今朝は夕刊当番のため、いつもの首相官邸記者クラブではなく、会社に出勤しています。数日前から家族が下痢・嘔吐・発熱などの症状に悩まされているのですが、なんだか私も体調が悪く、冷や汗をかきながらパソコンの前に座っている次第です。今週も先週も深酒する機会が多かったので、内臓が疲れている気もします。
まあ、それはともかく、今朝の東京新聞と日経新聞に、下村博文官房副長官のテレビ出演の記事が小さく載っていました。安倍首相の靖国参拝問題について言及した部分です(実は産経も記事は書いたのですが、例によって紙面スペースの都合で入りませんでした)。
東京《下村博文官房副長官は28日、CS放送朝日ニュースターの番組収録で、中国がけん制している安倍首相の靖国神社参拝について「カードは中国側が握っているのではなく、安倍首相が持っている」と述べ、今後参拝の可能性もあるとの認識を示した。
下村氏は、首相が中国側から今秋訪中の招請を受けながら明確な回答を留保していることに関して「外交でがんじがらめにされて、結果的に(靖国神社に)行けなくなるようなことはしないという明確なメッセージだ」と強調した。》
日経《下村博文官房副長官は28日の朝日ニュースター番組の収録で、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「外交によってがんじがらめにされて結果的に行けなくなるということはしない」と述べた。》
さて、この記事の元になった部分の原文はというと、以下の通りでした。
《山本一太参院議員 靖国参拝の問題だが、総理が対中現実路線を打ち出した。最初に首脳会談で選んだのは中国だった。総理は首脳会談のところまでにらんでやっていたと思うが、参拝したかしないかは外に出さない政策を打ち出した。いま党内でも総理のコアサポーターの中で、参院選が終わったら、総理は靖国を参拝すべきといっている。あえて言うと、総理が今まで以上の踏み込んだスタンスで、参院選終わった後に見える形で参拝しましょうということは総理はやらないだろうし、やるべきではないと思うが。
下村氏 安倍総理は昨年10月に訪中した。そのことにより、今春に今度は温家宝首相が来ることになった。そのときに、さらにまた秋になったら安倍総理に訪中してもらいたいという話が、中国首脳からあったと。それは、実際は8月の終戦記念日よりは、春と秋の例大祭の方が靖国神社にとってはきちんとした行事であると。それを行かさせないために、そういうことを仕組んでいるのではないかという話が一部マスコミからあった。そういうことも含めて、安倍総理は4月の温家宝が日本に来たその成果、その時の話し合いによって秋にいくかいかないかは、その時期になって判断したいと言うことだ。いまこの時期に分かりました、じゃあ今度は日本の番だから(中国に)行きますということを言わないということは、つまり靖国問題含めて、行く行かないは総理自身が判断することであって、外交によってがんじがらめにされることにより、結果的にいけなくなるようなことはしないという、これは明確な総理のメッセージだと思う。中国側がカードを持っているのではなくて、カードは安倍さんが持っていて、カードを切るか切らないかは総理の判断で、主体的な外交戦略だと思う。》
山本氏はむしろ、明示的な参拝はしない方がいいという立場ですね。これに対し下村氏は、安倍氏が参拝するかどうかは本人の意思だとしながらも、行く可能性はけっこう高いよと言っているようにも感じました。それと同時に、参拝するしないを明確にしない「あいまい戦略」によって中国をある程度操れるんだよという指摘でしょうか。
別に根拠はありませんが、私自身は、安倍氏は秋の例大祭時に参拝するだろうなと見ています。どうせなら8月15日をと望む意見もありますが、靖国側にしてみれば、神社の最重要祭礼が執り行われる例大祭のほうがありがたいと言いますし、戦前・戦後を通して歴代首相の参拝日は例大祭かその前後という例が多く、自然でもあるからです。
小泉前首相が昨年8月15日に参拝したのは、まさに有終の美を飾った感がありますが、あれはもともと小泉さんがこの日を公約していたから、という理由が大きいですね。マスコミや中国があれほど反対キャンペーンをしなければ、小泉氏も逆に例大祭参拝に落ち着いていたのではないかという気がします。
ともあれ、小泉氏が中国が一番嫌がった8月15日の参拝を実行してくれたおかけで、仮に安倍氏が例大祭時に参拝しても、中国はもう以前ほどの大反発は示さないと思います。来年には国威をかけた北京オリンピックが控えており、ここで下手に日本の機嫌を損ねることの愚は、彼らも理解しているはずです。
また、一部には安倍氏が昨年訪中した時点で靖国には行かないという〝密約〟を交わし、中国に屈しているんじゃないかという人もいますが、これは何の根拠もないと思います。安倍氏は訪中ま数日前まで、本当に中国が「無条件」で自分を受け入れるのかということを疑い、訪中すべきかどうか最後まで悩んでいたようです。
そもそも、靖国神社やいわゆるA級戦犯に対する思い入れは、小泉氏より安倍氏の方が遥かに深いというのが事実だと思います。小泉氏は国会答弁で「A級戦犯は犯罪人だと認識している」と答弁していますが、安倍氏は「国内法では犯罪者ではない」とこれを覆しています。
小泉氏が自民党総裁選を戦っていた6年前の4月上旬の夜のことです。当時は官房副長官だった安倍氏が、「今晩の若手議員との会合で、小泉さんは靖国に参拝すると言ったからね!!」と弾んだ声で話していたことがありました。明確な根拠があるわけではありませんが、私は「ああ、きっと安倍さんが小泉さんにそう言わせたんだな」と感じたのを覚えています。
最近は、自分らしさをあまり隠そうとしなくなった安倍氏ですが、もともとは夏の参院選までは、自分の色を抑えていようと我慢していたとの印象を受けています。逆に言えば、参院選に勝ちさえすれば、人事も含めて好きなことをやるつもりだったというわけですね。そのときに、今さら靖国参拝を辞める理由の方が見当たらないと思うのです。
コメント
コメント一覧 (60)
エントリタイトルを見てわくわくしながら飛んできました!
