今朝の産経新聞1面には「インドに4000億円借款 関係強化、中国牽制狙う」というトップ記事の下に、小さく「パール判事の長男と面会へ」というベタ記事が掲載されていました。記事の中身は《安倍晋三首相がインド訪問中、極東国際軍事裁判(東京裁判)で判事を務めた故パール判事の長男と会うことが13日固まった。パール判事は、戦勝国が敗戦国指導者を裁くことに疑問を提起、判事の中で唯一被告人全員の無罪を主張した。靖国神社には顕彰碑が建立されている。首相はインド独立運動の指導者、故チャンドラ・ボース氏の子孫とも会談する。》というものでした。
ふーん。なるほど。この「長男」とは、私がかつて握手してもらったプロサント・パール氏のことかな(※昨年7月12日のエントリ「朝日新聞がパール判事について触れなかったこと」を参照してください)。パール氏については、森喜朗元首相も小泉純一郎前首相もインド訪問時に名前を挙げていましたが、日本の首相が息子さんと直接会って話をするのは珍しいのではないでしょうか。実は私は、平成12年8月の森氏インド訪問、17年5月の小泉氏インド訪問の両方に同行記者としてついて行ったのですが、そのときにもそんな記憶はありません。
今回の会談について、時事通信は《パール氏の遺族との懇談は、A級戦犯を「アジアや世界に災難をもたらした元凶」(2006年8月15日の中国外務省声明)と非難する中国などを刺激する可能性もある》と先回りして書いています。さて、安倍首相はパール判事についてどんな言葉で語るのでしょうか。ああ、どうせなら、今度の安倍首相インド訪問にもついて行って直接取材したいところですが、もう官邸担当の後輩記者が行くことに決まっているので残念です。
森氏と小泉氏のインド訪問時のパール判事についての言及に関しては、当時、私は短い記事にしました。本当はもっと大きく詳細に取り上げたかったのですが、他紙はほとんど記事にしていなかったので、載っただけマシかと。以下の文がそれです。
《インド訪問中の森喜朗首相は、24日(日本時間同日)にニューデリー市内の国際会議所で行った政策演説で、先の大戦で日本とともに戦った独立の志士、チャンドラ・ボースや極東国際軍事裁判(東京裁判)で日本無罪論を展開したパール判事らの存在に言及した。日本に関係が深く、〝東京裁判〟とは異なる歴史認識を代表した二人を取り上げることで、独自のアジア外交を展開したいという首相の思いとともに、「親日国インド」への親近感を表明したかったようだ》(12年8月25日付)
《小泉純一郎首相は28日深夜にインド入りし、29日午後、ニューデリー市内で開かれたインド経済3団体との昼食会で演説した。首相は「東京裁判でのパール判事の真摯な姿勢や、ネール首相から贈られた象は、両国の友好の象徴として今日でも多くの日本人の心に刻まれている」と述べた。パール判事は極東国際軍事裁判(東京裁判)で連合国が一方的に裁く裁判のあり方を批判して日本無罪論を展開した。インド初代首相のネールは、占領下の東京・上野動物園にまな娘の名前をつけたインド象「インディラ」を贈っている。こうしたエピソードに触れながら首相は親近感を込めて「アジアにはインドという日本の友がいる」と強調した。》(17年4月30日付)
この小泉氏の「インドという日本の友がいる」という言葉は、当時、けっこう重たいなあと感じたのを覚えています。あのころ、日中関係は冷え切っていて、それを快く思わないメディアがまるで日本が世界の孤児になるかのような書きぶりをしていましたから。日本の首相のインド訪問は、森氏によって再会されるまで10年間途絶えていましたから、森、小泉、安倍と3代続くのは、とてもよいことだと思います。
話をパール判事に戻すと、先日、夕刊当番の際に会社のロッカーを整理していたところ、「パール博士のことば 東京裁判後、来日されたときの挿話」(田中正明著)という40ページほどの小冊子が出てきました。それを改めて読み返していて、よく知られているエピソードですが、やっぱり何度読んでも新たな感慨を覚えるなと思った部分がいくつかありました。ちょっと引用します。昭和27年の話です。
《11月5日、博士は原爆慰霊碑に献花して黙祷を捧げた。その碑に刻まれた文字に目を止められ通訳のナイル君に何と書いてあるかと聴かれた。「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」…博士は2度3度確かめた。その意味を理解するにつれ、博士の表情は厳しくなった。
「この『過ちは繰り返さぬ』という過ちは誰の行為をさしているのか。もちろん、日本人が日本人に謝っているのは明らかだ。それがどんな過ちなのか、わたくしは疑う。ここに祀ってあるのは原爆犠牲者の霊であり、その原爆を落とした者は日本人でないことは明瞭である。落とした者が責任の所在を明らかにして『二度と再びこの過ちは犯さぬ』というなら肯ける。
この過ちが、もし太平洋戦争を意味しているというなら、これまた日本の責任ではない。その戦争の種は西欧諸国が東洋侵略のため蒔いたものであることも明瞭だ。さらにアメリカは、ABCD包囲陣をつくり、日本を経済的に封鎖し、石油禁輸まで行って挑発した上、ハルノートを突きつけてきた。アメリカこそ開戦の責任者である。」
このことが新聞に大きく報ぜられ、後日、この碑文の責任者である浜井広島市長とパール博士の対談にまで発展した。
このあと博士はわたくしに「東京裁判で何もかも日本が悪かったとする戦時宣伝のデマゴーグがこれほどまでに日本人の魂を奪ってしまったとは思わなかった。」と嘆かれた。そして「東京裁判の影響は原子爆弾の被害より甚大だ。」と慨嘆された。》
《11月6日、博士は広島高裁における歓迎レセプションに臨まれて、「子孫のため歴史を明確にせよ」と次のように述べられた。
「1950年のイギリスの国際事情調査局の発表によると、『東京裁判の判決は結論だけで理由も証拠もない』と書いている。ニュルンベルクにおいては、裁判が終わって3ヶ月目に裁判の全貌を明らかにし、判決理由とその内容を発表した。しかるに東京裁判は、判決が終わって4年になるのにその発表がない。他の判事は全部有罪と判定し、わたくし1人が無罪と判定した。わたくしはその無罪の理由と証拠を微細に説明した。しかるに他の判事らは、有罪の理由も証拠も何ら明確にしていない。おそらく明確にできないのではないか。だから東京裁判の判決の全貌はいまだに発表されていない。これでは感情によって裁いたといわれても何ら抗弁できまい。」
