福田首相は初訪米の慌ただしい日程を終え、昨夜遅く帰国しました。もともと「つまらない日米首脳会談になるだろう。いい材料がないから」(自民党幹部)と言われていましたが、今朝の紙面を見る限り、本当に初顔合わせ以上の意味はなく、それどころか日本が米国による北朝鮮のテロ支援指定国家解除を黙認したかのような印象すら受けますね。外交交渉の実際については、なかなかリアルタイムでは真相が伝わらないため、現時点で断言はできませんが…。
今朝の産経は今回の福田外交について「注目されていた北朝鮮へのテロ支援国家指定解除については、会談での具体的なやりとりが公表されず、指定解除は受け入れがたい日本の立場を強く主張したのかどうか、判然としない結果となった」と書いています。また、拉致被害者家族は早速、「非常に残念だ。福田康夫首相に指定解除に反対してほしかった」と強い不満を表明しています。
福田首相が本当に指定解除にまったく言及しなかったのか、したことはしたがあまり芳しい回答が得られなかったのであいまいにしているのかは今、私には分かりません。ただ、政府高官は訪米出発前から「初の日米会談ではもっと大所高所に立った大きな話をするべきだ」と、指定解除について話し合いがなくても仕方がないとの考えを示し、予防線を張っていましたから、推して知るべしという気もします。
米国は政権末期にさしかかり、ブッシュ大統領はどんどん立場が弱くなっています。また、もともと米国の北朝鮮への関心は、中東に対するそれの「十分の一」(外交筋)ともされますから、ブッシュがともすれば対北融和派のライス国務長官やヒル国務次官補にこの問題で引きずられがちになるのは仕方ありません。でも、だからこそ、首脳会談で日本の強烈な意思を表明し、ブッシュ氏に強い印象を与えなければいけないと思うのですが…。もともと、「ヒルはすでに北に指定解除を約束しているのだと思う」(官房長官経験者)との見方もある中で、このままいくと残念ながら来年早々にも指定解除は実現しそうですね。
ここでどうしても思い出されるのが、わずか7カ月前の4月の安倍前首相の訪米時のことです。このときはインド洋での給油も滞りなく続いていたし、現在とは状況が違うのも確かですが、それにしても安倍氏は堂々と指定解除反対を伝え、またブッシュからその約束を取り付けることにも成功していました。私が複数の取材源から得た情報では、ブッシュ氏は安倍氏の強い要請に対し、次のように確約しました。
「日本の懸念(拉致問題)は、6カ国協議の拡大会合でもはっきり言ってもらっていい。指定解除の件は、自分に任せてもらいたい。ライスがいろいろ言っても、安倍とオレが決めればいいことだ。安倍を困らせることはしない」
拉致問題と指定解除についてはその後、8月の日米会談時に、安倍氏はブッシュ氏からもっと厳しいことを言われたのではないかとの観測もありますが、少なくとも私が関係者から聞いた範囲では、必ずしもそんなことはありません。確かに、4月の時点では「協議したふり」で済ませていた牛肉輸入再開問題については、8月の会談ではけっこう言及があったようですが。
今回の福田首相の訪米でも、ブッシュ氏の姿勢が安倍氏に対するようなものであれば、それが報道に反映されているでしょうが、きっとそうではなかったのでしょうね。もともと官僚タイプを好む福田氏が、ブッシュ氏とケミストリーが合うわけがなく、個人的信頼関係の構築は望むべくもないというのは、衆目の一致するところでしたし。インド洋での給油活動の位置づけに関しては、このイザ内でも必要論と無用論が拮抗しているようですが、「トヨタの関税の件も、牛肉の件も、日本が給油をしているから米国は要求してこなかった。ブッシュ氏だって、給油の件があるから拉致問題で(ライスたちが融和に走っても)最後まで踏ん張ってきたのだろう」(安倍前首相周辺)という見方があるのも事実です。また、「拉致はテロだ」と国際社会に訴えつづけてきた日本が、テロ対策から身を退いたのだから、拉致問題への協力を呼びかけるのもやりにくくなるというのも本当でしょう。
まあ、その給油も中断し、在日米軍への思いやり予算もカットに向かう中で、福田氏にあまり大きな成果を求めるのも酷なのでしょうが、それにしても…。福田氏は、自分が媚中派とみられていることを気にしていて、それゆえに早くから最初の訪問国は米国にしたいと言っていたそうです。その通りになったのですから、もう少し何か華々しく打ち上げてほしかった気がしますね。
しかし、この福田氏が媚中派とみられるのを嫌がっていること自体は、悪いことではないと思います。官房長官時代には、「武大偉にいつでも電話できる」と周囲に自慢し、チャイナスクールとくっついていた歴とした親中派ではありますが。こういう人の目を気にするところを、有権者が利用できると思うからです。
例えば、中国との東シナ海の石油ガス田交渉などでもそうです。これについては、今年4月に温家宝首相が来日した際に、安倍前首相との間での日中共同声明で、「今年秋までの共同開発の具体的方策の報告」が確認されています。現在、これに何とか間に合わせようと日中間で交渉を続けているのですが、日中間の隔たりはとても大きいようです。昨日の産経紙面でお伝えしたように、交渉過程では、試掘開始を示唆した日本側に対し、中国側は「軍艦を出す」という恫喝まで行ったことがあるそうですから。
ここで大事なのは、福田氏が今年中の決着なんて無理に目指して大幅な譲歩など行わないことだと思います。中国側にとってみれば、わざわざ温氏が訪日してまで結び、発表したことが実現できないのは、温氏のメンツをつぶすことになるので、担当者も自らのクビと安全をかけて必死なのかもしれません。そうした事情もあり、外務省内には、けっこう「困るのは中国側。こっちは別に秋や年内に妥結しなくてもいい」という突き放した見方もあるのです。ここで福田氏がトップダウンで「妥協でも何でもして決着させろ」と指示してきたらどうしようもありませんが、福田氏とて、変な妥協をしたら「やっぱり媚中だ」と言われるのは承知しているでしょうから。国民の不断の監視と声(官邸へのメール、投書その他)を上げ続けることが有効です。
ただ、福田氏は試掘までは踏み切れないでしょうね。軍艦を出すというのは、あくまで脅かしであり、「日中関係を決定的に悪化させて困るのは中国側」(自民党幹部)であるのは、中国も重々承知しているでしょう。東シナ海のガス田交渉でも、「大陸棚論」で譲らない中国側に対し、日本側が強気に「そんなに言うなら、現在の中間線論ではなく200海里論を主張するぞ」と反論したら、中国側は白樺(春暁)の操業を停止したといいます。対中外交では、ブラフも含めて一度高めにふっかけないと交渉が進まないと考えます。福田氏が試掘を強力に進めるぐらいのことをすれば、私も少しは見直すのですが。まあ、期待薄ですね。
コメント
コメント一覧 (103)
まず自分が今までついてきた嘘をここで謝罪することが筋なのに、
それをせずにこの場を荒らし続けるだけの幼稚な書き込みは迷惑極まりない。
自分のお粗末さも反省できない者に、日本の覚悟とか言われても失笑を
買うだけだ。
> 対中外交では、ブラフも含めて一度高めにふっかけないと交渉が進まないと考えます
対中に限らず、二国間交渉は本来相手の立場にこだわらず自国の意志を主張した後、妥協点を創って行くものだと考えます。 現在の日本の拙さは自国の意志すら明確に主張出来ていないから折角の手駒も有効に使えないし、自称「リベラル」な人々はわざわざ相手国を利するような言動をとりたがるし...
