えー、私は前回のエントリで「自民党はもうどうあがいても、いかに野党の問題点を指摘し、批判してみても、勝てないでしょう」と書きました。自民党が下野することはもう自明の話であり、今考えるべき問題は近い将来、実現するであろう小沢民主党政権をどう評価し、またどう対峙するかという点にあるのだろうと思っています。
民主党が次期衆院選で勝利した場合、小沢一郎代表が本当に首相になる気なのかそうではないのかどっちなのか、という議論もありますが、私は間違いなく首相になるだろうと見ています。だって、そうしなければ国民に対する詐欺みたいなものですし、何より、この「権力命」の人が旧田中派の派閥内抗争で小渕元首相に敗れて自民党を飛び出して以来の心境を慮るに、絶対に一度は首相になりたいはずだと思うのです。
自分よりはるかに格下だと見下していたかつての同僚や、小僧っ子どころか認識の範囲にすら入っていたかどうか分からない後輩たちが次々に首相の座につくのを、野党議員としてもう十数年も見てきたのですから。悔しくて悔しくて眠れぬ夜を過ごし、枕を涙で濡らしたこともあっただろうと推察します。
それでは小沢内閣が発足したらどうなるか。これについて私は、先日のエントリで告知したボツ(または掲載延期)になった某雑誌用の原稿でこう書いています。
《小沢氏が首相となれば、これらの問題(政治資金問題)が再び注目を集め、野党となった自民党側から提起されることになるだろう。小沢氏自身は「法的に何の問題もない」としているが、首相として予算委員会などで質問を受けた場合、どんな「剛腕答弁」でしのぐのだろうか》
「野党になったら、相当強力な野党になる。だって政治の仕組みだって、官僚制度だってこっちはよーく知っているんだから」(ベテラン秘書)と言われる自民党は、小沢首相をはじめ民主党内閣の閣僚の諸問題を、かなり厳しく追及することでしょう。決して弁舌さわやかではなく、それどころかキレやすい小沢氏が開き直った答弁、論理的に破綻した答弁、わけの分からない答弁をするであろうことは今から予想がつきます。内閣発足時はともかく、支持率はどんどん低下していくことでしょう。
ただ、ここからが大事なことですが、それで民主党連立政権が倒れるということにはならないと思うのです。想像を絶する大スキャンダルでも発覚すれば別ですが、民主党が社民党や国民新党などと合わせ、衆参両院で過半数を制すれば、国会の「ねじれ」は解消します。そうすれば、少々支持率が低迷しようと人気がなかろうと政権は安定します。したがって、そう簡単には倒れないと考えています。
また、仮に小沢氏自身がマスコミに諸問題を追及され、国会でもいじめられて毎度の話で例によって嫌になって政権を投げ出したとしても、その後は岡田克也氏だかだれだかが政権を「禅譲」され受け継ぐだけで、民主党連立政権自体は続くのだろうと思います。そう考えると、民主党が今やりたがっている政策はかなり実現するでしょうね。執行部全員が賛成の外国人参政権も、人権擁護法案(民主党案)も、いわゆる慰安婦謝罪賠償法案も教育基本法の日教組の意向に沿った再改正も選択的夫婦別姓法案も。あるいは、小沢氏も早くから言及している女系天皇容認論も再び頭をもたげるかもしれませんし、外交面では対中べったりの傾向が強まるのでしょう。小沢氏の妄想的としか思えない国連至上主義はどう政策に反映されるのか。
こうした政策については、当然、党内外から反対論・慎重論も出るでしょうが、これらの推進者はもともと「左翼」であり「確信犯」ですからもう動じないでしょう。彼らは国民が少々反発しようがどうしようが、自ら正義と信じる「反日イデオロギー」に従うのみだと思います。一方、民主党内のいわゆる「保守派」はあくまで少数派ですから、ブレーキ役をどこまで果たせるか疑問です。野田佳彦氏の代表選出馬すらかなわかった党ですし。あの村山談話を後世に残した自社さ連立以上の悪夢が、これからの日本を襲うのだろうと思います。
