本日、午後4時から衆院第一議員会館で開かれた「国籍法改正案」緊急対策会合に行ってきました。会合の中身については、別の記者が記事にすることになったので、私は興味深く感じた部分について記そうと思います。それは、出席した14人の議員の多くが、口々にネットを通じた反応について言及したことと、国会議員たちが閣議決定に加わった閣僚を含め、本当にこの改正案の中身について知らなかったという事実などです。間抜けな話ですが、これが現実でしょう。
会合では、まず無所属の平沼赳夫氏が「今はインターネットの時代で、毎日全国から大変な量のこの法案に関するご意見が寄せられている。無茶苦茶な歯止めのない法案だ」とあいさつし、赤池誠章氏がこれまでの経緯を説明し、米ニューヨーク州弁護士の資格を持つ牧原ひでき氏が世界各国での移民の家族呼び寄せ時に実施されているDNA鑑定について簡単に説明しました。
牧原氏は、「調べてみると、スイスは従来の日本の法律(国籍法)と全く同じだ。ドイツは今回の日本と同じような改正を行ったところ、偽装認知などの事例がみられた。日本はドイツと同じ失敗を繰り返すことになる。DNA鑑定は有効であり、世界的にも事例があることだ」と語っていました。会合で配布された各国の移民の家族に対するDNA鑑定の様態は以下のようでした。
・イギリス…1990年代から実施されている。法的根拠はないが、移民行政によって行われている。口腔組織を採取し、政府により権限が与えられている機関で分析する。費用は、国が負担する。
・イタリア…2005年3月から実施されている。移民に関する統一法典を改正する2004年10月18日のデクレに法的根拠がある。血液または唾液を採取し、政府により権限が与えられている機関で分析する。費用は、申請者が負担する。
・オーストリア…2006年から実施されている。法的根拠及び詳細は不明。
・オランダ…2000年2月1日から実施されている。1999年6月23日に、国会でDNA鑑定が認められ、2000年1月27日に関係法が公布された。口腔組織を採取し、政府が権限を与える3つの機関で分析が行われる。費用は申請者が支払うが、親子関係が証明されれば、払い戻しを受けることができる。
・スウェーデン…開始時期については不明。現在、法的根拠はない。血液を採取し、国立法医学研究所にて分析する。費用は、申請者が負担する。なお、DNA鑑定に関する法制度を現在策定中である。
・ドイツ…開始時期については不明。現在、法的根拠はないが、ドイツへの外国人の入国及び滞在に関する2004年8月5日の法律に拠って行われている。唾液を採取し、政府により権限が与えられている機関で分析する。費用は、申請者が負担する。なお、DNA鑑定に関する法制度を現在策定中である。
・デンマーク…1994年から実施されている。1996年からさらに強化されて実施されている。外国人法第40条Cが法的根拠である。血液を採取し、コペンハーゲン大学で分析する。費用は、政府が負担する。
・ノルウェー…1999年から実施されている。法的根拠は不明だが、DNA鑑定の態様については、2002年の通達に従って行われている。唾液を採取し、イギリスの政府認定機関に送付され、分析される。費用は、国が負担する。
・フィンランド…2000年6月から実施されている。法的根拠は、2000年3月1日に改正された外国人法である。血液または口腔組織を採取し、ヘルシンキ大学または政府が認定する医学研究所で分析する。費用は、国が負担するが、分析の結果、血縁関係が認められない場合には、費用は申請者が支払う。
・ベルギー…2003年6月から実施されている。法的根拠はない。血液を採取し、ブリュッセルにあるエラスムス病院で分析する。費用は、申請者が負担する。
・リトアニア…詳細は不明。
これは移民の話なので、日本の場合と単純比較はできないかもしれませんが、それにしても割と最近になってDNA鑑定を導入したり、制度の整備に取り組んだりしているところが多いようですね。さて、その後、自由討議に入ったのですが、こんな意見が出ていました。
中川義男氏 この法案に関するメールはすごく多いですよ。選挙民から非常に抗議が多い。それを見て私も「この法案はなんだ」と気が付いた。地元でいろいろ問題になって初めて分かった。選挙、選挙でほとんど国会に来ていなかったときの話だ。
戸井田とおる氏 今までは法案に問題があると、必ず(党内手続きなどの)どこかで引っかかって、総務会でもめて部会に差し戻されたり、常識ある人が止めていたが、今回はそうならなかった。
一般の人はこの法案について知らない。人権擁護法案のときの反応とも今回はケタが違う。きのう午後6時半にアップしたブログにさっき見たら300件の書き込みがあった。この法案が通ったら、国会は何やってるんだということになる。
稲葉大和氏 私は総務会の一員だが、総務会での法案説明の中で、この法案はそれぞれの先生の意識の中にほとんどなかった。私はうちの息子から「お父さん、この法案はおかしいよ。ちゃんと発言してよ」と言われて発言したが、私の発言に意識を持ってくれたのは中山太郎先生だけだった。
その後、どんどんホームページなりブログなりにヒットしてくるようになった。それだけ国民のみなさん、特に若い人の方が理解している。
中川氏 メールを見ると、書き込む人は間違いなく自民党を支持するような人たちだ。そういう人たちがあれだけ反応していることに全く応えないとなると、選挙にも影響する。間違いなくそう思う。
木挽司氏 自民党の手続きの在り方にすごく不満だ。今、自民党が存在意義を問われている。こんな自民党を何とかしたい。
土屋正忠氏 自民党も政局に振り回されている。この問題もちょうど、選挙で気もそぞろのときにちょこちょこっとやって、いつのまにかこうなった。
平沼氏 解散総選挙という状況で、みなさん関心がなかった。私のところにも、閣僚から連絡があった。「あんた、閣議で花押を押したんじゃないの?」と言ったら、「流れ作業で分からなかった」と言っていた。麻生太郎だって知っているわけないよ!