折角小泉・安倍政権下で「自由と繁栄の弧」という外交ドクトリンを絞り出せたのに、参議院選挙以降外交の進行方向がメチャクチャになって来ている事に危惧を覚えます。 小沢民主党の国連中心主義なんて国家のドクトリンとして不適ですから論評の限りに非ずでしょう。
対中外交でよく語られる「面子」なんていうものは本来無視して良いレベル(人治国家とはいえ多少潰れたくらいで足下が揺らぐ指導者なら交渉相手として不適格でしょうに...)のものなのに、やたらとこれを強調しては過大な外交的譲歩を重ねて来た政治家達の神経を疑います。
自覚もない最悪の嘘つきだということを証明したな(爆笑)
お前みたいな最悪の嘘つきがぶら下がってる限り、民主党にはまだまだ政権担当能力が
無いようだね、残念ながら。
民主党には政権は渡せません。その能力がない!と、党首が明確に国民に表明しました。
また、民主党には、小沢さん以外に人がいない。(小沢氏がそのリーダーの能力があるとは思えないが)
なお、私は福田氏およびその周辺にいる、有象無象の政治家、利権ばっかりを追及しいてる政治家には、日本の将来は任せられません。
今回の福田氏のアメリカ訪問も挨拶程度でしょう!表敬訪問以上には成果がありません。福田氏は眉中派は紛れもない事実でしょうから、私はせっせと
官邸、自民党本部、その他に、嫌がらせのメールを送ります。
福田内閣倒閣ー>民主党内閣(まあ、むりでしょうけど!)打倒->真正保守政権が待たれます。
ここはお前がコメンターに指示する場所ではない。
これ以上阿比留記者の邪魔をせず、朝鮮貴族的幻想に基づく妄言wをここで
振りまくな。
中国ウオッチヤーのブログによると、新華社傘下の「国際先駆導報」が、「自由と繁栄の弧」政策を、今までになく強く批判する記事を出しているようです。
読売新聞の「福田首相は、対中関係重視の為に、来年度の外交青書に『自由と繁栄の弧」は明記されない」という外務省幹部の言葉と「外交青書に記載されなくなるようだが『自由と繁栄の弧』の外交姿勢は、これからも継承してゆく」という記事に反応したらしいです。
それだけ、「自由と繁栄の弧」という政策は、中国にとっては都合の悪い物らしいですね。
自由と繁栄という普遍的価値観を目指す政策を、都合悪く感じる中国の下心が透けて見える反応ですね。
まずは自分が阿比留記者に今まで不当な言いがかりを付け、
このエントリーでもしてることをわびるのが筋だろう。
そういう、常識的なこともできないのか。
拉致さえ最早無関係で事が運ばれてゆく・・益々世界から馬鹿にされていくこの国のありように空しさより呆れの方が強い、
結局何事も力の強いことが一番と思うしかない、だったらこの国も当然核武装宣言でもすべし!
無理難題が通る今の世界では他国の核の傘の下では無意味、それには国民の覚悟も必要だが、
何れにしても国益を第一にの中に比べればお人好しのこの国に未来は無さそうです・・ね。
>訂正
>あなたは典型的なトラの威を【借る】狐です。
何度も訂正するのは、見苦しい。脊髄反射で返さず、せめて推敲してから投稿ボタンを押すように!第一、これくらいの誤変換は、誰も何も思わない。そこまで神経質になるほどの文章内容でも無かろう?
君の最初の「返事はいりません」から端を発している「言い合い(論争ではなく)」で、読者に余分なスクロールを強いるな。言い返す時に、直上にある相手の発言を全文コピーする必要はない。【返信する】のボタンを押したら、不要なものをdeleteするくらいの手間は惜しむな。全く、子供レベルだ。
いまだにマナーの向上が出来ない奴だな。甘ったれ坊や。
残念ながら大勢は指定解除に向けて動いているようです。
弱者の脅迫 誠に有効ですね。ベネズエラの大統領まで核開発を叫んでいます。
かくなる上は、日本独自の北朝鮮及び関連団体に対する経済制裁の強化が重要です。
国内の在日社会からの献金や物資援助が、実は未だに北朝鮮の命綱ではないのかと睨んでいます。
政治に翻弄され悔しくて、悲しい結末を迎えなくてはならないものは、いつも個人なのですね。日本国が平和すぎて、危機は外国が直面するものと信じ切っていたとき、拉致被害者たちは外国に誘拐されていっていたのですね。憲法9条があれば、日本は戦争に巻き込まれることはないと迂闊にも信じていたとき、少年少女は人攫いの手にかかっていた。厳密にいえば戦争状態が続いている、ソ連、北朝鮮、に対する日本国のガードが甘かった。沿岸警備を真剣におこなわなければならない環境を政治家が整えていたら、北朝鮮の工作船から何人かの少年少女を救出できたと思うと残念でなりません。
日本が今置かれている現状では、米国に頼るしか方法がないのに、個人が主役になる選挙で、なんとなく民主党に投票した人がいたことが残念です。そして、個人ではどうしようもない政治危機がやってきたのです。海上給油を途絶えさせてほしくなかった。日本国が中国から「軍艦出すぞ」といわれても怯えなくなる気力と国力とがつくまでは、米国との関係を大切にしたい。気力を高めるのに費用はかからない。
阿比留さん
小沢はバカだ!。「テロ支援国家指定解除を止めればテロ新法に賛成する」といえば男を上げ民主党の支持率も上昇するのに。
福田はもっとバカだ!。「私は媚中派なんて云われているが、実は安倍外交を全面的に継承している。テロ新法は命にかえても絶対通す」といえばブッシュにキャンプデービットに招待されたものを。
以上、staroさん風でコメントしてみました(^^:。
拉致問題も自主外交で活路を開かねば埒があかない
まあ米国債なんかを喜んで買っていれば、海上ガソリンスタンドや思いやり予算なんてはした金は関係ないですが…
同意です。自分の非を認めず、嘘をつき続けるtruth-of-truthは
掲示板荒らし以外の何者でもないですね。
それに比べると、私とは思想的立ち位置は違いますがウルリケ氏
には好感を抱きます。
比べる対象としてご迷惑かもしれませんが(笑)
まず、ブッシュ大統領にも日本の首相に対する思い入れに強弱があって当然ではないでしょうか。
若くて自由と民主主義の価値観を前面に押し出しての外交姿勢の安倍前首相と、旧態依然とした魑魅魍魎の暗躍で出現したかの何やら得体の知れないような福田首相とどちらに思い入れが強いかとか、人物に好き嫌いがあるとか。
我々の一般的な日常でも嬉しい事は一番大切な人とか価値観を分かち合える人との感動を共有したいという人情が優先して行動する事が多い。
だから、ブッシュ大統領は「拉致問題が解決しなければテロ支援国家指定解除をしない」と安倍前首相と約束したという事実を福田首相にも配分する事もないとの思惑で、それ以上もしくは同等の発言を福田首相にする事を差し控えたのかも知れないし。
それとも、米朝の核廃棄交渉の進捗状況を考慮すれば、大統領の発言でライス達部下が進めている核廃棄プロセスに水を差す事になるとの懸念から「指定解除をしない決意」があってもそれを明言せずに現在の段階では「拉致問題を決して忘れない」という発言に留めておく最善の策としたのかも。
いずれにしても外交は本音と建前の駆け引きにて一喜一憂するのもいいが、どう転んでもいいように我が国は拉致問題が置き去りにされる事を前提に、内外の猛烈な非難を覚悟で直ちに非核三原則を本気で見直し作業に入り拉致問題解決に取り組むべきです。
阿比留さんに謝罪してから書き込むべきだな。
truth-of-truthと名乗る嘘をつき続ける愚か者といい、小沢一郎崇拝者には
そういう人倫の基礎ができていない輩が多すぎる。
まあ、崇拝する小沢一郎が倫理的には獣にも劣る最悪な輩だから仕方がないか。
一応、「尖閣諸島周辺と日韓大陸棚周辺は除外する」としたようですが、
これでは日本の資源をむざむざ奪われるようなものです
日本側の資源は日本で開発すれば良い
何故、日本側で中国と共同開発をしなければならないのでしょうか?
