
通勤途上に桜並木を写したものです。花がほころび、つぼみもふくらんで満開も近いなと思いました。春爛漫という言葉がありますが、やはりこの季節はいいですね。学生だった随分昔は、春はクラス替えや卒業といった別れをイメージして何だか寂しさも感じたものですが、最近は純粋にいい季節だなと楽しんでいます。日本の政治状況はいま、まさに厳冬といった趣きですが、いつかは春が、そして灼熱の夏が到来することを祈りたいと思います。
さて、今朝の産経新聞の第3社会面に、小さく「映画『靖国』に最優秀賞」という記事が出ていました。読むと、「靖国神社を題材にした映画『靖国 YASUKUNI』が、第32回香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した」とあります。おいおい、待ってくれよという気分です。これは、偏向・反日映画として話題になった作品のことですね。まったく中国のやることは…。
実は25日、国家基本問題研究所の外国人参政権問題に関するシンポジウムを取材した後、会場にいた山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)と立ち話した際に、山谷氏から「靖国の映画は観た?ひどいわよ、あれは」と聞いたばかりでした。でも、この反日映画に、政府は750万円もの助成金を出しているわけですから、中国のことばかり批判してはいられないなと思いました。日本人自身がしっかりしていないから、外部に付け入られるのだと。
で、このとき山谷氏から、「きょうの参院文部科学委員会で水落さん(自民党)がこの映画のことを、義家さん(同)が北教組(北海道教職員組合)のことを取り上げるから、チェックしておいたら」とも勧められました。ただ、私は別の仕事があって難しかったので、政治部の原川貴郎記者、社会部の小田博士記者にそれぞれ連絡し、委員会の様子を見てもらいました。ありがとう。
二人はあとで取材メモを送ってくれたのですが、水落氏と義家氏がそれぞれ文科省の答弁に「残念」「がっかり」と似たような感想を述べているのが興味深いと思ったので、そのメモに基づき国会でのやりとりを紹介します。一般のテレビで放映されない国会質疑で、議員がどんな質問をし、それに役所側がどんな回答をしているかは、あまり新聞やテレビにも出てこないでしょうし。もとより、文科省にはその権限に基づく限界があるのは分かっているのですが、確かに答弁にはやる気というか、前向きさが感じられないというか。これも福田内閣だからこうなっている、という部分も否定できないでしょう。以下、25日の参院文部科学委員会でのやりとりです。
《水落敏栄氏 (「明日への遺言」を見て、岡田中将の態度に日本の武士道を観て感動したと話した上で)もう一つ観た「靖国」という映画、これはまことに不愉快、不快極まりない映画でありました。映画をどう感じるか、観た人の問題でさまざまですけれども、私はこの映画、反靖国の映画と見ました。それは国や靖国神社を相手取った、いわゆる靖国神社訴訟の原告である真宗の僧侶や台湾の高砂族を登場させて、かれらの主張を語らせていますけれども、靖国神社支持者のコメントは断片的で、映画に盛り込まれているさまざまな映像とか写真の中には、中国側による事実誤認やねつ造が指摘さされるものが多く含まれている。そして靖国神社、日本刀、軍国主義など、残虐なイメージをすり込もうとしておりまして、反靖国プロパガンダ映画と私は思っています。
しかし、どう感じるかは観た人の問題ですから、反靖国がどうのこうのということはこの際、問題にはいたしません。しかし、この映画ですけども、極めて客観性に欠けることは否定できない。こうした客観性に欠けるものや、政治的なものを意図する映画に、われわれの税金が出ていることに問題があるわけです。すなわち、文化庁が指導する芸術文化振興基金からこの映画に750万円の助成金が出ていることはまことに大きな問題であると思っています。
まず文化庁にお尋ねしますが、この映画は日本映画でしょうか?会社は日本で登記をしていると言っているが、監督の李纓は中国人であって、共同プロデューサーには日本人の名前もありますけども、共同製作は北京電影学院など中国で、しかも、タイトルは「YASUKUNI」と英語で示されております。スタッフ紹介等も8割方が中国名です。こうしたことから私は中国の映画と思っていますけれども、助成の対象となるのは日本映画ですから、まずこの点について文化庁の答弁を聞きたい。
高塩至文化庁次長 独立行政法人の日本芸術文化振興会の芸術文化振興基金によります、映画の製作活動の助成対象者につきましては、映画の製作活動を行うことを主たる目的とする団体で、過去に国内で一般公開をされた日本映画を製作した実績を有する団体とされているところです。そして日本映画とは、我が国の法令により設立された法人により製作された映画です。また外国の製作者と共同製作された映画につきましても、日本芸術文化振興会がその著作権の帰属につきまして検討して、日本映画として認めているところです。ご指摘の映画「靖国」の製作者でございます有限会社「龍影」は、わが国の法令により設立された法人でして、また過去に日本映画を製作した実績もあることから、独立行政法人日本芸術文化振興会の審査会において、助成の対象になると判断されたものと承知いたしておるところです。