私の予想が外れれば、それはむしろ望外の喜びですが、そんなに大きく的を外すということもない気がします。これも、自民党が時代に取り残され、適応できなかったことが招いた事態だと思うと、国民はいい迷惑だとも感じますが、まあ仕方がないのかもしれません。日本が次のステージに上るためには、いったんはくぐり抜けざるをえないそういう時代であるのか。仮に自民党政権がこのまま続いても、もうたいしたことはできそうもないので、これも長期的にはチャンスだととらえて立ち向かうしかないのかな、と思っています。
私個人としては、サラリーマン記者が考慮せざるをえない「大人の事情」(そりゃいろいろありますって!)を気にせずに、むしろ好き勝手、好き放題にのびのび書けるだろうと楽しみなところもあります。そのときも政治部に残っていたとしての話ですが。
コメント
コメント一覧 (118)
小沢氏は首相経験者という箔がついたら奥に引っ込んで、心地のいい『キングメーカー』然と振舞いたい気持ちなのではないかなと勝手に想像してます。
田中元首相の後を追っかけるのでしょう。 スキャンダルの嵐に本人が耐えられるかどうか。 おっしゃる通りマスコミ次第ですかね(皮肉じゃありませんよw)。
単に形だけ政界再編しても中身が変わらなきゃ、意味ありませんし。 下衆な政治家が淘汰されるための代償がどの程度なのでしょうね。。。
1、集団的自衛権行使できることを表明
2、「村山談話」「河野談話」をくつがへす談話を発表
3、靖国神社へ正式に参拝
以上は内閣総理大臣として、閣議をへずに行へる筈ですから、解散までにしてもらいたいなあ。
何やら『細川政権』の悪夢再びですね、
バブル崩壊後の大事な時期に、上辺の政治改革に明け暮れ10年を失いましたが、その時の主犯『小沢一郎』をトップに据えるとは、日本人はどれ程学習能力が無いのかと思います。
理想としては、「自民+公明」で過半数を取れず、「民主+社民+国民」でも過半数取れず、2年間国会を空転させた責任を全ての政党に取ってもらいたい気分です、この形だと共産と公明がキャスティングボートを握るか、自民・民主が分裂するか、国会の迷走が確定ですが間違った事を決められるくらいならまだましでしょうか、
どういう形であれ、最低限、国会議員の定数削減だけはして選挙はして欲しいです、「郵政選挙」も「年金選挙」も大勝ちするとろくでもない代議士が当選してきますので。
民主党政権ですか!貴殿が仰るシナリオの蓋然性が最も高いのでしょうね。
私は正直申して民主党の連中のコンセプトが今一解らないのですよ。菅氏はどうやら欧州における緑の党を念頭に置いているような印象を受けますが、小沢や鳩山は現状批判ばかりで俺達なら巧くやるの一点張りですし、党内の
力関係も小沢が抜ければ菅と鳩山(院政になる可能性も含めて)の主導権争いになるような気がしますし、党役員等が小沢に逆らえば即首(スキャンダルを含む)にするでしょうし、連立与党になる可能性が高いでしょうから何時も頭数を念頭に置いた政権運営になるのではないでしょうか?
しかし、当分選挙がないのと阪神淡路大震災のときの村山のようにマスコミもネガテイブ キャンペーンはやらないでしょうから世論と実態とはかけ離れると思います。大連立でもあれば別ですが!
また、全く時限が異なる視点ですが、例えばこのブログに潰しのコメントマン(それも人権擁護に支えられた)が登場して変質させられることもあるかも知れませんね?
それでも自分は足掻いてみたいと思います。
自党の党大会に国旗を掲揚しない政党に政権を任せたくないので。
子供達に「国家・国旗」を否定する教育を行う人間の集まりが支持団体という政党を信じられないので。
なかなかね、このままでは国民は民主党政権を選ぶ可能性は高いですね。
残念ですけども。
しかしですよ、まだまだ諦めてはいけないと思いますね。
分かりませんよ、明日のことは。小沢氏の心臓が破裂するかもしれないし、菅氏が階段からこけるかもしれないし、鳩山氏が破産するかもしれないし、
輿石氏がポックリと・・・・かも、いろんなことがありますね。
私たちも一寸先は闇、今の状態が明日も同じとは限らない。
て、妄想の世界に入ってしまいますが、麻生首相は、誰がなんといっても
粘り強く、がんばれ!
