この写真は昨日午後、G8外相会合のインターナショナル・メディア・センターが置かれた京都市の国立京都国際会館の廊下に、外国人記者向けに資料として提供され、ひっそりと並べられていた拉致問題の資料です。横田めぐみさん拉致事件を描いた英語版の漫画「Megumi」(写真左上)が目を引きました。

     

 そして、これが今朝撮った同じ場所の写真です。「Megumi」はすべてなくなっていました。また、同じくめぐみさん拉致事件のDVDや拉致事件全体を紹介するDVDもだいぶ減っていました。多くの外国人記者が手に取り、読んだか持ち帰ったということでしょう。G8外相に同行して日本に来た各国の記者たちは拉致事件について聞いたことがある程度で、ほとんど何も知らないと思います。こうした地道な広報活動が世界に拉致問題への関心を広め、早く実を結ぶ日が来ることを祈っています。

 拉致問題をめぐる闘いはまだまだこれからですね。