しかも、開発費は折半、ガスの権利も折半するそうですが
果たして産出するのは「ガス」だけなのか?
開発費は向こうの言い分を丸呑みするのではないか?
権利とは言っても「ガス」は殆ど中国が手中にするのではないか?
「尖閣と大陸棚周辺」の除外を中国が素直に守るのか?
中国がこれを足がかりに「尖閣と大陸棚周辺」まで勝手に開発をしようとしないのか?
「ガス」の値段は中国の価格を元に算出し僅かな額しか日本は得られないのではないのか?
数々の疑問があります
日本の資産とも言うべき「ガス」さえ守れない国だからこそ「拉致被害者」も奪還できないのでしょう
賛同いただきありがとうございます。
対米関係だけではなく国際社会全体に対し、やることはやっていると言えなければ、日本は自己主張ができないか無視されるかなのだろうと思います。小沢氏については、福田氏との会談で「実際、補給は大事なんだよな」と話したという情報も流れていますが、ことの真偽は分かりません。いずれにしろ、大連立が破談に終わったことで、小沢氏ももう退くチャンスを失ったようですが。
中国の政治家にとって大事なのは結局、過酷な政治闘争の場である国内政治だけだと思います。外交は、その結果が自分の立場にどうはねかえるか、ライバルや敵にどう使われるかが気になるところで、つまるところその点さえクリアできれば何でもありだと。そこを利用したいものです。
阿比留様
ちょっと一言言わせてください。
truth-of-truth さん
自分の意見は、自分のブログに書いてください。貴方のブログ今見てみたらがらがらですね。自分で書いて自分でコメント入れて。
ちょっと言わせて貰いたいが「アホかオマエは!」下品で申し訳ないが貴方が目の前に居たらきっとそういうでしょう。
返事は要りません。
今は閉塞状況にありますが、政界一寸先は闇というのは本当ですから、いずれ情勢が変わることを信じたいと思います。今はちょっと我慢の時代だと考えて。
ガス田交渉において、日本側の譲歩の理由が笑えます。
「こちらが譲歩の姿勢を見せれば、先方も話に乗ってくると云々・・・」
こちらの譲歩に対する先方の答えが折半・共同開発だそうです。
せめて、開発費用中国持ち・資源は日本の物・販売先は中国のみでもよいが販売価格は日本で決める。(ロシアの方式を参考にする。)
実際、日本でこのガスを使用するにはコスト的に難しいかも知れませんが
このくらいは、主張して欲しいです。有事の時はガスの供給停止も出来ますし。
拉致問題にしてもしかり。
阿部さんだったら、せっかく現地に拉致被害者家族会が訪米しているので
すから、連絡を取り合いブッシュとの交渉に協力してもらってるはず。
福田政権にはあれやこれや不満がいっぱいです。
今回の日米首脳会談。
アメリカ政府は福田政権にあまり信頼をおいていないという印象。
チャベスやノムヒョン並の小沢氏にズルズルと譲歩し、さらに密室で日米安保の転換にかかわる妥協をしようとした時点で、何をするのかわからない政権だと考えた可能性。
会談では、小沢氏との妥協の説明を求められ、日本政府のスタンスを確認するくらいはあったかも知れません。首相にしてみれば、そういった話は、今後の対小沢交渉を考えると明らかにできないわけですが…。
>日本が今置かれている現状では、米国に頼るしか方法がないのに、個人が>主役になる選挙で、なんとなく民主党に投票した人がいたことが残念で>>す。そして、個人ではどうしようもない政治危機がやってきたのです。海>上給油を途絶えさせてほしくなかった。日本国が中国から「軍艦出すぞ」>といわれても怯えなくなる気力と国力とがつくまでは、米国との関係を大>切にしたい。気力を高めるのに費用はかからない。
また八つ当たりですか。今回のアメリカの動きは、1月から始まって決まってたことですよ。民主党のせいでも福田のせいでもありません。福田のせいと断言できるのは、自分の保身から会談で解除問題を正面からとりあげず、アメリカの反応についても明らかにしなかったことだけです。解除してもアメリカを大切にしてあげてくださいね。
To someoneさん
>いずれにしても外交は本音と建前の駆け引きにて一喜一憂するのもいいが、どう転んでもいいように我が国は拉致問題が置き去りにされる事を前提に、内外の猛烈な非難を覚悟で直ちに非核三原則を本気で見直し作業に入り拉致問題解決に取り組むべきです。
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いよいよ左翼も顔負けの反米派の誕生でしょうか。日米同盟が解消されたらどうするつもりなんでしょうか(笑)。恐ろしいですね。
>あとは、あなたのようなおせっかいにおつきあいしたまでです。あしからず。
>荒らしているのは正義感気取りの皆さんですよ。(笑)
*そうして、人のせいにしながら、自己主張をしているわけだ。まさに、民主党の体質そのままの甘ったれだな。
何かコメすればするほど、民主党の品位を落としている君は、ひょっとして自民党の工作員か?(笑)
「海自インド洋派遣中断の真相」と題して「一国民」さまが「おきらく軍事研究会」に投稿されております。(メルマガ購読者には既に配信されていると思いま)
各自の状況判断の一助になれば幸いです。
今回の一連の事件の原因は、以下のことが真相です。
テロ対策が悪いというわけではありません。
アフガニスタンの件もアメリカは我が国の調査を受け入れません。
見られてまずいことをやっているようです。
給油記録も同様にアメリカと与党の協定がらみです。
例えば給油艦の給油燃料ですが、一体どこから購入していると思いますか。
アメリカから山田洋行が購入し、政府が山田洋行から買い取り、それを
アメリカの艦船に給油しているのです。
なぜ、アメリカから買った燃料を山田洋行を通してアメリカの艦船に給
油するようなことをするのか。 まったくの無駄です。
また、この山田洋行は自衛隊の天下り幹部の巣窟となっており、非常に
残念なことですが、今回の事件にはわが航空自衛隊の幹部も関わっています。
海自インド洋派遣部隊の引き上げは、この一連の事件が明るみに出そうになって、にっちもさっちも行かなくなりつつあるためです。
それに、衆議院で多数をしめる与党は別の法案を作成し、給油を続行さ
せることが可能です。
わが海上自衛隊のログブック紛失も通常では考えられません。
なぜなら、在庫のネジ一本に至るまで自衛隊は管理します。
山中で銃剣の紐が紛失しただけで、森林地帯を緑色の紐が見つかるまで
200人からの部隊が捜索するような組織です。
紛失した段階で関係者の処分が発表されているはずです。
まったくもっておかしいのは、参議院選挙前には日誌がないと言ってい
た官僚が、参院選後には見つかりましたと言っていることです。
なぜだと思いますか。
これは参院選での民主党大勝を官僚が見て、次の政権を民主党がとった
場合に、自分たちの身の保全を図ろうとしたからにほかなりません。
官僚や天下りする自衛官は何ら国益のことなど考えておりません。
己の身の保全ばかりです。
りがあるからです。
事が明るみになれば、与野党ともに困る人間が存在します。
私は今回の一連の事件で、我が国を食い物にする守屋を筆頭に現職自衛
官、OBの悪党連中が一網打尽になることを切に願うものであります。
今回の一件は民主がなぜ反対するのかなどという生易しい事件ではあり
ません。
真実は、テロ対策などそっちのけの我が国の恥ずべき事態の露呈にほか
なりません。
単なる政治上の駆け引きではないということです。
今後事件は全く予想外の展開を見せるか、それとも闇から闇に葬りさら
れてしまうかです。
国民の皆様にはくれぐれもお間違いのなきよう。
(一国民)
以上です。ご参考まで
エントリと関係なくて申し訳ないんですけど、今年の6月に韓国の憲法裁判所で在日韓国人を含む在外韓国人の参政権を認める判決が出て、
来年中に法改正されることが決定しました。
でも、これを誰も言わないのは何故なのでしょうか?
