沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題の行方が気になる昨今ですが、本日は同じ検定つながりで少し古い話を書きたいと思います。というのは、さきほど昔のメモ類を整理していて、2001年3月23日に国会内で開かれた社民党の扶桑社教科書糾弾集会のメモが出てきたからです。この集会での土井たか子党首(当時)の発言は非常に私に強い印象を残していて、昨年6月23日のエントリ「土井たか子という『疑惑』」の中でも触れているのですが、そのときは自分のメモが見つからなかったので記憶している範囲だけで書いていたのです。
集会には14人の社民党議員のほか、扶桑社の教科書の批判運動を行っているプロ市民の人たちが参加していました。このときの政府はというと、官房長官が現在の福田首相で、文部科学相が現在の町村官房長官でした。6年と8カ月前というと、移り変わりの早い政界では、もう遠い過去のような気がしますが。ともあれ、土井氏の発言は次のようなものでした。
《土井氏 早くこういう機会(集会のこと)を持ちたいと思っていた。みんなの考えを町村文部科学相、森首相のところに持っていく。というより、福田官房長官のところに申し入れに行くことにする。
2002年から使用される中学教科書の検定も最終段階。その中で、新しい歴史教科書をつくる会が歴史、公民の教科書を検定しているが、中身が問題だ。報道によれば、これまでの教科書とはまるで違う。かつての日本のアジア侵略戦争と植民地支配を正当化する中身になっているようだ。
文科省の方は検定するわけだが、検定ででてきたいろんな要求さえのめばパスしていいのかというのはわけが違う。言論の自由、出版の自由はあるが、教科書となるとわけが違うんじゃないか。教科書は周到な学問的検討がなされなくてはならないし、教育的配慮に基づいて書かれるべきだ。
検定のありようということに対して、従来、社民党は検定はいただけないという立場をとっているが、これはもう一度再検討することに、今回の経過を通じてなると思う。
検定の過程が一切秘密というのが解せない。問題化している中身も公然と出していることではない。修正要求したところを全部直しても、なおかつ歴史教科書となると、考え方が、歴史観が問題になるんじゃないか。文科省が検定に合格させれば、それに対する責任が生じる。そういう歴史観を認めたとなる》
…まず、教科書の中身を報道でしか知らないのに、一方的に決めつける姿勢にも疑問を感じましたが、一応、世間では憲法学者で通っている人が、「教科書には言論、出版の自由はない」と言っていることにもっと呆れました。ああ、やっぱりこの人たちのいう「護憲」とは、自分たちの思想、主張に都合がいいからそうしているだけなのだなと改めて感じた次第です。教育的配慮って、南京事件の犠牲者を無理矢理水増ししたり、精神的に発達過程にある中学生に慰安婦問題を教えたりするのが一体何の配慮なのか。
また、これまでは検定制度に反対してきたけど、今回は検定が厳しい方が都合がいいから立場を見直すとも言っています。ご都合主義そのものですね。こういう人たちに、いくら道理を説き、事実関係を説明しても「そんなの関係ない」と言われてしまうのだろうなと思います。最初から正邪善悪はイデオロギー的に決まっていて、それに当てはまるかどうかだけが判断基準なのでしょうから。そして、沖縄戦の集団自決をめぐる政治の現状は、この土井氏らの姿をとても笑えるような状況にないようです。
現在、文科省の教科書検定審議会の日本史小委員会は、11万人が参加したと報じられた沖縄県民集会をきっかけにわき起こった検定見直しの圧力に当惑していることと思います。今年3月に検定を実施して以降、新たな学問的検証や新事実の発見があったわけでも何でもないのに、どうして検定結果を変えられるのかと。学問的良心に忠実であろうとすれば、3月の決定を年内に覆すようなことができるわけがありません。
でも、政治やマスメディアは、実態のないそのときの「空気」とやらに流され、事実がどうであるか、何が正しいかはあまり重視しない傾向があるようです。みんながそう言っているんだから、とにかく従えよ、という様相です。あえてこの流れに逆らう人は、「空気が読めない」と嘲笑され、排除されかねません。福田首相や渡海文科相にはここで踏ん張ってもらいたいところですが、無理だろうなあ。というか、この二人は率先して流されているような気もしますね…。
コメント
コメント一覧 (104)
阿比留様
全てが元に戻ってしまった。
国民が真摯に国を憂う環境にするには何をすればよいのでしょうか?
国を憂う議員と反日売国議員とを明確に選別し国民に知らせる方法はないものでしょうか?そして主義も主張もない歳費を生活費と考えている議員どもを。
個人的にあまり重要視した事がなく、基本は教科書ですが、やっぱり応用は別という感覚でした。
ただ、大人になってわかったことは、私の方が一般的ではないという事。
やっぱり、「空気」というものに依存してるんだと知りました。
となると、教科書は重要だと思わされたのです。
そもそも教師が歴史に関して、どうして歴史の授業が必要か説明できるのか疑問です。
教科書検定も大事ですが、先生の検定も大事な気がするこの頃です^^;;。
関係者の話では、裁判の行方は原告勝訴(つまり大江氏と岩波の敗訴)になる可能性が高いといいますが、どうなるか見守りたいと思います。まあ先日の大江氏の証言も言い訳とごまかしに終始していましたが。
教科書執筆者自体が、特定の史観(マルクス史観など)に依拠しているとしか思えない部分もあり、なかなか難しそうですね。教科書とその業界は、左派勢力の砦となっているとも言えそうです。
いま思えばマドンナブームというのも、流行であり当時の空気をただ反映しただけのものだったと感じます。有権者の気まぐれというか。その程度のものである「空気」がこれほど社会を支配する傾向には危険だと思わざるをえません。
> こういう人たちに、いくら道理を説き、事実関係を説明しても…
こういう人たちは、(日和見的な同調者を除き)イデオロギーや感情、特ア国に関する利権や情報工作等によって動かされているのでしょうから、その根本を突くしかないと思います。つまり、カウンターインテリジェンス的な発想や報道が求められているということでしょう。
また、アメリカ等に続き、カナダでも慰安婦決議案可決されましたが、これは特ア系の移民や政治献金等による工作の結果でしょう(この点、外務省はどのような対策を考えているのでしょうか?)。オーストラリアのファナティックな環境問題での動きも連動したものでしょう。今後は正攻法だけではない、よりしたたかな際どいやり方も必要とされるかもしれません。産経新聞にも大いに期待しています。。。
こんにちは。社民党自体、とっくに賞味期限は切れているでしょうに、なかなかしぶとく生き残っていますね。政界にはゾンビのような生命力を誇る人もけっこういるようですが。
教科書検定について私がいつも思うのは、歴史をイデオロギーの実現場所にしないで欲しいのです。大体教科書は前の時代が暗黒の時代と書いて現在を美化するもの、歴史を善悪で語って欲しくありません。時代劇の勧善懲悪主義を無理矢理歴史に当てはめたみたいでもっと『科学的』に歴史、そのほかも書いて欲しいです。芸術は除きますけど。
阿比留さん、お仕事がお忙しい中のエントリ、本当にすごいなと思います。
教科書についてですが、私はとある塾で社会を教えています。
程度の差こそあれ、教える立場としてはまずは教科書です。
実際の入試にも教科書に沿った内容で出題されます。
なので、子供たちにとっては教科書に乗っていること=入試の正解ですので、教科書に載っていること=事実=正解なのです。極論かもしれませんが。
教科書の中身に信憑性が問われるのはいけません。
信憑性が問われる内容は載せない、これが自然だと思うのですが。
このエントリとは関係ないのですが、古代史の領域では頻繁に訂正がなされます。古代史に関しては事実を訂正するというあり方は自由です。ま、誰かがそこで利益を得るということが極めて稀な領域だからかもしれません。
教科書検定に限っても、
1.文科省や政治の不干渉
2.教科書は執筆者の意思が尊重される
3.教員や学校が教科書を独自に選定できる
これらは至極当然のことです。
しかし、執筆者と出版社の素性、書かれている内容の侮日史観、選定する側が日教組となれば、これは非常に偏向しています。
全然良く理解できないのは、現文科大臣は言うに及ばず、そらまめ殿下や閣僚が自民党と言いながらこういう史観を是認しているということは、保守党といわれた自民党が最早保守のカンバンを降ろしている訳です。
即ち、福田も言わば民主党的思想ということがご本人に理解できないのでしょうか?
