今から7年ちょっと前に、当時はまだヒラ議員(当選2回)だった安倍首相に、愛読書に関してのインタビューをしたことがあります。現在はなくなりましたが、当時、産経の読書面には「私の一冊」というコーナーがあり、各部が持ち回りでそれぞれの分野の著名人の投稿を載せたり、相手に書いてもらう時間がないときにはインタビューをしたりして、心に残る本や、思い出の本を紹介してもらっていました。
それで私は政治部員なので、当然のことながら政治家か省庁幹部あたりから人をみつくろうしかなく、白羽の矢を立てて依頼したのがまず、安倍氏でした(このほか、中川昭一・現政調会長らにもこのコーナーへの登場をお願いしました)。事務所を通してインタビューを申し込んだところ、快く受けてくれたのですが、無役だったので、時間があったのかもしれませんね。
安倍氏はこのインタビューの約2か月後に、森内閣の官房副長官となり、小泉内閣の官房副長官を経て自民党幹事長に抜擢され、幹事長代理、官房長官と政府・与党の枢要な地位を歩き続けて首相の座を射止めました。最初の役職である副長官に就いてから、首相になるまで6年と3カ月ちょっとしか経っていません。いかにスピード出世だったかがわかります。
それで、以下の記事が、安倍氏が語った内容を私がまとめたものです。自分のことを正直に「ノホホンと育った方」だとあっさり語るなど、安倍氏の飾らない人柄も表れているように思います。それと、今回この記事を紹介する気になったのは、現在、参院選に向けて熾烈な争いを闘っている民主党の小沢一郎代表の名前がちょっと出てくるからです。まあ、なにはともあれ…。
《【私の一冊】衆院議員 安倍晋三 『沈黙』 選択する判断の厳しさ実感 [ 2000年05月15日 東京朝刊 読書面 ] (遠藤周作著、新潮文庫他)
私立成蹊高校三年の春休みに読んだのが、遠藤周作氏の『沈黙』だった。私はわりとノホホンと育った方だったし、どちらかというと物事をそう突き詰めて考えるタイプではなかった。そういう中で手にしたこの本は、宗教的なテーマなのに読みやすく、非常に大きな衝撃を受けた。それまでの私の読書傾向は、松本清張氏や横溝正史氏らの推理小説などが中心だった。遠藤氏の作品を読んだのも、最初はユーモラスな「狐狸庵先生シリーズ」がきっかけだった。
ところが、島原の乱鎮圧後のキリシタン弾圧と、日本に潜入したポルトガル司祭ロドリゴの苦悩を描いた『沈黙』は、人間の極めてストイックな生き方を描いていた。ロドリゴは、拷問に耐え、殉教していく日本人キリシタンたちを救うために、踏み絵を踏み、信仰を捨てる選択をする。そういう厳しい判断を強いられる経験は私にはなかったから、自分だったらどうしたかと考えさせられた。
やはり信仰につまずいた男を描く『死海のほとり』も読んだが、遠藤氏は、弱さを持った人に対する視点が大変優しい。
それから、成蹊大、社会人へと進み、読書範囲は歴史小説へと発展していった。司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』や『世に棲む日日』を読み、私自身が同じ長州人であることから、吉田松陰先生の生き方、指導者としての傑出した人格にひかれた。松陰先生もある意味で非常にストイックで、打ち首となることで「神」に近い存在になった。松陰先生の死後、門下の松下村塾生らが明治維新を完成させたが、キリストの十二使徒も、師の死後に熱心な布教を開始しており、何か似ている気がする。
神に仕えるロドリゴにとって、仲間のキリシタンを助けることは世俗のことに過ぎない。しかし、彼は結局は世俗を優先し、現実の世界でだれかを救うため、今までの人生を否定することまでした。そしてロドリゴの境遇とは比べようもないが、私も神戸製鋼所でのサラリーマン生活をやめて父(故安倍晋太郎元外相)の秘書になったとき、何かを選択するとは何かを捨てることだと実感した。
こうした本を通じて思ったのは、一つの理念、ビジョンを持つ政治家になりたいということだった。しかし、思想家ではない政治家に求められるのは、理念や理想をあくまで追求することではなく、現実の世界で結果を出すことだ。そういう大きな判断を政治家はしていかなくてはいけない。
先日、自由党の小沢一郎党首が「理念」を主張し連立を離脱したが、理念で生きた方がいいか「現実」に生きた方がいいかは、結果を見なければ分からない。(あべ・しんぞう)》
私の記憶に間違いがなければ、インタビュー後のオフレコ部分で、安倍氏は「僕は、(連立を離脱した)小沢氏は間違っていると思う」と話していました。もう時効だと思うし、いまさら隠さなければならないような話でもないでしょうから、あえて書きましたが。
安倍氏の口からは、この記事の後ろ2段落に出てくるのと似た言葉を、その後も何度か聞きました。これも随分前のことですが、話題がたまたま漫画家の小林よしのり氏の件になった際には、安倍氏は小林氏の考え方に理解を示しつつも「彼は思想家だよね。でも、政治家は現実に向き合わなければいけないから」と言っていました。
また、小泉前首相による郵政解散の際、政治信条を共有する安倍氏の同志たちが造反組となり、翻意を促す安倍氏の説得にどうしても従わなかったときには、安倍氏はこう語りました。