このように述べた後、博士はいちだんと語気を強めて、
「要するに彼ら(欧米)は、日本が侵略戦争を行ったということを歴史にとどめることによって自らのアジア侵略の正当性を誇示すると同時に、日本の過去18年間のすべてを罪悪であると烙印し罪の意識を日本人の心に植えつけることが目的であったに違いない。」》
パール判事については、インドのシン首相も昨年12月14日に日本の国会で行った演説で「1952年、インドは日本との間で二国間の平和条約を調印し、日本に対するすべての戦争賠償要求を放棄しました。戦後、ラダ・ビノード・パル判事の下した信念に基づく判断は、今日に至っても日本で記憶されています」などと触れていましたね。「今日」だけでなく、これからもずっと、日本人が記憶にとどめておくべき人物だろうと思います。パール氏は、日本のすべてを褒め称えたり、美化したりしていたわけではありません。パール氏が日本に厳しい目も向けながら、それでも被告全員無罪の意見書を出したことの意味は小さくないと思うのです。
※追記 きょう夕方の安倍首相のぶらさがりインタビューで、パール判事の息子さんとの面会に関するやりとりがありましたので、紹介します。
記者 パール判事の長男と会うという一部報道があるが、事実関係はどうか、どういう会談を期待するか
安倍首相 インドを訪問した際、コルカタを訪問する予定です。コルカタは大変親日的な地域です。ぜひ私も一度訪れてみたいと思っています。その際、パール判事のご子息の表敬を受ける予定で調整中です。パール判事はご承知のように日本とゆかりのある方です。お父様のお話などをうかがえることを楽しみにしています。
記者 今回の会談をめぐっては、A級戦犯を非難しているアジア諸国などを刺激するとの見方があるが
安倍首相 いや、そんなことにはならないと思います。
…たったいま、NHKニュースで安倍首相とパール判事の息子さんの面会について報じていました。パール氏の肖像写真も登場しました。こういう報道の積み重ねで、パール氏に対する国民の関心が高まるといいな、と感じました。うーん、やっぱりインドに同行して現場で取材したいなあ。
コメント
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> 昨夜は外出していて、この番組は観ていませんでした。でも、NHKにしてはまともだったとのことなので、観ればよかったですね。
今はキーワードを指定しておくだけで関連番組をすべて留守録してくれるような先進的ハードディスクレコーダーがあるようです。ビール券が健康の観点から雇用側からは贈れないのなら、こういう仕事に役立つ物を阿比留さんに贈ってくれるといいですね。
今日のNスペ・パール判事の特集を見ました。良し悪しですね。パール判事にスポットをあててくれた事には感謝ですが、なんとかパール判事をNHK側に引きつけようという努力。ともかくパール判事のブームを起こし、その名を知らない日本人はいない、というくらいにせねばなりませんね。私もエントリを予定しています。
わが国の首相が、故パール判事のご子息、故チャンドラボース氏のご子孫と面会なさるというのは、じつに意義深い、よいことですね。
生臭い話をするなら、国際的には、わが国は「東京裁判には納得していない」、「連合国の見方とは違う歴史観がある」というメッセージになります。もちろん、「自由と繁栄の弧」を構築するうえでも役立ちます。
これも、アメリカも含めた、戦略的な動きなんでしょうけど。
そういうことはぬきにしても、中・韓のほかにもアジアはあるということですね。わが国民も、マスコミや識者も、中韓のほかにも、たくさんのアジアの国々があることを忘れるべきではないでしょう。とくに、国民の99%が親日だと政府高官が公言するインドには、10億もの人口があるはず。今後も人口増加が見込まれ、反日の中韓も相殺されるほどです。
細かいことをいえば、パール判事は法の正義を貫いただけで、自覚的にわが国の味方をしたわけではないし、チャンドラボース氏も思想的には共産主義の闘士だったので、単純なことではないのですが、歴史というのはそういうものでしょう。いずれにしろ、わが国との深いつながりを思い起こすことは、両国民にとってよいことでしょう。
ぼくはその番組を見ていないので関連書籍でも読んでみます。
To tropicassoさん
かぼちゃあたまさんの意見は交代が予定されている大臣を派遣することが相手国に対して礼を失している、というような論調に近いです。(赤城さんや今の小池百合子さんの立場がそんな感じ?)
経費節減の主張ではないのですから、その反論は大暴投ではないですか? ワザとでしょうけど。
確かに総理の寿命は短く見えますが本人は続投の意思表示をされていますし、この場合予定を覆すことのほうが国にとって不利益なことだとぼくは思いましたが。
そういえば現行の島耕作のマンガがインドやってました。
「日本人が思っているほどインドは親日国ではない」とインド人に言わせていたように思います。実際のところはどうなんでしょうね。
こんばんわ、
どうしてか、日本人は松岡氏の国連脱退以降、孤立と言う言葉に弱いのでしょうか?今朝も辺真一氏が被災を受けた北朝鮮に援助しろとでないと六カ国協議で孤立すると言い放ってました。国内でも北朝鮮に対して今のままでは孤立すると言う輩が出てきています。ロシアはともかく米国、中国、韓国で日本を孤立させてやっていける国があるでしょうか、米国も経済がおかしい、中国もオリンピック、万博を控え、韓国に至っては日本が無ければ輸出も出来ない。北朝鮮にとって今一番厄介と思っているのは日本でしょう揺さぶりを架けてもびくともしない、手のうち用が無いのが日本です。安倍氏も自信を持って当ってもらいたい、
それと私はインドは世界で一番の哲学の進んだ国と思っています。それに世界一の天才、輩出国と何処かの数学の先生が言っておりました。
パール判事の欧米を批判するための意見を利用して、日本は間違っていなかったと納得している人たちをみると情けなくなります。
当時のほとんどの日本人は国民も政治家も、歴史を動かすという気概がなく、そのまま欧米と同じムジナになってしまったと言うのが自分の認識です。
そして、それを煽ったのは、当時の朝日や毎日などのマスコミであると思います。