本人もそれに気が付いたので、「大連立」を画策したのしょうかねー?
一つ言えることは、我々が投票する政党がないので、矢張り衆院選で自民党は負けるでしょうね。これで保守政党=自民党のご臨終、分党、再編ではないですか?
沖縄での動きです。一部主催団体が、「集団自決」体験者らの国会への参考人出席を目指して、準備を始めたようです。「集団自決」への軍の強制があったことを示す証言を国会議事録に残し、同じ検定が繰り返されないようにすることが狙いだとのこと。
また、琉球大学の高嶋教授や山口准教授が、教科書検定問題をめぐり沖縄で、十一万六千人が参加した県民大会が開催されたことを、小・中・高校の社会科教科書の年表などに付け加えるよう、各教科書会社に要請文を送ったようです。非常にヤバい状況です。
連日のアップありがとうございます。
左巻きの策謀が、各地で着々と進行中のようですね。せっかく攻めに転じていたのに、この夏以降の後退が悔やまれてなりません。流れを変えるには、何か大きな起爆剤が必要なのでしょうね。
要は『人であるが故に、情に流されやすい』という事だと思います。
しかし、エントリーの教科書問題にしても、その他の国政に関わる諸問題にしても、ベースに論理的思考がなくては問題解決に繋がりません。
論理的思考が身に付いていれば、土井氏らの言動のチグハグさをすぐに見破れると思うのですが、残念ながら国民の多くはそうではありません。
恐らく、テレビメディアが報道に対して扇情的な印象操作を日常的に行い、受け手もそれを当たり前と慣らされてしまっている所に、問題の本質があるのでしょう。
論理が破綻しているものに対して、『どこかおかしい』と疑問を持てる様に導いてあげる事が、きっと彼らの思考停止状態を解く鍵になるのでしょうね。
いつも排見しております、今回初めて投稿します。
この度の教科書検定については、大きな声を出せば主張が史実を変える事が出来ると言う、悪い前例になります。
世界中で、中国や韓国が我国は教科書を歪曲していると騒いでいる中、こんな事で教科書の内容を変えられてしまうと、外国から「やっぱり日本は教科書を歪曲しているんだ」と思われても、仕方が無くなる。
国家の品位に関わる問題でもあります、それを許してしまう福田政権は責任を感じているのでしょうか。
こんな状況だと中国や韓国が我国を歴史教科書問題で責め易くさせてしまう、それが左巻きメディアに都合が良いのではと思われて仕方ありません。
憂鬱になってきます。
こんばんは。私もよく現状について悲観的なことを書きますが、でも10数年前よりはずっとまともだと思っています。なかなか、反転攻勢の難しい局面ではありますが、まったく振り出しに戻ったわけではないと思うので、またこつこつやっていこうと。
そうなんですよ、教科書は侮れないぐらい大切なんですよ(笑)。特に歴史は、とにかく丸暗記する対象ですし。先生の検定の一つである教員免許更新制も安倍政権下で法律が通りましたが、骨抜きされないかと心配です。
こんばんは。わんこのそばです。
政治も経済も、それを動かす人材がどういう教育を受けてきたかによって結果は全く異なって来ます。況してや人格形成の途上にある中学・高校の時代に『日本は極悪非道である』という、まるでお隣の特ア三国の国是そのもののような自虐史感を植えつけられて育った人間が、国のために働くとは思えません。現在の状況を見れば一目瞭然。ニュースを見ても偽造、汚職、殺人事件のオンパレード。『そんなの関係ねぇ~』なんて言葉が流行るくらいですから。『それを言っちゃぁ、おしまいよ』by寅さん
戦後から現在まで脈々と続けられてきた日教組の極左的自虐史教育の賜物が今の私たち40代前後の世代でしょうか。でも年を重ねるにつれて自分たちの受けてきた自虐史教育の異常さに気づいて軌道修正をする必要性を感じつつある。『そんなに日本って悪いのか?』『自分の国を誇りに思ったらいけないのかな?』誰だって自分の生まれ育った国を悪く言われていい気持ちはしません。だからこそできるだけ客観的に歴史の検証をする必要があるわけです。
以前、歴史研究を趣味にしている方に『歴史はね、本当は100年以上経たないと議論してはいけないと思うんだ。当事者が生きている限りそこに客観性は存在し得ないからね』と言われたことがあります。今考えると言いえて妙な言葉です。まだ戦後60年ちょっとしか経っていませんから、おぼろげな記憶でも声高に主張すればそれが真実となって一人歩きしてしまいます。
だから今、たとえ『多勢に無勢』でも自虐史感に異論を唱えることが大事なのではないかと思います。後世の歴史家の検証の一助になれば…
> 最初から正邪善悪はイデオロギー的に決まっていて、それに当てはまるかどうかだけが判断基準なのでしょうから。
だから国史教科書は「治安維持法」が何の為に成立されたかをマトモに説明出来てないし、「幕府」という武家政権の発生由来や存在事由も明確に記述しない...「国家観」の醸成に必要な情報を与えずにマルクス史観に沿ったトピックばかりを編年体で綴って、試験が「啼くよ鶯平安京」では歴史のみならず、社会的な思考を巡らせる機会すら失せてしまうでしょう。 社会科好きな生徒には反国家=正義という構図が脳内に構築されるから、かなりのひねくれ者で無い限りは「国家観」なんて持とうとも思わんでしょうし...私だって学生時代に「冷戦終結」が無ければ未だ「産經新聞は極右の御用新聞、朝日こそ真の報道だ!」な〜んてほざいていたかも知れません♪
土井たか子氏曰くところの「周到な学問的検討」ってのは早い話が「検閲」なんですよね。 日本国憲法の最大の特長は、条文解釈で神学論争が延々と展開出来る事ではないかと、「護憲派のマドンナ(笑)」による上記の発言に考えさせられました。
なにせ議員在職中に「ダメなものはダメ」と繰り返した絶対主義者...本来、こういう姿勢の人々同士が無用な諍いを起こす事が多いから、国家機構や公衆道徳が成立/進化して来たという「歴史観」を次世代の人たちに伝えたい...な〜んて言うと傲慢ですかね?