朝ズバのみのもんた氏、報道ステの古館氏、TBS、ABC,そして日本経済新聞が政局に絡み麻生降ろしに励んでる。
まだまだ民主党政権と決まったわけでなし、ピンチは最大のチャンス!かも。
諦めずがんばりましょう。
継続は力なり!
でも、マスコミは毎日、麻生さんをぶっ叩き、解散!解散!と叫び続け、民主党の議員は批判しかせずに自らの政策も語らない。
これがさらに何ヶ月も続いたらどうなるのか。
インターネットにアクセスできる人は何が起こっているのか検索する事でしょう。
検索すればすぐに民主が通したい闇法案についてヒットします。
田母神さんの講演には毎回立ち見になるぐらい人が集まると聞きますし、実際に足を運んだ時も500人の定員に800人も来ていました。
今までこんなことがあったでしょうか。
確実に日本国民は変わりつつあるように思います。
どうにか、うまく、より良い日本に移行できればいいのですが。
本来は、国の運命を左右する外交防衛政策では与野党一致、内政で経済成長か分配の均質化か、当面の力点をどちらに置くかでしのぎを削るのが民主政治あり方だと言われますが、民主党は国の運命をどう導くかについて党内同床異夢状態で、政権を担う資格があるかどうかきわめて疑問です。それでも時の勢い ― サヨクメディアが発情状態 ― で日本という巨船がダッチロール状態へ。阿比留様の最近の憂愁に深く同感するものです。
国民の前で党内の議論をしっかり整理して自党の正統性を確立することをしないまま政権を担う民主党は、きっと無様な態度をさらすことになると思います。しかしながら、民主党が政権党として試練にさらされるのと同じように、自民党も野党として試練にさらされることになります。あの野中や下等 ― 加藤と出すつもりがどうしても下等と出てしまいます ― 紘一が主導した ― 歴史の罪人 ― 自社さ野合のような邪道に走らず、王道と言わずとも、せめて正道を行ってほしいと思います。
アメリカではないですが、ここ10年近く、国民は一貫して「現状を変化させたい」と思っています。人気ネタとしては、政治家と官僚の利権構造への不公平感でしょう。小泉首相はその不満を獲得し、安部総理以降は取りこぼしました。
もう話題にも上らなくなりましたが、田中元外相が人気があったのは外務官僚を叩いたからでしたし、小池元防衛相に同情があるのは防衛省の守屋元事務次官と争ったからです。また、民主党の菅さんが今の地位にあるのも、厚生省の前例主義を否定したからでした。
麻生さんもある程度政策的にやれる事をやってしまったら、思いっきりどこかの省庁を叩くと良いでしょう。全官僚を敵に回すのではなく、一つ孤立させて叩くのがベターだと思います。それも自分は表に出ないで、次の総裁にしたい人を前に立てて。ネタが必要ですけどね。
どうせご自身の選挙は岩盤なんですし、無茶振りしても良いのでは?
仮に民主党政権になったとしたら、地方分権だけが唯一の期待ですね。それが進めば、国家観のない国会議員は減ると予想されますので。
後は、教育、外交、安全保障は全くダメになる可能性があります。
それと生活第一と言いながら、そんなのはほったらかしで、マニフェストの片隅に書いていると言って、ご指摘の人権擁護法案、外国人参政権、戦時性的被害者救済法案、新国立追悼施設法案などの悪法ばかリ提案するような悪夢があるかも知れません。
生活第一と言っても、自治労、日教組、連立すれば社民党と関係すれば、実質民主党内の旧社会党出身者の天下となり、時計の針が40年は戻ることも予想されます。
その時、民主党内の保守派はどう出るでしょうか。
もう誰も自民党下野を疑う者はいないと思いますが、次に保守系政党が政権を握った時、民主党によって破壊された秩序の回復は、何年かかるのか、見当もつきませんね。
ちょっと事情があってパソコンに向かわずにいたら、コメントがだいぶたまってしまいました。おいおい返事は書いていくつもりですが、遅れがちになることをあらかじめお詫びしておきます。あしからず。阿比留
支那・朝鮮寄りの政権ができれば、百年前の危機が再び起きるでしょう。
世界共産主義センターが代々木に入り込むでしょう。左派が主導権を握る。
内乱の恐れもあります。わし等は当然反政府行動をとるでしょう。