パール判事については、このコメント欄にも多様な見方、意見が寄せられていますが、その多様な見方も含めてパール氏の存在が注目されるのはいいことだと思います。戦後日本では、多様な見方自体があまり許されなかったというか、広まらなかった印象があります。その意味でも、安倍首相と息子さんの面会はいいことだと思います。
すでに決まっている外遊をキャンセルするほうが失礼だと思います。また、パール氏は意見書の冒頭で「本官は、各被告はすべて起訴状中の各起訴事実全部につき、無罪と決定されなければならず、またこれらの起訴事実の全部から免除されるべきであると強く主張する」と書いています。どう読んでも「無罪論」になると思います。
そうですか、他紙の報道に…。安倍首相は守屋氏は長くやりすぎている、官僚としての則を超えていると認識しているように思います。塩崎氏はなぜか以前から小池氏に対していい感情を持っていなかったようですが、当然、安倍氏と塩崎氏は違うのですが。
まあ偶然でしょうが、タイミングがあいましたね(笑)。
私の本業はあくまで紙面に原稿を書くことなのです。閣僚が参拝しない件も、紙面で署名記事を書いていますし、きょうの靖国神社の様子や安倍首相の判断についても、あすの紙面に書く予定です。私は、ブログは紙面との補完関係になればいいなと思っているので、重複は避けることも多いです。また、私も最近ブログに当てられる時間が少し減っているので、更新頻度も減っていますし。
そのブロガーさんは個人的にも存じております。ご紹介、ありがとうございました。それにしても朝から暑いです。
おはようございます。そのヘレン・ミアーズの本は私も興味深く読みました。GHQが発禁にした理由がよく分かりますね。できるだけ多くの人に読んでもらいたい本です。
口汚い言葉や、相手を見下したような決めつけは困りますが、そうでなければ、このコメント欄にいろいろな意見・見方が寄せられることは歓迎します。同じ事象に対しても、「そうな風に解釈するのか」と新鮮に感じることもあり、勉強になります。まあ程度の問題でもありますが…。
私には過分なお言葉、ありがとうございます。そうですね、インド訪問では、自分が行った場合のようにはいかないでしょうが、できるだけ紙面に反映されなかったことも紹介できたら、と思います。
8月10日金の深夜NHKで解説委員全員による教育から防衛までの日本の直面する課題についての討論番組をやりました。
普段は深夜番組は見ませんが、その日は旅先で最初は携帯ラジオで聞いていましたが、切れたのでテレビを点けて、同室人の迷惑にならないよう画面をタオルで隠して見ました。
NHKは左翼と言われている割には中道的な線で違和感はありませんでした。一部の左翼解説委員も混じってはいましたが・・・。参院で民主党が第一党になり、NHKとしては民主党プロパーとは行かなくなって、距離をおく必要に迫られたのかなと思ったしだい。
一度に社会で共通の認識や同じ方向性を持とうとしても無理ですが、少しずつ基盤というか、流れをつくっていくことは可能だと思っています。パール判事についても、いろいろな見方ができるのでしょうが、まずはこういう人がいて、ああいう意見書を出し、今も日印関係を語るときに引き合いに出されるのだということを今よりもっと多くの人に知ってもらうことが大事かな、と思います。
パール判事の親日性について 有難く思いますが、全員無罪とは、少し無理があるように思います。仮に全員無罪判決が出たとして、連合国民、被害国民が納得したとお思いでしょうか?外地の日本人や拘留中の日本軍人が、一段と迫害にさらされるのは、明白です。
パール判事以外に、オーストラリアの判事は、昭和天皇を訴追すべきと主張し、オランダの判事は、広田氏について無罪と主張しました。パール判事だけを殊更取り上げるのは、公平性を欠きます。
パール判事の親日性の根本には、インドに対して苛烈な植民地支配をした英国への反感、不信感もあるように思います。それは全く正当、当然の感情ですが、日本軍侵略による最大の被害国中国の判事の処罰感情も又、正当であるといえます。
あれほどの災禍を引き起こした日本軍、日本政府の指導者達が責任を負うのは、致し方なかったでしょう。
私はこの内容についてほとんど認識は有りませんでしたが、毎年行われる「広島、長崎市長」の平和宣言を聞いていて、何か可笑しくないか?誰が原爆を投下し、どの国家の市民が被害者なのか、違和感を感じています。
おそらく多くの国民は、この原爆慰霊碑に刻まれた文字の内容の意味を考えた事は無く、ただ、平和宣言を当然の事と無意識受け入れていると思います。昨夜「NHK」で「パール判事は何を問いかけたのか」をやっていましたが、この碑の件は無かったと思います。
今、行われている「広島、長崎市の平和宣言」は、「九間氏」と同じ思いであって、結果的には日本が悪かった、だから戦争を終わらせる為に「原爆投下は仕方が無かった」と言っている事と内容は同じだと思う。
両市の反省の弁を聞いていて、今まで、そう感じて来たことは間違いないと思う。
原爆投下の容認発言は両市の平和宣言の結果に思えて成らない。
自然に刷り込まれ、容認意識に染まった事は、非常に残念な事だと思う。
>少なくともナチスと大日本帝国は全く異なる事だけは主張し続けねば…。そうですね。ニュルンベルク裁判では、有罪となった19人のうち16人までもが「人道に対する罪」に問われましたが、東京裁判では「人道に対する罪」で有罪になった人はいませんからね。
終戦記念関連の番組が放送されていますが、
コメンテーターの感想がみな同じで。
「戦争の悲惨さを学ばねばならない。」
太平洋戦争は、日本海海戦の勝利のまま思考をとめてしまったことによっておきたと考えられ。
次の日本の不幸は、太平洋戦争の敗北に思考をとめてしまったことが生み出すかもしれない。
学ぶのではなく、なぜ、とさまざまな角度から問う姿勢が今の日本には欠けているのじゃないんでしょうか。
以前も質問しましたが、一切答えず、逃げられましたね
今日も質問しますので具体的な例をあげて答えてください
>連合国民、被害国民
お尋ねします
過去の戦争で「戦勝国が反戦国を裁く」裁判はありましたか?
戦争に伴う解決は、賠償金と領土の接収、割譲以外あり得ないはずですが?
>最大の被害国中国
お尋ねします
日本国に約定として認めていた各権利を守らず、民間人を使ったテロを
繰り返した結果に引き起きた通州事件をまず説明してください
そもそもが歴史も知らないあなたが指摘するほどの資格があるのか?