こちらにTB送らせて頂きました。m(__)m
予想外か、予想通りか。
何も解決出来ない最長4年間の停滞を覚悟。
中央の自民党には打撃でしょうね。
>日米同盟が解消されたらどうするつもりなんでしょうか(笑)。恐ろしいですね。
だから、外交は本音と建前の駆け引きと言っているのですが…。?
こうして、我が愚案にさえムキになって乗ってくる人がいるところをみると、やっぱり非核三原則見直しを持ち出すのは効果があるみたいですねぇ。ヨシヨシ。
>いよいよ左翼も顔負けの反米派の誕生でしょうか。
私はアメリカ大好きの親米派、そして嫌特ア!つまり嫌韓!嫌朝!嫌中!派であります。
非核三原則見直しを提唱するだけで反米派と言うなら、核保有国はメチャメチャの反米という事で…。!(^^)!
お久しぶりです。それにしても福田総理の訪米、一体何をしに行ったのか全然わかりませんね。
小森さんとこちらのエントリーを合わせて読んでみると福田首相が何をしに政府専用機まで使って米国まで行ったのか、全くの税金の無駄遣いとしか思えなくなりました。
ブッシュに会っても「拉致問題をはっきり主張出来ないような」人物は首相としては不適格です。もっとも彼が首相になってから何一つ成果らしい成果はありませんがね・・・。
>大阪市長選挙。
独断かつ偏見で書けば、大阪市議会与党の自民党議員は、関氏の敗北に大ショックというほどでもないのでは。
財政再建⇒議員の利権縮小、むしろ安堵している輩も多いかも。
最終的には議員数の削減等、後手に回れば回るほど、自らの痛みが拡大することに気付かぬ人達です…。
>To identification さん
>
>>日米同盟が解消されたらどうするつもりなんでしょうか(笑)。恐ろしいですね。
>
>だから、外交は本音と建前の駆け引きと言っているのですが…。?
>こうして、我が愚案にさえムキになって乗ってくる人がいるところをみると、やっぱり非核三原則見直しを持ち出すのは効果があるみたいですねぇ。ヨシヨシ。
*********************************************************
中川さんとかは、アメリカの知日派からすれば、既に潜在的非親米派でしょうね。駆け引きをする人間は、反米派として小沢並に叩かれるでしょう。むしろ、加藤紘一的な人間をアメリカが持ち上げることもあるだろうと思います。そのときに産経はどういう反応をするのか楽しみですが。
>
>>いよいよ左翼も顔負けの反米派の誕生でしょうか。
>
>私はアメリカ大好きの親米派、そして嫌特ア!つまり嫌韓!嫌朝!嫌中!派であります。
>非核三原則見直しを提唱するだけで反米派と言うなら、核保有国はメチャメチャの反米という事で…。!(^^)!
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核保有国はもちろん反米ですが、アメリカは丁重に扱います。アメリカが丁重に扱うのは突き抜けた反米だけです。「捕まえられない犯人は、悪人ではない」というのがアメリカ外交です。そこまで至らない反米は逆に「出る釘」として徹底的にたたきます。日米同盟を維持しながら非核三原則見直しを提唱する保守派はまさにそれでしょうね。
興味深い反応ですね。自由と繁栄の弧を堂々と打ち出していた安倍・麻生ライン時代には文句が言えず、それを取り下げつつある福田政権に対しては言えると。中国という国の在り方、やり方がうかがえる気がします。
究極的には核武装宣言も選択肢の一つでしょうが、現実問題としてそれが難しいのであれば、福田政権下でいま棚上げにされている集団的自衛権の問題や、日本版国家安全保障会議設立、情報機関の統合…など、特アに侮られないためにまず打つべき手、将来に備える準備はいろいろとあるはずですが…。公明党もアレだし、民主党も何でも反対だし、何より政府・自民党自体がもうへたれていますから、難しいでしょうね。
>弱者の脅迫 誠に有効ですね。…全くです。経済力ではるかに上でありねながら、それに自力で対抗できないのが戦後の日本のありようを象徴しているように感じます。日本は朝鮮総連系の朝銀信用組合の破綻処理費だけで1兆3600億円をつぎ込みましたが、そもそも朝銀からいくらのカネが北にわたり、それがどれだけ北の核開発に使われたかと考えると、空恐ろしいものがあります。
>沿岸警備を真剣におこなわなければならない環境を政治家が整えていたら…。私は最近つくづく思うのですが、政治家の言動はよくも悪くもそのときの有権者たる国民の意識・センスを反映しているのではないでしょうか。結局、日本人全体(一部除く)にいまそこにある危機に対する意識が決定的に欠落していたと。そして、現在の世論調査結果など見ても、有権者は本当に危機だとは感じていないように思います。それは当然、民意はどこにあるかに右往左往する政治家にも伝わるのでしょう。
そうですね。今回のエントリは、特別荒れるような内容ではないと思っていたのですが…。
自主外交はおおいにけっこうだと思います。問題は自主外交の根拠、背景となるパワーは何か、それを日本はどの程度持っているのか、持っているとして活用するにはどうしたらいいかだと考えます。
ご指摘の趣旨はよく分かるのですが、いま非核三原則の見直しに政府のだれかが言及した場合、国民はどう反応するかを考えると悲観的になります。昨年の今頃でしたっけ、当時の中川政調会長が核についても議論すべきだと言ったときの魔女狩り的反応(これは主にマスコミですが)を思い出します。政治に何かを求めるときには、国民はそれ相応の支持を与えないとことはならないでしょう。国会状況を考えても、与党である公明党も、民主党も共産党も社民党も反対することをどうやってやるのか。民主主義国家では、まず国民の意識が変わらないとなかなか物事は進まないと考えています。
日本の主張する境界線である日中中間線と、中国側が主張する沖縄トラフとでは、国際法的にどちらが正しいかは定まっていないようです。そうなると、非常に残念ながら、先にガス田を開発・掘削して時間と金をかけ、既成事実化している中国側により権利があると解釈される部分も確かにあるようです。したがって、中間線周辺での共同開発案自体は、それほど日本にとって悪いものではないと思います。結果的に中間線の「日本側だけ」となってはダメですが。要は、日本側もさっさと試掘し、こっちも既成事実をつくることが大切だと考えます。長年のことなかれ外交と無作為が今日の事態を生んだのは事実ですし、ご指摘のような数々の疑念が晴れないのもその通りですが、いまのところ交渉で日本が一方的にやられているというわけでもないように感じます。エントリに書いた通り、外務省内には破談でかまわないという姿勢もありますし。ただ、今後どうなるかは福田首相にかかっていますが…。
こんばんは。いや、おはようございますでしょうか。私は喘息持ちなので、タンが喉にからんで眠れず、こんな時間に起きるはめになりました。健康第一だとつくづく思います。