水落氏 文化庁はそう言うんでしょうけども、映画の中では日本語で話していますから、錯覚するんですけども、私は日本の映画とは思えない。中国映画になぜ日本の芸術文化の金を出すのか、「問題ない」とお答えいただいても、私は到底納得いかない。そして商業的、政治的、政治的な宣伝意図を有するものには、助成金は出せないとあるが、小泉首相が総理就任以来、靖国神社参拝を続けていることを、中国は大きく問題視していた政治的背景がある。小泉さんの靖国参拝、こうしたことをこの李監督は、中国側の考え方を十分意識していたんじゃないかと私は思っているんです。反日的で客観性に欠ける、また政治的背景がある映画に助成金を出していいのか、この点をお尋ね致します。
高塩次長 芸術文化振興基金の助成交付の基本方針として、基金による助成についきましては、ご指摘がございましたように、政治的宗教的宣伝意図を有するものではないということとされているところです。また本記録映画を審査いたします専門委員会の評価の観点として、活動の目的、内容が優れていること、また具体的であること、社会的に開かれていること、さらに過去の実績から推測して実現可能であること、さらに予算や経理が適正であること、などの評価の観点が備えられているところです。この「靖国」の審査を行いました平成18年度の記録映画専門委員会におきましては、ただいま申しあげた基本方針や評価の観点をもとに、6名の専門委員の合議の上、審査が行われ、助成が決定されたと承知しています。
水落氏 いや、問題ありますよ、これね。この映画が記録映画の助成金対象活動に採択されて、助成金が出ている、こういうことですけど、そして一方記録映画の審査は、審査委員会の決定に委ねられて、特に台本が存在しないことが多い記録映画については、提出された企画書等を中心に審査審議して助成するということになっていますね。つまり完成された作品の内容審査は行われずに、映画が完成すれば助成を行うということですから、いい加減としていいようがない。750万円のも税金を出すのに審査もしないというのは、文化庁としても指導監督上責任があると私は思っています。今から1年前に審査会は試写会で映画を見ていると発表していますけども、そのときの委員の皆さんの意見はどうだったのか。議事録があれば、ぜひお聞かせいただきたいし、繰り返しますけれども、客観性に欠ける映画であって助成の対象にはならないんじゃないかと思いますよ。したがいまして、この助成金750万円は、この際返還すべきだと思っていますけれども、この点をお伺いいたします。
高塩次長 芸術文化振興基金の映画製作支援に当たりましては専門委員会におきまして合議審査が行われ、助成を内定したのちに、完成試写会を実施いたしまして、映画の完成を確認してから助成金の支払いを行う手続きを執っているところです。映画「靖国」につきましても、平成18年の9月に専門委員会において合議審査が行われ、同年10月に助成が内定した後、平成19年3月に完成試写会が実施され、専門委員会として映画の内容を確認した上で、同年4月に助成金が支出されたところです。このように今回の件につきましては、独立行政法人日本芸術文化振興会におきまして、一つ一つ所定の手続きに従いまして審査が行われているものであると承知しております。独立行政法人に対しましては、定められました中期目標、中期計画にしたがいまして業務の運営が行われていることにつきまして、国として評価を行うという仕組みになっているところでして、所管の官庁として一般的な監督権限はないと考えているところです。
水落氏 まことに答弁については残念であります。委員長にお願いします。資料要求としてこの審査会の委員のメンバーをぜひご報告いただきたい。よろしくお願いします。やはりですね、そうしたこういう客観性に欠けるまた政治的な意味合いも含めたこうした映画はやはりあの、観る人によっていろいろ違いはあると思いますけれども、明らかにこれは中国の映画であって、客観性に欠ける映画だと思っております。これはぜひ、再検討いただいて、われわれの税金である750万円を返していただきたい、このようにお願いをして私の質問を終わらせていただきます。》
…文科省は、「監督権限はない」と逃げていますが、本当でしょうか。私は、教科書問題などをずっと取材してきて、文科省が自民党の保守系議員らにする説明や言い訳は信用できないという思いを持っているのです。文科省は、明らかに保守系議員や保守系論壇よりも左翼勢力を怖れ、その言うことに従っているという印象があります。日教組とも馴れ合っていますしね。この映画の件にしても、某自民党幹部は私に「文科省の某氏が説明に来たけど、彼は『文化庁が映画に協力しているかのように宣伝されて困っている』と言っていたよ」と話していました。でも、実際に750万円も助成金を払っているのですから、十分協力していることになると思います。