社会人なら恥を知りなさい
歴史上起きたことを認識したうえで過去の戦争を批判するならわかりますが
そもそもが幼稚な知識しか持ち合わせていない分際で国家や軍人を批判する
資格はあなたにはない
訂正
「敗戦国」ですね
>初めて大学で法律を学んだ頃、面白半分にソビエト法をかじった事があります。 何てこったいというのが本音でした。…なんだかおもしろそうですね。ちょっと笑ってしまいました。正面からいえる時代は…少しずつ近づいたかもしれませんが、まだまだのようにも感じています。
どうも。彼らが「アジア諸国」というときは、いつも「特ア」のことですからね。印度だって当然、別にみんながみんな、親日というわけではないでしょうが、数年前までの調査(私が印度に行ったころ)では、印度人が一番好きな国は毎年ダントツで日本だということでした。
NHK番組はまだ取材中だったので観ることができませんでした。正確にいうと、冒頭部分は取材しながらちらちら観ていたのですが、ほとんど内容は把握できませんでした。でも、ご指摘のような内容であれば、昨年夏の朝日新聞のパール判事特集と同じトーンのようですね。
こんにちは。そうですか。じゃあ、私も観られなくてかえって正解かもしれませんね。ただ、その「モナコのような国でも」という言葉の原典は、パール判事の言葉ではないようです。蛇足で申し訳ありませんが。
安倍首相の印度訪問には、経団連のミッションも同行するはずです。今は韓国企業などに比べ印度進出が出遅れている日本ですが、この機会に関係強化を図ってほしいと思います。
うーん、バランスをとったというよりも、ただの偶然か、あるいは「オチ」を狙ったのか(笑)。
バール判事のご紹介ありがとうございます。日本人は、バール判事のことばにこそ耳を傾けるべきでしょう。
東京裁判の判事のなかで国際法で学位をとったのはバール判事ただ一人でした。この裁判が国際法違反、法の不遡及違反、罪刑法廷主義を踏みにじった復讐裁判に過ぎない、だから全員無罪であるとの法展開は見事ですね。
また、インド代表だけに欧米諸国のアジア侵略のことをよく理解されていたのだと思います。
『パール博士のことば』(東京裁判後、来日されたときの挿話) よりの引用
http://www6.plala.or.jp/mwmw/kotoba.html
「わたしは1928年から45年までの18年間(東京裁判の審議期間)の歴史を2年8カ月かかって調べた。各方面の貴重な資料を集めて研究した。この中にはおそらく日本人の知らなかった問題もある。それをわたくしは判決文の中に綴った。このわたくしの歴史を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることがわかるはずだ。しかるに日本の多くの知識人は、ほとんどそれを読んでいない。そして自分らの子弟に『日本は国際犯罪を犯したのだ』『日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ』と教えている。満州事変から大東亜戦争勃発にいたる事実の歴史を、どうかわたくしの判決文を通して充分研究していただきたい。日本の子弟が歪められた罪悪感を背負って卑屈・頽廃に流されてゆくのを、わたくしは見過ごして平然たるわけにはゆかない。彼らの戦時宣伝の偽瞞を払拭せよ。誤れた歴史は書きかえられねばならない。」
「日本人はこの裁判の正体を正しく批判し、彼らの戦時謀略にごまかされてはならぬ。日本が過去の戦争において国際法上の罪を犯したという錯覚におちいることは、民族自尊の精神を失うものである。自尊心と自国の名誉と誇りを失った民族は、強大国に迎合する卑屈なる植民地民族に転落する。日本よ!日本人は連合国から与えられた《戦犯》の観念を頭から一掃せよ。・・・」と、博士は繰り返し強調された。
博士はその判決文の最後を次の言葉で結んでいるのである。「時が、熱狂と偏見をやわらげたあかつきには、また理性が、虚偽からその仮面を剥ぎとったあかつきには、そのときこそ、正義の女神はその秤を平衡に保ちながら、過去の賞罰の多くにその所を変えることを要求するであろう。」
陸続の国家は、有史以来異種文化、異種民族と争ってきた歴史の重みでしょ。
目先のことしか考えが出来ない、現社会の日本の指導者、りーだー達に、この哲学の一滴も飲んで欲しい。
インド民族を始めアラブとアジア大陸の民族は、欧米文化がいくら強力な武器を持ってでも、精神まで支配されてない。
その点南北アメリカは民族まで滅亡され、言葉まで失った、のが現実。
日本も子供から日本語も満足できないに英語の勉強と日本の文化まで、英語圏に成ろうとしてることに、憂いを感じる。
安倍首相はパール判事の”長男”と会うことに意味をもたせようというのでしょうか。失礼ながら「小賢しい」行為ですね。少なくとも、この8月にする必要はない。「靖国問題」に向き合う覚悟と戦略がないのであれば軽々しく「戦後レジームからの脱却」などと口にしないほうがいいと思います。「理念ではオマンマは食えない」というようなことを森さんがテレビで言っておりましたが、そのような自民党の風土にあって、めずらしく理念を全面に打ち出す安倍首相に期待しておりました。残念でなりません。
>経費節減の主張ではないのですから、その反論は大暴投ではないですか? ワザとでしょうけど。
=> 横レスですし、阿比留さんにこれ以上失礼ですから、一度だけお答えします。
TVのワイドショー宜しく口から出任せ無責任批判コメントがメディアでも、私を含めた一般国民の間でも深慮なく、面白おかしく興味本位に語られていると思います。
しかし、自分の政治信条がどうあっても、批判の仕方や方法がえげつないというのは、政治信条以前にそう仰る側の品格が問われると思います。
阿比留さんのこのエントリーで色々なご意見を拝聴できるのは、とても参考になります。しかし、それはマナーあってのご意見であり、汚い罵り口調は内容が例え真実でも説得力がなく、それこそ如何なものかと思います。
話しは戻りますが、自国の総理大臣等を無闇に貶める言動は国民として品が良くないということを申し上げたまでです。
経費問題に矮小化して、かぼちゃあたまさんへ返信した訳ではありません。
高市行け!
とりあえず今それだけ。
To 阿比留様
> 防衛次官の人事でもめています。
>小池さんが、今日、8月15日、和服で靖国神社に参拝し、
>それをパフォーマンスだという人が軽蔑を買うぐらいの
>しっかりした談話を出してくれないかと願っています。
全くその通り!「アンタ達もこれくらいの事をやってからモノを言いなさい!」と
ぴしゃりとやってもらいたいものですけどね...。ったく揃いも揃ってダラしない。
塩崎め..なーにがハーバードだ。無言で参拝を果たした小泉元首相のカッコいい事。
産経新聞さんであれば「戦後のタブー」に挑戦できると思うので、haneda-no1さんが引用されたバール先生の言葉を掲載してもよさそうに思えますが、そのような予定はないのですか?
広島の碑文に関しては「世界中にいる平和主義推進家の総意」と解釈していました。
大和撫子って感じですねぇ
いやあ、尊敬しますよ、その勇気に
靖国は個々の信条の問題であって、他国や他人がとやかく言う資格はない
知ってもらう 良い機会でしたが、東京裁判の 不当性を もっと追求してほしかったですね。
広島 長崎への、原爆投下は トルーマン大統領をはじめ 関係者
なぜ あれだけ多くの 一般人を 殺しながら 裁かれないのでしょうか。
欧米国の アジア 植民地支配も、なぜ 誰も、 非難しないんでしょうか
日本人が アジアへの侵略のみ 大きく取り上げられ、なぜか 不思議でしす。中国 韓国が 欧米に対して 植民地支配を 非難したこと、聞いたことが ないですね。日本人の指導者が 靖国神社に参拝するだけで、過剰に反応するのに、不思議ですね。
>高市さん、行かれましたね
行ってくれましたね。
>「私は1人の日本人として国会議員として、現在は閣僚だが、折に触れて
>たった1つの大切な命を国家のためにささげられた方々に感謝の思いを
>ささげたいし、その御霊が安らかであるようお祈りしたいと思っている」
余りにも真っ当過ぎて、恐れ入りました。
他の閣僚も(安倍首相含む)なぜこれ位の事が言え(やれ)ぬのか?