こんばんは。ガス田交渉については、そもそも資源の少ない日本が、にもかかわらず長年にわたって何もしてこなかったことが一番の問題だと考えています。take8様への返答で書きましたが、日本が無作為であるうちに、中国側に既得権をつくられてしまったと。今の交渉にも多々不満は残るにしても、そういう前提条件を考えると、難しい状況にあるのは事実のようです。問題は、今後福田首相がどうしようとするかでしょう。
>アメリカ政府は福田政権にあまり信頼をおいていないという印象。…そういうことは確かにあるかもしれませんね。まあ、ブッシュ氏が小沢氏の名前まで記憶して言及したかどうかは分かりませんが…。そんなに長くもない今回の首脳会談では、細かいことに突っ込む余裕はなかったでしょうから、たいした話はしていないと思います。
阿比留様
3時過ぎから返事が入っていますから早いなあと思って読んでいましたら
そうなんですか、小生の母も喘息でしたのでよく分ります。
今朝の東京は寒いそうですね。まだお若いからお体大事にしてくださいね。
小生も今まで「反省すれど後悔はせず」で生きてきましたが、あの時病院に行っとけば良かったと後悔ばかりです。くれぐれもお体大切に。
おはようございます。参考情報をありがとうございます。守屋氏の態度がでかかった理由で最大の点は、小泉元首相の飯島秘書の寵愛と徹底した庇護を受けていたことだと思う(飯島氏は二言目には「守屋が、守屋が」でしたし)のですが、あまりマスコミがこの点を指摘しないのが不思議です。
まあ、そもそも韓国の政策・法律についてあまり記事にはならない。という価値判断もあるようです。韓国での定住外国人参政権付与の記事をさ調査資料部で探してもらいましたが、ベタ記事が一本あるだけでしたし。
この件はあまり情勢や経過に詳しくないのですが、あれだけ大阪市の職員厚遇問題が話題になったのに、それを改革しようとしている現職ではなく、厚遇の大元である大阪市職員労組の支持を受けた野党候補が当選する…という構図に、参院選との類似を感じました。有権者は何を望んでいるのでしょうか。
今度こそおはようございます。お気遣いありがとうございます。
> 有権者は何を望んでいるのでしょうか。
ひと言で言えば、無関心、他人事でしょうか。
労組が参議院選挙の勢いで突っ走り、大阪市に何の思い入れもない元アナウンサーが単なる名誉欲に駆られ(毎日放送を辞職もせず立候補したらしい)、大阪市の事を憂慮する現職がその行政手法、キャラ、年齢で強力なバックアップ・支持もなく、何が各候補の主張かも有権者は理解せず、お祭りは終わった、宴の後に残るものは…です。
大阪市が朽ち果てる姿を見るのは一市民として辛い…。
ひと言追加すれば、自民党は麻生氏等の弁士を応援に派遣したが、丸山、丸川、杉村タイゾー、も来たという。
その自民党の感覚に疑問なんですが…。
昨日もある人と話していたのですが、マスコミは本当に労組の問題点や実態について取り上げません。多くのマスコミにとって労組=反権力=善みたいな単純な見方が成り立つのか、労組と政治的主張が一致するからなのか。特に官公労の問題は、日本の土台を少しずつ腐食させていくほど重要であると私は考えるのですが…。有権者の無関心もまた、政治を確実に堕落させますね。
同意です。
暴論ですが、一人一票は、本当に平等なのか?
そうであるとすれば、国民の権利と義務、学力以前の基本の基本、歴史教育愛国心涵養の重要性を感じます。
平松、辻元清美のツーショットを見て、目眩がしました…。
今朝の早朝からのテレビのワイドショー、この有様では国民が政治に対する興味は起きませんね。どこかのテレビ局が拉致問題や国益にたいする話題を取り上げていたでしょうか。本当にお粗末です。ワイドショーを提供しているスポンサーも真剣に考えて欲しいものです。9時現在までのことですが・・。大阪は、どうなるのでしょう「オバちゃんたち、よう見守っといてや、たのんまっせ!」
ご指摘の通りに思います。
非核三原則を提唱しようものなら、ご指摘の通りの状況が予想されます。それを承知の上で拉致被害者救出の手段の一つの道具になれば、それもありかなと…。
非道に拉致された国民を国家が救えないなんて情けないはなし、救出のためなら何でもありという事で…。
福田氏は優先順位でもっとも曖昧さを貫き通してますよね?
しかし、日本人のなかにおいて、この曖昧さが好きな国民性がいまだにあるんだと思うんです。
安倍さんのように、ぎちぎちに正論ばかりでは”疲れて”しまう人種が。
ここのコメントにくる人やたぶん阿比留さんもだと思いますが、多少は曖昧でもまわりから合理主義って言われている人が多いと思うんです。
私はバリバリ理系で合理主義って言われるし、もう言ってます(笑)。
そういう人たちにとって福田さんは、経緯上も問題があるし、「何かをしたくて総理」になったのではなく、「総理になりたくて」なった人だから余計に腹立たしく見えるんだと思うんです。
で、実際に日本の政治が動く時というのは、過去は安倍さんタイプですが、このところは福田さんタイプのような気がします。
これはいい意味の場合も、悪い場合も”動く”わけですから、巻き込まれた国民は大変なわけですね。
こういった構造上の選挙の問題点がそろそろ焦点にならないでしょうか?
昔に返りたい思いで中選挙区とか言い出したなどの噂もあります。
いっそのこと道州制ができたなら、大選挙区でもいいような気がします。
その時はネットの力が反映されやすくなるでしょうし。
あまり記事に関連してない話題ですみませんが、福田さんがアメリカにいったメリットが見当たらず、福田さんの今一番すべき大きな目標は選挙じゃないかと思っています。
ねじれているけど、そこを逆に選挙についてなら合意できるところもあると思うんですよねぇ・・・。
それから、法案にかんしては牛肉や関税だけで済むのでしょうか?
私は日本が原油もこれ以降影響を受けると思うし、飼料や数々の原材料に影響すると思っています。
となれば、どこも値上げ合戦です。
最悪、アメリカと中国が手を結んで日本イジメ始めるのでは?
と思っています。
なんせ自給率40%ですからね。
米と芋しか食卓にでなくなる日もそう遠くないような気がします。
ちなみに中国と直接組む事はないですが、原材料を輸入してる国への圧力という点で一緒にやるのではないかと予想してます。
なので、法案は早く通して欲しいなぁ・・・。
民主主義自体は、ほかにより有効な政治体制がない以上、守らなければいけないと思いますが、一定年齢以上のすべての人に選挙権を与えた上で、投票に行く行かないは自由という現在の制度は、あるいは再検討すべきかもしれないと考えています。政治に関心を持たず、また政治知識もなく、だれがやっても同じと思っている人に、果たして本当に一票は必要なのか。権利りの行使と義務のバランスはどうなのか。これは本質的な問題だと考えます。
国民が政治に関心を持って監視するぐらいでないと、政治家や官僚が独走しようとさぽってゴルフしていようとあまり文句は言えない気がします。かといって、関心を集めるための劇場型政治ばかりでも困りものでしょうが。
でも、今回は在日韓国人の祖国での参政権が認められて、来年法改正されるという記事なんですが。
だとすると、二重参政権の問題がありますから、在日韓国人の日本での参政権は認められない..ということにはならないのでしょうか?