私も秋だと思っていたので、訪中がらみでどうなることやらという危惧は無用そうですね。
「カードは安部さんが持っている」というのはなるほどと痛感しました。
4月の温家宝首相来日の際には共同声明を書面で残すらしいので、ちょっと気がかりではありますが。
中国が北京五輪を控えて老獪な立ち回りをすればするほど、五輪後の反動が怖い気もしますが・・・
安部首相が自己のカラーを思う存分出せる日を切望してやみません。
阿比留様にはご自愛を!
こんにちは。安倍氏は、変な内容の共同声明なら受けないと思います。安倍の前回の欧州歴訪にしても「EUは中国の正体を知らない」として、中国の危うさを訴える目的があったそうです。私も今日は無理しないつもりです。
安倍総理の参拝、秋が濃厚ですか?温家宝首相来日の日程が四月の前半であればその直後の春の例大祭前後に参拝があれば参院選の流れがぐっと引き寄せられそうな気もするんですが、どうでしょう。統一地方選もあって難しいとは思いますが。
こんにちは。まあ、現在の状況では、4月の会談直後に参拝して、けんかを売るような真似まではする必要はないと思いますし、安倍氏も戦没者へ追悼の誠を捧げるのはできるだけ静かな環境でしたいと思います。保守票目当てと言われるでしょうし。
マキャベリズムから言うと中国を完全に敵に回しても大丈夫。中国は今も株価暴落に相当驚いているはずです。オリンピックの後には上海博覧会があります。日本は不愉快だから不参加もありえる・・・でOKです。ようするに何時でもいいんです。反対するのは日本の馬鹿メディアだけ、国民は望んでいます。よその国の宗教に口を出したらどうなるか、いくら中国でもそのくらい分かるでしょう。そろそろアメリカ大統領はじめ、各国代表にも参拝していただきましょうか。当然中国・韓国元首にも・・・。
お疲れ様です。安倍首相の靖国参拝は秋の例大祭ですか・・・。
もともと8月15日の参拝は終戦30周年の時に三木首相が私的参拝したのが始まりですからね。靖国神社に祀られているのは大東亜戦争で亡くなった方だけでもないですし、私は例大祭の参拝の方が望ましいと思います。また、麻生氏が言ってたように「日本が負けた日に参拝するのはいかがなものか」とも思いますし。でも、夏になるとまた「参拝する、しない」でマスコミが騒ぎたてるのでしょうね。
私も安倍カラーが出てくるのを楽しみしています。安倍氏は2年ほど前の雑誌正論で「靖国参拝は次期首相にとっても責務」と言ってたんですから!