小池氏と塩崎氏はもともと仲がよくないので有名でしたから、ごたごたもあるでしょうが、安倍首相は守屋次官をかばっているのでも何でもなくて、順序と筋を通そうとしているだけだと思いますよ。それをおもしろおかしくマスコミが書くだけです。
今はドン底で政権存亡の緊急事態なのですから、まず体勢を立て直すのが最優先課題でしょう。こんな時に中韓への宣戦布告でしかない安倍総理や小池大臣の靖国参拝や河野談話に代わる談話を期待するのは、無謀すぎるし「倒閣運動派の思う壺」では?
今の時期に下手に中韓を煽ってしまえば、次期外務大臣は調整役の福田さんしかない、という左派マスコミの誘導を有利にするだけなのではないでしょうか。
今日は大学生の息子が、友人ら3にんで靖国神社にお参りに行ってます。
>こういう報道の積み重ねで、パール氏に対する国民の関心が高まるといいな、と感じました。
私も嬉しくて、故パール氏の関連記事をアップしました (^◇^;)
こんにちは。高市さんが参拝しましたね。
平和遺族会全国連絡会(略称平全連 日本労働党系)の西川重則代表は「植民地支配時代の隣国への謝罪は未だに解決できていない。安倍総理大臣ではこうした問題を解決することは期待できない」とのたまったようですね。NHKでやっていました。何故ここで半島の植民地支配(と言うより管理)を問題にするのかその政治的意図は図りかねますが、高市さんが言うように
「私は1人の日本人として国会議員として、現在は閣僚だが、折に触れてたった1つの大切な命を国家のためにささげられた方々に感謝の思いをささげたいし、その御霊が安らかであるようお祈りしたいと思っている」
「閣僚が靖国神社に行くことを外交問題にしてしまう勢力があることを残念に思う」
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070815/skk070815001.htm
と言う言葉には得心がいきます。あちらサイドは慰安婦に託けてあれもこれも謝れと言うあの古き良き時代の復活でもしたいのでしょうね?
昨日のNHKの東京裁判特集はある意味でこの国には本当の平和主義者がいないんだなと思わせる内容でした。中身は相変わらずでしたね。パール判事の判決内容を借りる形で右傾化していると彼らが主張する現在の日本に警鐘を鳴らすつもりだったのでしょうが、核拡散時代には説得力に欠ける虚しい内容ですね。
アジアと言えば中韓である限り、命懸けの平和主義と言うのはこの国には当分、現れそうにありませんね。NHKは次は「憲法」をやるらしいですがどうせ、同じラインからは反れる事は出来ないでしょうね。
この面談をからかい気味にケナス人もいるが、漢方薬と言って憚らない安倍さんの言動が将来効果を表す日が到来するであろうと信じて、今回の外遊もまた無事を祈念しています。
ここからは安倍さんは両面作戦でしょうね
辛いことですが、自分が総理を辞めても日本としてあるべき姿を示現する
必要があり、麻生氏や理念を同じくする政治家と反勢力の封じ込めを
やらなくてはなりませんね
真の敵は中国(煽動やデマを駆使する)なのですが、これらを叩く為に
直接的にやるほどの政治的は力最早失ってしまっていますね
就任直後なら、屁理屈でも靖国参拝しておいて、牽制することも可能でした
(今朝の「産経抄」は久しぶりにいい記事でした)
どうやって国内勢力を壊滅させるか?ですが、民主党や社民党相手にやって
いても朝日新聞や毎日新聞、そして田勢のような悪口で金儲けしている
経済音痴なのに経済新聞出のような奴を駆逐しなければなりませんね
http://www.ncn-t.net/kunistok/10-1tase.htm
この論評は当たっています
日経は中国相手の商売で食っている企業と癒着していることと、ネタを
もらう為には共産党に媚びる必要がありますね
安倍さんは打倒すべき相手になります
まずは朝日新聞を壊滅すべきでしょう
それが「戦後レジームからの脱却」の早道と思います
米国も中国の日本国民の総意には勝てません
一致団結を阻んでいるのは米国下院でも中国共産党でもなく朝日新聞ですね
毎年この時期に侵略という言葉を見るたびに、その具体的定義を訊きたくなります。
62年前の昨日、中国国民党軍は、上海中立地帯を爆撃しました。明らかな国際法違反です。この時上海の日本軍は、約5000人、対する中国国民党軍は、10倍の50000人。7月29日の通州事件と同様の結果になってもおかしくない状況です。
8月19日全面戦争になり、11月12日上海陥落までの、この年の主戦場であるこの上海の戦いは、日本側も中国側もスルーして報道しない様に思えるのは気のせいでしょうか。国際法に違反してまで中国側が無理やり戦争に持ち込んだ事がバレるからでしょうか。
歴史を直視して侵略を反省し謝罪せよ、と語る人たちは、本当に歴史を直視したことがあり、すべてを知った上で語っているのでしょうか?
特アのダブルスタンダードには、驚きませんが、法治国家日本で法治の基に育った日本の方が、特アの人治を容認するような発言をする気持ちが理解できません。日本と日本国民には、公正な正義を求める権利はないと、同じ日本人から言われてるようで悲しくなります。
「米国も中国も」です
訂正します
慰安婦問題で、植村と若宮と朝日新聞の社長を喚問すべきでしょう
利益誘導ではないのか?
事実確認はどうだったのか?