甚だ情けない話ではありますが、私は民主党政権になった際の株価や為替状況に言及し、まともな予想ができるような知識・見識はありません。経済分野が非常に重要であることは承知していますが、まるっきりのでたらめを書くよりは触れない方がいいと思っています。
さあ、どうなんでしょうね。わけの分からない比喩になりますが、トニオ・クレエゲルのような憧憬と諦念を覚えます。
もちろん、どういう政権になろうと、淡々と言うべきことを言い、指摘すべきことを指摘していきたいなと思います。もとより、できることなどたかがしれているわけですが。
ニューヨークは一、二度ごく短い間行ったことがあるだけですが、当時はビールがまずかった(泡の出ないつぎ方その他)という印象が残っています。私はさて…。
こんにちは。そういえば昨日の毎日夕刊で、野中広務氏が「小沢氏には予算委で答弁する能力・体力はない」という趣旨の発言をしていました。本会議だけでなく、予算委もさぼれば別ですが。
政界一寸先は闇であり、何が起こるか分からないというのは本当だと思います。ただ、それはそれとして、いろいろな事態を想定し、あるいは備えなければいけないのだろうと思っています。
日本と子供たちの将来につながることを考えたいところですねえ。
暗くなるのもわかるけど、必要以上に暗くなっても仕方ないよ。
私ら庶民は、雑草のごとく生きて行かなくてはね。
暗くなったら三橋貴明さんのブログに遊びに来て欲しいな。
>みなさんへ
> ちょっと事情があってパソコンに向かわずにいたら、コメントがだいぶたまってしまいました。おいおい返事は書いていくつもりですが、遅れがちになることをあらかじめお詫びしておきます。あしからず。阿比留
ーーーーーーーーーーー
こんにちわ!阿比留さん。
いいえ、阿比留さんの気の向くまま、風まかせで良いですよ!
むりしないように!
継続は力なり!
いずれにしても、社民批判はネットが中心になると思われ、権力サイドからネット掲示板(特に2ちゃんねる)への制限や介入が頻繁になると思います。
最後に、、、このサイトも危ないかも
中川さんご自身が、そのときは、自分も、麻生さんも安倍さんも逮捕されるだろう、って一時期おっしゃっていたではないですか。
阿比留さんもかなり危ないのでは…?
(真剣に心配しております)
そういう意味でも、諦めたら終わりだと思います。
私は、最後まで麻生政権を応援します。
人権擁護法案に関して言えば、過去に自公が何回も法案提出し野党の力で廃案にされた。
余り自公が執拗なので民主が対案を提出した。
その対案も廃案でお蔵入りになっているのが経緯ですし。
参政権も、前原副代表ら党内の4分の1は反対署名してるし、岡田さんらには困ったことですが,党内の大半は興味無しが実情でしょう。
夫婦別姓に関しては与党の首相候補の野田聖子さんが熱心な推進者のはずです。
自民党を叩き直すには下野する荒療治も一つの方法でしょう。
しかし、それは自民党先にありきの話ですね。
私は自民であろうが民主であろうがパトリオティズムを持った政策集団であれば批判はしません。
私の選挙区選出の民主党議員は保守系なので、民主党だからと言って批判はしません。
米国や英国でリベラル政党であっても国旗・国歌・軍を否定しませんよね。それは根幹に伝統、文化、アイデンティティがあるからだと思うのです。
しかし輿石や岡崎といった民主幹部にはそれがありません。
日本という美しい国を正常化させるには自民党を再生させるのではなく、反日思想の政治家を駆逐するしかないと思っています。
官僚のちょっとした不祥事まで時の政権の責任にして来た野党は、与党となった瞬間に立場は逆転しますが、その時になってとんでもないことをしてきたと反省しても後の祭りですね。
さて、売国法案は提出できるのでしょうか?可決するのでしょうか?私は大いに懐疑的ですが、政治部記者様の見識に逆らってまでここで自説を強弁するつもりはありません。
ただし、ひとこと言わせて頂けるなら、小沢氏は目上の人にはとっても弱い、というのを産経の記事で読みました。胡錦濤主席との会談で背筋をピンと伸ばして座っていたのを見ると、なるほどそうだろうと。そして自民党幹事長時代にもアメリカの高官にこてんぱんにヤラレタと、石原都知事が回想しておられました。おそらく、オバマ政権は小沢新首相をどうやってひねり潰すか、対策を練っているでしょう。よって、現在民主党が批判している以上の対米追従外交が繰り広げられると私は踏んでいます。いかがでしょう?