もう一つ、今度は北教組のスト問題に関するやりとりです。北教組と言えば、国会前の座り込みの常連で、日教組の中でもアクティブな単組ですね。昨年、北海道教育委員会によるいじめ実態調査や、札幌市教組による学力調査に対し、「協力するな」とする指示を出していたのは記憶に新しいと思います。
《義家弘介氏 1月に、メリハリある給与体系をめぐって、大きな問題があった。北教組が時限ストを行い、処分された。道内の4万5000人の教職員の3分の1にあたる約14000人が勤務中に校外に出て時限ストをしたが、この大問題についてどうか
渡海文科相 今、ご指摘があった件については、極めて遺憾なことだと考えている。そういえば、私が子供のころも、「今日はストで学校は自習だということがあったなぁ」と思い出していた。我々は今、北海道教委および
義家氏 私も北海道に12年いた。北教組は北海道の教育界には、かなり大きな影響力をもっているが、地方公務員法違反は明らかだと思う。教育基本法16条違反に該当するかどうか。大臣はいかがか
渡海文科相 ……。(質問が理解できなかった様子)
義家氏 すいません。説明が足りなかった。(16条の)教育は、不当な支配に服することなく、この法律に定めるところにより、という規定について
渡海氏 職務命令違反なのですから不法行為だという認識だ。
義家氏 子供達は失敗すると裁かれる。どんな行為だろうと。昔の私もそうだったが、責任をとるべきだ。教員は明らかな法律に抵触する行為を3分の1もが堂々と行えてしまう。この状況でメリハリある給与体系とは、大きな戦いになると思う。私の友人にも北教組加入者がいる。その先生は真面目で熱心な男だが参加して処分された。「何でお前が部活を放り出してこんなことをするのか」と連絡したところ、「自分だけ参加しないと大変なことになるんだ」と。大袈裟かと思ったが、そう言っていた。そういう縛りも存在する。この処分者のなかには、教頭昇進試験合格で登録された49人、試験受験者67人も含まれていて、教頭がいなくなる事態を避けて、登用するという方針がでている。そういう人も管理職になる。私の友人いわく、「そんなことしたら、公務分掌とか時間割とか大変なことになる。結果として、自分は部活をやりたかったけどできなかったんだ」という話だった。平然と時限ストをうってしまえる人が管理職になることについては渡海文科相はどう考えるか
金森越哉初等中等教育局長 教頭登用者が参加したのは、極めて不適切であると言わざるをえないと考えている。過去に処分を受けた者を教頭として登用するかどうかについては、任命権者の北海道教委において、権限と責任に基づき判断されるべきだが、学校の責任ある管理運営態勢を確立するためには、管理職の登用を厳格に行い、適格者を任命することが重要だと考えております。いずれにしても、文科省としては、北海道教委に教職員の規律確保に厳正にするよう引き続き指導したいと存じます。
義家氏 札幌は政令市。この処分は同一性がない。北海道は参加者の大半を処分した。99%を処分したが、札幌は授業を放棄した、授業をしなかった人間だけを処分し、他は文書訓告としたわけだが、この違いがある。同じ北海道でありながら、同じ組合活動で行われたのに、教委の対応が違う。このへんについては、どう考えるか
金森局長 北海道において、教職員のストという法令上禁止されている違法行為により、約1000人の教職員が懲戒処分を受けたのは極めて遺憾だ。実際にどのような処分を行うかは、基本的には任命権者の裁量に委ねられている。今回の処分については、北海道教育委員会と
義家氏 行為が同じでも、教委によって処分がバラバラだ。教育としてまったく説得がないと思うが
金森局長 ご指摘のように、北海道教委と
義家氏 違いが生じたと考えるのはよいが、本当にこれでよいのか。同じ行為、同じ場所で、同じ目的だが、管轄者によって処分が異なる。これは良いというしかないというのが文科省の姿勢でしょうが、今後とも、こういうのは起こりうる。教育の説得力はまったくない。同じ行為で、ある子は無罪放免である子は処分。こういうところについて、文科省としてどんなガイドラインを出すのか。どんな要求をするのか。今後が問われる。北教組はいじめの再調査も、学校に対して拒否しろと指示していた。滝川事件も含めてイジメ自殺がおこったなかで、再調査さえ拒否しろと。かなり問題がある部分だと思う。これに対し、国も後押ししていかなければいかんと感じる。
北教組は日教組に属する組織だが、中教審にも日教組関係がいる。本当にスピードを持った教育再生はできるのか心配だ。文科省は一足退いて対応している。中教審に日教組が入っていることについての資料は持ってきてくれなかったが