PS;本日の産経記事によれば米田氏の公認決まったようですね。同氏の著書「日本の反論~戦勝国の犯罪を検証する~」は必読です。正論の連載でしたが・・・
私もそう思います。中国もバカではないので、小泉氏が最後に参拝した後の国民の支持ぶりを記憶しているでしょう。今は靖国より南京など新たな歴史カードにシフトしているのかもしれません。ブッシュさんには靖国に参拝してもらいたかったし、そうすれば話は早かったのですが、なぜだか明治神宮になってしまいましたね。
これはあくまで私の見立てにすぎません。もともとそうだろうとは思っていたのですが、だんだんとやはり秋の例大祭だと感じるようになったということです。米田建三氏については、後援会や支持団体がしっかりしているのになかなか公認が出ず、本人も周囲もやきもきしていたようです。ご指摘の本は弊紙で書評を書いたことがあります。
他人に、とやかく言われる筋合いが無いと思うのですが、
種を蒔いたのはA新聞と一部のマスコミで彼らに責任を
取ってもらいましょう。墓参りをいちいち他人に告げる
必要は無いのですから安部さんが、お参りしようが誰が
お参りしようがマスコミもこれから報道もしない事です。
政治的に悪利用されて損をするのは日本なのですから、
国民も(マスコミ含めて)もういい加減止めましょう。
http://d.hatena.ne.jp/harimaya/
確かに昔は、首相の靖国参拝はミニニュースだった時代もありますからね。難しいのは、弊紙だけ取り上げるのをやめても、ほとんど意味がないだろうことです。
そもそも中国の参拝反対はいちゃもん意外のなにものでもないわけで(笑)。
あと、春・秋の例大祭のほうが重要というのは最初しりませんでした。
小泉さんが春の例大祭に出て、その時に勝屋さんだったが「実は例大祭が大事で8/15はおまけ」「そんな事も知らずに8/15にこだわる中国の気が知れない」と言っていたのを覚えています<テレ朝で^^;;。
つまり安倍さんは秋に行く事が大事な事を知ってるし、中国もこの手が使えない事もわかってきたから、ボロボロと行くんだよって事前に情報が出てきてたりします?(笑)。
いや、情報はTVから最近とってないのでわからないのですが・・・。
いずれにしても、行く事じたいは問題がないと思いますが、気になるのは新道ではない宗教の方は出してあげて欲しいです。
韓国人もキリスト教の人も靖国にまとめて入れられていると聞いてます。
これは”国内問題”ですが、議論の価値はあると思いますが・・・。
南京映画は、どうなんでしょうかね。小泉対決路線が時期ハズレに出てきてしまったようにも思えますが。
ところで、上海発の株安は、株持ってる人はドキッとしたでしょううね。くわばらくわばら。事情もよくわからなくて、いきなりドサッと落ちるのは困ります。といって、株価は上下するものだし、私は株を持ってませんけどw。
こんにちわ。私もおそらく秋の例大祭だろうなと思っています。が、その前にまずもって参院選ですね。この国をマトモな国にするための選挙です。健全なる保守の勝利に向け、有権者の冷静な判断を期待したいと思います。私は本来は春秋の例大祭の参拝が原則だという考えですし、もともと8月15日の参拝にはあまり意義を見出していません。むしろ大東亜戦争で命を落とされた英霊に思いを馳せるのなら、4月28日だと考えていますし、祝日法改正など、4月28日を英霊に感謝し感慨深く我々が後生に果たすべき役割を見つめ直す日としたいと思っているのですが・・・・。
西村眞悟議員のサイトでの報告にはこうあります。以下引用
小泉前総理は、総理になる前によく参拝していたのかどうかよくわからない。少なくとも総理になる前には、八月十五日に小泉さんを靖国神社で見かけなかった。
しかし、安倍さんは、何時も我々とともに、八月十五日に靖国神社にいた。従って、安倍さんが総理になったとたんに参拝しないと言うことは、完全な中国への屈服となるのである。 引用ここまで
私も安倍さんが昨年の8月15日に参拝されていないのでずっと気にかかっておりました。
例大祭、8月15日、日本の独立記念日(4月28日)など、色々ありますが、首相就任前にいつも参拝していた日に参拝しないというのは、信念を曲げてしまったと思われてもしょうがないのかなという気がします。
ですから、個人的には8月15日に参拝して欲しいなと・・・
>また、一部には安倍氏が昨年訪中した時点で靖国には行かないという〝密約〟を交わし、中国に屈しているんじゃないかという人もいますが、これは何の根拠もないと思います。
我々は安部総理本人ではありませんし、実際何を考えているかは、それまでの行動を鑑みて判断するしかありません。ですから、総理就任直前の終戦記念日、そして去年秋の例大祭の靖国参拝を参拝取り止めから導き出される答えは「圧力に屈している」と言わざるを得ません。
また「終戦記念日の参拝などあまり意味が無い」と言ってのけるのも、小泉政権時代から続く一部保守派の悪い癖です。現実から目をそらし、現政権に媚びるだけの、問題の本質をすり替えるだけの言動に過ぎません。
「8月15日、終戦記念日に参拝すべき」と言ったのは、他でもない、小泉前総理と、安倍総理なのです。安原美吾さんがご紹介された無所属議員が言うように、そう宣言していたはずの総理が参拝を取り止めるのなら、他国の圧力に屈服した事に他なりません。そこを誤魔化した議論は非常に空虚なものにしかならないでしょう。
冷静に考えれば、安倍自民党は今度の参院選で破れ、総辞職とまでいかなくともレイムダック状態になるでしょう。そのような状態でやけくそ気味で秋の例大祭に参拝したところで一体どうなるってんですかね?
