのですが「安倍さんのやりたいことがこの陣営で行える」とは思えません…
先に「復党」した面々、安倍総裁の役に立っているのでしょうかねぇ?一連の行動自体が「自民党のタガ」をゆるめているというのが私の私感です。
(ついでに言えば9月の小泉さんのコメントは「政権を去る者が後に着くものに対してフリーハンドを与えた」と言うことではないでしょうか?「自らが判断すべき事」として。本人の思いが何処にあろうと。)
安倍首相が衛藤晟一氏を復党させ、それが自公連立解消のきっかけになればと期待します。
舛添氏については皇室典範改正論議のころから印象が悪い人です。
こんばんは。>曲がったことが嫌いな小生の性格を理解してください。
それはこれまでのやりとりで、多少なりとも理解しているつもりです。ただ、ホワイトカラーの件は、私は詳しくないのでどうこういう資格はありませんが、少なくとも安倍首相の中で最初から優先順位は高くなかっただろうことは間違いないと思います。限られた国会会期の中で、政府も与党も法案の優先順位をつけて成立を図ります。あの法案はマイナスキャンペーンも含めて、意図的にやたら大きく取り上げられていたことも間違いないでしょう。安倍氏が教育改革を「理解が得られない」として取り下げたのならともかく…と感じた次第です。お返事、ありがとうございました。
確かに、国際政治学者として売り出し中のころは、もう少し保守系のイメージがありましたし、私もそのころ、コメントをとったことなどありましたが、議員になってからはリベラル派の印象です。憲法にしても、皇室典範にしても。何がやりたいのかよく分かりません。
To hiry900さん はじめまして。
>中川政調会長は盟友だと言われてますが中川氏は性格的に我が道を行く
>一匹狼であり、保守としての仲間であっても安倍総理のために壁になる
>ような政治家ではない。
そのやうな印象はありますが、中川(酒)政調会長は當役員の立場なのでしかたないと思ひます。彼が官房長官あたりのポストが適任かどうかはまた別ですが。。
>野田聖子氏がTV中継?のある予算委員会で総理に質問を
>していました。
ぼくは自民黨のフェミニストらの暗躍がウラにあるやうに勝手に推測してをります(笑)。いまの「ウヨvsサヨ」の構圖はいづれ「反フェミvsフェミ」へと變化していくのではないかと恐れてをります。
さきに復党した人の中でも、安倍氏が本当に戻したかったのは古屋圭司氏だったと思います。それで、今回の衛藤氏こそが大本命であったと。もちろん、野田聖子氏や堀内氏はどうでもよかったかもしれません。また同時に、自民党がかつての功労者たちを離党させたこと自体を、安倍氏があるべき姿だとは思っていなかったこともあると思います。
衛藤晟一氏復党の安倍総理の決断見事だと思います。ここは退院した平沼氏、浪人中の城内みのるの両氏も併せて復党させて欲しいですね。それも誓約書無しの無条件復党が望ましい。
この復党問題で公明党との連立にヒビが入ることとなれば、民主党の今の迷走ぶりとあわせて、政界再編へのきっかけになるような、というより再編まで一気に行って欲しいと思います。
>自民党がかつての功労者たちを離党させたこと自体を、安倍氏があるべき姿だとは思っていなかったこともあると思います。
よかれと思って現総理は判断されたのだと思います。その判断の責任は総理が負うわけですからとやかくは言いたくないのですが…
安倍さんの目的とするところに至ろうとするのであれば、その判断については疑問を挟まざる終えません。「有権者を味方に付けて“衆議院の”選挙に勝つと同時に参議院でも一定数の支持を集めない限り」目的とするところにはたどり着けないでしょう。安倍さんが手元に置きたかった人たちは「党内での支持固め」に必要なのでしょうか?それとも国会対策?選挙対策?