「彼らは間違っている。自分のやりたいことを実現するには、権力の近くにいなければいけない」
こうした安倍氏の考え方がいいのか悪いのかだとか、正しいのか間違っているのかという話ではなくて、この人はこういう発想をし、それを実践してきたのだろうと思います。そして、安倍氏が7年前、小沢氏について「間違っている」と言ったのも、いくら理念を唱えても、政権を離れたら何も政策を実現できないということを言っていたのだろうと考えるのです。
私は、安倍氏は心情的にはものすごく素直で真っ直ぐな人な人だと思っていますが、同時に政治手法は直情径行型ではなく、とても現実主義的な人だとも考えています。で、本日のエントリで長々と思い出話のようなことを書いたのは、参院選をめぐって安倍氏の責任論が取りざたされているからです。
いま、永田町で言われているのはまず、年金問題での大逆風の中、自民党が過半数議席維持に必要な51議席を確保するのはとても無理だということです。それはもう、党内で織り込み済みの共通認識なので、そこに届かなくても責任論は高まらないでしょうが、問題は議席が40台半ばかそれ以下となった場合です。
9年前の7月、当時の橋本龍太郎元首相は、参院選の獲得議席が44にとどまった結果、退陣しました。だから、一つの目安として、今度の参院選の議席が44以下なら、安倍退陣論が強まるだろうと言われています。もっともらしい理屈ではありますし、永田町の相場感ではありますが…。
ただ、その場合でも、安倍氏が退陣すれば参院の議席が増えるわけでも何でもないのです。安倍氏が責任を取って辞めたとしても、後任の首相が参院での与野党逆転状況に苦労するのは何も変わりません。そしてそこで思い出すのが、ここで書いてきたような安倍氏の考え方という要因なのです。
安倍氏が「地位に恋々とするタイプではない」(昭恵夫人)というのは本当だと思いますが、首相という地位にあるからこそ実現可能な諸政策を、参院選で負けたからといって簡単に放り出すかどうか。今後の流れ次第では、まだ衆参同日選もありえますし、参院選後に衆院解散ということだって想定されます。政界再編に向けた動きもあるかもしれません。
うーん。当たり前すぎる結論ですが、そのときになってみなければ分からないなと思います。いまはそれしか言えません。小沢氏の方も、本当に彼に政策や理念があるのなら、その実現のために7年間の野党暮らしに終止符を打ちたいでしょうし。いずれにしても、暑い暑い夏本番が近づいてきました。
コメント
コメント一覧 (80)
>「彼らは間違っている。自分のやりたいことを実現するには、権力の近くにいなければいけない」
この言葉は、李登輝先生のお考えにも似ていますね。安倍氏は、総理になっていらい、それまでとは違った慎重な発言で支持を失ってきました。それは国家最高権力を手にしているから、無責任な発言を自らに禁じておられるのでしょう。わたしは、「権力」を手にした今、なすべきことを着々と実現しつつある安倍総理を最後まで支持するつもりです。
自分が最高権力者であると自覚すれば、あまり飛び跳ねた言動はとれないという部分は確かにあるでしょうね。国民の目に見えやすいことと、見えにくいことと両方あると思いますが、この9か月の成果は歴代どの内閣よりも評価できると考えます。戦後60年間の膿が噴出し、足取りは重くも見えますが、確実に前へと歩を進めていると。
《「彼らは間違っている。自分のやりたいことを実現するには、権力の近くにいなければいけない」》・・
この言葉に安倍さんの信条があふれていますね。
善し悪しは別問題として、理想を具現するにはこの手法しかないのかと、常に権力に逆らってきた、己の現役時代を振り返り実感しています。
こんばんは。>常に権力に逆らってきた、己の現役時代を振り返り実感しています。 …これもまたinkyo様の信条がストレートに伝わります。性格もありますが、人生の優先順位に何を置くかで変わってくるような気もします。私自身は、別に上司に逆らっている気はありませんが、好き勝手しているという自覚はあります。
現実に向き合い、理念を実現する。。。野党はもちろん与党内にも考え方を異にする人々がいる中で政治を行うための、もっともな考えですね。実際にはとっても忍耐が必要で、簡単なことではないでしょうが。
本日日経新聞に安倍内閣の支持率がまた下がったという記事がありましたが、我が家では国民がマスコミに乗せられてることを嘆いています。
参院選では「自民党にお仕置きよっ」と考えているのでしょうか。
それにしても、この逆風下で衆参同時選挙という可能性があるのでしょうか?もしそうなった場合、国民は自民党衆院にもお仕置きするのでしょうかね。
阿比留様
今朝の産経新聞に参議院が「良識の府」であるはずなのに「政局の府」になってしまっていると確か有りました。
>小沢氏の方も、本当に彼に政策や理念があるのなら・・・
不動産屋まがいの事しなくて、過去の政党の金銭の清算もはっきりとして、大事な時に逃げないで・・・と小生は小沢氏を政治家らしいと思えた事は一度も有りませんが如何でしょう?