ところで、もともと今年の秋の胡錦涛の訪日は、政権内部に不安定要素を抱え、世代交代・大型人事の行われる第17回党大会を控えている状況ではかなり困難だと考えておくべきでしょう。くれぐれも靖国と結び付けたり、日本側から譲歩したりしないようにして欲しいものです。
参考)日々是チナヲチ。
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/
寄り切りでアンチ組の勝ち。——でも胡錦涛優位は変わらず・下
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/f4a82a5e7ce9200255d66e45bfd7c11b
中国の「新しい歴史教科書」問題・上 :愛国主義教育。
http://blog.goo.ne.jp/gokenin168/e/b7fb58043333fc3901b20792d90e552b
他・・・・
現在、外交戦争の真只中にあるという緊張感と目先にことではなく長期的視点をもって、政府関係者には対処して欲しいと思います(河野談話等の二の舞いは本当に勘弁して欲しいです)。
中国首相、訪日時の「共同声明」に意欲
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070301AT3S2802628022007.html
中国首相、訪日時に共同声明を=日朝「米に遅れぬよう」と外務次官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007022801181
それにしても、外交通(?)を自認する山本一太氏の軽薄さは何とかなりませんかねぇ。。。
神道も宗教である以上、そう都合よくはいかないようですね。いったん祀って神様になっていただいたものを、都合が悪いから外して神様じゃなくすということはできないといいます。
安倍総理の思想は支持しますし、期待どおりやっていただけると信じてもいます。
しかしどうも理解できないのは、総理がどうして参院選まで自分の考えを押さえつけなければならないかということです。逆にはっきりと立場を鮮明にされたほうが保守無党派の票を集めやすいと思うのですが?党内事情、あるいは某与党との関係でしょうか?
支持率が下がるのは無視してもいいとは思いますが、参考にはすべきではないでしょうか?なぜ下がるのかと。
あるいは選挙前になにか逆点ホームランを打つ秘策をお持ちなのでしょうか?ご存知でもおっしゃりにくいとは思いますが、できれば少し暗示だけでも。お願いします。
ただいま体調不良でダウンしております。みなさまからいただいたコメントへの返事は、もう少し気力・体力が回復してからとさせてください。勝手ながら…。 阿比留瑠比
皆さん中国や韓国の動き等に気をつけられておりますが、もちろん、それはそれで首相は政治判断をされているのでしょうが、その他対欧的な判断や特に対米的な政治判断もあり、なおかつ、与党の歪な状況や獅子身中の虫対策等の内政問題の絡みもあって、現在は静かにされているのではないかという、推測を当方はしております。
阿比留さんとご家族の方々につきましては、一日もはやいご体調の回復をお祈りいたします。
> みなさまからいただいたコメントへの返事は、もう少し気力・体力が回復してからとさせてください。
この機会といってはなんですが、静養してください。
肺炎などにかかってしまってはいけません。
ここは、お医者さんの指示に忠実に。
(産経新聞社さんで働く人は皆、もちろん産経新聞社さんの宝ですが、阿比留記者は特に至宝ですので、体調面等を会社サイドからも考えてあげてください。)
靖國參拜「問題」は、天皇御親拜が行へるやうになるまでつづくんでせうかね。かつて三木總理が「私的」參拜を言ひだしてからおかしくなりましたね。安倍總理には、ご自身の參拜はもちろん、陛下御親拜のためにうごいていただきたい。
靖国カードは安部さんですか~ いい(≧∇≦)b
中国もバカじゃないだろうからオリンピッック前にデモなんて
やんないだろーし(意外とやったりして・・・どーせなら場所変更で)
個人的には行って欲しいな~
温家宝さんを案内してあげればいいのに(嫌味で)
けどパパ上が「反日デモやるかもな~・・・中国は日本が嫌いっていう
アピールになるし,もう訴訟じゃ金取れないしな」って言ってたけど・・・
|||||/( ̄ロ ̄;)\||||||| まじ~~?
てーか、だいぶ前に解決してるような問題をぶり返すのって、
そーゆーやり方しか思いつかないのかな~反日教育とかさ・・・
またまたパパ上が「中国の技術はもう伸びないな・・( ̄o ̄;)ボソッ」
上海の映像見て言ってたけど本当になればいいなー
安部さんファイトォ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*!!!☆
激務が続いておられたのではないですか。どうぞ宜しくご自愛下さい。
やはり十分な睡眠が一番ですよ。
P.S.