歴史は、正しい方向に向かう!
紆余曲折がありますが、歴史の流れは国民の向かう望む方向に行くと考えます。
社会党、社民党、共産党の歴史の役割は終わりました。
自民党もそろそろ、終わりに近づいてるのではないでしょうか?
民主党には期待していないし、さりとて応援するに足る政党はないし!
ここで、平沼さん、安倍さん、中川さん、麻生さん等が主体になって真正保守政党を立ち上げてほしいですね!
2008年度の正夢になってほしいですね。
なんでなんの検証も無しに日本は「悪」って言われなきゃいけないんだ?
全くホントに酷いもんだ。
土井たか子が「憲法学者」ってふれこみ、なつかしいですね。むかしは、「憲法学者」っていってたけど、すっかり忘れてました。
きっと、「共産憲法学者」なんでしょう。
僕も、大学の図書館で、憲法の文献を探しまわったこと、よくありましたが、土井たか子の論文って、お目にかかったことがないです。
そういえば、憲法の論文には、それこそ全共闘のアジビラみたいなのが結構あって、それでも、その人、「憲法学者」で通ってるんですよね。
社民党っていえば、党首の、福島って人も、弁護士ってふれこみですけど、「国民の権利」や、憲法原理を、無視したようなこと、たまにいいますよね。これも、弁護士とは、思えないです。
こういう人たちにとっては、法学も、憲法学も、革命のための道具なのでしょう。だから、自分に都合のいいところだけ、つまみ食いしてて、後ろめたくも思わないんでしょう。
左翼に流される政権には、なんとかとどまってくれって、祈るしかないのでしょうか!?
パワーのある人でしたね。人はいろいろな側面を持つようで、初めて議員会館にあいさつに行った際、初対面の私に、いかに自分はポストを欲していないかを延々と語られるので、きっとものすごくポストにつきたいのだなと感じたこともありました。
海外にいるので子供の日本史の勉強は自宅学習するしかなく、教科書や参考書や塾の教材などを取り寄せて、何を使ってどう勉強するかを検討していますが、実に難しいです。
中学生向けで比較的中立なのはやはり扶桑社のものだと思いますが、小学生向けのものはなかなかありません。
私は安易に「私立なら偏向教育はしていないだろうから受験用のテキストなら大丈夫だろう。」と高をくくっていました。ところが、上のコメントで塾の先生が書かれていますが、市販の教材も教科書に準じていますし、受験にそうしたことが出るのか、塾の教材も、朝鮮の抗日活動などに必要以上にページが割かれていたり、いつの時代も必ず「農民は虐げられていた」という記述があったり、歴代天皇については悪印象を与えるような記述が何ヶ所かあります。もちろん(?)日本海海戦で日本がロシアに勝ったなどとは一言も書かれていません。先生をしている知人に聞いたところ、子供用歴史マンガも「自虐的なものが結構ある。」そうです。
イデオロギーなしに、きちんとした日本の通史が学ぶということが、こんなに難しいとは!
また友人の子供の学校では、今年の学芸会で沖縄戦を題材にした劇をやったそうです。中身は観ていないのでなんとも言えませんが、咄嗟に「子供を利用してる!」と思ってしまいました。
一カ月以上前、外務省の某所でそのカナダの案件に関する対応についての書類を見たことがあります。何か対策はとっていたのでしょうが、効果はなかったということでしょうね。>今後は正攻法だけではない、よりしたたかな際どいやり方も必要とされるかもしれません。…敵もさるものですから、単に動けばなんとかなるという世界ではないのでしょう。今の日本に本当に戦うための態勢はないように思います。
この人の評判は実に悪いですね。ここ数代の文科相の中では最低という声も聞きます。私は個人的に面識がないので分かりませんが。
おっしゃる通りですが、現実はそうなっていないということですね。別に教科書に限りませんが、とにかく日本を糾弾し、悪く言うことは絶対善でだれにも批判されない態度だと信じ切っている人たちが多数いるのが日本社会ですから。
実際に教える立場からのコメント、ありがとうございます。教科書の中でも、とりわけ歴史は丸暗記をしなければならないので、そこで事実かどうか極めて疑わしい記述(または都合のいい事実だけを抽出)が堂々となされている現状を憂います。つくる会の運動で、他の教科書にも自虐的記述が多少減るという効果はみられましたが、ほうっておくとまた元に戻るのでしょうね…。
繰り返し書いていることですが、自民党自体は決して保守政党ではありません。ノンポリ付和雷同議員が大半なのは間違いありません。非常に希な例外として、党内の少数派である保守派がトップ(政権)を獲ったのが安倍政権であるというだけだと思います。また、政界再編に期待する人が多いのも理解できますが、民主党と自民党の保守派を合計しても、残念ながらたいした勢力にはならないだろうなと見ています。
こんにちは。高嶋氏はいろんなところで暗躍しているようですね。しかし、11万人説のようにまともな人なら誰も信じていないことを教科書に載せようという彼らの魂胆の卑しさ、学問的良心の欠如には…。貴重な情報をありがとうこざいます。
それだけ集合体としての「敵」は強大だということでしょうね。反転攻勢に向けた起爆剤、あるいは何かのきっかけがあればいいのですが。
>論理が破綻しているものに対して、『どこかおかしい』と疑問を持てる様に導いてあげる事が、きっと彼らの思考停止状態を解く鍵になるのでしょうね。 …現状では、国民に情報を伝えるマスメディア自体が、論理破綻も支離滅裂もおかまいなしに、情報を垂れ流しているのでしょうね。この土井氏の件もそうですが、福田首相や小沢氏の言動のデタラメぶりなども何も指摘せず、そのまま虚像づくりに協力すると…。
はじめまして。>この度の教科書検定については、大きな声を出せば主張が史実を変える事が出来ると言う、悪い前例になります。…ご指摘の通りです。これまでは中韓の内政干渉に対し、検定制度に政府は介入できないとしてある程度はねのけることができましたが、集団自決に関する記述を県民集会を理由に変えてしまえば、もう中韓の要求を拒否できないことになります。この点に言及しない多くのメディアの不誠実さに怒りを覚えます。
こんにちは。>前、歴史研究を趣味にしている方に『歴史はね、本当は100年以上経たないと議論してはいけないと思うんだ。当事者が生きている限りそこに客観性は存在し得ないからね』と言われたことがあります…。重い言葉ですね。私もこれまでの取材の経験上、当事者(特に高齢者)の記憶がいかに間違っていること、都合のいいように本人も思いこんでいることが多いことは痛感しています。もちろん、当事者の証言が重要であることには変わりはありませんが、それだけ慎重に扱わないといけません。ご指摘の通り、異論が多かったことは歴史にとどめないといけませんね。