長くなって申し訳ありません。
「失われた20年説」
が的中するかっこうだね(泣)
コイツだけはバカ過ぎて、とりあえず誰かに変わってもらわなきゃ、日本がもたない。
民主党内のどんなバカでも、小沢さんよりはマシだ。
一度、日本は沈降し、それをもって覚醒すれば、と思うんだが...
このバカがいつまでも続ければ、沈む前に、自爆してしちまうよ。
自民党の底力でなんとかならない状況になるなら最悪民主党単独(国民新党その他)で安定過半数を取らせた方がましでしょうね!。あのパステルカラーのおばさん達だけは勘弁願いたいです。
自民党でも、安倍・麻生政権では些細な問題でもワイドショー/ニュース総動員で連日大げさに叩かれていますが、福田政権下では叩きが緩かったように感じます。特に、福田氏個人への叩きはあまりなかったと感じています。朝鮮総連系企業からの献金など大きな問題もあったのに。
小沢しの西松建設や不動産問題・自由党時の資金問題も、少し流してそれで終わりになるのでは。むしろ、野党・自民党の追及を女々しいとか何とか言って叩くと思います。
産経が麻生氏に批判的なのは、保革というより(記者個人の意見はいろいろあるにしても)社風としては小泉改革を支持していて、それに消極的な人を批判してるのでは?と邪推してるのですが、どうでしょうか?
>nyakopong 様
日経は、しばらくとっていた時期もありましたが、政治面では朝日並みという印象でした。今は変わってるかもしれませんが、しかし侍従長の日記を恣意的に解釈してのほほんとしてるところを見ると変わってないでしょう。
テレビでやってるWBCもコメンテーターがあれですし。
産経は、紙面をごらんになればおわかりと思います。普通の記事は左翼で、主張は保守的で常識的です。
どちらの新聞が良いのかというと産経かなと思います。
>sinkichi 様
私も、マスコミが民主を叩くとは思えません。マスコミが叩かないので、民主の支持率は下がりにくいのではないかと思います。自民党は国会運営を妨害するとんでもない悪役といった位置に置かれるやもしれません。朝日ならそれくらいするでしょう。他の報道機関がどう出るのかは分かりません。
しかし、先のことですので、自民が下野するかどうかも含めて何がどうなるのかわかりません。
ご指摘の通り、小沢氏の第七艦隊に関する発言は、彼の見識や考え方をうかがう上で非常に参考になるものだと思います。私もこのブログで取り上げようかとも思いましたが、産経紙面でもけっこう取り上げられていることもあり、少し様子を見ていました。中国の王家瑞氏との会談での対応と対照的ですね。
小沢氏は政権をとったら、いずれ旧社会党グループを切り捨てると見る人がけっこう多いのですが、私は懐疑的です。かつて彼はそれで失敗し、自社さ政権にてやられたのですし。
私は本当に日本で二大政党制が必要なのか機能するのかよく判断がつかずにいる部分があるのですが、仮に二大政党制をよしとするのであれば、民主党政権が何をどこまでやるのかという点を、国民が見極める機会も必要なのかも知れないとも考えています。よく分かりませんが。
外国人参政権や人権擁護法案についてマスコミが大きく取り上げるかどうかは分かりませんが、スキャンダルについては、国会で野党(自民党)が追及するでしょうから、それは取り上げることになると考えます。また、恐ろしく恣意的な言葉で好きではありませんが、「権力の監視」をマスコミの使命とうたっている以上、権力者たる首相や与党の問題を無視することは難しいだろうとも。
発言が既になされている以上、あとは実行するのみですからね(苦笑)。
絆創膏の元農水相を辞職に追いやった「事務所費問題」、中山前国交相を
辞職に追いやった理由の1つ「アイヌ差別(?)発言」問題。
しかしこの両方の問題を抱える「民主党・山岡国対委員長」が国対委員長の
椅子に座り続けて居ることをマスコミは問題視どころか報道すらしない。
なぜ「閣僚更迭の理由に充分な問題を2つも抱えたまま」国対委員長の椅子
に座っていられるのでしょうか?「マルチ」との癒着も指摘される人物が?