加茂川幸夫生涯学習局長 委員構成と運営についてのおたずねだ。事実関係だと、委員には30人の学識経験者がいる。総会を構成している。この委員には含まれていない。臨時委員もいる。臨時委員としては、出身者の一人が1名(注:渡久山元日教組書記長のこと)おり、初中分科会に分属されている。議事は報道機関に公開されている。会議終了後には議事録を公開している。制約はない。
義家氏 非常にガッカリする回答だ。議事に起こされる問題ではなく、裏側で思惑が交錯するのが行政の世界だ。私は心配している。》
…教育委員会が行政処分を行っても、教職員組合が強い地域では、逆に処分を受けた人の勲章にしかならないという場合が存在します。以前、私が取材していた山梨県教職員組合の違法な政治活動問題でも、県教委から処分を受けた人物が、次の定期異動で平気で昇進していました。山梨の場合は、教委幹部に組み合い出身者が一定数入っていて、教職員人事自体、半ば組合が決めるので、熱心に選挙運動などをやった教員の方が出世するのです。ここでも文科省は無力というか、きちんとした影響力を行使できずにいます。渡海氏などは、どこか他人事と思っているような印象すら受けます。
これは弊紙も含めてですが、新聞にはよく「政治家が官僚に圧力をかけてうんぬん」という記事が掲載されます。しかし、官僚に本当に言うことを聞かせることができる政治家など、よほどその省庁の利権に食い込み、人事にも影響力を持つようなほんの一握りの存在で、ふつうは「のらりくらり」と誤魔化され、あるいは役人答弁ではぐらかされて悔しい思いをしているのが政治家の実態だと感じています。
一般に考えられているより、政治家と官僚の関係では官僚の立場は強く、政治家は、たとえ大臣であっても、官僚の更迭(配置換え)はできても、クビにすることはできません。公務員制度に守られた官僚は、開き直ればとても強く、選挙のたびにただの人になるかもしれない政治家より、むしろ強気に振る舞えるのだと思っています。どうせ1~2年で交替する大臣よりも、ずっと天下り後まで永続する官僚同士の上下関係とその指令の方が重要に思えるでしょうし。
まあ、福田首相は、自分は民間出身のくせにその官僚が大好き(官僚の言いなり)ですからね。福田氏はいま、石破防衛相を信頼し、重用しているように見えますが、もともと小泉内閣で石破氏が防衛庁長官に登用されたときには、石破氏が拉致議連会長を務めていたことなどから、「右派」だと勘違いして警戒していました。ところがあるとき、石破氏が建設省の事務次官の息子であることを知ると、とたんに「君は次官の息子かあ」と親愛の情を示すようになったと聞いています。何かコンプレックスでも抱えているのでしょうね…。
コメント
コメント一覧 (43)
お疲れ様です。
またしても、という話ですが、少しばかり彼らの生態を知っている立場から補足コメントをさせて下さい。
官僚が牙城を築き、政治家のコントロールが効かないということと、その理由について阿比留さんの分析ももっともなのですが、もう少し個別の要素もあると思います。
まず、およそ文部省の役人になるのはどんな人でしょうか。彼らの多くは、学生時代から教育そのものに一定の「理想」を持っており、例えて言えばルソーの「エミール」の世界に価値観を置く人たちであって、決してマキャベリの「君主論」が意味があるとは思っていないのです。セツルメントをやっていたとかという人も多く、つまり、日教組の主張との親和性がそもそも高い、左翼的思想基盤のある人たちだと考えた方が解りやすいと思います。率直に言えばそんな人しか行かない役所です。
こうした思想的背景を持った人達がすでに幹部になっている役所に入り、教育現場では日教組が牛耳っているとなれば、そこでの再生産過程でどんな人が偉くなるかは自明でしょう。
そうだとしても、政治家のいうことは聞くべきだということになりますが、これがうまくいっていない理由は、山谷さん、義家さん、あるいは安倍さんのような物の考え方の政治家が残念ながらマジョリティではないからということに尽きると思います。政界の多数は戦後レジームの所産である戦後民主主義教育の影響を多かれ少なかれ受けた人達であり、長い55年体制の中で出来上がった日教組的勢力との共存に違和感を持たない人達だからです。だから、国会の場などでは面従腹背してしのげば、別に政界の多数派から叱られることはない、それに民主党政権になるかも知れないし、と高をくくっているのです。
このシチュエーションが逆であれば、役人は自己保身から全く逆の対応をすると思います。こうした事情、役人の資質、気質は役所ごとに全く違うので、官僚一般として一くくりで議論しない方が良いと思います。霞が関には現状に危機感を持つ「味方」が少なからずいます。彼らも根こそぎにしない方が良いと思います。
じゃあどうすればいいのか。これは阿比留さんのされているような努力を積み重ね、おかしな政治家のおかしさを暴き、体制を変えさせていくしかないのでしょうね。