自民党へのお灸がききすぎて、自民党が全身火傷で息絶え絶えになりそうな雰囲気ですが、選挙まであと一カ月あるので、どうなるでしょうか。この状況で同日選に踏み切り、勝てばいいのですが、衆院でも大敗したら、安倍首相は自民党を崩壊に導いた首相として厳しく指弾されるでしょう。さて、どうなるのか。
こんばんは。私は以前、自由党を担当していたときも、小沢氏に本当に理念や政策があるとは、なかなか信じられませんでした。そもそも、新進党時代に野村サッチーを擁立した選挙で負けた小沢氏が、「政策を理解しない国民が悪い」という趣旨の敗戦の弁を語っていたのを見て、「この人は国民をバカにしている」と感じたときからそうですが。今はなおさらです。
安倍氏を強く支持しているだけに、こんなにドキドキ心配する選挙は初めてです。
安倍氏の政治信条と小泉氏の演出のうまさが合体すれば最強でしょうが。。。
ここ9ケ月の安倍さんの成果は素晴らしいものがあります。評価していない人は、戦後レジュームの恩恵をぬくぬくと受けた人達だけでしょう。
今問題となっている年金も戦後レジュームですし、安倍さんの責任はこれを解決することです。
それから、解決すべき課題はまだまだ山積みです、キッチリと仕事師内閣を続けて欲しいと願います。 大変かとは思いますが、5年間を全うして下さい。
短慮は、絶対禁物です・・・・されないと思いますが
なお、人気にあやかった小泉さんでさえ、04年の参院選は自民党1議席減となり当時の森派以外は惨敗でしたね。
政界再編は、望むところです。自民党左派と民主党右派の考え方が紛らわしいので、憲法改正においては事前に整理しておいて欲しいですね。
自治労についてですが、沖縄与那国島に米海軍の掃海艇が寄港したというニュースの中で、見事な旗振って抗議している場面が掲載されていました。
http://ryukyushimpo.jp/uploads/img467f0d69c05bb.jpg
お前ら仕事しろと(ry
私はあまり本、文学系のものを読みません。というのも騙された感があるんですよね。何を騙されたかというと、テレビの水戸黄門みたいに、悪代官+悪徳商人という連中が問題を起こして解決するというような、決まりきったパターンがあるから。で、私はこういう安もんの番組や本というのは、左翼文化人に共通する反権力の現れで、政府権力に不信を抱かせようとする、ただのプロパガンダだろうと思ってるワケです。
水戸黄門とか、左翼娯楽本が、日本人の底に溜まっていて、それが原動力になって、現政府非難となるんじゃないかと。そうと考えると、日本人の反応が理解できるんじゃないかと思います。
統一教会との関連が支持率低下に結びついている面もあろうかと思います。
つぎに、安部総理の取巻きの「幼稚さ」が気がかりです。
西洋と東洋の文化の違い、伝統的な考え方の違い、「神道」は単なる自然崇拝なのが、外国には,理解できないようで残念です。
拉致問題をめぐって、安倍さんには人をグッとこさせるような発言がいくつもありました。小沢さんにはただの一つもありません。拉致被害者の家族の人たちにも一度も会ったことがないと聞きます。
党首討論やインタビューの受け答えを聞いても、ただ大人(たいじん)の風格を漂わせようとしているだけに見えます。小沢さんという人は、人間として小さいんじゃないでしょうか。
安倍氏自身は、小泉氏のやり方について、そうしたいとも、それができるとも思ったことがないという趣旨のことを言っていますからね…。
私は小泉氏が首相時代も、かなりの間、官邸担当だったのですが、いまネット上で言われている小泉人気にちょっと疑問を感じています。というのは、発足時は確かにものすごい人気でしたし、郵政解散以降は「強い小泉」イメージが確固たるものになりましたが、その途中は、そうでもなかったからです。朝日の世論調査でも、まさに現在の安倍内閣と同じくらいの33パーセント程度の支持率になったこともありましたし…。言動がふらふらとぶれまくったり、弱々しかったこともけっこうありました。抵抗勢力に骨抜きにされたことも、やりこめられたこともありました。私は小泉氏の実績と能力を評価していますが、なんだか、多くの人が小泉さんの5年半のうち、特に輝かしかったときのことだけを記憶しているように思います。政権とは、そういうものかもしれませんが。
実は自治労は、昨年の教育基本法改正のときも、すさまじい政治活動というか反対運動をしていましたし、沖縄へのトマホーク配備の際も妨害活動をしていました。サヨク運動体であるという認識が必要だと思います。
あの、いや、実は私は、水戸黄門的勧善懲悪が大好きなのです。単純なもので。でも、水戸黄門はサヨクの人が喜ぶとも思えないのですが。>私はこういう安もんの番組や本というのは、左翼文化人に共通する反権力の現れで、政府権力に不信を抱かせようとする、ただのプロパガンダだろうと思ってるワケです。…うーん、注意してみます。
私も政治部に配属されて驚いたのですが、政治と宗教は、創価学会だけでなく、かなり深く結びついています。というよりも、議員の側からすれば、票になれば何でもくいつくということがあります。これは別に自民党だけではなくて、民主党もいろんな宗教団体とくっついたり、懇親会を開いたりしています。ご指摘の統一教会ですが、ネット上で繰り返し書かれているような安倍氏と特別な関係があるようには思えないのですが、自民党議員の中で、良好な関係を持っている人がいるのも事実のようです。私が知る限り、安倍氏と対立関係にある元幹事長なんかがそうです。
私は、小沢氏とその取り巻きに対し、ほとんど何も期待していないのです。なんだか偉そうだなあ、とはいつも思いますが。
年金問題でボーナス返上には違和感を覚えます。安倍政権の責任ではないです。
何かと各種関連委員会を作って有識者の意見を聞く場を設けているようですが、これにも違和感があります。成果があるのでしょか?
世論に気を使いすぎて、揚げ足を取られないようにしていただきたい。「日本を取り戻すために良い仕事をしてくださる。」安倍首相に対する期待はこの一点につきます。
でも、そういう人に限って首相の言うことをききません。
「お前ら、言うこともきかないのに、責任とれとれ言うな!」と首相に代わって私が言いたい気分です!