これは取材源の秘密には当たらないと思うので喚問すればいいと思います
人もその人の思想ももともと多面的なものでしょうから、ある一面だけ切り取れば、いろいろな角度から違うように見ることはできるでしょうね。それはそれとして、まずは東京裁判で被告全員無罪を主張した判事がいたというその事実を知ってもらうことが大事だと思います。
印度に幻想を持ったり、過剰な期待をしたりする必要はありませんが、あと二十年かそこらで中国の人口を追い抜くという大国と、関係を強化することには大切な意味もありますし、そのまんま中国への牽制にもなりますね。成果が上がる印度訪問になることを期待しています。
パール氏は「わたくしが日本に同情ある判決を下したというのは大きな誤解である。わたくしは日本の同情者として判決したのでもなく、またこれを裁いた欧米等の反対者として裁定を下したものでもない。真実を真実として認め、法の真理を適用したまでである。それ以上のものでも、それ以下のものでもない」とも述べていますね。島耕作の印度編は私も読みました。
こんちには。とりあえず、その通りだと思います。
そうですね。六カ国協議の行方はどうなろうと、ロシアも中国も絶対に金を出す気はありませんし、韓国一国では足りませんから、日本が「うん」と言わないとどうしようもありません。そして、日本は拉致問題で北朝鮮が歩み寄らない限り「うん」とは言いません。北も困っているだろうなと思います。
欧米と同じムジナになった人もたくさんいたのでしょうが、そういう人ばかりでもないように思います。インドネシアに残って独立戦争を戦った元日本兵たちをはじめ…。
こんにちは。うーん、番組を観ていないので何ともいえません。まあ、NHKにもいろいろな考えの人がいるのは間違いないと思います。
今回は、安倍首相がパール氏の息子さんと会うというニュースをきっかけに、パール氏を取り上げたので、他の判事も取り上げないと不公平と言われてもちょっと困ります。ちなみに、私は新聞記事(平成17年8月1日)では、ローリング氏が広田氏、木戸氏、重光氏ら6人に無罪判決を下し、のちに「あの裁判は誤りだった」と述べたことも書いています。キーナン主席検事も「松井、広田の死刑は不当だ」と述べていますね。ベルナール判事も裁判のあり方を批判しているし、ウエッブ裁判長も「平和に対する罪は事後法であるから、これだけで死刑は適当ではない」との意見を述べていたそうです。
確かに、日本が悪いことをしたんだから、原爆を投下されたのも仕方がない式の考え方は、けっこう広くあったと思いますし、今もかなりあるのでしょう。私はそうは思いませんが。
GHQ製の歴史観と思考の枠を与えられ、そこからはみ出すことを許されなかった時代の残滓が、いまだに根強く存在していることがあると思います。これも脱却すべき戦後レジームだろうと。
>安倍首相はパール判事の”長男”と会うことに意味をもたせようというのでしょうか。失礼ながら「小賢しい」行為ですね。
まあ、安倍さんの意図はどうであれ、お会いになることをメディアが取り上げれば、忘れてしまった人が多いパール判事の業績を、この国の人が改めて知ることになり、誤った歴史観を糾すきっかけになるという効果はあるのではないでしょうか。
「彼は事後法による裁判は正当ではない、平和に対する罪、人道に対する罪などでは裁くべきではない
よって全員無罪だ」と言ったのだと思いましたが・・・
遡及法ですからね
文明国なら通用しません
それに人道、平和に対する罪なら実験的、ソ連に対する威圧目的で落とされた原爆、民間人を狙った都市部への焼夷弾爆撃も当然裁かれなければならないでしょう
捕虜虐待などの戦争犯罪なら連合国側もやってますし
日本人を人間とみなさず人種的偏見をもって虐待、殺人を行っています
結局あの裁判は日本だけを対象とした報復でしかなかったと思います
どうせパール判事を取り上げるなら日本側の弁護士、弁護も取り上げてもらいたかった
あの裁判がどれだけ不当でいい加減なものであったかが良く判ったでしょうに
それにしても「南京」が良く出てきましたね~
虐殺の証拠は?と突っ込みたくなりました
パール判事も認めた、と言ってましたが南京にいたはずの各国のジャーナリストは殆ど虐待、虐殺を打電していません
あの裁判が始まり南京が問題になって驚いた、と読んだ記憶が・・・
日本側は殆ど問題にしていなかったようです
当然の如く残党兵掃討が行われたでしょう
何せ、便衣兵ですから一般民間人を殺してでも一般人に成りすまそうとします
しかし、一般人とかなり違いがあり発見は容易だったようですよ
(何かで呼んだ記憶があります、はっきりしなくてすいませんが・・・)
負傷兵、捕虜とは別扱いで銃殺、処刑が行われたと思われます
しかしそれを虐殺と呼ぶのか?
かなり疑問です
あの番組は20点ぐらいですかねw
最初持ち上げて後で落とす
大して評価できませんでした
この薄い本が、そんなに流通しているとは知りませんでした。ネットってやっぱりすごいなあ。
本当に国語は大事ですね。国語と歴史こそがすべての基本のように思います。数学が苦手だったひがみかもしれませんが。
私は単純にいい話だと思ったのですが、小賢しい、ですか…。私も、どうせなら安倍首相に15日に参拝してもらいたいとは思っていましたが、予想としては昨年の総裁選時からずっと来年の秋だろう考え、このブログにもそう書いてきたので、今年15日行かなかったことをもってしてどうこうとは思っていません(15日が焦点になったのは、小泉氏が公約し、6回目でそれを果たしたからです)。ただ、必ず年内に行ってくれることを信じ、また願っています。
行きましたね。閣僚がだれも行かないと知って、侠気?を出したのでしょうか。
以前、私も参加して東京裁判特集を書き、二ページつぶして掲載したときには、いくつかパール判事の言葉も抜粋しましたが、新聞紙面は二ページ使ってもまだ狭いのです。
ご指摘とお気持ちはよく分かるつもりですが、なんだか終戦記念日の靖国参拝で大騒ぎをしているマスコミ(そして自分自身)が、どこかおかしいとも感じます。英霊に追悼の誠をささげるタイミングは、この日だけではないはずなのにと。呪縛にとらわれた気がしてなりません。それだけこの日がシンボリックな日なのでしょうが…。
一人だけだったので、目立ちましたね。明日の他紙の紙面でいろいろと書かれるだろうなとちょっと心配です。くだらない余計なお世話でしょうが…。
中国や韓国が日本ばかりにいろいろ言うのは、一つには日本が与しやすいからでしょうね。また、彼ら自身の歴史認識がおかしくなっていて、思考が欧米のほうには向かないのかもしれません。事大主義のような感覚もあるのでしょうか。
日本の政治家は、別にそのようなことはしていないと思うのですが。
安倍首相も、選挙に大敗したので今は何を言われても仕方がないところでしょうが…。小泉氏の存在があってこんなに早く首相になれたのは事実なので、安倍氏も何も言いませんが、小泉時代の負の遺産に苦しめられた点もあるだろうと思います。これは別に小泉氏をことさら批判しているのではなくて、そういうものだろうと思うので。
こんばんは。私もきょう、靖国神社に参拝してきました。ものすごく暑く、残念ながら昨年に比べ、参拝客がかなり減っていました。でも、パール判事の顕彰碑はけっこうチェックする人が多かったようです。