会合終了後、議員会館の受け付けでは、この日、国籍法改正の動きを何とかストップさせたいと集った20数人の若者が待ちかまえていて、赤池氏や戸井田氏と話していました。みな真剣な面持ちで議員らの話に耳を傾け、自ら意見を述べていました。
残念ながら、今のところ明日の衆院法務委員会、衆院本会議での法案採決、衆院通過の流れは変わっていません。ただ、きょう集まった議員たちは明日の朝まで、法務委員長や法務委員会筆頭理事、各委員らに申し入れを行い、働きかけを続けるということです。明日の委員会では稲田朋美氏が質問に立つとのことで、私も審議を見ようと考えています。
コメント
コメント一覧 (103)
この会合に集まった議員の先生方には、最後まで阻止に向けて頑張って頂きたい。
賛成は見事にXX系、特定の8時間お雇い投稿者。新聞社系で阿比留さん以外ほとんど書いていないのも訝しい。平沼氏や戸井田氏・稲田氏に期待するしかないのか。続報期待します。
当該法案担当課の法務省民事局民事第一課の言うには、DNA鑑定は外国人差別になるからできないと言ってましたが、他国で現にDNA鑑定されている事に関して法務省は何を言っているのかと今まさに思いました。
自民党もDNA鑑定は外国人差別になるからと言ってました。
本当に彼らは日本国民の血税を享受しながら、何を調べ、どういう回答を導き出しているのかと憤りを感じます。
また当該法案担当課の法務省民事局民事第一課の若い役人は「日本国は日本国民のためにあるのか、外国人のためにあるのか」という問いに対して「日本国民のためでもあるし、外国人のためでもある」と私にハッキリと言いました。
日本政府は日本国民と外国人を並列に見ているという顕著な事例と言えます。
日本国の為に献身されてこられた私達日本人の祖先は外国人の日本での生活の向上、権利増大の為に日本国の為に血や汗を流して献身されてきたのでしょうか。
ちなみに衆議院民主党政調に聞きましたら、当該法案は党として賛成と明言していました。
応援しております。日本の文化を守りたいです。
産経新聞の皆様に期待しております。
議員さんたちの発言を読むにつけ、阿比留さんがいつもおっしゃっている、
「国会議員ほど有権者の声を気にしている者はない」
という言葉の意味を実感いたしました。
今回ばかりは私も、センセイ方にメールを送りまくりました。
多少なりとも効果があれば良いのですが。
まだ、政治の中枢に国民に向かい合ってくれていて、必死になって動いてくれている人がいるのが伝わりました。
現在、テレビも新聞(サンケイも新聞ですが)も情報が遅くて、偏向がかかっていて、大事なものが報道されずに、年々、日本語や情報の間違いが増えていっています。
天気予報や地震速報ですら、ネットから携帯に転送されるものが一番早く詳しいです。
今回のことで、ネットの回線でつながっている人の多くが、ごく普通の市井の人々であることが、政治家の皆さんに、また少し実感されたのではないでしょうか。
政治家の皆さんもどうかネットを通して、国民に直接意見を述べられたり、こくみんの声に耳を傾ける機会を増やしてほしいです。ネットなら、よほどのことがない限り、FAXの用紙がつまったりなどという面倒はありません。そして電波やケーブルさえつながっていれば、山間部でも、詳しいニュースや世界の動きを知ることができるのです。
どうか、政治家の方とお話する機会があったら、そうお伝えください。
サンケイも、政治,社会,文化,生活の、価値ある濃い情報量をネットやポッドキャストで発信してくれたら、有料でも購読したいと思います。(記者の人は、印刷する時間に縛られなく分、仕事が大変になるでしょうが……)広告が全くないのなら、有料でも喜んで電子新聞として購読する人が多いでしょう。
続報や紙面での展開、期待しております。
あきらめたら。負け!
今から、メール、FAXにて抗議します。
継続は力なり!
今回の事は、万が一法案の行方に影響を与えなくても、議員にネットからの声が届き、彼らの動機か道具には成り得るということを証明した、画期的なことだと思います。
あとは、いかにそれを広げるか、また議員に都合良く利用されないような力にするかだと思います。
もちろん選挙の結果に反映するのが一番ですが。
恐縮ですが、折角の機会ですので正直なコメントを書かせて頂きます。
容易に国を転覆させられる法案が「流れ作業」とは…正直、落胆致しました。
異常なまでにお忙しいとは思いますが…さすがに、有り得ません。
「国会議員」という存在の本当の目的を見失われているように思います。
また我々も「我々は日本国民である」という意識を忘れていたように思います。
私の身近な人間の意見を聞きますと、
ニュースの影響からか「自民はダメだ。」という意識が日に日に大きくなっているようで
政治に興味のない人間は民主に投じてしまうと予想しています。
少しでも興味のある人間の中では、多くの問題を見聞きした結果、
「民主もダメだ。社民公明もダメだ。…国会議員は全部、ダメだ。」と考える人間も多く居ます。
(これが結果的に政治への興味のなさに繋がっているのではないかと考えています)
「雨降って…」とは言いますが、この破滅の危機に際し、
多くの国民が政治というものに興味を持つであろうと考えています。
国のため、世界経済のため、我が子のため…果てはご自分のためにも、
どうか、この法案に対し、一切の妥協を、捨てて頂きたい!
そう考えております。
よろしく、お願い致します。
東京に住む22歳の大学生です
ブログ拝見しました、
先生方の誰にも注目されないのに
日本のために努力する姿に涙がでました。
こんな政治家がまだ日本にもいるのだ!と
勇気づけられました。
ぜひ国籍法改正を阻止してください
お願いします。
先生方が頼りなのです。
記事のアップどうもありがとうございました。
なんでほかのマスコミでは誰もこの法案を取り上げないのでしょうね。
上の記事の情報は採決前日ではなく提議される以前に
話し合われておくべき内容だったのではないでしょうか。
もう時間がないけれど絶対阻止してほしいです。
産経新聞に期待しています。
先ほど自民党と民主党への街宣から帰宅しました。
ありがとうございます、こういう報告を待ってました。明日も朝から衆議院前に出かけます。
ご覧の皆さん、まだ間に合います。どうか国籍法反対をファックスで議員に訴えて下さい。エントリーにもあるように、ネットが政治を変えるかも知れません。
どうかよろしくお願いします(--)。
なんか、ネットでのみんなの思いが伝わったみたいで、すごくうれしいです。
なんとか正常化してもらいたいものですね。
明治維新以降の西欧文化、思想の真似事をやってきたツケのやうなものがいま、つぎつぎと「日本の伝統」を破壊せしめてるやうな気がしてなりません。古代のギリシア、ローマ、ヘレニズムを経て、中世の宗教裁判や近代の帝国主義戦争の歴史は、キリスト教による「ひとつの考へ方」を全世界にひろめて行かう、といふのといっしょであって、それでもなほかつ、「保守」をつらぬいた、今日の産経紙面でもとりあげられた西郷どんが、やはり偉大であったなあと、痛感するしだいであります。でまた、申し訳ありません。
やっと報道が取り上げ始めた様ですね。
日本国籍取得要件の改正法案 ネット上に反発、自民にも懸念
11月17日19時25分配信 J-CASTニュース
毎日新聞も記事にしているようです。
これで議員諸氏も改めてネットの威力を見直し国政に反映していただきたいものです。それにしても閣議決定の経過を聞くと唖然とします。そんな閣僚は即辞任してしまえ!