憶測ですが、そういう人に限って自分が逆の立場に立たされたら、驚くべき執念を発揮し地位にしがみつく・・ような気がします。
う〜ん、「沈黙」ですか...
仮に「ロドリゴを嗤えるか?」 という命題を今回改選の参議院議員候補に与えた場合、聞き手読み手が肯定的に反応できるような回答ができる人ってどのくらい居るんでしょうね? そんな企画出来ないかな〜♪
安倍首相の「回答」を私的に理解すれば、「利害調整としての政治を行なう者は理念を通して溺れぬ事が肝要。 権力は成果をもたらす為の必須道具。」というところですかね? 前任者のような「煽動家型」のリーダーを求める面々には不満かも知れませんが、やたらと「絶対・・」と吠えまくる自称政治家(実質は原理主義的主張者)よりは信頼できそうに思えます。 だって、相手の話もちゃんと聞きそうだもの♪
しかし、日本人の「責任」の取り方(取らせ方か?)って何でいつも「辞任/退陣/自決」なんだろか? 「社会保険制度の正常化は安倍首相の責任だから、ケリが付く迄辞めさせねぇぞ」と、麻生外務相あたりが主張したら面白いんですけどね♪
> 私も政治部に配属されて驚いたのですが、政治と宗教は、創価学会だけでなく、かなり深く結びついています。
私も民社党の選挙を手伝ったことから、議員心理と,選挙の実態は心得ています。先の南米の誘拐事件でも,信者から巻き上げた資金が,土地の買収に当てられたのでしょう。
宗教団体の税制は、もっと論議すべきと思います。
>何かと各種関連委員会を作って有識者の意見を聞く場を設けているようですが、これにも違和感があります。成果があるのでしょか?…これは仕方がないし、有効だと思います。だって、例えば今回の年金問題の検証委員会にしても、役人にやらせたら、ろくなものが出てこないどころか、何も変わらないに決まっています。かといって、首相や官房長官がいちいちすべての資料に目を通して報告書を書いて、というわけにはいきません。信頼できるメンバーを選んで、徹底的に論じてもらうことは別に悪いことではないと思いまし、成果も上がると思っています。
私が見るところ、政治家はみんな孤独です。ときに仲間や親分、子分をつくって群れもしますが、結局はわが身は自分で守るしかない立場です。だから、議員が党や首相に忠誠心を持たなくても、何の不思議もないと思いますが、それを表に表すのは別ですね。自分達が選んだトップなのですから。我々会社員は、別に公選制で上司やトップを選んでいるわけではありませんが…。
小沢氏が理念で生きているかどうか…。確か、以前小沢氏は核問題にせよ歴史問題にせよ、結構硬派な事を言っていましたよね。彼が理念に忠実な人物であれば、民主党を分裂させてでも国家観や歴史観で同じ方向にある筈の安倍首相の下へ馳せ参じると思うのです。それが無理としても、少なくとも以前の自分の主張とまるっきり反対の主張を以て安倍首相を批判する事はないと思うのですが。権謀術数といえばそれまでなのでしょうが、そうした国家の根幹に関わる問題でその様に装える小沢氏にはどうも信頼が持てません。これまでの党首よりはマシかも知れませんが。
http://okei28.blog93.fc2.com/blog-entry-401.html
《民主党が、参院選に勝つ方法はただ一つ。小沢一郎を辞めさせること。 》
http://okei28.blog93.fc2.com/blog-entry-401.html
《小泉が言った。・・・小沢一郎を大事にしろ・・・あの男だけが、自民党を窮地から救ってくれるのだ。まさに小沢一郎は、自民党にとって希望の星なのである。》
http://okei28.blog93.fc2.com/blog-entry-440.html
二大政党制の「理念」を実現するためには、好き放題言われてコケにされてもじっと耐えて、自らの信念を曲げても、社民と共産には消えてもらうか合流しなきゃいけないわけで(笑)。国民を犬扱いしたととられかねないあの犬と話す小沢さんのCM、個人的には大好きだったんだけど・・・。今回は国民新党CMがイケテるかも(笑)。「理に適っている」んだそうで・・・。
済
サラ金・パチンコ壊滅(ほぼ済み)
教育基本法改正・教員免許更新制(成立予定)
防衛省昇格・海洋基本法
国民投票法
犯罪収益移転防止法(マネーロンダ)
少年法改正厳罰化
実施中
同和利権にメス
北朝鮮経済制裁・朝鮮総連圧力
日米豪印4ヶ国同盟・韓国除外
サウジ等中東関係強化
阻止中
国立追悼施設・女系皇室典範
在日参政権・人権擁護法案
拒否
「従軍」慰安婦(国会で強制を完全否定)
中国サミット正式参加
準備中
憲法改正
公務員削減・給与削減・天下り制限
マスごみ捏造放送対策・朝日捏造対策
社保庁解体(非公務員化)
宇宙基本法(偵察衛星)
研究中
集団的自衛権
先日、久米宏のラジオ番組の中で小泉チルドレン数十名の好きな新聞のトップは産経新聞とありました。信用できない新聞は朝日だそうです。
久米氏は「ぼくは朝日が一番好きだけどなー」と不満そうでした。思わず吹き出しました。まずはお知らせまでに。
まあ、今回の参院選と「沈黙」を結びつける必要はないかと(笑)。>日本人の「責任」の取り方(取らせ方か?)って何でいつも「辞任/退陣/自決」なんだろか?…これは私も不思議なのですよね。その職にとどまることのほうが辛く大変な責任をとる道であることも、多いと思うのですが。また、クビをすげかえることによって、一時的にしろ「準備期間」が必要となり、「停滞」が生じることも少なくないはずです。
そうですね。そして安倍首相は、今国会で何委員会だったか、宗教法人への課税の可能性についても言及しています。私も熱海の某宗教団体の美術館を見学して、あまりの豪華絢爛さにくらくらしたことがあります。
先日の党首討論でも小沢氏は「年金については素人ですから」と述べていましたが、自由党時代も自党が発表した政策について記者会見で聞かれ、その政策を知らないことがありました。純粋に政局の人なのだろうと思っています。
ヒラ議員です。つまりヒラ社員。
小泉純一郎前首相ですらヒラ議員時代が
ありました。
厚生大臣時代の給料を返還するよう
小泉さんは安部晋三首相に言われてますが
小泉さんに返納するだけの貯金があると
思いますか?