いやぁ、こうまで憲法を曲げられると、むしろすがすがしい。
教科書の中身まで国が統率するべきと言っているわけで、お隣の国を彷彿とさせます。
結局、社民党には何も期待するな、ということですね。
マイナス情報を知る度に、自分に言い聞かせる言葉があります。
「慌てず、焦らず、諦めず」です。
ざっくりと言うなら、昔、産経新聞とそれ以外の新聞、TVとの間には、目に見えない壁が有りました。情報が、産経新聞読者から外へは、なかなか拡大し難かった。ネットという異種の情報媒体が出来て、産経新聞の情報や、月刊誌「正論」の保守言論人の主張がその枠を超えネットへ流れ出ました。私は、2CHで知るまで、産経新聞の存在自体知らない程無知でした。
今その目には見えない壁は、そのままネットの前に立ちはだかっていると思えてなりません。この壁の存在を越える為、出来ることが、このデジタル時代に超アナログなクチコミなんですよネ。
なんだかんだと、悪名高い2CHらーは、何年も前から、そして今日も電凸、メル凸というアナログ的な人海戦術を実行してるんですよね。自分の出来る範囲の事を無理をせず、諦めずに。
これだけアカラサマにサヨクが動くという事は、政権がリベラルサヨクに近いという事もあるけれど、サヨクが危機感を持ち焦っているとも見えます。
目には見えない流れは、決して悲観的では無い。楽観もしてられないけど。
私は「教育再生は日教組の追放駆逐から」と思ってましたが、このエントリーをみると、まず「左系の執筆者と出版社の一掃」と「正しい教科書の普及」が先決問題ですね。
学校の現場では杉並区の山田区長みたいな人物が全国に増えてくると流れが変わると思っているんですが、先は長そうですね。
ただ、教育現場は日教組や全教など左巻き勢力が支配していますから、現場の自由に任せたら今に数倍する偏向教育になるだろうと考えます。現場にもまともな教師はたくさんいるでしょうが、声が大きく主導権をとるのは左の運動家たちでしょう。
護憲派のマドンナは、北朝鮮の礼賛者でもありますし、要するに北のように言論を支配したいというのが本音なのかもしれませんね。>私だって学生時代に「冷戦終結」が無ければ未だ「産經新聞は極右の御用新聞、朝日こそ真の報道だ!」な〜んてほざいていたかも知れません♪…冷戦集結があってよかった(笑)。
こんにちは。そのためには、047696様のようなご意見を国民の多数派にするよう持っていかねばなりませんね。さて…まず、一歩一歩できることからやるしかありませんね。
> 繰り返し書いていることですが、自民党自体は決して保守政党ではありません。
=> そう断言されるとタジタジします。昭和時代の自民党代議士はもう一寸、保守的な色が濃かった人が多かったと思います(三木、田中、大平、河野一郎あたりは、幾分リベラルと思いますがそれでもそういうことは言い出してませんでした。矢張り変わりだしたのは、中曽根、宮澤辺りからですかね)。
ほんの一握りの保守が孤軍奮闘という構図ですか?とすると日本は間違いなく溶解しつつあるということですね。うーむ困りました。
>なんでなんの検証も無しに日本は「悪」って言われなきゃいけないんだ?全くホントに酷いもんだ。 …その遠因はGHQによる戦争贖罪意識植え付け計画でしょうが、日教組や左翼団体がそのGHQ政策を忠実に受け継いで今日に至っているように思います。
昔はこの人たちはヒーロー・ヒロインだったのですね。その時期にこの人たちに投票してしまった人も反省が必要でしょうね。マスコミが応援すると、それに釣られてしまう側面もありますし、あの時代はまだネットも普及していなかったのでしょうし、難しかったとは思いますが・・・
自分が一番覚えているのは村上前首相をキャラクターのようにしてバラエティ番組で応援?していたこと。あの時代は暗黒時代のようです・・・・・。
しかし、やっぱり土井さんたちってご都合主義者ですね。あの人たちが「女の代表」みたいにのさばるのは、ちょっといただけませんね~。
こんにちは。>僕も、大学の図書館で、憲法の文献を探しまわったこと、よくありましたが、土井たか子の論文って、お目にかかったことがないです。…以前のエントリで書いたのですが、土井氏は学歴も不詳というか、同志社にいつ在籍したかもはっきりしませんし、学者というのも本当は違うように思います。福田首相よりも町村官房長官の方が良識がありそうてすが、さて…。
よりによって林博史の意見書!?。
WGIP、自虐史観の代表じゃあないですか。本当にこんなの信じてんの?。
こんにちは。教科書には検定があるのでまだマシですが、副教材や参考書はもっとひどいことがたくさん書かれているようです。>イデオロギーなしに、きちんとした日本の通史が学ぶということが、こんなに難しいとは!…私は高校時代、歴史は好きだったのですが、日本史はあまりに暗いと感じて受験科目では選択しませんでした。今はもっとひどくなっているはずです。
こんにちは。ええ、この人たちは日本よりもお隣の国との親和性の方が高いのだろうなと感じました。それが衆院議長さまですから。
>私は、2CHで知るまで、産経新聞の存在自体知らない程無知でした。…そうですか。2チャンネルに感謝しなければいけませんね。>「慌てず、焦らず、諦めず」です。…いいですね、私も自分に言い聞かせようと思います。
こんにちは。まあ、こうした問題に取り組み、事態をよくしていくためには時間がかかるのは仕方ないと思います。要は、今の地点より後退はさせないことだと考えますが、これもなかなか簡単ではないですね。
政界だけでなく、日本全体で見ても保守派は少数派なのだろうと思います。10年前よりは保守派の声、主張は目立つようになりましたが、絶対数はまだまだなのではないかと。
まあ結局、有権者の投票行動が議員を当選させ、政治の方向性を決めるわけですから…。世の中は三歩前進二歩後退で、今は後退しているように見えて以前よりは前に進んでいるのだと信じたいところです。
> 政界だけでなく、日本全体で見ても保守派は少数派なのだろうと思います。10年前よりは保守派の声、主張は目立つようになりましたが、絶対数はまだまだなのではないかと。
=> 保守が少数でも、所謂、歴史の都 奈良・京都や日本の山紫水明をごく自然に愛する=自然に日本が好きという普通の国民が沢山居てくれれば良いのです。
兎に角、日本は戦中悪いことした=反省=謝罪=自虐史観正当化を疑問視或いは否定的に見る人が多ければ、捨てたものではないでしょうが、今の世論は悲しくも・・・ですかね?