それが「官主導」の現在の政治のありようを表しているのかもしれません。特にみんな選挙と景気対策で頭がいっぱいでしたから。
こんばんは。きょうの会合には、NHK、日経、時事、ジャパンタイムズなども取材にきていました。さてどんな扱いか、明日の紙面が楽しみです。
本論から外れてしまいますが、ネットの反応がそれほど強い力を持っているであれば、憲法改正についてももっとどんどん問題提起していただきたいですね。国籍問題を枝葉末節とまでは言いませんが、国の根幹に関わる憲法に関してネットの力を利用しもっともっと真剣に改正に向けて論議をしていただきたいところです。ネットの力がそんなに強いのであれば、毎日エントリがあってしかるべきと思います。
>この速報がなければ、今日眠れなかったかも(笑)…。私はたまたま昨夜はあまり寝ていないので、きょうはぐっすり眠れるのではないかと期待しています。明日もまた朝9時から衆院法務委員会ですね。
ただ、この日の会合でも、問題意識は共有しても、あす採決という最終段階をどうやってひっくり返すかでは、本当に有効な手立てはだれも思いつかないようでした。最後まで訴えつづけるということしか。
採決に向けての材料に
選挙に行く前に知って欲しい、日本を売る政治家たち
ttp://senkyomae.com/
こういったものが熱心な政治に興味のある若者に出回ってますよとおっしゃったらどうでしょうか?
国民は先生方の動きを非常によく見てますよと・・・・サイトに興味がある方は間違いなく選挙に行く方ですしね。不景気ですからなかなか先生たちも有効な景気対策が見出せないはずですよ・・・
国民の方々一人一人の意見がいかに大事かということが伝わったらいいなって思います。
今回の動きもだいぶ悟られており、改正されているでしょう。
また、これに限らず似たような情報サイト等はあちこちに点在しております。不都合があれば私のコメントを消していただいて構いません。
少し前のエントリーでもコメントさせていただきましたが、国籍法改正に単純に反対することには、大義名分がありません
DNA鑑定が、必要との改正に「前向き」の条件闘争が必要だと思います
保守派も、阿比留さんがおっしゃるように「ずる賢く(=リアリストに)」なりましょう
先日の田母神さんに対する、雪斎さんの「正論」のスタンスが、「真の」保守派には必要だと思います
愚かな味方は、足を引っぱるだけではないでしょうか
> 平沼氏 解散総選挙という状況で、みなさん関心がなかった。私のところにも、閣僚から連絡があった。「あんた、閣議で花押を押したんじゃないの?」と言ったら、「流れ作業で分からなかった」と言っていた。麻生太郎だって知っているわけないよ!
平沼氏のこの言葉に全てが語られていると考えます。
現職議員からその多くが選出される閣僚により構成される内閣において、慣例で署名の流れ作業をおこなうだけの閣議なんざ無意味を超えて有害でしかないでしょう。
いかなる法案にも目的と懸念事項は存在するが故に法案提出から審議の決定、そして討議して採決というプロセスを国会において定めているはずなのに、与野党問わず政局優先で法案の可否だけを判断し、大手マスメディアは政局化しそうな(できそうな?)事案のみを報道する現状...ネットの影響力が増し、何人かの議員が動いてくれた事は大慶の至りですが、この現象に対して未だ法案推進派からの「説得」が無い現状は、日本の立法システムの欠陥点を表しているとも言えるのではないでしょうか?
> ...各委員らに申し入れを行い、働きかけを続けるということです。
遺憾ながら衆議院通過は現状で確定的...で、参議院法務委員会の面子はどないやねんと覗いてみたら...委員長が公明で民主が主導って...orz
虚偽届出に罰則があるにはあるが、その届け出が真実か虚偽かの審査は誰がどういう基準でやるのでしょうか。おそらく届け出を受け付ける時点で見破るのは至難でしょうね。
偽装結婚の場合もそうでしたが、外国人がらみの他事件の捜査の過程で判明することが多く、この国籍の虚偽届け出もそうならざるを得ないような気がします。つまり、虚偽が判明するのは氷山の一角になるのではと思います。
>明日衆院通過の流れに変わり無し…ですか。無念です。衆院解散のバカ騒ぎ、深刻な世界経済不況のさなか法改正を進めてきた者達の根底に、火事場泥棒の卑劣な匂いを強く感じます。
おら方選出の代議士センセイのHPのQ&Aにメールしましたが、今のところ無反応です。
こんばんは。
本当に国民が求めている情報を速報して頂き、心よりお礼申し上げます。
いわゆる保守的なネット市民を「ネット右翼」とレッテル貼りする風潮がある中、少なからぬ政治家に対して、その誤解を解くいい機会になったように思います。
また、政治家と一般国民との距離が少し縮まったようにも感じました。
真の意味で、国民の声を政治家に届けるために、今後この流れをより熟成させていく努力を、私たちは求められていると思います。
今回のネットでの、見知らぬ人同士の連携プレーに、ちょっと感動しました。
この際、閣議決定のシステム自体も見直すべきだと思います。
>NHK、日経、時事、ジャパンタイムズなども取材にきていました。
朝日、読売、毎日、NHK以外のテレビ局は来ていなかったのでしょうか?
取材、お疲れ様でした。
少々御意見を!
To 切葉鳩@Free Tibetさん
>>今回の「ネットでの反響」のかなりの部分は某団体の煽動しております。
意味不明ですね。明確の団体名を書いていただけますか?
