きょうは民主党の都連パーティーの日です。東京都知事選には、民主党は独自候補は立てず、浅野史郎前宮城県知事を支持することになりそうですね。菅直人代表代行が出てくれたほうが面白かったのに。必死で固辞していたようですから、本気で出たくなかったのでしょうね。国会議員を続けていたら、まだ首相になる目が残っていると考えているのでしょうか。

 ところで、小沢一郎代表が、自らが代表を務める資金管理団体「陸山会」の平成15年から17年までの事務所費に関し、領収書など関係書類を報道陣に閲覧させてから、1週間あまりが過ぎました。その間、自民、公明両党は資金管理団体の不動産取得を禁止する方向で動いていますが、細かい点で折り合わず、結論は出ていません。

 国会では、散発的に事務所費の問題が取り上げられることはあるものの、マスコミは郵政造反組の衛藤せい一氏の復党問題など新たな話題に飛びついて、この問題はもう終わったかのようです。本当に忘れっぽいんだから…。

 で、小沢氏が20日の記者会見で配布した資料を見直していて、ちょっと疑問というか不思議に思ったことがあるので、私も忘れないようにここに記しておこうと思います。みなさんご存知のように、陸山会は都心など計13カ所に総計10億2000万円の不動産を購入・所有しています。ここが自民党側から「何でそんなにたくさん不動産が必要なのか。何で買う必要があったのか」と追及されている点ですね。

 配布資料にあった陸山会の事務所費の内訳を見ると

 ・平成15年   借料損料(地代・家賃等)   2461万80円
 ・平成16年   同                 2460万2520円
 ・平成17年   同                 2460万3000円

 とありました。えっ、年間の家賃が2400万円?。陸山会は国会議員会館内の事務所のほかに、13カ所の不動産を所有し、「小沢氏の書斎」「機材の保管庫」「政策コンサルティング会社に賃貸」「秘書の宿舎」…などと使っているそうですが、そのほかにも年間2400万円もの家賃を払って事務所だか何だかの物件を借りているようです。事務所費の明細は政治資金収支報告書には載っていないため、改めて分かった次第でした。

 この高額の家賃が1軒分なのか数軒分なのか、何に使用しているのかは知りませんが、豪儀なものですね。陸山会の人件費は15年が227万円、16年が434万円、17年が701万円にすぎませんから、少ない秘書さん(?)で、これだけたくさんの物件管理が大丈夫なのかと余計なお世話をやきたくなります。

 …小泉前首相は、昨年の初めての安倍首相と小沢代表の党首討論を見た直後から、たびたび周囲に「小沢さんを大事にしろ」と言っているそうです。自民党議員らによると、この言葉の意味は「小沢さんが代表をやっている限りは民主党は伸びない。ビンのふたの役割をしている」ということだそうです。

 小沢氏もなめられたものだと思いますが、確かに、小沢氏が代表をしている限り、夏の参院選で自民党が大負けすることはなさそうに思えるのは確かです。いまさら遅いかもしれませんが、民主党が本気で選挙に勝つつもりなら、執行部を総入れ替えした方がいいと本心からそう思います。これも余計なお世話でしょうが。