本日帰宅すると、妻が阿比留さまのブログ本を購入していました。もちろん私自身も購入させていただいたのですが、どういうわけか彼女も店頭にて手に入れた模様。「なぜ」と尋ねたところ、「本屋でみかけたら買わずにいられなくなった。あんたこそもっと貢献せなあかんやろ!!」とたしなめられた次第。ちなみに、加藤紘一の本の上に重ねるつもりで本屋であちこち探したそうですが、加藤本の方は見当たらなかったそうです。
本来の記者の仕事されて、ブログエントリー書いて、コメントに返事書いて
酒飲んで・・・・いったい何時寝られるのか。。
十分静養されてからで結構です。
ところでブログ本、今日届きました。サインありがとうございます。
これからゆっくり読ませて頂きます。
とりあえずお大事に。ゆっくり休養願います。
靖国神社は、明治2年6月29日に戊辰戦争での朝廷方戦死者を慰霊するため、大村益次郎の献策により東京招魂社として創立され、1879年に「靖国神社」に改称されました。
その後国のために亡くなった人を祭っています。
8月15日は太平洋戦争の終戦の日ですが、靖国神社はそれ以外の戦死者も祭っているので、8月15日でないほうが良いと思います。
秋には是非参拝して欲しいと思っています。
そして、その場で全世界に向かって、平和宣言、軍拡反対、並びに、自由と民主主義の大切さを訴える場にして欲しいと思います。
(中国も韓国もそれに文句言う事は出来ないはずです)
首相の靖国参拝ですが、やはり春か秋の例大祭が一番ふさわしいと思います。
これも連合国軍による戦後の贖罪プログラムの効果だと思いますが、大東亜戦争の終結日である8月15日に参拝することが、左翼勢力の言いがかりのきっかけになってしまい、本質が見失われてしまっているのではないでしょうか?
靖国神社に対する無関心は、中央官庁においても顕著です。
「靖国」「日の丸」「君が代」と聞くと右よりか? と警戒する官僚が多数いるのは事実です。
それらの指導を訴える官庁が、こういった体たらくですからどうにもなりません…
釈迦に説法かもしれませんが、許容量の飽和に近いレベルで物事を進め、それが続きますと、脳の神経伝達物質の動きも緩慢になり、頭脳のみならず、身体にも悪しき影響が出てきます。
常にキチンとレスされていてカキコする者にとっては嬉しいかもしれませんが、もう少し、お気軽に構えて活動されてもよいかな、とも感じます。
(発信の頻度・容量、レスに対する簡素化など...)
とはいえ、このブログでの情報は極めて感じ入るものでありますが。
どうぞ、充分に休養されますように。
安倍首相が靖国に参拝するかどうかは言わないとして、見方によっては中国を立てたかのような言動をとったのも、一つの理由は明らかに拉致問題でもっと協力させるためではあったと思います。まあ同時に、中国に多くを望む愚は重々承知されているでしょうが。上海発の株安は、中国市場の不安定さと構造上の危うさを強烈に印象づけましたね。
丹羽総務会長に同行している弊社の記者が、下手に中国に迎合的なことを言ったら問題化しますよ、とは伝えているようですが…。もともと思想性の特にない人で、中国とも縁が薄い感じの人なので、特に心配はしていないのですが。甘いかしらん。
4月28日はもっと注目され、祝われて当然の日ですね。8月15日は戦没者を追悼する日であると閣議決定もされているので、その日の参拝もいいのでが、どうしても先の大戦に対象が限定されるイメージがありますね。やはり春秋の例大祭がふさわしいと思います。
別に8月15日に参拝してもいいですし、あるいは安倍首相はそうされるのかもしれませんが、一国の代表が英霊への追悼を行うのは、やはり比較的に落ち着いた環境下のほうがいいかなと思っています。面白いことに、例大祭時の参拝は、公明党が「神道色が強い」として嫌がるのですが…。