やはり政府に率先してそれをやるよう求めても無理なので、国民の側が声を大にし、政府を突き動かすにような時代になればなと思います。簡単ではありませんが。
>日本人のなかにおいて、この曖昧さが好きな国民性がいまだにあるんだと思うんです。…おっしゃる通りでしょうね。何もしないことが安定感にすり替わってしまうような「空気」(嫌いな言葉ですが)があるようです。また、米国と関係が悪化すれば中国に接近すればいいという人がたまにいますが、米国と関係が悪化した日本を中国がどう扱い、利用しようとするかという点も気になりますね。表面的には友好的に、その実、徹底的に軽んじ、とれるだけとろうとするのでしょう。…正直なところ、経済問題についても国際環境についても、いい材料を探すのが難しい昨今です。
ご指摘もご懸念も分かるつもりですが、在日韓国人による参政権要求の根拠は、自国の参政権の有無は関係ないように思います。自国に参政権があろうとなかろうと、日本でも要求するという姿勢ではないでしょうか。韓国における定住外国人は韓国の参政権付与に伴い本国での参政権を失ったというわけではないのではないかと。ちなみに、朝鮮総連はいまのところ参政権はいらないという態度ですが、本国の国会議員となっている在日朝鮮人もいますね。
いつも楽しく拝読させて頂いております。
安倍前首相の交代劇、米・中・朝鮮政策に関する基本姿勢の移ろいに暗澹たる気持ちを禁じ得えません。特に、日本の外交政策の(外交政策に限ったことではありませんが)無原則さをみるにつけ、中長期的な国家戦略の欠如が、今にこの国を破滅に導くのではないかと不安です。
いったい誰が中長期を見据えた国家戦略を真剣に議論するのか。脱官僚主義、官邸主導と言われて久しいですが、2,3年おきに自らのクビをかけて地元の「忘れやすい国民」の利害の御用聞きに務めねばならない、そんな政治家に10年後、20年後、100年後の未来を任せられるのでしょうか。この度の内閣の交代を見てつくづくそう感じております。
大統領制に近い首相公選制という意見をいう方々もおられますが、はっきり言って日本では現実性に乏しいと思われます。また、日本では欧米の国々の大学に見られるような公共政策を学問として論じる風潮も希薄です。種々勘案すると、現実的には「与党専属シンクタンク」として長年活動してきた霞ヶ関の人材を活用せざるを得ないのではないかというように考えている次第です。ただ当の霞ヶ関ですら、貴紙の特集「やばいぞ日本第4部番外(下)」によれば人材流出が始まっているとのこと、優秀な若い人材はすでに日本という国を見限り始めているのかもしれません(当該特集は、官僚OBが書いているとのこと身内贔屓がはいっているのかもしれませんが、制度的・構造的な問題が官僚個人の能力発揮を阻んでいるというようなトーンでありました。)。
阿比留様は現在外務省担当でいらっしゃるとのこと、外務省の幹部、中堅、若手など様々に接する機会も多いかと思います。以前、安倍首相の退陣について憂える外務官僚と話をした、というような件がございましたが、果たして彼らはそのような期待に応えうるような能力を有しているのか、実際の霞ヶ関というのはどのような世界なのか、いつかそのような記事も見てみたいと期待している次第です。
小生、長らく拝読のみの参加でありましたが、この度一大決心してコメントを投稿させて頂きました。乱文御容赦願います。
最近日本が交渉で譲歩して、日本側海域での共同開発の提案をしてしまった、と誰かがご指摘されていますが、事実は違うのではないでしょうか。その提案は、中間線を挟んで日本側中国側両方で共同開発をしようという提案です。これは今までの日本の立場と変わりません。
2、第二次大戦後、スェーデンやスイスでも核実験こそしなかったものの、かなりのところまで核兵器開発が進められた、とされています。
軍事評論家の惠谷治氏が言うには、既に1973年に日本でも、通産省物質工学研究所でプルトニウム型原爆の起爆方式である爆縮式で基礎実験を成功している、との事です(SAPIO、小学館、2004年9月8日号12ページ)。にわかには信じ難いのですが、米国からの惠谷治氏を通じた何らかのメッセージかなとも思います。
大阪のかわにゃ
はじめまして。ご指摘の「やばいぞ日本」を書いていた宮家氏は知人であるのでその身内贔屓うんぬんはどうだか書きにくいのですが、宮家氏が言っている通り、霞が関の若手中堅官僚が国会対応で無駄な労力を使い、へとへとになっているのは本当だと思います。質問主意書への答弁を書くため、内閣法制局好みのつまらない官僚答弁をたたき込み、野党議員から質問取りのために議員会館を回り、大臣の想定問答集をつくるために徹夜する…。確かにもっと有効活用はできないものかとは思います。個人的には、官僚の給与・報酬はアップし、原則として定年まで勤めるシステムとした上で、現在のような天下りは禁止規制するべきだと考えています。現在のように、若いうちは「逃げ」の答弁の用意ばかりして民間より低めの給与で働き、退職後の天下りでろくに働かずにもとをとるようなやり方がいいはずがないと思います。
日中中間線の日本側でガス田の試掘をすると「軍艦をだすぞ」と脅されて、日本は、「上等ですね。お待ちしています。」「ところで???」と対応できない限り、日中友好なんて空虚な幻影にすぎません。
北朝鮮が「東京を火の海にしてやる」との脅しで、それが実現して国会議事堂を狙って、20キロ位離れた我が家に落ちた時、われわれは当然死にますが、その後はどうなるのでしょうね。アメリカが少しお茶を濁して、その件は落着なのですかね。日米軍事同盟なんてそんなものだと思っています。
少なくとも日本近海の敵国船を私の母国の自衛隊が殲滅できる力くらいは持ってほしい。そして事態を我が国有利に収束できる外交官と政治家もほしい。
米国の若者の幸せを犠牲のうえで、我が国の平和なんてあるはずがない。
小沢一郎が、「国連決議にもとづき自衛官を戦場に派遣する以上、国民の自由も制限させてもらう。」位の言葉が付いていれば信用してもいいのだけれど。あの民主党でも、この自民党でもだめだろうな。
独立国日本を意識した政党がほしい。絶対にその政党を指示するのだけれど。自衛上、国境を越えることもある条件がつくことになるのだろうか。そうなると普通の国になってしまう。全く興奮しない。
ハリネズミ的でも、スカンク的でもいいから「軍艦だすぞ」なんて言わせない国にしたい。
産経党も一枚岩ではなさそうだし。(涙)
早速のご丁寧なお返事有難うございました。このブログがこれだけ繁栄している理由の一端を垣間見たような気が致しました。
ところで、私の地元選出の国会議員は、地区内のいろいろな団体とのコネクションが強固なことだけが取り柄でして、何度か講演・演説など聴く機会がありましたが、正直申し上げて国政に対する深慮など幾ばくも感じさせない風でありました。
もし、そういう議員にも「国民全体の奉仕者」たるべき、しかも「優秀」なはずの官僚達が、おっしゃるような御用聞きのようことをして群がっているのであれば、恐るべき人材の浪費ですね。国民はそんなことのために官僚組織に給料を出しているのではない、ということを強く申し上げたいです。阿比留様のコメントを見る限り、彼らも望んでそうしている訳ではないという雰囲気も理解はできるのではありますが。
福田大総理は身も心も寒いでしょう(笑
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_11/t2007111909_all.html
『報道2001』が18日、伝えた首都圏の成人500人を対象にした世論調査(15日実施)では、福田内閣の不支持率は48.2%と支持率の45.6%を初めて上回った。政党支持率でも民主党が27.4%と、自民党の23.4%を上回っている。首都圏の調査は全国調査の先行指標とも言われるだけに、今後、各種世論調査で支持率はスパイラル的に低下する可能性は高い。-一部引用-
世論は厳しいですね
のらくろ二等兵に明日は無いのか?