勿論、小沢一郎の「任命責任」も追究されない。小沢一郎個人の問題で
言えば、阿比留記者も指摘された「敗訴確定済みの小沢不動産問題」、
また「政党助成金未返納問題」や「西松建設の献金問題」と言った諸問題も
事実上「不問」に付されている。まさしく【椿発言】のコンセプト通りの
「小沢に不利な情報は隠蔽し、自民党は徹底的に叩く」です。自民叩きに
至っては「放送法違反」さえしてのけるマスコミの姿勢にはホトホト呆れ
ます。産経新聞にはもうちょっと根性見せてもらいたいですけど(苦笑)。
しかし、いろいろ圧力があろうと、日教組問題や自治労問題は自民党はしっかりやっていただきたいです。
郵政選挙で2/3の議席を占めた与党までが、行き過ぎた構造改革を推し進めた小泉・竹中が悪いと自壊作用が始まっています。
以前もコメントしましたが、国民の納得できない法案は認められないと確信しています。
問題は民主党が与党になった場合、霞ヶ関の官僚機構がどう反応するかだと思います。
目先の利く官僚が、次期政権与党は民主党を主体としたものとして動いているようですが。
>「権力の監視」をマスコミの使命とうたっている以上、権力者たる首相や与党の問題を無視することは難しいだろうとも。
もはや「マスコミ」じゃないんだから、華麗なる超スルーを続行するのでは?逆に自民を「抵抗勢力」にして中川氏の様に完膚無きまでに叩き続けると思いますよ。
残念ながら「自称マスコミ」には産経さんも加わってますね、今は。
異常な事態は、阿比留さんも属してるマスコミ業界の仕組んだ超偏向報道のせいですよ。
小泉さん以降の自民党政権は、さして大きな過ちを犯していないどころか
皆さんそれぞれ国民のために良い法案を通して来ましたが
マスコミはサヨクの利益にならない物はスルーし、それどころか意図的に
捏造してまで貶めてきたではないですか?
こんばんは。
上でeverさんも懸念されていますが、私も
>「権力の監視」をマスコミの使命とうたっている以上、権力者たる首相や与党の問題を無視することは難しいだろうとも。
の一文に疑問を持ちました。
安倍内閣の時にあれだけ枝葉末節で批判しまくっていたマスコミが、福田内閣の時は少し大人しくなりましたよね(で、麻生内閣になったら又々声高に批判してますよね)。
民主党政権になったらアリバイ作りとして通り一遍の批判はするでしょうが、安倍内閣や麻生内閣に対するそれに比べれば随分優しいものになるだろうと思います。
そもそも、野党とはいえ国会議員である訳で、それは「権力」じゃないですか?
色々な方々のブログを読んで、政権交代からの政界再編というストーリーには充分に意義・説得力を感じていますが、さりとて、マスコミのやりたい放題には納得出来ません。
>他人事のように書いてますが、民主党が政権を取るかも知れないと言う
>異常な事態は、阿比留さんも属してるマスコミ業界の仕組んだ超偏向報道のせいですよ。
*横レスですが・・・
それをここで阿比留さんに責めても、無理な話でしょう。
阿比留さんご自身は、発言が自由に(遠慮はあるものの)出来る機会には、
このブログを始め、充分(以上?)にされていますよ。
本紙記事についても、度々ボツになったり削減されてしまっていることは、
お分かりのはずです。
「超偏向報道」は、阿比留さん以外のところでしょう。
ゆえに「他人事」にならざるをえないのは、大人なら理解すべきではありませんか?