いつもながらの長文・駄文お許し下さい。
道路特定財源を全額一般財源化 首相表明、21年度から
3月27日16時11分配信 産経新聞
福田康夫首相は27日午後、緊急記者会見を開き、道路特定財源について「見直すべきは大胆に見直す。道路関連の無駄を排除し、平成21年度から道路特定財源を一般財源にする」と述べ、道路特定財源制度を全廃する方針を表明した。
この中で、福田首相は、今年4月に揮発油(ガソリン)税の暫定税率を廃止すれば、国民生活に混乱が生じるとして、20年度予算に伴う歳入関連法案(日切れ法案)の年度内成立の必要性を強調。道路特定財源の支出に無駄が多いと指摘されていることに触れ「国民におわびする」と謝罪した。
今後の暫定税率については、環境問題への国際的な取り組み、国・地方の財政状況を踏まえて検討するとの考えを示した上で、「20年度については、暫定税率を維持することを野党の方々にぜひご理解いただきたい」と述べた。
また道路建設の中期計画については、最新のデータを用いて5年間に短縮して、新たな計画を策定することを明らかにした。
首相の緊急会見について、民主党の山岡賢次国対委員長は同日、国会内で記者団に対し「前進していないとしか受け止められない」と述べ、受け入れを困難との認識を示した。
貴方を忘れない3000万、パッチギ!にも3000千万、YASUKUNIに750万円。全部返して貰って「南京の真実」に投入せよ、と言いたい。
反日映画にどんどん金だして、日本の正義を描いた映画には一円も出さない。助成金を決めた狂った役員やメンバーは全員首にせよ!。正直いって怒ってます。
中学の卒業式で教員の主導による日本国歌の尊厳を踏みにじるような行為を子供たちに強制したと思われます。
このような日本国に誇りをもてないような教員は追放すべきです。
まして子供たちに日本国歌を侮蔑の対象として、教えることなぞ教員の風上にも置けない!即時免職を要求しましょう!
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記事引用:産経新聞
日の丸・君が代
ヘッドライン
教員指示か卒業生、国歌斉唱起立せず
大阪府門真市の市立第三中学校で今月13日に行われた卒業式で、約170人の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず、その多くが斉唱もしなかったことが26日、分かった。式に出席していた3学年の担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという。学校側は事前に教員が卒業生に不起立を促した可能性があるとみて担任らから事情を聴いており、事態を重くみた府教育委員会も調査に乗り出した。(産経新聞)
[記事全文]
抗議先:大阪府教委、門真市教委、門真第三中学校
お邪魔します
読み終わったらなら、再度、写真を見なければやってられない内容ですね
この手の話は本当に陰湿で根深い
茶化すつもりは全くありませんが、私の理想とする女性の映像でも見て
気晴らししてください(笑
http://jp.youtube.com/watch?v=RlX4-oH-8rE&feature=related
会して議せず、議して決せずの怪議が続く国怪ですが。
一日24時間、一年365日、の決まり事は小学生でも知っています。
しかし、もっと議論をと言い続ける人たちは、
オリンピックイヤーは1日しか余裕が無いのに、
さらに有るとでも思っているのでしょうか。
ガソリンスタンドの悲鳴が聞こえてきます。
不動産関係業者の悲鳴も(登録免許税が倍になるのは大きいです。)
一年の周期を忘れない桜の花だけが、何も言わず開花している姿は皮肉ですね。
いや~うらやましい。東京地方は旨くすると、桜が持ちこたえればの話でしょうが、入学式の頃にまさしく桜の彩を加えた入学式になるでしょうね。画になるでしょうね。私はこの季節、桜ではなく春の日差しで暖められた土のむせ返る様なにおいで春を感じますね。私はそのにおいを「春の香りがする」「春のにおいがする」と一人で言っていますがね。今回の記事本文には関係のないコメントでした。
>約170の卒業生のうち男子生徒1人を除く全員が、国歌斉唱時に起立せず
この男子生徒に拍手。偉い、君は男だぞ!。
>担任、副担任計11人のうち9人も起立せずに斉唱もしなかったという
相手は9人か。サラシ良し、チャカ、ドスOK。手榴弾にバズーカくらいで充分かな?。反日教師に天誅!。
何か、血圧上がる話題が多いなあ~。
http://www.pekinshuho.com/yzds/txt/2008-02/29/content_101402_3.htm
政治的宣伝意図を有するものではない、と言えるのでしょうかね。
話は変わりますが、本日の参議院文教委員会で衛藤晟一先生が、昭和24年文部省事務次官通達「社会科その他、初等および中等教育における宗教の取扱について」を取り上げていましたね。