ご無沙汰しておりますもうお忘れになったかもしれませんが、
私自身阿比留様のコメントを見て、やはり1人ででも抗議しようと
あれから何回か、電話でマスコミ等に抗議いたしました。
しかし、どうしても虚しさを感じておりましたが、
このほど2ch発祥ではありますが、先のエントリの外国人参政権に反対する人たちが集まってきております。
★★外国人参政権反対運動OFF part2★★
ttp://sports11.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1196265306/l50
↑こちらが本スレです
こういった感じで参加者を募っておりますが、
今はまだまとまっていない段階です。いづれまとまってくると思いますので、
お1人で抗議なさっていらっしゃるかたがいらっしゃればご一緒にどうかと思い、
書き込ませていただきました。
こちらには本当に日本を憂いているかたが沢山いらっしゃるので、
実際にデモでも起こさねばと思っていらっしゃった方にも良い報告かと思いまして・・・
余計なことでしたら申し訳ございません。
しかし、こうしてまとまって実際に行動しようという人々が集まってきたことは
非常に心強いと思います。
《自民党の中川昭一元政調会長や同党を離党した平沼赳夫元経済産業相らは29日、「保守」の在り方を考える派閥横断の勉強会を発足させることで一致、12月4日に都内で設立総会を開くことを決めた。》
という記事を見つけました!! 嬉しいですね。
歴史教科書問題、沖縄デモ人数捏造、永住外国人参政権、人権擁護法案、等々の事案にリベラル陣営の勢いばかりが目立ち保守の抵抗は風前の灯の様相で寒々した思いでしたが、真正保守を標榜する中川さん平沼さんたちが立ち上がったとあって心強い思いに期待が高まります。
このブログを訪れる皆さんも保守の統一とか台頭を願っておられます。ようやく気運が高まってきたのでしょうかそれとも、衰退を危惧されての事かも知れませんが、そこで阿比留さん!是非継続してウォッチングして頂きたくお願いします。
本気で阿比留記者のコメントが欲しいのなら前非を悔いて謝罪の言葉をまず述べよ。
それができないのなら、二度と書き込むな。
別に悲観して言っているわけではなく、何かをやろう、何かを正そうというときには、一度には無理だと思っています。こうすべきだ、こうあるべきだ、と指摘することも大切ですが、現実を見据えてこつこつと準備していくしかないと。
おはようございます。ネットがない時代にはなかなか糾合することのできなかったそうした声、意見を、まとまった形にして相手に届けることができるようになったのはいいことですね。心強い限りです。
その記事は弊紙も含め新聞各社が報じていました。ただ、現在は、中川秀直元幹事長らが「出席するな」と圧力をかけているようですね。ナベツネ・森・秀直ラインとしては、福田政権を揺さぶるような動きはけしからんということでしょう。
お疲れさまです。
>私だって学生時代に「冷戦終結」が無ければ未だ
↑同感です。旧共産圏から持たされた様々は情報が、国内の歪んだ情報から私を救ってくれたような気がします。
土井氏自身、「周到な学問的検討がなされなくてはならないし、教育的配慮に基づいて書かれるべきだ。」と一応理解はしているのですね。
ところが、実際は、「正邪善悪はイデオロギー的に決まって」いる訳ですね。つまり、中国や半島と同じで、歴史は政治で決めるもので、「被害者」の感情で考えろと言っているのですね。
改めて、歴史は学問であり、教科書はそれに基づいた日本の青少年の情操を考慮したものであるべきですね。
彼女は日本人拉致問題で決定的に自分のたくらみを露呈しました。護憲といっても、実は、東側に奉仕し、一方的に日本や自由、民主主義の側の防衛力を弱める行動だったと思えるのです。
土井さんは、デビューした時は弱者の味方のような顔をして、
世界平和を唱え、学級委員のように振舞っていましたね。
ところが、親交を深めた国といえば、世界平和や人権とは間逆の
独裁国家ばかりでした。
言ってる事とやってる事の違う事が多い人です。
以前、野党が共闘すれば、野党共闘内閣が出来そうな時、
「社会党の首班指名も当然細川さん(ちょっと記憶が曖昧)ですよね。」
とのインタビューに、にんまりと笑った映像が忘れられません。
物凄く嫌らしい笑顔でした。
>現在は、中川秀直元幹事長らが「出席するな」と圧力をかけているようですね。
…そうですか、折角いい雰囲気になってきたというのに、ガッカリ!
福田首相擁立から古い自民党回帰志向なのか歯車が逆転しているように思えます。
中川秀直氏の一連の行動パターンは悪意と言うより自分のアイディアが最上と思い込んでの軽々しいスタンスでのお節介のように思えて仕方がないのですが、逆効果も度々のようでボツボツ引導を…。
現実を見据えてこつこつと準備していくしかないと。
=> 阿比留さん、こんにちは。
今日は土曜日ですから、お休みですか?
土井たか子から相当脱線してすみません。
政治はもとより世論も中道・左寄りが多いとの前提で、「美しい国 日本」を愛す日本人が色々な局面で、キッチリとした意見なり、行動を起こして行き、それを根付かせることが重要なんでしょうね。産経の役割大きいです。
社保庁、防衛省を筆頭に公務員問題山積なので「公務員制度改革法」は断固推進させていかないと世論の精神分裂です。又、人権擁護、外国人参政権、消費税値上反対=削減ありき、議員定数削減、一院制等で大いに国論を沸かせる必要があります。
私も、回りで論戦を挑みますが、結構サヨク史観の人が多いですね。
良い週末をお過ごしください。
以前にお前のキチガイじみたストーキングは相手にしないと阿比留記者が通達したのを忘れたのか。
答えて欲しいのならその謝罪をするのが先だろう。
詭弁を弄する前に、人間として当たり前のことをしたらどうだ。
私の場合、小六か中一のときから、歴史問題についてほぼ現在のような見方をし始めたので事情は違いますが、それは学校教育によってではなく、雑誌を含む一般図書から得た知識によってでした。授業だけなら自然と左に傾いたろうと思います。
教科書問題では、保守派は「せめて両論併記を」と言っているにすぎないことが多いのですが、左派は「それでも許せない、事実を歪めている」と大声で叫びます。しかも、その事実とやらが甚だ疑わしい例が多いとくるわけで始末におえません。まあ、教科書是正運動が起きたのも、そうした左派が悪乗りしてやりすぎたからではありますが。
マスコミがもてはやした土井氏の得意フレーズは「ダメなものはダメ」でした。論理も何もなく、それどころか健全な議論すら封じる言い方です。論理よりも感情に訴える方が国民受けがいいという現実はあるにしても、もてはやすほどの言葉かと思います。子供に流行している「そんなの関係ねぇ」と大差ないような気がします。
中川秀直氏はいわゆるリベラル色の濃い人であることがすべてだと思います。安倍首相時代は、安倍氏の顔色をうかがって自らのことを「保守、保守」と連発し、女系天皇実現の持論も封印していましたが、福田政権になってその必要がなくなったから、公然と保守派を弾圧し出したということだと思います。
ええ、本日は休日です。>政治はもとより世論も中道・左寄りが多いとの前提で、「美しい国 日本」を愛す日本人が色々な局面で、キッチリとした意見なり、行動を起こして行き、それを根付かせることが重要なんでしょうね。…これに尽きると思います。保守派の中では当たり前すぎて説明の必要もないようなことも、あえて丁寧に説明して理解を得るような地道な努力がいるのだろうなと自身の反省を含めてそう思います。福田政権になり、公務員制度改革も風前の灯火になってきたような気がします。
> ええ、本日は休日です。
=> 東京は今日は天気らしいので、夕方(もはやその時間ですね)から温かめのアテで、細かく綺麗な泡のたったビールを透明なガラスのぐい飲み(これは私の趣味でした、失礼)で一杯。ゴックンですねー。
大いに気を休めて、英気を養って下さい。
良い週末に乾杯!