フリテンリーチをどうするのかと思っていたら、多牌しちまったようだ
左手に隠している牌は、小沢の当たり牌の「中」なのか?
左手の「中」隠しは思想通りだろうが、これはブッシュと会った時に
うっかり左に持ってしまったのだろうな
大阪の選挙ではのらくろ二等兵が大好きなはずの左翼組織が隠れ左翼の
のらくろ二等兵を更に追い詰めてしまった
民主が躍進すると同根ののらくろ二等兵が追い詰められる
まさに国民にとって悲劇としかいいようがない
のらくろ二等兵が唯一助かる方法は、単独で敵前逃亡して民主党に入党
することだ
お父様は犯罪者を簡単に釈放したのだ
息子の敵前逃亡など、大したことはないぞ
中間線をまたいで両方だということを中国が認めるならば、とりあえず日本側から始めてもいいよ、という提案です。まあ従来から大きく譲ったという話ではありませんが、「そもそも中間線の中国側にはあまり掘るところがない」(経済産業相経験者)とも聞いています。②の話は、私はちょっと分かりません。
助けを求められても非力な私には何も…。産経ネットビューというパソコン画面で全紙面が閲覧できるものなら、月315円という安値で申し込めますが。
福岡も今朝は氷点下のところが多かったらしいです。
寒くなりました。福田さん、自分の身の丈だけで生きとけばよいのにはしごにあげられて・・自業自得とは言え足元も危なくなりました。国民に大きな負の遺産作る前に辞めてもらいたいですね。しかしこの人に決断力は期待できんかも・・
staro さん
>お父様は犯罪者を簡単に釈放したのだ
たしか、刑務所の中に懲役囚を迎えにヘリコプターで迎えに行った、そしてカネまで持たせて逃亡をさせた、人命は何とかといって。そして世界から馬鹿にされたことは小生は忘れませんよ。その人の子供やから・・・もう親子で日本の恥をさらすのは止めてもらいたいものです。
中国に「軍艦を出す」と言われて、日本側(のみんな)がびびっているわけではないのです。ただ、事実としてそういう恫喝を受けた場面があるということです。まあ、向こうも日本は何もできないと思うからこそそんなことを口走るわけで、それでも十分情けないとは言えますが、自衛隊をめぐる法制装備の両面で日本は不十分な状態にあるのもまた事実として受け入れなければいけないと思います。悔しいのであれば、侮られないだけの態勢を整えなければ。いまの状況で、どんなに意志のある政治家や外交官がいようと、個人の力では何もできないでしょう。迂遠なようでも、こつこつと積み上げていくしかないと考えます。
さきほどの答えに付け加えさせてください。私はこのブログのコメント欄その他で今までも書いてきたことですが、議員数を減らし、その代わりに議員歳費をアップし、同時に一人あたりの公設秘書枠を現在の3人から倍増し、官僚に頼らずとも議員とそのスタッフが政策立案できる体制をつくるべきだと考えています。今の議員は選挙(地元回り)とカネ集めにあまりに労力をとられ、勉強したり、仲間と議論したりする時間が少なすぎると思います。私は、世間で高給だと批判されている国会議員の歳費は、実際にかかる経費を考えると決して高くなく、むしろ低いと思っています。
昔読んだのらくろ二等兵はけっこう勇敢な兵士でしたが…。現世ののらくろ氏は、米国にも中国にもさわらず、おとなしい忠犬を演じるつもりでしょうか。ずるずると「あと半荘!」と言い続けるとひたすら負債を増やしそうです。
上のコメントで記した「さわらず」は「さかわらず」の間違いでした。訂正します。
東京も冷たい風が吹いてとても寒い日でした。あくまで地方自治体選挙で国政選挙ではない大阪市長選ですが、公明票の無力ぶりをまたさらした選挙ではありました。
>公明票の無力ぶりをまたさらした選挙ではありました。
創価学会、公明党の限界ですね。もう減っても増える事は決して有りませんから。自民党はここで決断すべきです、公明党との妥協の副産物の「負」が国民の現実にどのくらいの重さになるかを。縁を切ったら小生みたいな創価学会アレルギーは自民党に投票しますよ。
今夜は喘息の発作が出ることなくゆっくり休まれればよいですが・・・
大阪市民としての感想を佐々木記者のブログに書き込みました。そのままです。
<大阪市民として今回の結果は、起こるべくして起こった結果のように思われ、今更のように自民党の危機感の無さに失望しています。
橋爪氏がどちらの陣営の票を食うかと言うことについて、あまりにも安易でした。はっきりした根拠もなしに平松票を食うだろうという希望的観測で選挙戦に突入したのに違いありません。
橋爪氏の立候補の意志が固いことが分かった時点で、関氏は自分の年齢も考えて身を引くべきでした。橋爪氏が適任かどうかを含めて熟考すべきだったのです。
覆水盆に返らず、今となっては労組対策、部外(とも言えないほど癒着してしまった)諸団体との関係などに、コメンテータ上がりの平松氏がどう対処するか、息を潜めて見守るしかありません。
企業の大阪離れに拍車がかからないか、気がかりです。>
鳩山には気の毒ですが、大阪市民は小沢民主党を支持したわけではありません。小沢は分かっていると思います。
そうなれば北朝鮮は東京の各国の大使館を人質にする事になるので実現不可能だと思う。
こんばんは。
このエントリ。福田首相初訪米の総括として読ませていただきました。
媚中恐怖症を、逆に利用する、という手があるとは、思いませんでした。
それ以前に、福田首相は、「媚中」といわれるのを、嫌がっていたのですね。
なぜか、急に冬めいてきました。風邪がはやっているようなので、気をつけてくださいね。
首相として「拉致はテロである」と強く言えないですね。何せ給油では対テロ戦線から離脱しておりますので。
大事なことは正真正銘のテロに対しては断固として日本も覚悟を決めることです。(中国のいうトルキスタンなどの独立闘争は単純にテロとは言えません。)
与党総裁としては、国会の審議を尽くし、適正な手続きにより対テロ給油法を断固通して下さい。それこそが、北朝鮮に対して圧力をかけることもできるし、アメリカに堂々と主張できることになるのです。
小沢氏や民主党は北朝鮮の拉致というテロ戦線からも離脱するつもりでしょうか。本当の責任政党かどうかの試金石ですね。
確かに日本の外交交渉は10主張して5で妥協するというような交渉力を持ちませんね。それは日本人の誠実性、正直性からきている所もありますが、中国のように騙しあいの世界と交渉するには、しんどいですね。
ただ、言えることはもっと情報収集能力や分析力を高める必要があるということですね。
今朝の読売は三面で「北へのテロ支援国指定 首相継続要請せず 米大統領に」と報じてますね。
情け無い、ほんと~~~~~に!。
古森さんのウォールストリートジャーナル引用記事に、その臭いを感じましたので…
日本の外交内政のパワーを削ぐものは、アメリカという外患と官僚統治という内憂であると考えます
よってこれらから離れる方向に進むのが、民主国家として日本のとるべき姿でしょう
しかし、これだけ不況風が吹いているのに、何ら景気対策を打たない福田内閣って…
おかげできょうは、苦しい思いはせずに眠ることができました。公明党も問題ですが、大阪市長選でも自民党支持層の六割しかまとめられない自民党もダメなようですね。じゃあ、民主党はいいのかというと、決してそうは思えないのですが。
平松氏が日本でも最も優遇されてきた大阪市職労の言いなりになったとき、大阪市民はどう思うのでしょうか。しまったと思うのか、こんなもんだと考えるのか。私には分かりません。