誰かがマキャベリの君主論を出して論じていたような気がします。マキャベリズムが全て正しいとも思いませんが「必要なときに冷徹になることが出来なければ何も為すことは出来ない」様な気がします。
衛藤先生の復党、当たり前と思います。
郵政選挙のとき大分まで行きましたが、公明党や社民党の支援を受けるから
保守色は鮮明にはされていなかったものの、やっぱり自民党にはなくてはならない方だと思いました。
教科書問題でも人権擁護法案でも衛藤さんが頑張ってこられました。
一昨年の法務部会・人権問題等合同部会で、法案推進派に九州の議員がどんどん切り崩される中、衛藤先生は古川先生と必死に論陣を張り続けられました。
部会で解同のことをちゃんと指摘されていました。
一方、舛添は野中・古賀ラインの人物です。
TVタックルで八木教授に「あなたのような考えはごく一部」などといってましたが、要は左にウイングを広げようという人です。
百害あって一理なしはどっちかと思います。
郵政を持ち出すのは郵政解散で左派に都合の悪い若手の人たちも追い出されてしまいましたが、野田聖子の復党には佐藤ゆかりとの泥仕合を面白がり結果的に復党に道筋をつける報道を繰り返し、骨のある男性議員の復党には郵政云々いうのはちょっとおかしいんじゃないでしょうか。
うーん、すぐに自公連立解消へとは動かないと思いますが…。というか、安倍氏がそれでもよしと本気で思っているという空気が公明党に伝われば、公明党はすぐ、「じゃあ衛藤氏を支援します」と言ってくるでしょうし。舛添氏については、どこか中川幹事長に考え方が似ているなあと感じます。
現実には選挙制度と選挙区の問題もあって政界再編はなかなか難しいですが、できるものならば…とは保守系議員のほとんどが思っていることだろうと思います。逆に、自民、民主にしがみついているサヨク・リベラル系議員には現状のままが好ましいのかもしれませんが。中道だとかそういう意味のない言葉には飽き飽きです。
政治は生き物なので、計算通りにいかなかったこともあると思います。当初、安倍政権は、長期政権となることを前提に、本領発揮は参院選後で仕方ないと安倍カラーを抑え気味だったのだと思います。ところが、それを逆に弱さであるとか、変節しただとか宣伝されて…。で、確かに総理もスタッフも若いので、若さゆえの失敗もありましたし、あなどられたこともあります。そういう中で、中川幹事長流の「左に懐を広く」式のやり方は、安倍氏自身の意にも染まぬし、そもそもうまくいかないと悟った部分があるのではないかと。今回の衛藤氏の件にしても、「情」に流されたとかではなくて、逆に「君主」として強く振舞いだしたということかもしれません。
私もすぐに自公連立解消にはならないと思いますが、「安倍氏がそれでもよしと本気で思っているという空気が公明党に伝われば」ということが続けば良いのではと思います。
こんばんは。拉致、教科書、対中関係、人権擁護法案…すべてにおいて衛藤氏は安倍首相の同志でした。本来、安倍氏や衛藤氏にとって、郵政うんぬんはほとんど関心のない分野でした。逆に、そうした関心の薄さが、小泉首相のもとで働いている安倍氏と、亀井・平沼氏の下にいた衛藤氏の行動を「気軽に」分けたのだと思いのます。というか、衛藤氏が安易に動いたのは事実でしょう。これが憲法や教育、安全保障といった国家の大事であれば、両氏が立場をたがえることは金輪際なかったはずですから。私も、郵政解散後の自民党の保守陣営の半壊状態には愕然としました。
そうですね。安倍首相のジェントルな対応を公明党は少しなめている気がします。礼儀正しい人がイコール弱い人ではないという当たり前のことを、もう少し自覚してもらう必要があちこちにありそうです。
恐れ入ります。
そのプロフィールがなんなのでしょうか。
左翼学生運動よりはマシです。
僕も復党問題における現在の世論(あるいはマスコミの論調)には疑問を抱いていました。そもそも前回の総選挙のあり方が異常だった(=個々の政治家をないがしろにしすぎた)のではないかと思います。
ただ安倍首相は、衛藤氏復党にあたって個人的な友誼を全身から感じさせますよね。そこに彼の性格やら魅力やらが表れているわけですが、個人の事情はなかなか他人に理解されないものです。やはり復党問題は個々に対処するのではなく大きな方針に従って粛々と進めるのがよいのではないかと思います。
私のエントリーをトラックバックさせていただきました。
今回の安倍総理の発言については、個人的には支持です。
個人的には現在の自公連立という体制は大変いびつなものと考えており、それは解消すべきだと考えているからです。
舛添要一氏は百害あって一利なしと言いますが、自公連立組んでいるが故に、自民党を支持しない無党派層は確実にいます。
そうした層を取り込むことができるのであれば、一利なしという発言は出ないと思います。
中川政調会長は保守政治家らしくていいのですが特に官房長官、副長官、秘書官、補佐官が全く機能していないように見えます。発言した後に閣僚や党内から異論が出て撤回したり。若さゆえの過ちなら暖かく見守りたく思うのですがベテラン議員に萎縮したり、反発を受けないように要領良く表に出なかったりほんとに期待はずれです。
最近、何かと舛添要一氏の発言が目に付きます。他の方のコメントにもありましたが、ご自身の選挙を気にしての発言のような気がしてなりません。
自分は、各方面で阿部首相のリーダーシップが発揮されるとどうなるのか? その様子を是非見てみたいと思います。
それにしても、公明党に伺いを立てないといけない今の自民党には危うさを感じます。公明党と組むことで、自民党を懐疑する無党派層は確実にいると思います。
このような連立はいつまで続くのでしょうか?