by 小泉孝太郎
文責 森浩
まあ、小沢氏については過去のエントリでもいろいろ書いてきたので、もう…。小沢氏に何度か食事を「おごって」、一度もお金を出してもらったことがないという同僚記者は「子供そのものの人」と評していました。
確かに今の支持率低下傾向が、そのまま参院選での投票行動に結びつくものでもありませんが、非常に厳しい状況なのは事実でしょうね。あと一カ月のうちに、私は支持率も多少は持ち直すだろうと思いますが、固定化されたイメージも残るでしょうし。安倍氏は票にならない政策に取り組んできましたが、それがまったく評価されないとなると、日本の政治はずっと票ばかりを意識したものになるような懸念も感じています。
へえ、そうなのですか。弊紙は割と小泉チルドレンには厳しいのですけどね。なんにしろ、ありがたいことです(笑)。
実は、このエントリを書く際にそういうご意見も出てくるだろうなと思っていました。ただ、これはあくまで若い日の読書の話を中心に、平易に語ってもらったものだということを付け加えておきたいと思います。平沼氏との会話については、その前段たる「われわれは憲法改正という目的があるでしないか。それに比べたら…」という部分を勘案すべきだとは思います。まあ、実際、安倍氏が郵政問題にそれほど関心を持っていなかったことも事実だろうと見ていますが。
歴代厚生労働相の給与返還に言及したのは、安倍首相ではなくて中川秀直幹事長だったと思います。
今小沢氏は、あの時政権から離れるべきではなかったと一番思っているのではないでしょうか?
彼の健康不安説は常に語られていますが、実際のところ、政権をとっても首相になれるだけの体力があるのですか?
安部首相は、信念の人、「しなる」精神を持った強い日本刀のような政治家だと思っています。これが国民に正確に伝われば、自民党が大敗することは無いのではないかと思っています。もっと自分の考えを短い言葉で表現するようにしたらいいのにと思います。
やることはしっかりやっているのだから。だからこそマスコミをはじめとする反日勢力が恐れをなして、安部たたきを一所懸命やっているのですね。安部首相にがんばれとエールを送りたいと思います。
「論語」の微子編にこんな話があります。
各地を放浪中に、弟子の子路が農夫に道を聞きにいったときのことです。
「あっちの主人もだめこっちもだめでさまよってる孔子さんかい
そんなわがまま言ってないで、いっそ自然を友として生きるほうが
よっぽどいいんじゃないのかねぇ」
子路の話を聞いた孔子は
「私は人とともに生きたい。苦しいときも楽しいときも人とともにありたい」
と答えたといわれています。(翻訳はかなりいい加減ですが)
安倍さんのいう政治家というのは孔子のような態度をいうのかなと
そんな感じを持ちました。
似ているような気がしますね。藩の改革に着手し
奇兵隊を作って見事に幕府軍を撃退したなどは
若きプリンスの面目躍如たるものがありました。
仲の良い昭恵夫人とのカップルも「おうの」を
思わせますし、世の中を面白くしてくれるのは
現在では安倍晋三を置いて他に見当たりません。
長年の自民党の膿を出し切ってもらいたい。
http://d.hatena.ne.jp/harimaya/
小沢氏の体調について諸説ありますね。声がか細いだの、国会もしょっちゅう休んでいるとか、いかにも体が悪そうな話も聞きますが、一方で、実は元気だと医療関係者が話しているとの情報もあります。菅直人氏や、鳩山由紀夫氏は、政権をとったら不健康な小沢氏ではなくて自分が首相だとそれぞれ考えているように見えますが。新聞記者が言うことではないかもしれませんが、有権者がマスコミにだまされないことを切に期待します。
政治家は「思想家」でも「評論家」でも「学者」でもなく、眼前に現れる様々な事象に対して現実的な判断を下し、「政治的な判断」をするのが最も大きな仕事で、その為には当然の事ながら「政治力」が必要になります。
矮小化した例えであるかもしれませんが、会社の社長というものは会社を成長させ、発展させ、従業員に幸せを提供するのが大きな仕事で、理念や経営方針やコンプライアンスの遵守の為に会社をつぶしてしまったら社長失格です。
理念や経営方針は、長い目で見たときに、大きな発展を遂げるために必要なものであり、個々の局面では理念に反することであっても「政治的な判断」により「政治的な決断」を当然下さねばなりません。
当然その決断は誰にも話せない場合も往々にしてあり、だからこそpresidentは孤独なわけです。
記事中に紹介されていた小林よしのり評は、私も常々思っていたことで、いわゆるネットで評論をされていらっしゃる方達の中にも、そんな雰囲気を感じられる方達が何人かいます。
今回、無役の頃からそれを自覚していらっしゃった安倍首相に私もエールを送りたいと思いました。
それぞれの人が、職業や立場や環境に応じた役割を持っているように感じます。そして、評論家には評論家の役割と保つべき姿勢が、政治家には政治家のあり方というものがあるのだろうと。まあ、政治家と一言でいっても国会議員だけで722人(定数)いますから、いろんなタイプがいていいのでしょうが。安倍氏は安倍氏の考え方に従って首相にまでなったのですから、その考えをまっとうすればいいのだと思います。
私は常々思っていたのが日本の責任の取り方です。
すぐにやめて、やめっぱなし、お金は横領しっぱなし、この~っぱなしというのが当たり前の責任論になっています。
そうでしょうか?