>また移民問題と国籍の問題をゴッチャにしているのも僕は感心しません。
移民問題はまったく次元の違うものです。国籍問題と同じに扱うことは間違っていると思います。
>
>今回の改正法には罰則規定もありますから、「これで日本が侵略される!」とやってる方は頭を冷やしてから考えてもらいたいと思います。
充分に熟慮し頭を冷やして考えても悪法です。日本の利益にはなりません。
>偽国籍ビジネスは裏ビジネスとして既にあります。敷居が高いからこそ裏ビジネスとして成立する、という点も考えてもらいたいと思います。
これ以上の敷居を低くするような悪法には反対せざるを得ません。
>僕は移民対策として本人同定に有効なDNA鑑定は確かに治安対策として有効でしょうが、国籍問題を考える場合、さほど意味を為さないと思います。むしろ、法的な部分より社会規範や共同体のあり方の方を考えていかないと、根本的には解決しない問題のような気がします。
確かに法的な部分より社会規範や共同体のあり方を考えることは重要でしょうが、今日本で犯罪者の多くは中国人、韓国人が一位、二位を占めているのをわかってますか?彼らの多くが日本に来て犯罪を犯し日本人の生活に不安を生じさせているのです。このような犯罪者も今回の国籍法改正で日本人になる可能性が大なのです。日本人の生善説を利用してくるのです。
根本的に解決する前に犯罪者の入国を食い止めるために反対しているのです。また、処罰も軽くって抑止にはなりません。DNA検査が最低条件です。
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コメントをアップしたら何故か上のようになってしまい、お目汚しすみません。
エントリにもありましたが、村山談話の出自となった土井議長時の決議といい、人権擁護法案やこの法案といい、立法府での「抜き打ち」という倫理的な(?)脱法行為を排除するよう、手続きの早急な見直しが必要ですね。
議員各位にも改めて自覚を促したいと思います。
当法案の内容は何をかいわんや、です。
村田吉隆国対筆頭副委員長は。(反対論は)トゥー・レイト(遅すぎる)だ」と応じない考えを示した。
「偽装認知の危険あり」 国籍法改正案に反対の議連結成
2008.11.17 22:14
未婚の日本人の父と外国人の母の間に生まれ、出生後に認知された子が日本国籍を取得する際、その要件から「婚姻」を外すことを柱とした国籍法改正案に反対する有志議員が17日、「国籍法改正案を検証する会合に賛同する議員の会」(発起人代表・平沼赳夫元経済産業相)を結成した。この改正案は偽装認知による国籍売買を招く恐れがあるとして、18日の衆院法務委員会での採決の延期を求めることを決議した。
現行国籍法で、出生後の認知のための要件となっている「父母の婚姻」は、6月に最高裁判決で違憲とされた。このため、政府は改正案を今月4日に閣議決定。自民、民主両党の合意により、18日の衆院本会議で可決される見通しだ。
会合には議員本人14人を含む38人が出席。平沼氏が「男性が証拠もなく認知をすると日本国籍が獲得できる、むちゃくちゃな歯止めのない法律だ」と指摘した。出席者からDNA鑑定義務化や偽装認知の罰則強化を求める声が相次いだ。
だが、自民党の村田吉隆国対筆頭副委員長は17日の記者会見で「自民党として党内手続きで了承している。(反対論は)トゥー・レイト(遅すぎる)だ」と応じない考えを示した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081117/stt0811172215005-n1.htm
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国会は解体すべきですね!! 国民の方を向いていないのが明瞭になりました!!
ネットの反響と主権さんや黒田さんは全然関係無いと思いますよ。今回は多くのそれこそ無所属一般の方が思い思いに行動した結果です。私は産経の記事で知って行動を起こしましたし。一団体で何万人も一斉に動かせるなら今頃保守層の天下になってますよ。
なんか、すごく不気味なんですが。。
http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-278.html
>国会議員たちが閣議決定に加わった閣僚を含め、本当にこの改正案の中身について知らなかったという事実などです。...やれやれ、ですね。立法府の人間がその内容も知らずに法案を通すなど、情けない限りです。子供が、勉強もせずにいい点数を取らせてくれと言うようなものでしょう。国家の重大法案を、流れ作業でわからなかった”なんて、言い訳にもなりません。
やはり政治家達には常に首に縄をつけて、監視の目を怠ってはなりませんね。今はネットという縄もある事ですし。
やっと、メディアで取り上げてくれた・・・と、今朝の産経を拝読したんですが、読後の感想は失望でした。この法案の問題点の解説も無ければ、ここで阿比留さんが挙げてくれた、ネットによる影響が議員達を後押ししているという事も書いてなくて、ただこの法案に反対する議員の会の世話人が、無所属の平沼氏であるとしか解らない内容でしたね。
先日の対馬の特集は、「流石は産経!」とネット上でも賛辞が送られていたようですが、こういうどこも報道しないような悪法を世間に知らしめるのが、産経の存在意義ではなかったんでしょうか?
他の報道機関との同化が始まった訳ではないでしょうが、最近、産経らしさが無くなって来てるようで、ちょっと心配です。
まあ、今回の国籍法改正案をつくったのは河野氏ではなく、法務省ですが、いろいろと困ったことが多いですね。
>また当該法案担当課の法務省民事局民事第一課の若い役人は「日本国は日本国民のためにあるのか、外国人のためにあるのか」という問いに対して「日本国民のためでもあるし、外国人のためでもある」と私にハッキリと言いました。…貴重な話をありがとうございます。人権擁護法案や外国人参政権の問題を見ても、法務省にはこうした考え方の官僚が多いのだろうと考えています。
さっそくですが,かなり行動力のあるサイトに次のような意見が出されています。
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「麻生も中川昭一も法案の中身を知らずに閣議を通した」と声明。
赤池、戸井田、馬渡議員は連絡に奔走してブログの更新もできない模様。
・自民党本部は反対の方針です。
マスコミ側がその報道を拒絶しており、連絡不足で本会議や委員会で勘違いした自民党議員が賛成票を出してしまう可能性があるので、明日の採決までFAXや電話でその旨を地元議員及び全議員にFAX、電話せよ!
・内容は「自民党本部、麻生総理は今法案に反対である。間違えるな」と。
==================================
以上です。このような「差し出がましい常識的とは思えない」ようなFAXを送るとFAX陳情自体が極めて悪意のあるものになってしまう可能性があります。
ただし私が反対するだけでは単なる「匿名の人間の一反対意見」です。この件について阿比留さんのご意見を至急お伺いしたいのです。宜しくお願いします。
少し上の方でgteaさんも書いておられますが、私もちょっと失望しています。これだけ大騒ぎになっている国籍法改正についての記事があれだけの分量しか無くて、その一方で、要は民主党がゴネているだけの党首会談に大きなスペースを割くというのは納得出来ません。結局は政局がらみの話の方が重視されるんですかねぇ…。勿論この事が阿比留さんのせいであるとは毛頭思っていませんが、いくら何でもひどい紙面だったと思い書かせて貰いました。
>何万人も動いてないって(笑)
>それに、連中は保守を名乗ってるだけの運動屋なんだから(苦笑)
>あいつらのやってること知ってる?
>
>フリーチベット批判だよ?
>中国のやり方に異を唱えたフリーチベット運動潰しを片方でやって今度は日本は中国の自治区になる!とか言ってる支離滅裂野郎だよ?
いい加減なことを書くなよ。
お前のログ、黒田だって読むんだよ。
ネット署名で3日間で2万以上も集まったのは、黒田たちの動きと無関係だよ。
デマゴコスは消えろ!!ただのネット工作員だろ。
>阿比留様
>
>少し上の方でgteaさんも書いておられますが、私もちょっと失望しています。これだけ大騒ぎになっている国籍法改正についての記事があれだけの分量しか無くて、その一方で、要は民主党がゴネているだけの党首会談に大きなスペースを割くというのは納得出来ません。結局は政局がらみの話の方が重視されるんですかねぇ…。勿論この事が阿比留さんのせいであるとは毛頭思っていませんが、いくら何でもひどい紙面だったと思い書かせて貰いました。
わたしも朝起きてすぐに紙面でこの記事探したら、
割かれているスペースが想像より10分の1くらいで、
拍子ぬけしました。ていうか、びっくり。はあ?みたいな。
それにしても、対馬のことといい議員さんたちは、
何をやってるんですかねえ?