私は仕事上、安倍首相やその周囲と、日常的に何らかの接触のある立場にいます。ですから、拙ブログでも私の署名記事でも、表面上の言動や、表立って出てこないことをできるだけ(そのままストレートには書けませんが)みなさんにお伝えしたいと思っていつもやっています。8月15日の件ですが、繰り返しになりますが私は別にこの日の参拝でもいいと思います。>{8月15日、終戦記念日に参拝すべき」と言ったのは、他でもない、小泉前総理と、安倍総理なのです。ただ、これは小泉さんが「8月15日」と言ったから、安倍氏もその線で支えたということだと思います。信仰・思想が大嫌いな小泉氏はおそらく当初は、例大祭の存在や意味など考えていなかったと思いますし。>現政権に媚びる…という表現がありましたが、新聞記者にとって、政権に媚びる必要なんてほとんど全くというほどありません。批判だけ書いているほうが楽ですし簡単です。政権を評価した記事を書いて、何かいいことがあるというわけでもありません。どうも誤解があるような気がします。
山本氏の安倍氏応援は、ひいきの引き倒し感がありますね。安倍氏の本質的な部分を理解しないで、しゃべっているのだと思います。今回の上海発の株安は、胡錦濤の立場にどう影響したのでしょうね。
一つには、福田康夫氏や山崎拓が総裁選に出なかったことで、党内が総主流派のようになり、党三役・閣僚人事で本当に思うようにできず、体制固めがいまひとつだと判断したこと。また、党側では中川幹事長、官邸内では塩崎官房長官といったリベラル派が、「中道左派の取り込み」を進言し、当初の70%近い支持率が、かえってそれが可能であるかのような幻影を抱かせたこと(それが参院選対策になるとの判断)。首相の権力は長く続ければ続けるほど強くなっていくし、6年間の長期政権を目指しているので、スタート時には波風を立てない方がいいという声が強かったこと。某与党も、支持者対策上、参院選が終わるまであまり動かないでくれと要請していたかもしれません。しかし、政権発足5か月の実績としては、それでも相当のものなのですけれどね…。
官僚任せの首相ならばともかく、安倍氏はほとんど官僚は寄せ付けず(ほとんど面会しない)に自分の頭で考えていますから、これは大変です。国内経済から教育から外交から不祥事から選挙から…。よくこなしているなあ、と正直思います。政治家としては体力はないほうだと言われていますが、一般人に比べればずっとタフなのは間違いありません。
これはひとえに天皇陛下の思し召しひとつだと考えます。現在も、他の皇族方は参拝されていますし、例大祭には陛下も靖国に勅使を派遣されているのですから。ただ、対外的な波紋など、いろいろお考えなのだろうと勝手に推察していますが。
ウコンの力と下痢止めありがとうございます(笑)。中国の反日デモは、実態は反政府デモだという話がありますね。国内の貧富の差や閉塞状況を反映したものだと。まあ、そのときは日本企業がどんどん中国から引き揚げればいいだけだとは思うのですが、身の回りに中国製品が本当に増えたし、この先どうなるのか。でも、中国の新しい教科書も相変わらずすごい反日だそうです。
ひたすら感謝するしかありません。ありがとうございます。奥様にどうぞよろしくお伝えください。
本のご購入ありがとうございます。私は昨日夕から朝まで横になっていました。これからもよろしくお願いします。
当然、昨夜は飲んでいません(というか水分をとってはくだしていました)。ご心配をおかけしました。以後、一層気をつけます。
そうですね。なるほど、総理としての初参拝の際には、「所感」「談話」を出すのもいいですね。だいたい、日本と戦争したわけでもない韓国が靖国参拝に文句を言うこと自体が変ですけどね(実際、以前の韓国政権はそれほど言ってこなかったし)。
>「靖国」「日の丸」「君が代」と聞くと右よりか? と警戒する官僚が多数いるのは事実です。
右に警戒するぐらいなら、もっと特定アジアや反日勢力に警戒し、対策を練ってほしいものだと思います。無理でしょうが…。体調はだいぶよくなりましたが、まだ節々が痛いです。
ご心配をかけました。ご忠告、ありがとうございます。確かに、何でもバランスは大事ですから、考えたいと思います。
コメントを書けるほどに回復されて、よかったですね。ついでに2,3日休養を取るとか。もちろん酒抜きでw。
こんにちは。なんとか返事は書けるようになりました。本日は同僚に迷惑をかけつつ自宅で休んでいます。もちろん酒は飲みません(笑)
はい、ねむる・・・ねむる・・・眠くなってきた・・;眠くなってきた・・・ハイ、眠った!