本来というか理想論かもしれませんが、責任を取るというのは少なくとも現状復帰をしてからやめるべき事柄と思っています。
政治家はそういった意味では過去に責任をとった人を知りません。
安倍さんには本当に意味で”責任”を取って欲しいと思います<参院選負けたら
と思っていたら、この記事を読む限り、安倍さんは責任というものとその重さを知ってるように思います。
スタート時はきっと間違った方向で重圧に負けたのかもしれませんね。
結果論ですけど・・・。
ここは踏ん張っていただき、内政の経済・天下り・税金などを秋以降に「抜本的な改革」をして欲しいところです。
前にも書きましたが、障害者自立支援法も見直す必要がありますから。
それから、私は理想論も現実論もどちらも大切で、ようはバランスだと思います。どちらかに偏るのが一番いけないのではないでしょうか?
ふと、記事を読んでそう思いました。
確かに安倍晋三の「晋」は、高杉晋作からとっているのだから、どこか似ていても不思議はないですね。まあ似ているというより、安倍氏はおそらく晋作を尊敬しているのでしょう。「おもしろき ことのなき世を おもしろく」。いいですね。
安倍さんがスピード出世で森内閣の官房副長官になったのは時の運。総理にはまだ早いと踏んでいたのに、小泉前総理を始め周りの同僚議員に促されるように名乗りを上げて首相になれたのも時の運。閣僚の不祥事や年金問題でいわれ無き責めを負わねばならぬも時の運。参議院選の結果で退陣するも留まるも時の運。
たとえ退陣するような事になってもそれが、凶と出るか吉と出るかも時の運。全力投球の安倍首相に時が運を運んでくるかも。
でもやはり、安倍さんに首相をやっていてもらいたい。安倍さんが必要です日本のために。
実は、語るに落ちますが、小沢一郎とは、結局、金丸の親戚だし、田中角栄が惚れて抜擢した訳です。私は、時の権力者でも角栄の様な性格的に突っ走る人物タイプの中には、案外、他人の人物評が正しく出来ない人が相当居るもんだなーとの経験則があります。洞察力とか観察力というのは、言わば、「静」ですから。今日、民主党にあってその言動を見聞するに、日本国建国以来の歴史観ある大政治家とは逆立ちしても言えません。現在の僻み根性丸出し民主党精神が丁度お似合いです。
憲法第20条には、「いかなる宗教団体も国から特権を受け、又は、政治上の権力を行使してはならない。」とあります。この後段を額面どおりに解釈すれば、創価学会=公明党は違憲でしょう。しかし、現実は合憲解釈です。
視点は変わりますが、日本の戦争突入の大義名分は、神道=宗教=天皇こそが悪で、戦争を引き起こしたとの通奏低音史観がマスコミを中心として主流を占めてきた考えと思います。皇室典範改正や靖国問題もこの流れに沿ったものでしょう。
話を戻して、創価学会を支援した側は憲法通りの解釈では違憲となり拙いので、逆手に取らざるを得ず、政治側こそが宗教団体に問答できないと言う風に、解釈を捻じ曲げていると思います(しかし、政治が宗教に口出ししている例は皆無でしょう。総理の玉ぐし料は左翼の目眩ませ=牽制と思います。)今頃公明党違憲論議をする人は最早居ないのでしょうが、公明党は明らかに憲法違反と思いますね。
何と、現在は連立与党であるところも、政治の歪です。
安倍総理も、参院選勝利を目指してでしょうが、結果がでたら、それなりに大人の政治家として対応をされれば宜しいと思います。
それが、政界再編への第一歩になるのも、案外怪我の功名かも知れません。
そういえば、「憲法守って国滅ぶ」という言い方もありましたね。複雑な国際政治・国内の政治情勢の中で、言いたいことを言うだけでは、状況は変わらないどころか、むしろ悪化することもありえます。なかなか苦しいところだろうと思います。安倍首相は就任後、従来の支持者であった保守派が、自分の言動に物足りなさや不満を表明していることについて、「それは仕方ない。今は着々と力をつけ、じわじわと切り崩していくしかない。耐えがたきを耐え、政治はしたたかに進めなければならない」と周囲に言っていました。覚悟はしていたのでしょうが…。不祥事の頻発は、さすがに予想外だったろうと思います。
>masanori1201様
>数年前に田中真紀子氏が小沢氏のことを聞かれて、あの人は体調が悪いから、さっさとマイペースでお隠れになるからとか言い放ってました。おしゃべり真紀子の子とですからあながちまちがいではないかとおもったのですが・・・。
この↓ブログを読んでみてください。
これが新聞記者のやることですか?