新聞読んでる一般人なみの情報力しかなく、
自党内で行われてることも分からないなら、
外交とかまず無理だな~とあきれてしまいました。
中川(酒)さんのファンでしたが、せっかく閣僚になってるくせに、
もうなんかね…。
切羽鳩さんのおっしゃるように、さらに改訂できますように。
それから、yokoteru55さんの黒柴君可愛いですね!
先の参議院選、安倍政権が大惨敗を喫した直因は、赤城のバンソコウとかでしょう。しかし安倍氏の事実上の靖国神社参拝を見送り、村山談話の安易な継承等、彼が総理になる前の主張を覆したことで、自民党支持層のもっとも中心部分にあるコア層から不信感を買ったことが実は大きかったのではと思っています。保守層をがっちりまとめきっていれば、あれほど無惨にはならなかったでしょう。
麻生政権の支持率は早くも30%台に突入しました。
自民党が本日この国籍改定法をごり押ししたとしたら、これが致命傷になるんじゃないでしょうか。こういう国体に致命的ダメージを与える法律を安易に通過させる政権を支持する理由は全くないですからね。
>切羽鳩さんのおっしゃるように、さらに改訂できますように。
今回もしも事が破れたとしても、二の矢、三の矢を用意しておく必要があるでしょうね。今回ダメだったからとて諦めるというのは賢明ではありませんね。
>それから、yokoteru55さんの黒柴君可愛いですね!
ありがとうございます(^-^)実家で飼っている「ムサシ」です。家の内外をを走り回っています。
危うく、国会で成立してしまうかもしれませんが、欠陥のある法案と分かった時点で、閣議決定されていようが、安易は法律制定を止め、修正か再検討すべきです。
民主党はこの法案に賛成していますが、自民党が、このような法案を成立させるべきでないと態度を豹変して、総選挙を戦うと面白いかもしれません。
公務員試験の問題も自虐的な設問ですよね。
ヤフーのブログなどでも、若い人の多くが真剣に反対してます。
彼等に情報があまりないようですね、情報があればキチンと考えて、正しく行動する人が多い。ネットで情報をどんどん発すべきと思います。NHK・民放TVはダメと言うか、限界ですね。
こんにちは。
いつも貴重な情報ありがとうございます。
私もこの悪法に大反対です。もし、本日、可決されるようでしたら、産経さんで、この悪法の問題点、可決までのいかがわしい経緯のキャンペーンをやって頂けないでしょうか。お願い致します。
その情報源となり判断の基本となるものを与えてくれるのはやはりマスコミであると思いますので、産経新聞やイザに期待し続けて行こうと思います。あ、朝日新聞もある意味、大変「勉強」になりますので引き続き「期待」しています。
家族で衆議院TVの法務委員会の中継を見ようと
何度も接続を試みてますが
「サーバーが新しい接続を許可していないため、サーバーに接続できません。最大接続数の制限値に到達したことがこの問題の原因である可能性があります。後でもう一度実行してください。」
とでて、はじかれっぱなしです。
よくある現象なのでしょうか?
最大接続数とはどれくらいの数なんでしょう?
それとも、法務委員会は見せたくないとか?
多くの国民がことの成り行きに関心を持っているということだと思いたいです。
国会議員のみなさんにも
私たちの目が光っていることを知って欲しいです。
まあ、こうした法律は施行されてからの運用が焦点であり、いくら厳しい条件を付け加えたにせよ、それが実際に為されるかどうかが問題であることに違いない筈です。
どうしたって法律は後手に回りますので、運用後に手直しを求めればいい事だと思います。
それにしても今回の閣議決定は、経緯は違えども菅直人氏らがシン・グァンスの釈放嘆願書に署名してしまったこと思い出させます。
また、こうした事があるのだから、改めて鳩山総務相の「ベルトコンベアー式に死刑執行」発言を検証すべきだとも…
これは何も死刑執行に限ったことではなく、閣僚(政治家)の事務処理全般の問題ですからね。
>よくある現象なのでしょうか?
アクセスが集中するとよくある現象です。
>それとも、法務委員会は見せたくないとか?
いや、そんな問題ではなくて単なるサーバーの処理能力の問題だと思います。
しばらくするとビデオライブラリーで見られるようになりますよ。
どこまで期待に応えられるかというと心許ないのですが、やるべきことはやろうと思っています。
ネットの速報性は大きな利点ですが、紙面もよろしくお願いします。
今回の件では、与野党の何十人もの議員、秘書らがファクスの量に驚いたという発言をしています。今までになかった事例として、彼らの脳裏に刻まれたことと思います。
>天気予報や地震速報ですら、ネットから携帯に転送されるものが一番早く詳しいです。…ネットの普及と携帯の進化は、確実に社会の情報空間を変えていっていると思います。ご指摘の通り、既成メディアはある意味、限界にきているのでしょう。われわれにとっては、職を失いかねない危機でもありますが、世の趨勢だろうとも考えています。
阿比留さん、少しだけ場所をお借りします。
先程の法務委員会を御覧になった方はご存じでしょうが、森大臣が妙な発言をしてしまいました。インターネット上での意見表明は勝手だが、FAX送ったりされると迷惑だし自分は見ていない云々。
馬鹿は放っておけとも思いますが、哀しいかな、麻生内閣の一員です。しかも麻生内閣はネット上での支持が大きな割合を占めています。あんな馬鹿の発言でネット上での麻生内閣支持が低下するのは阿呆らしいですし、FAXやメールを呼びかけた戸井田さん達に馬鹿が絡みかねません。
そこで、官邸や自民党、森大臣にメールでちゃんと抗議しておきませんか?今回の一連の動きへの抗議もすべきでしょうし、そのついでに馬鹿発言もたしなめておくべきでしょう。
官邸
http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
自民党
http://www.jimin.jp/jimin/goiken/index.html
森英介
mori-info@morieisuke.com
…ここまでしてやる必要があるのか無いのか分かりませんが、とりあえず私はやりました。ご同意頂ければお願いします。
失礼致しました。
貴方御自身が意識過剰に、主権さんや黒田さんのサイトをチェックしまくってるから動員かけたかの様に見えるのだと思いますよ。貴方が書き込むまで知りませんでしたから。実際に2万を超える署名が集まっている時点で数万人が動いてると言って良いと思いますし、平日に40人も集まるのは凄いことですよ。ちょっと見ている世界が狭い気がします。あと、チベット問題を人権問題にスリ変えるフリーチベット運動は批判されて当然だと思います。貴方が主権さんたちを嫌いなのは良く分かりましたが、デマを流すのは止めた方が良いと思います。
>すみません、最後の行消去願います。
*横レスですが、
izaのシステムでは、投稿されたコメントを「全削除」することは出来ますが、
一部だけ、と言う「編集」は出来ません。
従いまして、システム上、あなたのお願いは「無理」です。
さらに、ブログ主に、その様なお願いをされる事は、いかがなものでしょうか?