渡海文部科学大臣は「既に失効していると考えている」、「神社仏閣と靖国神社、護国神社は差別されない」、「一部誤解があるようでございましたら、今後誤解が生じないように適切に対応してまいりたい」との事。なんだか、脱力するような話が多いですね。
・小中学生は「靖国訪問禁止」“亡霊通達”今も
http://sankei.jp.msn.com/life/education/080313/edc0803132238007-n1.htm
>私の理想とする女性の映像でも見て気晴らししてください(笑
拝見しました。
私の好みから言えばタッチの南ちゃんのほうが…(^^;。
文科省は特にそういう傾向があるかもしれませんが、文科省に限らず、霞が関の官僚には護憲派・左派が多いのが実態だと思っています。そうではない某官僚は以前、「財務省の役人と憲法の話などすると、改憲なんかとんでもないという人ばかりだ」と語っていました。私の経験上、厚生労働省も総務省も、もちろん人によって違うのは当然ですが、どうみてもサヨク・リベラル派だなという官僚がたくさんいました(そっちが主流かも)。>これがうまくいっていない理由は、山谷さん、義家さん、あるいは安倍さんのような物の考え方の政治家が残念ながらマジョリティではないからということに尽きると思います…。これについて、安倍前首相はずっと、保守政権でリレーしたいと言っていました。保守政権が10年続くと、官僚は保守派でないと出世できないと浸透し、学習能力はある官僚のことだから、みんな保守系の勉強をしてそれを身に付け、それが主流になるという意味も含めてのことだと理解しています。ただ、現在は保守派では決してない人が首相になり、安倍氏のその考えは思うようになりませんでしたが…。
官僚も大臣も「手続きは適正に行われた」とホザいていましたが、本来の主旨がすっぽり抜け落ちていますよねえ。。。
「手続き」って判子押すことなんでしょう。
何が悲しくて反日映画を我々の税金で支援しなければならんのか。
何が哀れで日教組を我々の税金で昇進させなければならんのか。
11万6,000人集めて抗議集会すれば、渡海氏は750万を返還し、政治活動教職員を排除してくれるのでしょうか。
実は、福田首相が緊急記者会見を開くという情報が入ったとき、産経政治部では各担当部署の代表が集まって紙面づくりについて話し合う週に一度の「キャップ会」という会議をやっていました。当初は何の記者会見か分からなかったので「辞任か?」という見方も出ていました。まあ、結果はああいうものだったわけですが、この勝負がどう出るかはまだ分かりませんね。今国会での自民と民主の二大政党の対応について、国民新党の亀井静香氏は「バカとアホの絡み合い」と酷評していましたが…。
怒るべきこと、呆れること、呆気にとられて笑うしかないこと…は本当にたくさんあるのですが、根気よく、一つひとつつぶしていくしかないのだろうと思っています。どうやったら国民世論を味方につけられるのかという課題は、けっこう難しいのですが…。
私も怒っています。
なぜ反日の映画に助成金が…
なぜ先生が違法行為をしても免職にならないのか…
なぜ子供の一生に一度の中学卒業を踏みにじる権利が先生にあるのか…
なぜこんなことが全て許されてしまうのか…
そして私は考えてしまいます。
なぜ「日本」を憂う人たちが一つの力になれないのか…
阿比留さんへの質問ではありませんので…、念のため。
こんばんは。そうですね。日教組にとって、昨年の参院選の結果は、快哉を叫びたいぐらいだったでしょう。参院政府を民主党が率いている以上、日教組問題を国会で追及することは、事実上、無理になってしまいました。官公労の横暴、傍若無人な振る舞いと根拠のない不当な厚遇の受益が、どうして一般国民に届かないのかと、本当にもどかしく感じます。
文化庁は「自分の祖国・日本を悪く悪く捉える」と言う戦後の文化はしっかり守ってるんですね。
今の日本人一般の平均的な感覚を反映してるのでしょう。何かあれば「国が悪い」「政治家が悪い」ですから。私は「そういう国民大衆が一番悪い」と思うのですが。
あと今放送してるNHKのドラマアンコール「海峡」も酷いです。
銭湯に入った俳優・豊原功補が、
「朝鮮人に日本名を強制した!」
「朝鮮人に朝鮮語を禁止した!」
「毎朝皇居遥拝して、何かあれば天皇陛下万歳。ぞっとする!」
また別の女優が、
「朝鮮人には選挙権が無いからね〜。無理矢理内地に引っ張ってきたのに。」
ですって。
よくこんな恥ずかしい嘘、もはや嘘であり間違いであると明白になったデマを平気で言えるものだと呆れました。
こんなドラマの台本見て出演する役者も役者ですけど、そもそもドラマにするのがおかしい。
日本人の敵の一つは、嘘やデマを言い、歴史事実を極端に悪く悪く解釈する日本人であるのは確かにその通りだと思います。
本当にNHKを解約して良かったなぁと思いました。
え?解約したのに何で中身を知ってるのか?