「新・小児科医のつぶやき」2007-06-26 マスコミ許すまじ
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20070626
私もバランスは大事だと思います。足して2で割ることには意味がありませんが、両面に目配りしつつ、しっかり歩むことは必要だと考えています。>私は常々思っていたのが日本の責任の取り方です。すぐにやめて、やめっぱなし、お金は横領しっぱなし、この~っぱなしというのが当たり前の責任論になっています。…こういうワンパターンにはうんざりしています。
>時の運。…これは、絶対に必要なものだと思っています。どんなに丁寧に上手にことを運んだとしても、運が悪ければ失敗するでしょうし、初めから成功が約束されているように全てがうまくいくこともありますね。日本国の最高責任者が、その運を備えていてくれることを期待します。
なぜ自民党は公明党と連立を組んだのか。これも簡単な話で、参院で単独過半数の議席が自民党にはとれなかったからです。そして今回の参院選では、自民・公明あわせても過半数が確保できないのではないかと心配されています。政界再編は大いに望むものですが、果たして参院議員に、まともな議員がどれだけいるのだろうかと不安になります。参院議員には、大変失礼な話ですが。
その田中真紀子氏が現在は小沢一郎氏のことをベタほめです。所詮そんなものということでしょうか。
コメント欄でいろんな意見がたたかわされていますね。東京では、この奈良事件自体、あまり大きく報道されなかったので詳細は分かりませんが…。記者が救急現場にいたとしたら、それは偶然出くわしたか、病院に救急車が到着するのをずっと待っていたとかしか考えにくい気がします。いずれにしろ、記者が訴訟に持ち込むように動いたとしたら、やりすぎだと感じます。
両院議員の個々の政策、イデオロギーを見てみる
よくわからない奴が相当数いるから厄介であるが
しかし、どう見ても両院とも過半数はリベラルなのだ
自民党だけでも過半数は間違いなくリベラル勢力である
GHQの洗脳、占領政策はここでも成功していることを証明している
彼らは自分たちが自民党員であることなどに興味はないのだ
例えば亀井静香である
あの思想は共産党の思想である
古賀に至っても同じである
私の記憶違いだったらいけないが、古賀は在日に参政権を与えろと
野中と共謀していたはずである
とても自民党ではない
彼らは地元に国家予算を持って帰る為に自民党に入党しただけの
村会議員でしかないのだ
公明党に至っては、創価学会の会員を増やす政策しか興味はない
当然、憲法九条の改正は信者の反発があるから容認できない
また朝鮮半島に対する脅威と考える池田大作にとって
容認などできるはずはない
国益を考えた政界再編が起きると、でんでろりんと登場するのは
なんと究極の護憲政権で超親中政権になるはずである
しかし、それがならないところが愉快である
彼らは国益より地元、学会の利益が優先するのだ
笑うしかない奴らである
私は自民党議員のうち、保守派といえる議員はせいぜい40人ぐらいだろうと思います。大多数はノンポリの日和見派で、あと残りはリベラルでしょう。公明党はもちろん、リベラルに近い立場です。小泉前首相は思想的なことは大嫌いでしたから、この問題がクローズアップされることはありませんでしたが、安倍首相が、そういう現在の国会の構成と政治情勢の中で、ここまでやってきたことを、いたずらに貶める保守派の人が少なくないことが残念です。個々の政策や発言に不満が残るというのは仕方ありませんが、ほかのだれかだったら、それがすっきりうまくいくかのような論調をみると、?????…と思わざるをえません。
安倍氏の真意をなんらかの形で支持する、したい層に伝えなければ
マスコミに対抗できないと思います
まずは疑心暗鬼にさせてはいけないと思います
幹事長が一番良いと思うのですが、全く役に立ちません
総理の口から言えないことは党がいうべきです
中川秀直は無能幹事長です
これなら最初はグー、武部はパーの方がましですね
例えば、椙山氏や櫻井氏の意見広告
裏を考えれば「もしかしたら総理の意向も含んでいるかも知れないな」とも
解釈できるし、している人もいるはずです
政府が言えないから、民間で、意図を理解している人たちがと
事実はどうでもよくて、そう思わせる、勘ぐらせることが外交ではない
でしょうか?
靖国についても、実際はもう少し時間を経てからでないと曖昧作戦は
批判できませんよね?
本当はどちらが参拝カードをもっているかわかりませんから
安倍、麻生外交はなかなか強かですし、賢いと思いますよ
これは一般論ですけどね(笑
私は河野談話以降からこの手の政策は支持していませんから
すみません
中川秀直氏はまさにリベラルな人ですから。安倍氏は、秀直氏を監視する意味もあって同志の昭一氏を政調会長に就けたのだろうと思っています。前幹事長に劣るといったら、ちょっとかわいそうな気もします。>政府が言えないから、民間で、意図を理解している人たちがと事実はどうでもよくて、そう思わせる、勘ぐらせることが外交ではないでしょうか?…安倍氏の真意をくみ取ってフォローできる政治家が少ないのもまた事実のようです。だからこそ安倍氏は、衛藤氏の復党を急いだのでしょう。
あくまで参考までに。古典ではないでしょうが、安倍首相は今年1月の防衛省移行記念式典ではドゴールの「剣の刃」を、3月の防衛大学校卒業式ではチャーチルの「第二次世界大戦」を引用してあいさつしていました。
何度も書き込み申し訳ありません
今日の塩崎の会見はご存じですか?
会見にご同席でしたか?