阿比留さんは、忙しい中で、かなり時間を都合つけてこのブログ運営をされています。
ご自分が「投稿ボタン」を押される前にご注意されれば済む事で甘えるべきではないでしょうね。
村山談話も「閣議決定」で「国の見解」にされてしまった。
その時の各大臣にお伺いしたい。ちゃんと意見の応酬があったのか!!!
たぶん○○判(流れ作業による花押)であったであろうことは推測に堅くない。
いや、閣議決定という事実すら無かったのではないか?
少なくとも自民の国会議員はホントに名誉欲、権力欲にかたまった○○判(流れ作業による花押)政治家から脱皮し、真の国政というものを検討してほしい。
自分の選挙区の代議士が、本当に国を思う人で良かった。
稲田先生、どこまでも応援しますよ。
政界に長く居ても、とことん腐った加藤、山崎、河野親子は恥を知れ!
次に出来る事は、国籍法施行規則などの省令の部分で、実務上の枠をしっかり作る事ですかね。政治主導で法務官僚を指導できれば良いですが。
中共や半島の裏からの働きかけが噂されるだけに、ドイツみたいに10年後対応とかにならないと良いです。
コメントの端々から感じる人を馬鹿にしたような物言いは余り気分良くないですね。相手を意識するあまり何か変な物が見えちゃっていませんか。自意識過剰に思えます。
> あとフリーチベット運動を「人権にスリ返る」と勝手に言ってるだけだから。
> そこは撤回してもらおう。
フリーチベット運動についてはエントリーと全然関係ないですが、文脈からすると主権さんに貴方が何か言われたのかな。とりあえず私の知ったことではないので触れないでおきます。私が書いたのは、どうもデモをやることを目的とし人権を守れ~と叫んでいる人達がいるのでその方たちについて言いました。貴方がどの様な運動をされているのか全く知らないので(当然興味もありません)貴方の事は言っておりません。
横レス失礼します。
To yokoteru55さん、 こんにちは。
>官邸
>http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
>自民党
>http://www.jimin.jp/jimin/goiken/index.html
>森英介
>mori-info@morieisuke.com
>…ここまでしてやる必要があるのか無いのか分かりませんが、とりあえず私はやりました。ご同意頂ければお願いします。
=> 私もyokoreru55の熱意とURLが有りましたので、森 英介法務大臣閣下へご忠告とご同意戴けない場合の落選祈願を致しました。
元河野派の麻生太郎派は結局、こういう洋兵もどきが大勢いるのですね。
こんばんは。
案の定、戸井田さんのブログでは森大臣への不満が沸き起こっていますし、ニコニコ動画では早くも本日の法務委員会の様子がアップされていますが、ここでも「森はなんて事言うんだ!!」というコメントが流れまくっていますからね。国籍法自体で支持率が下がるならまだしも、こんなくだらない阿呆発言で支持率が下がるなんていうのは余りに馬鹿馬鹿しいですよ。私がマスゴミなら、確実に報じますね。
>元河野派の麻生太郎派は結局、こういう洋兵もどきが大勢いるのですね。
…そういえば、その事をコロっと忘れておりました(笑)いや、笑い事じゃないですね。
とりあえず、国籍法にせよ、阿呆発言にせよ、麻生さんがちゃんと表に出ないと支持層は収まりませんよ(と、メールに書いておきました)。
>産経新聞に期待しています。
産経新聞は今回の改正の発端となった最高裁判決を「時代の流れを汲んだ判決」として歓迎しているようですよ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080605/trl0806050312000-n1.htm
こんばんは。改正案は予想された通り、衆院を通過しました。さて、この後にどういう手立てを取りうるかという話になりますね。
私も画期的なことだと思います。きょうの法務委員会審議でも、今後こういうことがあらゆる法案に対して起こりうるという議論がなされていて、興味深いものがありました。それがどう今後、評価され、位置づけられていくかはまだ分かりませんが。
はじめまして。ご指摘の問題意識に関しては共有しますが、同時に、議員のありようは、そのまま国民の鏡でもあると思います。今回のように、国民が騒げば反応するし、国民が関心を持たなければ反応しない。もちろん、それには「情報」の共有が大事であり、マスコミの責任も当然大きいわけですが、政治を決めるのは国民次第であると、心底痛感しています。
>僕はあくまで「中国人を中国人のまま、日本の国籍を与えよ」とは言いません。「中国人が日本人となり、日本人として帰化する用意」があるならば認めざるを得ません。
1、認知段階で未成年であれば、22歳で国籍選択する義務。>反対に考え れば22歳までは二重国籍が認められている。
2、22歳で日本国籍を選択したとしても、国籍法では日本以外の国籍を放 棄する義務があると文章にて明示されていますが、日本国外務省は、わ ざわざその国に文章も送りませんし、確認もいたしません。
と、いうことはいくら日本国籍を選択しても2重国籍になったままだと いうことです。
ここに重大な問題があるのです。今のシステムでは二重国籍を暗に認め ていることになります。また、犯罪を起こす者は法の弱点を付いてくる のは当然です。法を作る者は、間違いが起こらない法を作るべきであり 今回の改正国籍法に重大な欠陥が多々あると考えているからこそ反対し ているのです。
>だからネットの特性、匿名性で一部の盛り上がりが「増幅されて見える」ときがあることは事実でしょ?
あなたは自分の発言が、今回の法改正に危機感を感じて立ち上がった数万の良識ある日本国民をバカにしている、ということに気がつかないのか?。
それとも正義は自分にある、と今でも思っているのか?。瀬戸さんらの行動派の話になると条件反射で罵るが、じゃあ自分は何かしているのか?。
まず、自らの不注意な発言を立ち上がった多くの人に詫びろ!。
>047696様
> こんばんは。改正案は予想された通り、衆院を通過しました。さて、この後にどういう手立てを取りうるかという話になりますね。
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こんばんわ!阿比留さん。御返信ありがとうございました。
誠に残念な結果になりましたね。しかし政治家にはネットの脅威を感じたのではないでしょうか?