阿比留様
舛添要一
「参院は衆院で落選した人の姥捨山(うばすてやま)でも失業対策(の場)でもない」と指摘した。
と言ったとか、この御仁は本当におかしいバイ、アンタらの思想がおかしいから日本が良くならん、日本を毅然とした国にする為に、アンタが自分で言っている、またアンタがいる『姥捨て山』を改造する為にいいチャンスだと思うがドウナ、舛添えさん、百害あって一利なしだと?その言葉は、そっくりあんたに返したいバイ、あんたが議員である事が「百害」バイ、わが国の為には!もうヤメトキナイ天に唾するパフォーマンスは。
北九州の人間は恥ずかしいバイ。「川筋男」の麻生さんのつめの垢でもモロウタラどうな。
と思っています。
比較の対象としては適切ではないかもしれませんが、今ふと連想したのが山崎拓氏の事例です。小泉前首相は女性スキャンダルで落選した山崎氏を首相補佐官として起用し、何も仕事をさせずに肩書きだけ与えました。次の選挙で当選したその後の山崎氏の言動を見るにつれ、小泉氏のやりようはよくなかったと思いますが、総理・総裁にはその程度の権限発動は許されるのではないかという気もします。もちろん、公私混同がすぎるととられるようであってはならないでしょうが…。
自民党内の候補者選考にまで公然と口をはさむ公明党の増長ぶりには、安倍首相も怒っていると聞きます。まあ、それですぐ連立解消とはならないでしょうが。残念ながら現状では、首相が連立解消に動けば、舛添氏のような人が倒閣運動に走り、政局は大混乱といったところでしょうか。しかし、あくまで少数政党であるのに公明党のあの威張りくさりぶりは何でしょうか。
結局、何のために連立しているのかと原点にさかのぼれば、自民党が参院で過半数割れしているからですね。ということは、次の参院選で自民党が議席を減らせば、ますます公明党は存在感を増して威張り散らすというわけです。自公連立にうんざりして自民党にお灸をすえようとすると、余計に公明党が喜ぶという皮肉な構図です。そして、連立が続く中でどんどん自民議員の公明依存が進むと…。
舛添氏のものの言い方は、謙虚さのかけらもなく反感を覚えます。とことん偉そうというか。アンタソゲンコトイエルタチバジャナカロウモンと思います。何様だと思っているのか。
山崎拓氏の連想はなるほど、ですね。復帰後本当に骨太な政治家かどうかはその人次第というところでしょう。山崎氏の現在の自民党内の位置付けがすべてを物語っているように感じます。いずれにせよ、安倍政権の評価は復党問題なんかではなく達成できた政策、示し得た将来によってなされるわけですから、今回のことは非常に些末なことなのでしょう。
こんにちは。>安倍政権の評価は復党問題なんかではなく達成できた政策、示し得た将来によってなされるわけですから…。本来はそのはずなのですが、人の関心はどうしても人事に向きがちですね。
こんにちは
舛添要一は
「参院は衆院で落選した人の姥捨山(うばすてやま)でも失業対策(の場)でもない」と指摘したそうですが、参院は今や立派な「姥捨て山」です。
少なくても「良識の府」なんかじゃありません。
参院ってそもそも必要でしょうか?。盲腸よりも役に立たないなら無い方がいいですね。