又来週に、
久々にコメントを入れるのですが、この沖縄に対する教科書問題もそうですが、カナダやオランダにおける「性奴隷」に対する日本への謝罪要求決議、人権擁護法案の再提出問題など、国民にはどれほど理解されているのでしょうか?
ちなみに、私の仕事場の近所に住む奥様たちや、場合によってはそのご主人たちも、以上に挙げた事柄には興味がないばかりか、そういう問題があることすら実感として持たれていないようです。
以上の事柄よりは、朝青龍氏や亀田氏の謝罪会見や、殺人事件や、守屋夫人の逮捕など、ワイドショーネタの方に関心が向くようです。
そうなってくると、せめて新聞の第1面のトップ記事として扱えば、彼等の眼になんとなく触れるだけでもそれなりの訴求効果があるのでは?と思うのですが、最近では新聞も世論に迎合するかのような、ワイドショー的な紙面作りが眼につくようです。
例えば、本日付けの産経新聞でさえも、半分は「朝青龍の謝罪会見」記事です。
本来ならば2面に掲載されている「中国の遺棄化学兵器の引渡し資料が見つかった」記事の方が、税金を払っている側としては、トップ記事扱いにして欲しい。
やはり「売れてなんぼ」の世の中では、芸能情報がトップ記事でなければならないのでしょうか?
新聞というメディアもスポンサーがいる以上、商業主義の中でワイドショー化せざるをえないのでしょうね。
こうなると益々、このインターネット・ブログのような存在の大事さを痛感するのですが、如何せん近所のおばさんに薦めても見やしないだろうなあ…
学説と本人の証言、どちらが優位に立つのかという問題になると思います。
本人は嘘っぱちを述べたのでしょうか?
それに対する疑義(嘘を言っているのか、それともそうでないのか)が上がっている以上、子供たちには事実として伝えることができないのではないか、だから教科書に載せるのに慎重になる、というのが本質のような気がします。かの聖徳太子も実在性が証明されないからこそ教科書から消えていくのです。
本人が存命中でしかもこの問題で争っている以上、「学説の方が正しい」は歴史に素人(学者でないという意味です)の私は納得いきかねます。
歴史には一方的な意志は介在してはならないと思います。
それは未来を担う子供たちに対しての責務です。
先の大戦は反省しなければならないことが多いできごとでした。
であればこそ、冷静に分析しなければならないのです。
私も沖縄生まれの母を持つ人間ですから、沖縄の痛みは聞かされてきました。沖縄を訪れるたび、平和の礎を訪れて手を合わせるようにしています。
沖縄戦における民間人の被害は本当に悲しいできごとで、二度と起こってはならないできごとです。
だからこそ、しっかりとした事実を確定させてから子供たちに戦争の惨禍を伝えるべきだと思います。
私も国内的な態勢も整っていないのに、いきなり対外的活動をすべきだとは思いませんが、国内的にいくら道理を説いても効果がない気がしたものですから…。
と、悲観的になっていたのですが、そうとばかり言えない気もしてきました。土井氏は憲法学者どころか、平均的な法的思考ができるのかも怪しい人ですが、一応まともな憲法学者でも常識からズレた解釈をしてしまう理由に、軍事や国際政治に関する素養が乏しいということに加えて、「捏造・歪曲された歴史認識」が非常識な解釈に結びついている点を思い出したからです。その意味で、一つ一つ歪められた歴史に反論していくことは、意外に大きな効果を生むかもしれないと前向きに考えてみようと思いました。(良識的な憲法学者でも、在日韓国・朝鮮人については特殊な歴史的背景ゆえに、日本国籍を保持するどうかの選択権を与えなかった以上、日本国籍を有する人と同等に扱われるべきだとして、地方参政権を認める主張をする人がいますが、当時の状況に関する常識的な歴史認識があれば、こうした解釈は成り立ちませんから。)
なお、(本来は阿比留さんのブログでは、横レスをするべきではないと考えてきましたが)林博史なる面白い人物をネタにして粘着している人がいるようでスルーするには勿体ない素材なので、左巻き思考の典型的なサンプルとして以下のサイトを引用しておきますw
他国に攻められたら手を挙げて降参した方がいい − マガジン9条
この人に聞きたい:林博史さんに聞いた その1沖縄戦の集団自決問題の真相
http://25oclock.blog.shinobi.jp/Entry/202/#more
こういう何も論破もしていないのに一方的に勝利宣言をしてうやむやにして
持説のみが正義と強弁する者が反日主義者にはやたら多いですね。
参考になる資料をありがとうございます。
やはり、検索すると幽霊の正体を見たり枯れ尾花的な輩ですね。
こういう情報がすぐに出てくるようになっただけ、ネットが社会を
良いように変えてきた実感があります。
阿比留記者のこのblogもその動きの中の一つと私は思ってます。
お願いがあります。また、頭の悪い反日ファシストが荒らしの書き込みをしているので、削除してもらえませんか?読むのに邪魔なんです。
眠れぬシーサーって、ペテン師の吉見か反日精神衰弱の林博史が書いているのでは、とずうっと思っていました。ま、勘というか、第6感ですが・・笑
林博史氏は、吉見氏よりも徹底した「戦時中の犯罪はすべて日本軍が犯人だ」という立場をとる歴史学研究会(唯物史観派の歴史学者の集団)の急先鋒だと言われています。しかし、その彼自身が「軍命がなかったことは20年ぐらい前に歴史学界では確定した事実だ」と明言しています。もっとも、林氏らは「事実上の強制」という慰安婦問題と同じ論点すり替えのレトリックで、「軍の強制」を主張していますが。
今回の問題で面白いのは、文科省が「軍の強制」の記述を削除する根拠として挙げたものの一つに、林氏の『沖縄戦と民衆』という著作があった点です。つまり、林氏の脳内妄想(学説)は無視して、「軍命がなかったことは歴史学界では確定した事実」という部分のみを利用したわけです。文科省の検定官は(意図していなかったかもしれませんが)シニカルなことをしたものですw 林氏も腹が立ったでしょうねw それが今回彼が教科書検定を批判する主な動機でしょう。
ただ、彼も典型的な“左翼脳”の持ち主のようですから、自分に都合の良い検定結果が出るなら、阿比留さんのエントリーにある土井氏と同じくコロリと態度を変えるでしょうし、まぁ、あまりまじめに考える必要はないかもしれません。
昨日は英気を養うどころか、単にビールを飲み過ぎて家人に呆れられました…。