一敗になりましたが、私はここでまだまだあきらめるつもりはありません。
参議院議員にメール、FAXにて抗議、激励を続けます。また、参議院でも賛成にでもなれば、法案化されますが、今度は法制内容を再確認します。自国の不利益であれば、反対運動も考えています。
あきらめたら全てが終了します。
継続は力なり!(しんどいけどね、あきらめたら終わり)
こんばんは。今はネットの時代になったので、ご指摘のようなどんな議員がどういう活動をしているかが伝わりやすくなりましたが、ネットが普及する前も、票にならない活動に熱心に取り組んできた議員たちがいました。その中には、保守の潮流形成に貢献した人たちもたくさんいましたが、現在の議員のような評価を受けることは稀でした。ほんの数年で、ずいぶん変わったものだと感じています。
さあて、どうしたもんだか。
(人前で言えないことも含めていろいろ考え中。)
きょうの法務委員会でも、稲田氏によって産経の記事が引用されはしましたが…。議員だけでなく、弊紙も問題点に気付くのも遅れました。反省するしかありません。
きょうの法務委員会での森法相の要請ファクスへの言い方は少しひどかったですね。明日の紙面でそこにも触れたかったのですが、例によってスペースの限界(優先順位の問題)で、言及できませんでした。
いろんな意味での「正常化」を、ずっと願ってはいますが、まあ人間そのものが矛盾と混沌を当たり前のように内包している存在なので、政治も社会もきれいに割り切れないところもあるのだろうなと、いただいたコメントへの返事としては不適切かもしれませんが、そう感じています。
こんにちは。どうせなら西欧諸国が持つリアリズムを、日本の政治ももっと取り入れ、実践してほしいなあと思う次第です。
>立ち上がらなかった人を馬鹿にしてない、それ(苦笑)
真面目な話をしているのにヘラヘラ笑うな!。西田と同じか。
最初の私の指摘
>あなたは自分の発言が、今回の法改正に危機感を感じて立ち上がった数万の良識ある日本国民をバカにしている、ということに気がつかないのか?。
これへの返事はどうした。
>きょうの法務委員会での森法相の要請ファクスへの言い方は少しひどかったですね。明日の紙面でそこにも触れたかったのですが、例によってスペースの限界(優先順位の問題)で、言及できませんでした。
大臣の資格がないですね。最近は軽い大臣が多いと思います。
しかし、本当に自民党が嫌いになりそうです。民主党も論外。保守派の結集も難しいらしい。
どうしたら良いですかね?。
すいません、>ネットの力がそんなに強いのであれば、毎日エントリがあってしかるべきと思います。 …これは私に言っていらっしゃるのでしょうか。ちょっと意味がとれなくて。
こんばんは。ご指摘の通り、法改正の方向は最高裁判決で決まっているのですから、その中で、どういう要件を付け加え、あるいは修正を目指すかという論議が現実的であり、全否定は話を拡散させるだけという部分はありますね。ただ、その点はみなさん分かっていらっしゃるように思えます。
実は明日の紙面に載る記事に、ここで書いた平沼氏の証言についても書き、政府・国会双方のチェック機能停止ぶりを示す例だとしたのですが、その部分は例によってスペースの都合で削られました。やむを得ないことですが、新聞紙面は本当に狭いのです。まだ私などはいい方ですが、記事を書きたい、乗せたい盛りの若い記者たちは、相当フラストレーションがたまっているだろうなと…。
こんばんは。きょうの法務委員会での質疑で、法務省の倉吉民事局長は、やたらと自信たっぷりに、偽装認知が行われないよう全力を尽くすだの、万全の態勢を敷くだのといった類のことを言っていましたが、現実問題、地方法務局にそんな力があるわけないだろうと思ってしまいます。落選の危険をもつ政治家と違い、官僚はこういうことでは「絶対に」責任を問われませんからねえ…。
>切葉鳩@Free Tibet
少々、顰蹙を買うのを承知の上で書かせてもらいますが…
今回の「ネットでの反響」のかなりの部分は某団体の煽動しております。
某団体が主権を回復する会や黒田さんの日護会だの嘘言うなよ。これだけ酷い改悪法に憤激しないで、yes but方式の書き込みをするあんたのような日本人の方がおかしい。いや、日本人ではないのかもしれないが。
いい加減な事を書き込むなよ、他の方に迷惑になるだけだ。
すみませんが、議論が全くずれてませんか。
敵性外国人というものを拒絶するために国籍法改悪に反対したのは良いとしても、そもそも、敵性工作員を捕捉するスパイ取締法すら我が国ではないではありませんか。
国籍法改悪と叫ぶなら、スパイ取締法の制定こそを真剣に議論をすべきではないでしょうか。
でないと単なる自慰ですよ(笑)。
一連の経過について、ほぼ傍観というか話に乗り遅れながら見ていましたが、ここまで好き勝手にやらされてたら、自民も民主も大差ないじゃん、つうか同じか自民の方がタチが悪い(民主はああいう連中だから最初から身構える分マシだ)という気にならざろうえません。もう自分の中では与党を支持する理由が雲散霧消してしまっています。
これから「運用面で全力を尽くす」なんて事を抜かしているようですが、日米地位協定などで何十編そんな台詞を聞いたものでしょうかね。そういう「人治主義」はもう沢山なんですけど。
>官僚はこういうことでは「絶対に」責任を問われませんからねえ…。
それは昨日までの話になったかもしれません。あんまりデッタラメな事をやっていると、「ターゲット」がドンドン増えていく時代に突入してしまったようですけど。
>【敢えて言う】
>すみませんが、議論が全くずれてませんか。
>
>国籍法改悪と叫ぶなら、スパイ取締法の制定こそを真剣に議論をすべきではないでしょうか。
>
>でないと単なる自慰ですよ(笑)。
横レス御免。
お言葉ですが、適度の自慰も精神衛生には寛容かと...
