紀元節(建国記念日)にアップする内容としてはどうかとも思いましたが、いやむしろ、かえってふさわしいかと考え直し、この稿を書いています。きょう、たまたま自宅で片づけものをしていて、以前、祖父からもらった興味深いスクラップブックが出てきたので、それを紹介しようと思います。これは祖父が、20年以上前に亡くなった古い友人からいただいたもので、その方は満鉄に勤務していたとのことでした。

 

 スクラップの内容は、おそらく満鉄時代に集めた新聞漫画やチラシ、宣伝ビラ、弁当の包装などを切り抜いて保存していたものと思われます。「張学良」「民族共和」などと、なじみ深い言葉も出てきますが、中国語で書かれた部分は私には判読できません。どなたかご教示いただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …時代性、日本の立場と思い、直面していた課題が伝わってくるのと同時に、満州での人々の生活や暮らしの様子が浮かんでくるようです。スクラップをした方が、何を思ってこうした記録を残したのか、なぜ祖父にこれを託したのかなどは、何も記してないので分かりませんが…。もう、70年も前のものだと思うのですが、紙質がよく保存状態がいいので、いまだに鮮やかなものです。

 

 われわれが今、こうしてここにあるのも、先人たちの歩んできた長い長い歴史の積み重ねの上でのことだという、当たり前のことを改めて感じている次第です。建国記念日に、日本国の来歴を思うとともに。