念力ですよ念力。超能力でございます。
国民の理解が得られないのは
保守系議員が信頼されていないからではないのでしょうか。
特に戦後の自民党体制が変わらなければ利権体質が変わらず
それではどうにもならないと考えている人達が、無党派層には多いものと考
えます。
その様な人達をどの様にして保守側に取り込んで行くのか
その事を考える必要があります。
気晴らしをありがとうございます。私の理想は…ずっと以前はあったような気がしますが、最近は思いつかなくなりました。寂しい人生かも(笑)。
こんにちは。私は、故小渕元首相と同じく、通年国会論者です。どうして通常国会がわずか150日でなければならないのか、法案を審議し、成立させるためにそれを延長するとマスコミから批判されなければならないのか、私には分からないのです。
こんにちは。私は福岡県出身なのですが、もう30数年前の小学校の入学式の際に、校庭の桜が満開(かそれに近かった)のをいまだに覚えています。春のにおいには特に印象はないのですが、草深い田舎育ちなので、初夏に草が発する濃厚なにおいはときどき思い出します。
その亡霊通達が今も生きて利用されていたこと自体、GHQによる占領体制をいまだにありがたがる(利用している)人たち、勢力がたくさんいることを物語っていますね。全く、どうしようもない…。
こんにちは。>11万6,000人集めて抗議集会すれば、渡海氏は750万を返還し、政治活動教職員を排除してくれるのでしょうか。 …今の政治家はポピュリストでないと務まりませんから、意外と効果があるかも。ただ、保守派に(実数は1万8000人にしろ)主催者発表で11万人と言えるだけの人間を集められるかどうか…。
私は、こうした問題の多くに、自治労、日教組などの官公労の存在が陰を落としているように思うのです。現在の参院は、国民の選択の結果、まさにその官公労グループに牛耳られているわけですが…。地位と身分が保障された上でのイデオロギー闘争、政治ごっこはもう勘弁してほしいと思います。
> この勝負がどう出るかはまだ分かりませんね。
私は福田氏の決断を評価していますが(道路族の驚きからも英断と思う)、政局一辺倒の民主党に怒りを感じます。日本人以外には喜劇でも、国民には悲劇です。
おはようございます
>南ちゃん
いいですね、やさしく、強く、才色兼備ですね
ご覧頂いたゲームキャラ「真行寺さくら」は、北辰一刀流の使い手です(笑
明治時代の要素をたくさん取り入れているゲームなので、当時大変興味あり
がました
不思議な事に若い世代に大変人気がありました(おたく以外にも)
明治時代のファッション、価値観は若者にとっても憧れるもののようです
こんにちは。私がNHKの大河ドラマのたぐいを見る気がしないのも、その種の歴史問題に関するすりかえ、事実誤認というよりも歪曲が散見されるからです。NHKは左派労組が強いので、長い間、自衛隊の災害活動などの映像すら放映しようとしませんでした。そのNHKに対し、国会議員は敵に回して攻撃されたり、懐事情を探られたりするのがいやなものですから、与野党とも予算はしゃんしゃんで賛成しています。>解約したのに何で中身を知ってるのか?念力ですよ念力。超能力でございます。…素晴らしい能力ですね。願わくは、全国民にその能力がたまわらんことを。
その問題は、本来、保守思想なんて全然持っていないただの利権屋政治家が、「保守本流」などと自称してきたからかもしれません。教科書問題や歴史問題、外交問題など全く票にも利権にも結びつかない活動をしている保守派の議員たちは、もっと正当に評価されていいと思うのですが…。
民主党のこれまでの対応が無責任でひどいのはその通りですが、今回の件は、福田首相にとって「決断」というよりも「賭け」という方が当たっている気がします。首相が決めてその通りに実行されるのであれば決断の名に値しますが、今のところそれは分かりません。また、福田首相自身、いまひとつそこに自信をもっておらず、とにかく窮余の策にうって出たという印象です。まあ、今まで何の勝負もしなかった人が、初めて勝負に出たという意味では評価してもいいですが…。
日本弱体化がその目的で、何れ共産化しよう(もうなってる?)という思惑。
世界共産センターの配下になる、支那共産化(これは80年の歴史がある)。
そして、天皇制の廃止へ、というのが最終目的でしょう。
日本文化を破壊する、文化庁ですね。
>福田首相にとって「決断」というよりも「賭け」という方が当たっている気がします。
あの記者会見をみていて、「何で政治生命をかけて」と加えなかったのかが判りません。
民主党に拒否されても「じゃあ辞めた!」と言わないし…。潔さという武士道精神を知らないのか?。
日本文化を積極的に破壊しようというよりも、日本文化に関心がないか冷淡なのではないかな、とそんな気がします。
福田首相は、昨年九月の麻生氏との総裁選候補討論会で、首相に必要な資質とは何かを問う質問に対し、「辞め際だ」と訳の分からない回答をした人ですから、辞め際に注目したいと思います。
この記事を読んで居て、相変わらず日本の役人は単なる「馬鹿」な奴ばかりだと、ただ呆れてしまいます。
全く日本の国益、立場をわきまえず、働いているのだと呆れてしまいます。
おそらく、今までも「中国や韓国に恫喝」されても、「はいそうですか」と言われる通り言いなりに成っている様子がみえ、こんな奴等に日本が壊されていると思うと、日本の将来を危惧しています。
この中に「高塩至文化庁次長」の発言に「記録映画専門委員会(6名の専門委員)の合議の上、審査が行われ、」助成が決定されたと有りますが、この専門委員とわ、誰が選び、どんな人物なんですか?