職場では緊急ニュースに備えてテレビを付けっぱなしにしているのですが、金曜日の夕方の民放ニュースは延々と相撲とボクシングの話でした。一体本当にそれを視聴者が望んでいるのかと疑問に思いましたが、視聴率を計算しているはずですから、やはり見たいという人が多いのでしょうか。>例えば、本日付けの産経新聞でさえも、半分は「朝青龍の謝罪会見」記事です。…弊紙にしたところで、当日の編集長が読者の関心を考えて紙面をつくるわけですが…。私は自分の価値判断にいまひとつ自信が持てないときがあります。
冷静なご意見をありがとうございます。>歴史には一方的な意志は介在してはならないと思います。…その通りだと思いますが、これまで歴史と教科書は、日教組や執筆者によって、あまりにイデオロギーの道具にされてきたと思います。自社さ政権誕生以降、文部科学省は社会党に気を遣う度合いが高まり、日教組ともどんどん仲良くなりましたし。事実として確定していないことを教科書に載せなければいけない道理はないと思います。
>、一つ一つ歪められた歴史に反論していくことは、意外に大きな効果を生むかもしれないと前向きに考えてみようと思いました。…反論は大切ですし、声を上げ続けることは大きな効果を生むと私も思っていますし、そう書いてきたつもりです。私が思っていることは、保守派の勢力、絶対数はまだ小さく、政治情勢も見方していない現状では、できることとできないことを分けて考えた方が現実的だろうということなのです。世の中には腹が立つこと、看過できないことがたくさんありますが、自分達で一個一個つぷしていくべきで、万能の救世主(政府、政党も含め)などいつまで待っても現れはしないだろうと。>当時の状況に関する常識的な歴史認識…これを普及していくことはとても有意義だと思います。時間はかかっても、世の中を変えていくのは結局、こういうことかなとも。
私のブログでは、明確な広告目的の自身のサイトへの誘導コメントなど以外は、原則として削除しないできています。私は、根拠のない誹謗中傷や曲解に基づく嘲笑、一方的な要求をぶつけてきた何人かの人へはコメントを返さないことにしましたが、そういう人でも意見を述べることを自由に任せようと思っていたからです。ただ、 hide2002様のようなご意見がもし多いようであれば、今後は対応を考えたいと思います。
眠れぬシーサーと名乗るストーカーの書き込みはもはや、歪みまくった自説の
広告以外の何者でもないのが現状です。例え自分のサイトへの誘導でなくとも。
このエントリーの最初の書き込み以外は削除するのが妥当と考えます。
それに対応した私の書き込みも消していただいてもかまいませんので。
いつもROMしてますが久しぶりに書き込みます。
おたかさんですか。。。もう終わってしまった人物だと思いますが、NHKやTBSの深夜報道お笑い番組に時々顔を出してますね。あちら側の人にはまだ十分必要とされているのでしょう。しかし憲法学者を名乗るのに、感情論が前に出すぎて学問的理論にも一貫性がない。そして今回のこの発言もまさにご都合主義ですね。今朝、田原氏の番組を見ていたのですが、護憲といわれる社民党の発言(辻本氏)でもそう感じました。あ、共産党さんにも(笑)。聞くのも嫌になりチャンネル変えたくなりましたよ。
>眠れぬシーサーさん
あなたは阿比留さんに謝っていません。あなたが嘘をつきながら阿比留さんを嘘つき呼ばわりした件です。それに対し無視してストーカー的質問を浴びせるあなたは何者なのでしょう?ただの厚顔無恥なお方なのかな?俺だったらとてもそんな行動は出来ませんよ、恥ずかしくて。
「回答できないようですね」なんてあなたに言う資格はありません。「謝罪出来ないようですね」をお返しします。
>このエントリーの最初の書き込み以外は削除するのが妥当と考えます。
…そうした場合、これまでのやり方の変換となりますのでもう少し考える時間をください。自分の中でのルールも必要となりますし。
こんにちは。>あちら側の人にはまだ十分必要とされているのでしょう。…なにせ三権の長を経験した元衆院議長さまですから、北をはじめ外国勢力にとっても利用価値はあるでしょうね。困ったことですが。この人にはまず、拉致被害者家族に謝罪してほしいと思います。
>tropicasso様
>>
福島瑞穂とか訳の判らん在日?弁護士上がりの党首や大阪出身で「総理!総理!」の辻本清美?とか跋扈してます。女の思想頑固は死ななきゃ治りません。
> こんにちは。社民党自体、とっくに賞味期限は切れているでしょうに、なかなかしぶとく生き残っていますね。政界にはゾンビのような生命力を誇る人もけっこういるようですが。
→福島瑞穂が在日だ?
日本はいつから外国人参政権が認められたんだ。産経はそれに反対だったのではないか。
大至急、外国籍の議員を追放するキャンペーンを始めなくてはなるまい。
それから、辻元清美だ。えらそうな批判をするなら人の名前を間違えるな。
君のような人間が、新井将敬を自殺に追いやったのだ。
荒らしコメントの削除を求める意見が出てますが、この削除に間して一言。
削除という行動は、新聞社という言論機関が運営する場で行われた場合に、利用者や読者に、透明な検閲を含む不信感の種を持たれるリスクが有ると思います。
つまりアサヒるメディアが恒常的に行っている、自社にとって不都合な情報、自分にとって不都合な情報を隠蔽しているのと、同じことをしていると。
又、サヨクのブロガーは、必ずと言って良いほど、自説の矛盾を指摘する反対意見は、削除しまくり、コメント欄を閉鎖します。
削除する場合、RED HERRING の種に使われぬよう注意が必要です。
で提案。もし削除するなら、削除したコメントを集めて、HALL OF SHAME として、それらのコメントを残して、いかなるコメントが削除されてるか、新しく訪問した読者や、削除行為を抗議する人に自ら検証して貰える、物を残してはどうか、と思います。
私は、荒らしは、目障りだけれど、詐論レトリックや、論理の矛盾、詭弁を読み取る、読解力訓練ツールとして利用しています。素性が判ってる人のコメントから、どこがおかしいか読み取れない時は、読解力をもっと磨こうと思います。
でなければ、巧妙に成りすました詐論に気が付けませんから。
参考になります。>利用者や読者に、透明な検閲を含む不信感の種を持たれるリスクが有ると思います。…これは確かにあるでしょうし、また私自身も削除するとすればどういう基準を設定すればいいのか、正直なところ迷うだろうとも思います。うーん。
私はあなたがその質問の前にやるべきことがあるのでは、と提示しました。
そのことには返答せずに自論に持ち込まれるのですか?
提示した記事は2007年の8月16日の記事です。
お忘れかと思いますので少し説明致します。
あなたはコメントで・・・
>おやおや、嘘がばれると無視作戦ですか?