福田氏は、人からどう見られるのかを気にする人のようです。官房長官時代には、週刊誌に自分に関する記事が出ると三色マーカーでアンダーラインを引き、安倍副長官を呼びつけて「これを書かせたのは君だろう」と難癖をつけていたそうですから。
こんにちは。>日本の外交交渉は10主張して5で妥協するというような交渉力を持ちませんね。…これをやる方が世界のスタンダードなのでしょうけどね。「北朝鮮だって腹を割って話せば分かる」なんてことをベテラン政治家が堂々と述べているような国ですからね。>言えることはもっと情報収集能力や分析力を高める必要があるということですね。 …おっしゃる通りです。安倍内閣ではこれを進めようとしたのですが、今は棚上げ・お蔵入りしているようです。
1、昨日、新大阪市長の平松氏は夕方各TV局をはしごしていました。出身の毎日放送を始めどこの番組も、中味のないお祝いの連続でした。しかし、唯1局朝日放送「ムーブ」だけは、親新聞社と違い、組合問題に鋭く切り込んでいました。
関市長が成し遂げた職員の1000人削減と市の支出1000億円削減を、平松氏は「減らせば良いというものではない。職員の士気にかかわる。」と発言しています。ちなみに、大阪市バス運転手の平均年収は1000万円です。
2、そして、自らのマニュフェストに数値目標が全くないことに対しては、「私は8月まで市長になるつもりはなく、勉強も全くしていない。小沢氏の意向を受けた平野氏にくどかれて、マニュフェストを2日で徹夜して作った。数字を出そうにも市役所から資料がもらえない。」と言い訳に終始しました。
そりゃあ、2日で作成したマニュフェストでは、具体的な中味はないでしょう。こういう「やっつけマニュフェスト市長」には何の期待もできません。
大阪のかわにゃ
大阪は同和や在日が多い所で、昔から東京への対抗心もあって言わば、「反体制、合理的」で東京=政府=体制がやることに漫才師的茶化しも加わり、何でも否定的な考え方が主流です。
第二の大都市と言っても、そういう連中が住む大阪がどうなろうと関係ありませんが、訳の分からない民主党的お題目を唱えるキャスター上がりの男が市長?。正しく日本溶解って感じがしますね。
本当に、まともな考えが受入らない位日本は共産化してます。あと、20年したら経済・軍事超大国で民主化した中国が日本の共産国家モデルを勉強に来る時代が来るかもしれません。恐ろしいもんです。
追記)今朝のニュースで成田の指紋・顔写真入国審査は当然ですが、NHKなどはそれでも、「指紋をとられるのを嫌がる人がいるとの声もある」と若い女性記者がコメントしてました。アホかですね。
阿比留さま
阿比留氏が参議院選挙結果で受けた衝撃を、今、私は感じています。
国政選挙も大事ですが、そこに住む者にとって、地方選挙の大切さを痛感しました。
こうなれば、平松氏には、徹底して労組の代弁者となってもらい、その姿をとくと見せつけてほしいものです。
弱者のふりをした強者が真の弱者を犠牲にするその姿を…。
私はウラをとっていませんが、事実だとしたら全くその通りですね。
米国と離れるのもいいですが、その後どうしたら日本は立ちゆくのか…。
ご指摘の1、2のようなことを大阪市民は承知の上で平松氏を選んだのでしょうか。私にはそこが分からないのです。もしそうだとしたら、そういうことは首長を選ぶ上でどうでもいいことなのでしょうか。市民の判断基準がよく理解できないので…。
こんにちは。>今朝のニュースで成田の指紋・顔写真入国審査は当然ですが、NHKなどはそれでも、「指紋をとられるのを嫌がる人がいるとの声もある」と若い女性記者がコメントしてました。アホかですね。…こういうステレオタイプのマスコミ反応にはつくづくうんざりです。どのチャンネルを回しても似たような表面的な見方を示し、それで事足れりとしているように感じます。なんだかなあ。
>平松氏には、徹底して労組の代弁者となってもらい、その姿をとくと見せつけてほしいものです。…私が危惧するのは、仮に本当にそうなっても、有権者がもう何も怒りを感じないのではないかということです。そうなったときに怒るようならいいのですが。何が重要・大切で何がそうでもないのか、有権者の価値判断基準が知りたいところですが…。
今回当選した大阪市長はパチンコ好きな人だとか。
今の国際情勢の中で左傾化しているのは日本くらいではないだろうか。
福田政権を積極的に支持はしないけれど、自民党には保守議員がまだたくさんいるし、保守系の議員が勉強会発足したそうで、大いに期待しています。
一番希望するのは「政界再編」なんですけどね・・・。
気鋭の中国ウォッチャー青木直人氏と特定失踪者調査会の荒木氏による
「正常化に向かう米朝-6者協議は両国関係を追認するだけの場所に変わった」というテーマの話です。
(1)http://jp.youtube.com/watch?v=mDKTmcUwCq8
(2)http://jp.youtube.com/watch?v=XVbGT1o8ltk&feature=related
(3)http://jp.youtube.com/watch?v=Yac24pR0vjY
(4)http://jp.youtube.com/watch?v=fTP2dl3kGe4&feature=related
(5)http://jp.youtube.com/watch?v=MCEy96OctHo
(6)http://jp.youtube.com/watch?v=xJAFgBXbbTI
民主党にもいい議員はいますし、若手はそれほど左傾していない感じもありますが、次の副総理が日教組、次の外相も日教組ですから…。>福田政権を積極的に支持はしないけれど、自民党には保守議員がまだたくさんいるし、保守系の議員が勉強会発足したそうで、大いに期待しています。…政界再編はきっかけがないと難しいし、政界再編しても参院の状況はなかなか改善されにくいようにも思います。つまるところ、私には自民党の保守回帰ぐらいしか当面の希望はありません。
> >平松氏には、徹底して労組の代弁者となってもらい、その姿をとくと見せつけてほしいものです。…私が危惧するのは、仮に本当にそうなっても、有権者がもう何も怒りを感じないのではないかということです。そうなったときに怒るようならいいのですが。何が重要・大切で何がそうでもないのか、有権者の価値判断基準が知りたいところですが…。
大事なこととは、自分の懐が痛むかどうかでは?
地下鉄の初乗り運賃が230円から500円になるとか、税金が倍になるとか。結局のところ、現在のしわ寄せは未来へ先送りになるだけで、いつの時点で気付くかですね。
若者達は、諦めているのか、気付いていないのか?
永遠に怒りを感じないのであれば、既に死んでます…(苦笑)
フランスのストのニュースで、12?年前には市民が労働者に同情的だった公務員の年金改革、今は批判が上回ったとのこと、いつかは気付くが、問題はそれが早いか遅いかでしょうか。
大阪市、つつがなく任期満了となれば、次は労組は負けるでしょう。
「あの」橋下弁護士にも自民党は立候補の打診をし、「今回は」と固辞したらしいので、次回は出るかもしれませんよ、大阪名門北野高校卒業生ですから…。
>大事なこととは、自分の懐が痛むかどうかでは?…これが重要であることは重々承知していながらも、割り切れないものを感じざるをえませんね。政治は生活、といった野党代表がいましたが、それは前提であってその上に何を見据え、何を築くかが大事であるように思います。