何故他の国会議員等ももうすこし、真剣に取り組まないのか、不可解です。
こんな組織は早く、改善する必要が有るのではと思って居ます。
愛国教育は、現官僚にこそ必要なのではないでしょうか
独立行政法人、日本芸術文化振興会に問い合わせたところ、メンバーはホームページに掲載されているとのことです(ちょっと分かりにくいですが、基金の欄の助成実績を開いてください)。人選の基準については「当会で選んでいる。たくさん映画についてご存じの方で、この方なら判断できるだろうという人を選んでいる」とのことでした。
保守政権が十年続けば、官僚はほとんど保守化すると言いますが…。サヨク・リベラル政権が続く限り…。
>heavyheavy様
> 文科省は特にそういう傾向があるかもしれませんが、文科省に限らず、霞が関の官僚には護憲派・左派が多いのが実態だと思っています。そうではない某官僚は以前、「財務省の役人と憲法の話などすると、改憲なんかとんでもないという人ばかりだ」と語っていました。私の経験上、厚生労働省も総務省も、もちろん人によって違うのは当然ですが、どうみてもサヨク・リベラル派だなという官僚がたくさんいました
これってやはりキャリア制度の弊害でしょうか。筆記試験が得意で東大あたりの見栄えのいい左翼洗脳完了済みが官公庁に入り込んでいるのでしょうか? 特に60−70年代頃の学生運動華やかな頃は大量に流れた行ったのでは。
仮説の域を出ませんが、学校秀才=教科書や授業をそのまま受け入れ、吸収する能力だとしたら、マルクス史観教科書の記述と日教組教師の教えが深く染みついているのかもしれません。特に内閣法制局などはOBが強く、政府解釈の変更でも試みようものなら、「俺の過去の答弁を無にするのか」と圧力がかかるとかいう話もありますが…。
>李纓氏「私の映画が具体的に示しているのは菊と刀で、その二者の間の関係です。最後に問いただす最もカギとなるのは、やはり天皇の問題です。天皇の問題が解決されず、永遠に曖昧のままに過ぎ去れば、靖国神社の問題を解決することはできません。」
でもどうしてこのような、中共の手先みたいなのが、堂々と日本にやって来て、活動出来るのか分かりません。 例え一歩譲って手先でなくとも、何故、洗脳完了済みを易々入国させるのか分かりません。
中共からの人間に在留や帰化を許可する場合も当然、デブリーフィングをするべきだとおもいますね。
>parkmount様
> 仮説の域を出ませんが、学校秀才=教科書や授業をそのまま受け入れ、吸収する能力だとしたら、マルクス史観教科書の記述と日教組教師の教えが深く染みついているのかもしれません。特に内閣法制局などはOBが強く、政府解釈の変更でも試みようものなら、「俺の過去の答弁を無にするのか」と圧力がかかるとかいう話もありますが…。
今の民主党と同じで、「国民の為」と口からは出てくるが、その眼は「どっち向いてるんや」と云いたくなりますね。 小泉さんじゃないが自民党潰しより、官僚潰しで「誰が主人なのかの躾け」をしなければだめですね。 首相の椅子が空っぽでは無理ですが。
To カムカムさん
>本当にNHKを解約して良かったなぁと思いました。
>え?解約したのに何で中身を知ってるのか?
>念力ですよ念力。超能力でございます。
=>このドラマ酷い「やらせ」ですね。在日への参政権付与問題喧しいところへタイムリーに放送するNHKのノー天気ぶりには辟易です。解約おめでとうございます。私も解約しました。