当然ながらコメントはご不要に。ニヤリとしていただければ。
> 今回の上海発の株安は、胡錦濤の立場にどう影響したのでしょうね。
素人ですから、サッパリ分かりませんw
ただ、胡錦涛は当初から経済の過熱を抑制しようとして来ましたから、それ見たことかと内部統制を強めるかもしれませんね。しかし、内部闘争が激化しても、今後本格的なバブルの崩壊があっても、また軍の一部が暴発しても、日本は必ず影響を受けますから迷惑な国であることは確かです。
安倍総理は充分ご承知だと思いますが(そのための日本版NSC構想しょうし)、日本では世間一般に流布している情報(マスコミ情報は必ずしも当てになりませんけど)があっても、それが外交にはほとんど利用されず、立派な見識をお持ちの方もいるようなのにその意見が反映されないことが続いてきました。
ただ、そうした中にあっても、私は国交回復時の日中共同声明を、周恩来をして「法匪」と言わしめた当時条約局長の高島益郎氏などの働きもあって、ギリギリ日本の国益を守っただけでなく、現在の台湾問題を含む極東情勢を支える役割を果たしていると高く評価していましたから(だからこそ中国はこれを骨抜きにしようと機会を窺っていると思います)、「中国首相、訪日時の『共同声明』に意欲」という記事を見て、肚に一物も二物もある温家宝ごときを相手に新しい共同声明など冗談ではない!と、脊髄反射をして前回のようなコメントになってしまいましたw
政府にはぜひ「新しい共同声明」は必要ないと、突っぱねて欲しいものです。
なお、山本氏を軽薄というのは言い過ぎたかもしれませんが、時々いいことも言うのですが、発言もコロコロ変わるところもあって、何とも軽い感じがしたものですからw
こんばんは。気分はだいぶいいのですが、腹の調子はあいかわらず‥。>周恩来をして「法匪」と言わしめた当時条約局長の高島益郎氏などの働き‥こういうエピソードこそ教科書に載せればいいと思うのです。日中関係は今後も予断を許しませんから、注視していかなければなりませんね。
>ただ、これは小泉さんが「8月15日」と言ったから、安倍氏もその線で支えたということだと思います。
安倍総理も、総理就任前は終戦記念日にさんざ靖国参拝していたではありませんか。それが今になって「例大祭ではないのだから、重視する必要はない」と言うのは、あまりに無責任な逃避的言動だと思いますね。
どう言い繕うと、既に8月15日は、日本国首相が靖国参拝すべき重要な日になっているという現実を無視すべきではありません。
>批判だけ書いているほうが楽ですし簡単です。政権を評価した記事を書いて、何かいいことがあるというわけでもありません。
朝日新聞の記者ならともかく、産経新聞の官邸付き記者がそう言うのは、あまり説得力を感じません。
ですから、もちろん私も8月15日に参拝してもいいと思うし、そう安倍首相がするかもしれないとも書いているはずです。ただ、いろいろと情勢を考えると、予測としては秋の例大祭かなと思うと述べているのですが…。>朝日新聞の記者ならともかく、産経新聞の官邸付き記者がそう言うのは、あまり説得力を感じません。…kikori2660様、初めのころにいただいたコメントにも書いたと思うのですが、このブログは、朝日や他社のことを批判することもしますが、社を代表してではなく、個人として書いています。このブログの規約でも、私が書いたことで裁判その他諸問題が発生しても、すべて責任は個人が負うという趣旨のことが記載されているのです。kikori2660様が私の書くことが信じるに足りないと思われるのならばそれは私の不徳のいたすところでしょうが、私は自分ではかなりウソが嫌いな人間だと思っています。産経が歴代政権をよく書いてきたかどうかは、過去記事をさかのぼっていただければある程度分かると思いますが、どの社よりも厳しく批判してきたことは決して珍しくありませんよ。
>ただ、いろいろと情勢を考えると、予測としては秋の例大祭かなと思うと述べているのですが…。
さらっと「情勢」と書かれてますが、まさにそれこそが「圧力に屈している」と認めている事に他ならぬではありませんか。しかしながらあなたはそれを否定し、かつて小泉支持者が、当時の小泉総理が終戦記念日の参拝をズラしていた時代に「終戦記念日などには参拝しなくとも良い。英霊はきっと分かってくれる」と言っていたのと同じような事をおっしゃっている。
そして、訪朝した山崎拓の処分についてに関してもそうですが、六者協議の結果を踏まえた安倍政権に対する評価も、意図して避けておられるように見えます。ある拉致問題を扱う掲示板にも見られる傾向ですが、安倍政権に対する批判を和らげるつもりなのか、やたら「ミンスがミンスが」と連呼する人、いますよね。あれだけ安倍総理の人となりを理解されているとおっしゃっている阿比留さんが、全く六者協議に触れようとしていなかったのはあまりに不自然です。
たしかに「ウソ」と「触れない」事は別でしょう。しかしそれは中国のチベットや東トルキスタンの弾圧に触れようとしない左翼系マスコミの姿勢とどう違うのでしょう?
