本日、安倍内閣は総辞職しました。昨年9月26日の発足でしたから、ちょうど丸一年の安倍政権でした。安倍首相とその政権に対する評価や思いは、これまでさんざん書いてきたので、きょうはもう触れません。ただ、私がデジカメに収めた安倍首相の写真の中から、未紹介のものを掲載したいと思います。

 まずは今年4月29日、中東歴訪中の安倍首相が、テロ対策特別措置法に基づき洋上補給活動で活躍している護衛官「はまな」を訪れたときの写真です。安倍首相は「はまな」の甲板で、遠く日本を離れてテロと戦う海上自衛隊員たちと記念撮影を行いました。民主党の小沢一郎代表らは、この隊員たちの活動を憲法違反だの、対米追随行為だのと言っているわけですね…。



 次の写真は、安倍首相が「はまな」を去る際、船内から帽子を振る隊員たちの写真です。今日のことを思うと、なぜだか切なくなる写真でもあります。

 

 今度は、5月1日、クウェートのアリ・アルサレム空軍基地に駐留する航空自衛隊のイラク復興支援派遣輸送部隊を訪問した際の安倍首相の写真です。隊員から栄誉礼を受けているところです。

 

 同じくアリ・アルサレム基地で、訓辞を述べるため隊員の前に立っているところです。ここで安倍首相が語った内容は、以前のエントリで紹介したので省きますが、心のこもった温かい訓辞でした。

 

 次は基地の周囲の風景です。私の日本人としての感覚では、ひたすら荒涼として変化に乏しい寂しいものに感じました。隊員たちの労苦、寂寥感はいかほどかとしのばれました。

 

 そして、本日午前10時ごろ、首相官邸を去る際の安倍首相です。官邸玄関には職員たちが立ち並び、去りゆく安倍首相を拍手で送りました。写真が下手なうえに逆光でわかりにくいでしょうが、中央で女性職員から花束を渡されているのが安倍氏首相です。

 

 さらに、花束を持ったまま、官邸の外を見つめる安倍首相の姿です。どのような思いが去来しているのでしょうか。安倍首相は退院後も、しばらくは自宅で療養すると聞いていますが…。

 

 私が玄関に突っ立っていると、ある政府関係者が「さきほど首相と話したが、まだ十分によくなっていない感じだ。でも、きっとよくなりますよ」と話しかけてきました。私も、まだ53歳と若い安倍首相には、また活躍できるときがきっとくると思っています。この1年間は苦しみの連続だったかもしれませんが、それも糧として。

 安倍首相は内閣総辞職に当たって発表した首相談話の中で、「今後、新たな内閣のもとで、時代の変化を見据えた新たな国づくりが、力強く進められることを切望します」と述べています。私には、この「時代の変化を見据えた」という部分こそが、安倍首相の本当に言いたかった部分だと感じましたが、さきほど見たNHKニュースではこの最も大事な部分が省かれていました。安倍首相の言葉が国民に十分に届かなかった理由が、改めてよく分かるような気がしました。