と書いて阿比留記者を嘘つき呼ばわりされてますね。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/268528/allcmt/#C384735
私はそのことを「眠れぬシーサーさんの嘘」として反論し証明しました。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/268528/allcmt/#C388974
それに対しての返答は一切無し。
今回の記事で「納得のいくまでご説明しますよ」と私へおっしゃっておられますが、納得いく説明が違うのではありませんか?別に私への返答は必要ありませんが、阿比留記者への謝罪をされないなら言い続けるまでです。
最近聞いた話ですが、「自虐史観とういのは間違えで、彼らのいう考えは他虐史観だ」と分かる一例だと思います。歴史について日本人という立場で謝罪してはいるが、自らは正義の日本人、反する考えを悪の日本人として分離し断罪してるという考えです。だから日本に対する謝罪は反論を無視し必要以上に行うが、自らの過ちに対しては謝罪もせず言い訳ばかりするのです。それは土井たか子氏の拉致被害者家族への謝罪無し、大江健三郎氏の裁判での苦しい弁明でも証明されてますね。しかしあなたは言い訳もせずに無視をなさる。これは例に挙げた二人よりも最悪のパターンと言えるでしょう。
私もそれなりに勉強しておりますので、あなたの見解に対し議論することは容易です。しかしこの名前をネットで多様している私としては、デマによる「嘘つきレッテル」を貼られかねないあなたとの議論をするほどリスクを負いたくありません。この件が片付き次第、あなたのブログにお邪魔することがあるかもしれませんけど。
私は沖縄在住のものです。教科書検定問題について、亜比留さんのブログをチェックしているうちに、いかに沖縄が左派と位置づけられているのか実感しました。私は小学生の頃から沖縄戦の悲劇を学び続けてきました。ですが現在は「集団自決」について日本軍による命令はなかったと信じておりますし、悲しくも集団自決が起きたのは軍人ならぬ蛮人が命を奪ったものと解釈しております。亜比留さんのブログで伊平屋での軍人の話も読み感動しました。
ですが、今回の検定意見については削除の仕方があまりにも突然であり元安部首相の「戦後レジームからの脱却」を基とした政治介入にしか感じられませんでしたし、某地方議員のコメントには「遺族年金を貰うため歴史の事実を捻じ曲げ・・・」との暴言には本当にショックを受けました。
現存の生存者の証言がある以上、この問題についてはもっと慎重に扱って欲しいと思います。先のコメントにある「歴史は100年経たないと議論してはいけない。」は深いお言葉だと思います。
※地元新聞社から「マスコミの誤報を正す会」への回答がなかったことはとても残念に思います。私も同様の質問を新聞社へ送りましたが返答無しでした。沖縄の地元ニュースでは「新しい歴史教科書を作る会」が県庁を訪れたとして、その中で11万人について2万人とする指摘等の内容を1分ほど流しましたが、2万人という報道を許可しただけでも良いのかな?と感じてしまいました(笑)
はじめまして。>今回の検定意見については削除の仕方があまりにも突然であり元安部首相の「戦後レジームからの脱却」を基とした政治介入にしか感じられませんでしたし…。もしかすると誤解があるのかもしれませんが、検定後の記述でも、軍の関与自体は何ら否定されていませんし、批判派が大げさに言うような大きな記述の変化はなかったと思います。検定前の表記と、検定後の表記を比べても、「それほど大差はないな」というのが私の実感です。また、安倍前首相と検定意見は何の関係もないと思います。安倍氏も保守派も、そのように表立って介入ととられるようなやり方を好みませんでしたし、第一、検定審議会はそのような圧力を受けるような立場にないと思います。安倍氏の介入説には、何の根拠もないと断言できます。
>yone621様
> 、第一、検定審議会はそのような圧力を受けるような立場にないと思います。安倍氏の介入説には、何の根拠もないと断言できます。
これを聞けてよかったです。検定意見が何故、今なのかとずっと考えてたものですから・・・ありがとうございます。勉強不足を猛省します。
なぜ今年三月だったかといえば、やはり大阪地裁での裁判の件や、照屋昇雄氏の勇気ある証言なども新しい要因としてあったのではないかと考えています。
係争中の裁判については原告勝訴であるだろうと私自身感じております。
そうなった場合はまたひと悶着起きるのでしょうが・・・沖縄には根深い問題ですし。また、次世代の私たちが冷静に真実を考えなければ、と責任も痛感しています。
予断ですが、写真の東京は寒そうなので、お体にお気をつけて頑張ってください。ブログを楽しみにしています。
ご丁寧にありがとうございます。
反日主義者よ。
いい加減、人に求める前にまず人としての義務を果たしてはどうか?
それとも、それをしないことで自ら人間ではなく鬼畜であることを照明したいのか?
>To 阿比留瑠比さん
>>tropicassosさん
>>>>福島瑞穂とか訳の判らん在日?弁護士上がりの党首や大阪出身で「総理!総理!」の辻本清美?とか跋扈してます。女の思想頑固は死ななきゃ治りません。
>>> こんにちは。社民党自体、とっくに賞味期限は切れているでしょうに、なかなかしぶとく生き残っていますね。政界にはゾンビのような生命力を誇る人もけっこういるようですが。
>
→福島瑞穂が在日だ?
日本はいつから外国人参政権が認められたんだ。産経はそれに反対だったのではないか。
大至急、外国籍の議員を追放するキャンペーンを始めなくてはなるまい。
それから、辻元清美だ。えらそうな批判をするなら人の名前を間違えるな。
君『たち』のような人間が、新井将敬を自殺に追いやったのだ。
まあ、まさに、右翼の敵は右翼の中にあるものだが、それをいえば、お馬鹿産経信者は「僕はウヨクではありません」というのだろうな。
五つの敵-日本を切に愛する若き民族派諸君のために
1、東京裁判史観という敵
2、魂なき繁栄という敵
3、まやかしの平和主義という敵
4、権力悪、そして巨大なる不条理という敵
5、わが内なる”敵”という敵
「いま、右翼にとっての真なる敵は右翼自身である。例えば、フィクサーを気取った金権右翼、思想も信念ももたないゴロツキ右翼、詩心を持たないただの乞食右翼等、わが内なる敵は多岐にわたる。
が、絶望することはない。自ら学習し、自分が魂を磨くことによって、その内なる敵を凌駕し払拭することはまだ可能である。一日も早く玄洋社が理念とした「自由」「民権」「尊皇」の原点に回帰すること、そして己れ自身の命を大切にすること。道は必ず開ける」
産経のバカにはこの精神はあかるわけないね。
すみません、ちょっと場所をお借りしますね。
nippon-no-mirai様へ
貴ブログを拝見しました。そこで展開されている主張にコメントするつもりは無いのですが、個人的には画面上の文字は一般的なゴシック体が宜しいかと。
プリンターで打ち出し活字として拝見するには明朝体の方が好きなのですが。(プリンタで打ち出して読むには紙がもったいないのでしませんでしたが)
ついでに、あまりコメントもついていないようですからあえて「イザ」にブログを開設される必要も無いのではないですか。
>それから、辻元清美だ。えらそうな批判をするなら人の名前を間違えるな。
ご指摘の通りです。貴ブログ中の「安部元首相」や「安部一派」も是非修正されることをお勧めします。