この読売の書き方は気になりますね
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070626ia01.htm
この記事は、読売が狭義の強制性の意味が分かっていないか、4月の訪米時の議会代表者らとの会談内容を誤解しているか、その両方なのかのいずれかでしょう。慰安婦問題では、馬鹿な報道ばかりで、的を射ているもののほうがかなりの少数派です。
ありがとうございました
私はこの問題こそが過去60年の日米関係を証明するものと思っています
竹島問題もそうです
日韓の条約も米国に促されて(ほぼ命令に近かったと思う)締結したと
思います
米国は日本に莫大な賠償を求めなかった
しかしその代償はこの60年間、今に至ってもこの問題のように払い続けて
いるように思えてなりません
日本人が思っているほど米国議会、役人は日本を大切な同盟国とは
思っていないと思います
私は「戦後レジュームからの脱却」を支持しています
安倍さん、打って出るなら慰安婦決議で逃げ腰にならないで欲しい
国民にこの問題の根深さと将来の禍根を是非訴えて欲しい
> まあ、今回の参院選と「沈黙」を結びつける必要はないかと(笑)。
いや、「沈黙」にせよ森鴎外の「高瀬川」やカミュの「異邦人」みたいな、定番で読みやすくて読み手に何らかの「価値判断」を要求する様な内容の小説に対する所感を政治家に語らせる事で、その人の持つ「感覚」って見えて来るんではないかなぁと...
国会中継とか聞いてると、自民党は中国古典を引用したがる人がやたら多いし、野党は最近のベストセラー&週刊誌からの引用を好む傾向が強いと感じられますが、たまには推薦図書を利用するのもエエのではないかと...なお、漫画は飽くまでローゼン閣下専用にしておきたいですね♪
>いま、永田町で言われているのはまず、年金問題での大逆風の中、自民党が過半数議席維持に必要な51議席を確保するのはとても無理だということです。それはもう、党内で織り込み済みの共通認識
これはどうかなと思いますね。自民党もよくよく考えて発言することを望みます。自民党が議席を失っても、年金問題がスムーズに解決する訳ではないのです。むしろ政権維持が不安定になれば、この問題は長引くでしょう。国民は一刻も早くこの問題に解決の道筋をつけることを望んでいるはずです。選挙の争点には成り得ないことだと思いますが、相変わらず攻撃のネタにしかなっていないように思います。攻撃するのであれば、きちんとした対案を出すべきです。それが出来ない野党の皆さんはいくら声を荒げても国民はついてきませんよ。30年前じゃあるまいし、、。
それにしても、安倍首相の言葉はイイですね。ものすごい覚悟が伝わってきます。いろんな法案をあっという間に通すあたりは相当練っていたはずです。こういう政治家が出てくることを私は望んでいました。メディアはネガティブな情報を流すんじゃなくて、政治家の仕事ぶりをきちんと客観的に伝えるべきですネ。
あと、遠藤周作の作品は「海と毒薬」を読んでひどい衝撃を受けましたネ。それでは。
そうですね、感覚や、原体験のようなものは想像できる気もします。ちなみに、民主党の代表選挙の際に、菅直人氏が、ベストセラーではあっても、菅氏の考え方にもイメージにも合わない「国家の品格」を持ち出し、引用したときには「だめだこりゃ」と思いました。
あなた様の視点や洞察については、僭越ながら、鋭いし面白いなと感じました。ただ、私が断片的な情報を提示したゆえに、安倍首相の思想の傾向性を判断されたとしたら…。一つだけ言えば、私は安倍首相の能力はすごいものがあると思っていますし、しかもどんどん伸びていっているように見ています。
こんばんは。遠藤周作氏については、私は「留学」(だったっけ?)という話が印象に残っています。フランスに留学した際、花火大会を見て、下宿先の家族に日本の花火の方がすごいと言っても全く相手にされない…。日本のナショナルイメージを貶めることばかりしているメディアは、海外の日本人一人ひとりを傷つけるのだろうと思います。安倍首相りストレートな思いを、どうしてこんなに茶化したり、さげすんだりするのか…。
素養とか何かを読むというのは、ヨーロッパ(ラテン)古典、中国(支那)古典。
日本だとしたら何でしょうか?
将来、日本アニメ(アキバ)的古典とかあったりして。(笑)
「諸君」2003.9で対談特集がありますが、やはり支持です。
まずいことがあっても同じ過ちをしなければよいのですから。
(酔)
そうですね。やはり日本を背負っているのだし。
アニメもそうですが、「火の鳥」とか漫画の古典というのもできそうですね。
私は偏った視野の狭い人間ですが、このブログでは、できるだけメディアに流れていない情報を提供しようと思っています。それがうまくいっているかどうかは、訪問者の皆様の判断にお任せして。
求めない方針だと柳沢厚生労働大臣
が言明しました。
柳沢さんは徳川綱吉の側用人だった
柳沢の末裔ですか?
by 徳川家宣
文責 森浩
それは知りません。
安倍さんは当時、小林よしのり氏が思想家に思えたようですが、今はどのような印象をお持ちなんでしょう。
小林よしのり氏の本を何冊か読みましたが、ワタクシの彼に対する印象は、特に思想家とも極右とも思えませんが…。
また、現実に向き合って…。その現実ってカナリ手強いモノには違いないと思うんですが、本当に向き合って、あるいは立ち向かっていけてるんでしょうかねぇ。
『やりたいことを実現するには権力の近くに…』
なるほど、そうかもしれませんね。
それでもまだまだ言いたいコトを言えてないように思えますが…(特に海外へ向けては)、如何でしょう。
(--)/ デハッ!
よろしくお願いします。
こんばんは。>ワタクシの彼に対する印象は、特に思想家とも極右とも思えませんが…。思想家という言葉で、どういうものをイメージするかにもよると思いますが、私は一連の小林氏の作品を読み、思想家だと感じています。