特に、近頃のように、個人、政界ともに、夫婦生活(与野党協力)を蔑ろにし、夫婦間コミュニケーション(与野党党首会談)を拒否し、離婚(解散)を淫らに叫び、無闇矢鱈と婚外活動(媚中、媚朝)に、節操なく走り、無責任に互いへの不信感を積らせる社会環境では、せめて健康な精神状態を保って、種々の問題に取り組んでもらいたいですからね。
寛容ーー>肝要
2008/11/18 12:50発信 私のコメント全消去 願えたらと思います。
>敵性外国人というものを拒絶するために国籍法改悪に反対したのは良いとしても、そもそも、敵性工作員を捕捉するスパイ取締法すら我が国ではないではありませんか。
全然ずれてません。不意打ちの悪法に良識ある国民が必死で闘っているさなかに、上から目線で「そもそも論」を持ち出すとは?。
ずれているのは貴方の思考回路ですよ。
日本国籍があれば当然二十歳を過ぎれば選挙権を得、主権を行使することができるんですから、偽装認知で大量流入した外国人に内部から日本を変質される危険性を考えてないんですかね?立教大にいる在日韓国人教授(李鐘元)が、韓国の新聞に外国人参政権は内部から日本を変える手段だとハッキリ書いてましたよ。いいかげん相手の考えていることを踏まえて政治を取り仕切ってもらわないと取り返しがつかないです。これは嘗ての鈴木善行政権がしでかした近隣諸国条項を超える愚行ですよ。
一体自民党は自分たちが連立を組んでいる相手をどんな人たちだと思っているのでしょうか?これまで強力に外国人参政権を推進してきた公明党ですよ。こんな人たちが作った改正案を丸呑みして閣議決定する閣僚も閣僚です。知らなかったで済む話じゃないです。もちろん公明党は選挙だ世界同時不況だとバタバタとしている時を見計らって、この改正法案を出してきたことでしょう。これは時間をかけて警戒された外国人参政権に代わる変化球として投げてきたんですよ。当の公明党は公明新聞で高らかに勝利宣言してます。
http://www.komei.or.jp/news/2008/1022/12815.html
http://www.komei.or.jp/news/2008/1118/13035.html
公明党法務部会の大口善徳部会長(衆院議員)は、この売国改正を仕切った人物として生涯忘れません。人権人権と言いながら、結局外国人の人権のために日本人の主権を侵害するようなまねをして、この人本当に日本人なんですかね?
私は国籍法改正案反対の意思を首相官邸にもメールしましたが、何の音沙汰も聞こえてこないところを見ると、無視されたのか、周りがブロックしているのか。どちらにしても首相であり自民党総裁がこんな重要なことを知らないで済む話じゃないです。もしかして麻生総理は誰も忠言できない裸の王様状態なんですか?
それに最高裁の判決もここ10年くらい左傾化していると思います。園部元判事の外国人参政権に関する最高裁判決もくだらない傍論を書いて日本を内部から変質させようとする勢力に言質を与えてしまってます。ぜひとも司法の左傾化を防ぐ必要があると思います。
左翼は活動家、メディア、法律家、政治家と実に連帯し、組織的に動いてきます。これら日本人を陥れる謀略には、社会的抹殺で答える必要があります。
選挙の時には最高裁国民審査で是非この判決を出した判事を罷免したいと思います。産経さんは是非忘れずにキャンペーンを張って国民を広く啓蒙して下さい。今度は園部逸夫氏のようにやり逃げ外務省逃避なんてことには絶対させたくありません。よろしくお願いします。
そして麻生政権もやる気があるなら、肉を切らせて骨を切る反撃に出る必要があります。公明党を切ってでもまともな国籍法を出すしかないです。残された路はこれだけですよ。
こんにちは。>また、政治家と一般国民との距離が少し縮まったようにも感じました。…これは大切なことだと思います。ほとんどの政治家は、「ふつうの人」なのですから。>朝日、読売、毎日、NHK以外のテレビ局は来ていなかったのでしょうか?…来ていたのだろうと思いますが、だれがどこの社かなど分からないので、質問した社の名前を挙げました。
なんだか時には過去記事もあわせて読むと味なものだなあと・・・。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/45996/
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/55084/
素晴らしい書き込み、有り難うございました。
全面的に共感し、支持致します(^^)。
本日の産経新聞三面「国籍法衆院通過 法務委実質三時間 審議不十分の声」の記事、有り難うございました。
こんなに大きく扱ってくれるとは思いませんでした。やはりこういう記事を見ると元気が出ます(^^)。
因みに読売は一段見出しでした。
日本て血なんですね
日本人は大和民族なんですね
日本国民は・・・・
と思いました
国籍の話かと思ったら
今日19日夕方4時53分開始の「アンカー」(関西テレビ)で青山繁晴氏が解説されるようです。
テレビ欄表題
『日本が危ない・誰でも日本人? 国籍法改正の裏に潜む危険性を青山がズバリ』
(「ニュースでズバリ」コーナー)
予想放送時間
午後5:10頃~5:40頃
後日、「ぼやきくっくり」さんの文字起こしか、Youtubeなどでも内容確認できると思います。
連投失礼します。
今日の朝刊記事、拝読しました。
付帯決議は努力目標でしかないとのこと、大変憂慮致します。
参議院議員の皆さんへの陳情と、即時改正への要請を頑張るしかないのでしょうか?
このような法案成立の形態がまかり通るのを見ると、前回エントリでRAMさんが仰っておられたように、現行の「議員内閣制」の改革が必要な時期なのかな、と感じます。
よって、改正するならその用件を入れなければ第二条と第三条が矛盾することになり法体系がくずれる。
だからDNAのような鑑定方法が確立していない場合には第三条に出生条項が入っている。
本来なら第一条、第二条と矛盾なくつなげるためには、第三条から出生の時を省くなら、
「認知をした父又は母が日本国民であり、その血縁関係が認められる子は、
法務大臣に届け出ることによつて、日本の国籍を取得することができる。」
とするのが、判例により近い改正方法となる。
閣議決定されていようが、修正動議によりより判例に近い法律に替えることは全く問題がない。
認知とは法律上の親子関係を認める行為で国籍とは関係ない。国籍は血統主義。 血統を担保する条項を入れるのは当然である。
判例は血統主義を憲法違反としたのではない。両者を矛盾なくつなげるには上記のような法律しかない。
その血縁関係の証明義務は申請者が持つのだから、人権問題にもならない。
また、その法律を正確に適用するように努力するのが行政府の重要な仕事である。
阿比留様、よろしくお願いします。
ぴょん と申します。
国籍法改正による偽装認知の増加に懸念を抱き、
それを防ぐための国籍法と戸籍法の改正法案を
独自に作り、下記HPに掲載しています。
『日本国籍は真の日本人の手に』http://wiki.livedoor.jp/pyon84/
国籍法が改正され、いよいよ来年1月1日から施行されます。
DNA鑑定の義務付けは簡単ではないでしょうが、それを待つ
間にも偽装認知による国籍取得が行われるかもしれません。
認知した父親による養育費支払の義務付けを定めるなど、施行
規則の再改正による偽装認知の防止策が必要と思われ、その
改正案を作って国会議員の先生方にメールで送ったり、ブログの
コメントを書かせていただいたりしています。
そのHPにこのページに書かれた牧原先生からの各国の
DNA鑑定実施状況に関する報告を資料として書かせて
頂きましたのでお礼と報告を兼ねてコメントさせて
いただきました。(事後報告で申し訳ありません。)
国籍法改正に関する情報など、またブログで教えて下さい。
よろしくお願いします。