舛添氏も公明党も参院での自分の影響力を保持したいだけでしょう。誰が入ろうが働ける環境が整わないと意味が無くなりますね。
少なくとも「良識の府」と言えないことは私も全く同感です。少数政党が多数政党を、参院が衆院を操るようなことが健全であろうはずがありません。解散のない参院は、当選したら6年間は何もせずとも議員を続けられるので、楽をしている議員は本当に楽そうです(もちろん忙しく働いている人がたくさんいるのは当然ですが)。
首相と志を同じくするものは復党させるのが当然でしょう。もっと総裁なのですから独裁的に自民党運営してもいいと思ってます。次回参院選は自公連立を崩す為にも自民議員が是非にでも増えて欲しいものですね。ただ、なめ猫さんも仰って居ますが野中・古賀ラインの過去遺産が残っています。彼らには公認を与えないぐらいの強権力で同和利権周辺を根絶してほしいぐらいのなのですが…。
そういえばサイン本届きました(大切にしなくっちゃ)。話題ごとに再整理されてて読みやすい仕上がりですね。参加するのが遅かったものでBLOGの最初の方はリアルタイムで殆ど読めてないのでボチボチ読もうと思ってます。
サイン沢山しすぎて腕が痛くなったって事は無いですか?(笑)
私は途中から阿比留ブログのファンになったので初期のエントリーは本で初めて読んだのですが、本当に、よくここまで思い切って書かれたものです。政治を面白くしてくれた功績は小泉劇場と互角ではないかと思います。
興石議員からのいやがらせとかありませんか?
体を張って報道して下さる正義感には頭が下がるばかりです。
これからもよろしくお願いいたします。
拙い(というか初めての)サインを大切にしてくれるということで、大変感激ですが…それほどのものだろうかと、書いた自分でいうのもなんですが。とにかくありがとうこざいます。安倍政権は批判をものともせず、長期政権になってほしいと思います。そうすれば、現在のような党内の足を引っ張る勢力はなりをひそめ、安倍氏はもっとスムーズにやりたいことを実現できますから。
こんばんは。ありがとうございます。ブログを始めて一月たったころでしたか、ある上司から「こんなことを書いていたら、政治記者としての幅を狭めるよ」と軽く忠告されたこともありました。実際、その通りだと思います。「行く道行くぜ!」の心境で開き直って思ったことを書いてきました。輿石氏については、あまりこちらの書いている通りなので、文句がつけようがないのだと解釈しています。
公明党は嫌いです。池田大作も大嫌いです。しかし、創価学会も池田大作がいなくなれば、弱体化するでしょう。
しかし人間である以上は感情論を織り込まないといけないのではないでしょうか?
まずは政治に興味を持ってる人は新聞や報道TVなどを見るのをやめるか、批判対象のウォッチしかしません。
私はやめたほうですが、しかし現実的には新聞やTVなどでは小泉劇場を利用したわけですから、そのまま利用するのはわかっていたことではないでしょうか?
それをあえて無視して騒動を起こす事じたいがどうかと思います。
それとも政治家にならないと衛藤氏は安倍さんを助ける事が全くできないのでしょうか?
それほど安倍さんは逼迫した政局なのでしょうか?