>新聞紙面は二ページ使ってもまだ狭いのです。
ご無理を申し上げて申し訳ありません。個人的な思いを書いただけです。
お許しください。
>、きょうの靖国神社の様子や安倍首相の判断についても、あすの紙面に書く予定です。
との事なので、何とか産経入手して読んでみます。
なお、一般自民支持者のうち今回の参院選に今まで自民に入れていたが、例のお灸をすえる意味で民主党に入れたライトな層は今年の「小泉参拝安倍不参拝」を見て益々安倍首相に愛想を尽かしたでしょうね。この層は金に汚い政治家と主義主張を変節する政治家を蛇蝎の様に嫌いますので。マスゴミの必死の運動の成果もあって、安倍首相は変節したように報道されてしまったのは事実でしょう。
なお、小生は首相不参拝のため自分で来週靖国へ行きます。父方母方の親族が祭られており、小生が親族中一番靖国に近いので。
いい加減で不毛な番組のようですが
9条は相互に持たないと機能しませんし
9条があるがこそ、日米安保が必要です
9条を破棄し、ある程度の自衛力を持てば
米国追従をせずとも良くなります
例えばフランスのように・・・
ミサイル攻撃に対し有効な防衛力とは敵基地攻撃でしょうし、
核攻撃に対しては報復として、又、抑止力としての核保有が必要だと思いますがね~
アメリカに「NO」と言えて、それでも同盟国としてやっていくのは大変でしょうが、どうせならそういう国を目指して欲しいものです
電波の無駄使いですね。
たったいま、北朝鮮から テポドン 飛んできたら どう対応すりのだろう。
このミサイル 打ち落として 良いのか 緊急会議でも、開きますか。
もう 東京は 火の海ですよ。
のうてんきな 議論 もう やめてほしい。
タリバンに 拘束された 韓国人 気の毒ですが、話合いで 解決しますか。
私は 武器を持ってないから 許してなんて 現実は 甘くないと、認識すべき。
なんと言っても参加する一般人が感情でしかモノを言っていない。
思考停止した9条教信者ほど見ていて痛々しい物はない。
見る価値「0」です。
こんな偏った番組しか作れないから電波を減らせと非難されてるのに。
懲りない放送局ですね。
BS1のチャンドラ・ボースの独立運動の番組の方が価値は有ります。
チャンドラじゃなくラース・ビハーリー・ボースですね。
「世界から見たニッポン」の再放送でした。
パール判事のご子息等と会見するなど、日本とインドの友好を深めるのはとても国益にかなったことだと思います。
戦後62年が経過しましたが、日本国内で先の大戦を冷静に見つめ直そうとする動きが少し後退したような気がするのが残念でなりません。
安倍首相が靖国参拝をすれば、日本人が歴史を見直すよい機会になるのでしょうが、アンチ安倍マスコミが一方的に非難をする状況では難しかったのでしょう。
NHKでも憲法9条に関する番組をやっていましたが、9条信者のような人ばかり出ている印象だったので、チャンネルを変えました。
占領軍の東京裁判史観からの脱却には、まだまだ時間がかかるのが現状のようです。
一刻も早く、普通の国になることが、先の大戦で散った人々への供養になるのではと思う8月15日でした。
パール判事の特集番組に続いて、NHKの憲法9条討論番組、興味津々で見ました。
ひとくちに9条改正 是か非か、と言っても論点は色々ある訳で、全体に散漫な感じで終わってしまいましたが、個人的には結構、面白かったです。
よくあれだけ多様な「一般国民」を集めたなと、スタッフの苦労がしのばれるし、討論の行方も事前に予想してた様子が窺えました。ボロクソにけなすほどのものでもないでしょう。
特にびっくりする様な意見は出ませんでしたが(残念ながら核武装議論まではいかなかった)、NHKの調査では、国民の49%が「集団的自衛権とは何か」を知らないとの結果。(今、安倍さんは容認派識者ばかり集めて検討させてるわけでしょう?)これは、マスコミの責任もあると思いますよ。
To:切葉鳩 さん
終戦の日に思う
>平和への祈り。
>だが、日本人ならば忘れてはいけないことがある。
>それはアメリカへの怒り
「戦後も飢餓の苦しみを与えたのは他ならぬ米国が直接の加害者ではないか?」の点を除いて異論はありませんが、アメリカへの怒りオンリーでやってきたのが、いわゆる進歩派平和派の諸君でしょう。
憎悪と怨念から建設的なことはなにも生まれません。
おはようございます。今回の民主党の大勝は、当選議員の経歴・言動から見て「旧社会党の復活」という側面もあると思います。民主党の選挙区で当選した議員中、首相の靖国参拝に賛成の人は一人もいないそうです。国民は意識してかどうかは別として、それを選びました。そして、その選挙結果に意を強くしたメディアは、今まで以上に左派路線で報道を続けるでしょう。私は本当にこれで…。
安倍首相は自民党幹事長時代にもインドを訪問していますし、岸元首相が首相就任後の最初の訪問地にインドを選んだというゆかりもあります。私は、アンダマン海での石油ガス田共同開発の件などが進めばいいなと考えています。
そうですね、私も長年、何が侵略で何が侵略でないのか、判断は難しいなと思ってきました。歴史教科書で、日本の行為は侵略で、日ソ中立条約を破って日本に攻め込んだソ連の行為は「進出」「侵攻」とあるのを見ると、なおさらでした。歴史は勝者が書くと言いますが…。
清瀬一郎氏や、ブレイクニー氏を主人公にした番組もいつかつくってほしいなと思います。無理かな。
世間のイメージはおっしゃる通りでしょう。私は、安倍氏が昨年4月に参拝したときから、来年(今年)は秋の参拝かなと思っていたので、この8月15日に行かなかったことが、まるで安倍氏の姿勢のすべてのように言われるのは少し違う気がするのですが、それはそれとして。
>アメリカに「NO」と言えて、それでも同盟国としてやっていくのは大変でしょうが、どうせならそういう国を目指して欲しいものです …。これはまさに安倍首相が目指しているところだと思います。そのためには、集団的自衛権に関する政府解釈の変更が不可欠だと私は思うのですが、国民の関心は薄いようです。国民の関心事項に力を注ぐことに専念して、それで国際社会で生き残っていけるのならば、それが一番楽なのでしょうが…。
私は左翼思想の方々、特に護憲派の方々はある種の宗教と捉える事が出来ます。
何故なら、現状を無視した「信仰」以外のなにものでもないと私は思うからです。
日本を取り巻く現状にそった軍備拡張であれ、軍国主義の足音に脅える。
9条を守れば日本の平和は永劫守られる。
こちらから戦争を仕掛けなければ仕掛けられる事は無い。
この現実を無視した思想は「信仰」以外の何物でもない。
信じる者は救われる。
9条死守=現世天国
そうです。9条を守れば日本はパラダイス(笑)
思想を同じくした護憲派の方々は新しい宗教団体でも立ち上げたら如何でしょうか。
9条パラダイス教
戦争他人事教
中国横暴盲目教
何度も言いますが、理想で平和は掴み取れません。
過去の歴史(時事)をあらゆる角度から見識し、現状にあった改革(変更)をする事は憲法だけの問題ではなく、全てに置いて言える事ではないでしょうか。
過激な発言失礼しました。
この内容を聞いて自民党議員はどう思うのだろうか?
国家観や政治理念に違いがあっても、わざわざ公式の催事の場所で
発言することなのか?