>訪朝した山崎拓の処分についてに関してもそうですが、六者協議の結果を踏まえた安倍政権に対する評価も、意図して避けておられるように見えます。
山崎拓氏の件については以前説明したはずです。それで納得するしないは kikori2660様の自由ですが、繰り返せば、たとえ首相がだれであろうとどの党であろうと、あれで山崎氏をどう処分できるというのですか?。心では怒り心頭でも、世の中にはルールというものがあるのです。また、6か国協議についても書かれていますが、別に意図も何もありません。私のブログが、世の中の事象すべてを取り上げているのならともかく、特定の話題を書かなかったからどうだといわれても当惑します。もし必要だと思えば、そのときに6か国協議でも何でも書きますが…。むしろ、私はこれまで書いてきたことを振り返って、日教組関係ばかりに偏って書いてきたなあとか反省しているぐらいで、そんなに多くの事象をカバーしてきたつもりもありませんし、別に意図的に何かを避けてごまかすためではなく、そのときに書きたくなったことを書いているだけなのですが。
>心では怒り心頭でも、世の中にはルールというものがあるのです。
ルールの上では困難でも、安倍総理がどうした意見を思っているか、マスコミ人としていくらでも伝える方法はあるでのはありませんか?しかも総理に近いと自負されているのなら尚更。前回申し上げたのはそういう事でした。
>私のブログが、世の中の事象すべてを取り上げているのならともかく、特定の話題を書かなかったからどうだといわれても当惑します。
当然、こうした反論を頂くだろうという事は想像しておりました。ですが、
その上で「拉致問題の解決」を至上命題に掲げる安倍総理について、その総理に近いと自負する阿比留様が、六者協議について全く触れないとは予想もしておりませんでした。そこを非常に残念に思うのです。
しかし日教組や小沢の事務所問題の方が余程書きたい問題だったとあれば、それは仕方の無い事ですよね。
一つには、私はどうしても発作的にそのことが書きたくなったときは別ですが、ふつうはマスコミや、多くのブロガーさんが取り上げない話をできるだけ書こうとしてきたこともあります。日教組、特に山梨県教職員組合にこだわったのもそうですし、小沢不動産問題も、産経というか私が今回火をつけた(週刊現代に先行する記事がありましたが)こともありました。今まで書いてきたことも、議員会館前で配られるビラの話であったり、政府の質問主意書への答弁書の話であったり、紙面からこぼれるような話に重点を置いてきたことをご理解いただければ幸いです。
>総理に近いと自負する阿比留様。…そこまで自負はしていません。多少は長い間見てきたとは思っています。また、これは仮定の話ですが、私が仮に総理サイドから完全オフレコで「この問題は今後はこう進める。その過程では、相手との交渉もあるのでこれとこれは敢えて伏せておきたい。国民の不満はときがきたら晴らすしかない。そしてなになにが終わった時点で改めて取り組む」などの情報を得たとしたら、やはりそのことは書けないでしょう。ときどき、そういう方向性をにじませるようなことは書くかもしれませんが、そこまでだと思います。ご容赦ください。
>また、これは仮定の話ですが、私が仮に総理サイドから完全オフレコで(略)
何をおっしゃりたいかは大体想像が出来ます。ですが、同時にマスコミ人として、常に「自分は政府のプロパガンダに利用されているのではないか」という疑問を持ち続けるべきだと思います。
>ときどき、そういう方向性をにじませるようなことは書くかもしれませんが、そこまでだと思います。ご容赦ください。
あなたは政治家でもなければ官僚でもない。誘拐事件を報道しているわけでもないのに「オフレコ」という言葉に縛られて、伝えるべきものを伝えられなくなったら、もはやそれは「記者」とは言えないのではないですか?安倍政権が潰れたら日本オ未来は無い、といった主旨の事をおっしゃられているようですが、それを守る為に都合の良いところだけ垂れ流し、ヤバそうな政策は「オフレコだから言えない」とスルーするのは、それは「工作員」の仕事です。
残念ながら私が予想するに、日本政府が想定しているであろうその戦略は、見事に失敗するでしょうし、やるべきではない手法とそれを誤魔化す為の嘘に塗れています。安倍政権の対北朝鮮外交は小泉時代と同じ過ちを繰り返すでしょう。おそらくあなたは、参院選が終わるまでそのオフレコについて触れるつもりはないのでしょうね。しかしそれでは遅かった、という結果になると予想します。
しかし相変わらず、安倍自民党の参院選について質問を投げ掛けても、頑としてお答えにならないのですね。同志には自民党の現職議員や民主党の職員がいますけれども、政権発起直後から、安倍自民党が勝つだなんて思っている人は一人としていませんよ。阿比留さんはどういった根拠から、自民党の勝利→例大祭の参拝を予想されているのですか?まさか、“オフレコ”にその勝利の秘訣が詰まっているとおっしゃりたいのでしょうか。
私はこれまで、自分なりに誠意を持ってお答えしようとしてきました。でも、何をどう答えても意図を疑われ、私が素直に述べていることを信じていただけないようなので残念です。私は自分の知っていること、事情をこれまで、情報源と直接接する記者として明かしていいかどうかという限界まで開示してきたつもりですが、それでもだめだといわれたらもうどうしようもありません。オフレコを破ることができないのは、記者としても人間としても当たり前のことです。 kikori2660様の予想が当たるかどうかは私には分かりません。ですが、もうここまでにさせていただきます。
オフレコを破れ、と言っているのではないのです。オフレコを聞かされているから、という理由で、やるべき批判を避けているからです。
ヤマタク訪朝に関する緘口令を敷いたり、日朝平壌宣言の破棄を主張出来なくなってしまった産経新聞に所属している以上、仕方無いのかもしれませんが。結局、肝心な事は誤魔化してばかりで何一つまともにお答え頂けませんでしたね。