そこが疑問です。
一般的に政治不信は自明の理と思われているほど病んでる状態です。
正当性はあるかもしれないけど、復党は配慮がない選択肢だと私は思います。
安倍さんが政治不信の対象外だと思っているなら、それは間違いです。
そこをもっと考えて行動して欲しいと思います。
小泉さんは小選挙区制の特徴(弊害かも)を知って制度導入に反対し、同時に自分の選挙ではその特徴を思いっきり利用しましたね。本当に割り切った人です。記者仲間でも、小選挙区制がいいのか中選挙区制か、はたまた大選挙区制ではどうかなどと議論しますが、とりあえず始まった小選挙区制はしばらくは変わることはなさそうな感じです。>今の新人無所属議員が当選不可能な選挙制度は危機感のない議員を作り出します。これは確かにそうですね。
>政治家にならないと衛藤氏は安倍さんを助ける事が全くできないのでしょうか?それほど安倍さんは逼迫した政局なのでしょうか?そこが疑問です。
全くできないということはないでしょうが、ほとんどできないでしょうね。自民党の政調部会や議員連盟活動に加わり、意見を述べてこそ党内の政策や空気に影響を与えることができるわけですから。また、いま現在、安倍氏の周囲がそれほど逼迫した情勢にあるというわけではありませんが、自民党、というか政界自体が激しく人材不足であるという現実はあります。本当に核となる人、運動の芯になる人、対象に邁進できる人‥。残念ながらとても少ない中で、衛藤氏は確かに行動力も突進力もあり、首相とは思想・信条がほぼ完全に一致している点も頼もしい存在ではあると思います。
>復党は配慮がない選択肢だと私は思います
多くの人がそういう指摘をしていますし、安倍氏の周囲にもそれを忠告した人はたくさんいると思います。私ごときがそうした国民感情にさからって仕方ありませんが、小泉氏のやり方が鮮やかで多くの人の関心を政治に引き付けたことは事実であるにしろ、本当にすべて適切だったかというと、正直なところ疑問を感じます。当時、中川秀直政調会長は小泉氏を信長にたとえて「玉石ともに砕く」という言葉を使っていました。信長の比叡山焼き討ちが無差別殺戮だったことを指す言葉です。安倍氏は、石と一緒に砕かれた「玉」を大切にしようとしているだけだと思います。
でも阿比留さんのおっしゃる事にも理があるような気がします。
小泉首相在任中は経済危機説が何度も出てましたが、今は格差問題、年金問題を
派遣社員(偽装請け負い)問題を除いては結構うまくいってますよね。
面白くないけど、これでいいのかな、と言う気がします。
でも、民主党は親から受け継いだ大富豪の鳩山氏、金集めの天才小沢をトップにおいて
良く言えたもんだな、と思います。
とりあえず、都知事選は石原慎太郎を支持するかな?と言った感じです。
都内を自転車で走っているとわかるんですが、確実に空気が良くなりました。
遠くの空が少し澄んで見えます。花粉症も随分楽になりました。
いろいろ返事を書こうとしては、うまく書けずに消しました。要は短期的にではなく、中長期的に見ることの方がいいかと。
が、残念ながら選挙で落選してるわけですから、そこを認めた後のやり方なり、発言なりがあった上で戻すというのがスジではないかと思っています。
都合のいい時だけ理想論で、都合が悪ければ敵を作ってという手法はどうにも納得ができません。
敵を作っているのは安倍さんでないのはわかっていますが。
そういった事を踏まえて、それでも復党させるという筋道を作らずに、いきなり復党と言われても納得はできないですね。
国のためという言葉じたいが安倍さんでも信用できない部分はあるし、そもそもそういって政治家さんざん私達をだましていた歴史があるじゃないですか?
>政界自体が激しく人材不足であるという現実はあります
これも事実なのはわかりますが、だからといって今いる議員をうまく使えないだけに聞こえてしまいます。
私達の会社でだって使えない人材をどうやって使いこなすかという事はやっているんです。
>正直なところ疑問を感じます。
これに関しては疑問どころか、個人的には怒りすら感じる手法でした。
しかし、現実の時は流れているんですから、そこを配慮できないなら総理の資質の問題ありと思われますが・・・。
こういうのは反対ですが、安倍さんに期待もしてるので、いちいちマスコミに恰好の餌を蒔く必要性がどこにあるのか?
という観点で実は反対してます。
本当に残念な事に今の政治家は情報戦略がなければいけないと思います。
誠心誠意なんて言葉は消えた日本ですから・・・。
ご指摘の点は理解できます。ただ、こうした問題は一気に決めてしまわないと、逆に手続きだとか段階を踏んでいる間中、ずっとマスコミの餌食にされ続けてしまうという現実もあるでしょう。復党させても当選しないことには仕方がありませんが、教科書、拉致、人権擁護法案反対活動…と活躍してきた衛藤氏を、このまま埋もれさすわけにはいかない、それが日本のためであると首相が考えたのは、本当だろうと思います。