苦々しい思いで聞いていた議員はいたのかも知れないが
私の感覚では信じられない行為である
そんなことは家の中で争ってくれ
こんなところにも河野洋平の人間性が出ていると思う
また、一番問題だと思うのは、この河野洋平の行動を誰一人批判しない事だ
マスコミも「毎度の河野」なのか?
場所をわきまえず、要するに安倍批判なのだ
慰安婦問題でもなんら責任を取らず、感じず
政治判断まではある意味仕方ないが、この事態に至ってはその政治判断は
失敗であり、特アに利用される言質になったことは紛れもない
しかし、自民党はその責任を追及しない
背後に朝日新聞や中国がいるから怖いのか?
イデオロギーを持ち出して幼稚な論争を続ける民主党の反日議員は論に値
しないが、無責任な、非常識な自民党議員には呆れるばかりだ
「戦後レジームの脱却」は河野洋平追放からではないのか?
政府はまた河野談話継承を発表しているが、それがどんな意味を持ち
海外へ報道されているのか、いまだわかっていない
私が安倍氏が総理になった直後に慰安婦問題で抗議メールをした理由は
この点なのだ
慰安婦問題はその事実の有無ではなく「戦後レジーム」そのものだからだ
まだわからない官邸には失望するしかない
森->小泉->安倍総理と3世代の歴訪は非常に有意義でしょう。
パール判事に関しては未だ勉強不足のため、コメントをかけるような知識はないですが、インドって日本の見方?というのはちょっと疑問です。
ゴー宣でも、パール判事は”法にのっとって”という表現してたと記憶してます。
今回のパール判事の広島での物言いも日本の見方ではなく、もっと広い見識で、今度戦争が起きた場合のためにも、きちっと国際法を制定、および効果を持てるようにという意図を感じました。
大袈裟かもしれないですが、日本の見方というより人類の見方だと個人的に思っています。
ところで、最近”インド式○○”というのがはやってます。
実は数年ほど前からインドは九九ではなく、二桁の掛け算を暗記してると聞いてました。
また、掛け算の独自の方法なども秋山先生だったかが数年前に紹介してました。
IT関連にいると、実は今コンピュータの最先端はアメリカではなくインドという事も言われているくらい先進的な技術を持ってる国のようです。
総理の訪問は、パール判事という過去も大事ですが、個人的には”現実”にも目を向けると、教育の趣旨を日本が取り入れるべき事の指標を持っていると思います。
正直、インドってヒンデゥー教で仏教の国ではないので、真正面から親友という事にならないだろうと思うのですが、それでもお互いに利益が得られるWIN-WIN関係が好きな国のようですから、今後も関係を強くして欲しいです。
第二次大戦時 韓国・中国に対しては日本は先ず実質的占領国だったが
他のアジア地域は欧米諸国による被占領国であり、日本の短期的実質占領は欧米による多面的簒奪からの開放の側面を結果的に有していたということではないのかな、もし日本の占領が長期化していれば別の側面が生じていたであろうことも又考えられることであり
そういう意味での日本敗戦後の東南アジア被占領国の寛容さが存在したと思うこれは結果オーライの話に過ぎない。しかし南方戦略は同時に欧米の虎の尾を踏む行為でもあり、戦線の無謀な拡大ともなり、広域補給及び航空戦力 海戦戦略の格差を精神主義で補填しようとする愚を犯したともいえよう、
長期戦の為のエネルギー資源確保戦略には占領地域国民の急速な戦力化が必要となるが、その為の充分な戦闘資材製造工業等のインフラが存在していないとすれば所詮は無謀な夢であったというしかない・・
太平洋戦争が不可避のものであったとしても・・・
ある意味負けて当然の戦争ではあったのだろう・・・
問題は隣接国を未来に向けてどう結束してゆくかの戦略如何ということではないのか?
米・北の和解は実質米国による北の占領に過ぎない、
中国、韓国としては恐らく
アメリカと協調しつつも米国の真意にぶつかったときどういう戦略があるのか困惑の中を手探りしているのではないか?
米国は北との摺り合せが終わった後に法外な要求を日本・中国・韓国に対しても北の民主化の美名の下に要求して来るだろうが・・・・・
米国の本当の意思は極東の経済的・軍事的キーストーンとしての北地域の活用であり
ある種の強権政治を利用しつつアジアに於ける経済的簒奪に拍車をかけて来るのではないか?
日本はそれに対する戦略協調を中国と摺り合せるべきであり、中国からのアプローチはその路線のものと推測する。
<第二次太平洋戦争>
しかし米国はある部分これをあたかも支援するようなフリをしつつ、各種軋轢を仕掛けてくる、米にとっては日韓中に微妙な反目を残しておいた方がコントロールしやすいからであり、日本は本当の外交力を求められる時期に来ている、挑発と和解の多段階コントロールを読みきった対応が求められる時期なのではないか?
昔は非武装中立なんてことが、大まじめに語られていましたが…。
まあ、この手の番組はだいたいそうであるような気がします。
米国がどういう国であるかはしっかり記憶し、認識しておかないといけないとは思いますが、それが「怒り」という感情であるべきなのかについては、ちょっと分かりません。
そうですね、東京裁判史観の呪縛は、まだまだ日本社会に根強いようです。もう少し早く脱却できるのではと思ったこともありましたが、昨今の風潮を見ていると、私が甘かったようです。
集団的自衛権が何であるかそこまで知られてないことには、確かにマスコミの責任は大きいでしょうが、同時に新聞というメディアの無力さを感じます。私自身、これまで何度も何度も集団的自衛権にかかわる記事を書いてきましたし、他紙も特集してきたと思います。でも、それは読まれていないか理解されていない。そして、そういう傾向が後押しする形で、メディアはやたらと分かりやすさばかりを追及するという構図ができつつある気がします。政治にしても何にしても、世の中、わかりやすいことばかりではないと思うのですが、わかりやすいことしか受け入れてもらえないとしたら…。
国会開会中のことですが、国会前で中年(熟年)女性が、憲法の条文(?)を歌にしたような変わった歌をうっとりと歌っていました。私も宗教がかっているなと感じました。
私もたまたま次のエントリで河野氏の追悼の辞を取り上げました。
私もパール氏が日本の「味方」だとは書いていません。どなたかのコメントに対する返事でも書きましたが、パール氏はただ、自分の考える正義を主張されただけだとも思います。まあ、日本が気に入って、京都に住みたいなどと言ったこともあるようですが。IT先端地といえば、森元首相のインド訪問の際には、IT関連企業の多いバンガロールを訪問しています。
米国に対して、ご指摘のような警戒と備えが必要であることは同意します。ただ、一方で、ヒルやライスの言動とそれに対するボルトンやアーミテージの発言などを見ていると、米国もそれほど戦略的に動いているとは限らず、十分な知識もあてもなく、ふらふらしているだけという場合も多いように感じます。