先日より貴ブログを読み始めたばかりですので、既に同様の話が出ておりましたら申し訳ございません。
最近何かと話題に上る世論調査・支持率アンケートですが、一般的なデータ採取方法ですと、「ランダムで“固定電話の番号から”無作為に2千~5千件程度抽出してサンプルとする」というものです。固定電話が対象となる以上、そのサンプルの母集団そのものに偏りがあるのではないでしょうか。特に最近ですと、いわゆるネット住民の麻生総理・自民党支持者が増加しつつあり、この層は固定電話を引いているサンプル集団とは重複しづらいかと思われます。
また固定電話の場合、特にテレビの主な視聴者である主婦が電話を取ることも多く、やはりデータが偏りがちになるかと思われます。
実際にネット上でアンケートを取った場合(複数回投票した人がいる可能性は排除できませんが、アンチも同様に投票しているものとして無視すれば)、支持率は決して悪くはありません。
ネットが整備され、固定電話離れが進みつつある現状、本当の支持率は結局のところ選挙をしてみるまで分からないのではないでしょうか。
「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
相当な問題発言というか非常に腹が立ったのですが、麻生首相の口から出てたらおそらく辞めざるを得ない発言でしょうね。
ブログの内容と違って恐縮なのですが、先日「大光」と関連会社「匠」の2社が総額20億円超の所得隠しをしたとして、社長が再逮捕されるというニュースがありましたよね。この大光って西松とも繋がりがあったと思います。また、とあるブログで「匠」という会社は某政党と同じビルに入居していると書いてありました(ライトブラックも)。ま、だから何だよって感じなんですけど・・。
あと不思議だったのは、この件と朝日新聞の所得隠しの件、何が違うんでしょう。こちらは逮捕であちらは減給処分・・。産経でもっと大きく取り上げて欲しいです。
抽象的なことを言うようですいませんが、いかなる組織・集団・サークルもいいときもあれば悪いときもあり、幸せなときもそうでないときもあるのだろうと思っています。で、ダメなときには、新たな再生を試みる荒療治も場合によっては必要なのだろうと。
ため息は一昨年の参院選前後に吐き尽くしたので、もう出ませんが、なんとか将来につなげるビジョンを持ちたいとあがいています。
ご指摘の通り、何が出てくるかは予断を許しません。
私は、日本国民は長期的には正しい判断をするものだと思っていますが、個々の選挙など短期的・その場的なことでは、必ずしもそう楽観する気にはなれないし、それはこれからもずっとそうだろうと思っています。
おっしゃる通り、あまり先のことばかり言っても、鬼に笑われるだけかもしれませんね。
大ナタをふるうためには、政権の安定と国民の支持が必要であり、現在の政治状況は悩ましいところでしょうね。鶏が先か卵が先かのように言って混ぜっ返すつもりはありませんが、実際問題として。
こんにちは。キングメーカーというより、影の権力者、真の権力者として表の顔を操っていたいのかもしれませんね。まあ、実際のところは分かりませんが…。
基本的に賛成ですが、村山談話は残念ながら閣議決定されている政府談話であり、小渕内閣時の日中共同宣言でも明記されている「国際公約」なので、実はそう簡単ではないと思います。一定の手続きは要するだろうと。
国会議員の定数削減はとても重要なポイントですね。それにより、公設秘書の数も、国会職員の数も減らせるので、経費的にもバカにできない額が削減できるはずです(減らす議員数にもよりますが)。また、地方の都道府県市区町村議会の議員数も合わせて減らすべきだと思います。
こんにちは。民主党に統一されたコンセプトがあるとは思えませんが、以前紹介した民主党の「政策インデックス」などを見る限り、旧社会党とかなり似通った性質の政策がメインになりそうです。社民党と連立するのでしょうし。
私も何も現状追認がしたいわけではないのですが、現時点での認識を明らかにしておきたいと思いました。ただそれだけです。
こんにちは。ご指摘の通り、先のことなどだれにも分かりません。ただ、ありうるかもしれない未来をある程度想定し、備えることも場合によっては必要かもしれません。
ここ十年来、政治の現場を取材してきて常々思うのは、保守かどうかにかかわらず、国会議員はほとんどが「普通の人」だということです。特別な風圧を感じる大物も、特別優れた人も、特殊な能力・見識を持つ人も、いるのかもしれないけれどそうそうはいません。むしろ、軽い人、単純な人、人の言葉にすぐ左右される人、何も知らない人、友達のいない人、ただの威張りのたがり…などはたくさん見てきました。ただ、彼らの共通項はみな、世論を恐れているということです。やはり国民自身が彼らを導くべきであるのだろうと思うのです。
日本国民が本当にとうふ様のいう方向に変わりつつあるのであれば、それは素晴らしいことだと思います。ただ、私にはそれを実感するだけの材料がありません。田母神氏が引っ張りだこであるのは事実だとしても、それが本当に国民各層に深く浸透しているかというと、どうなんでしょうか?
私が社会部から政治部に異動して最初に覚えた違和感は、森氏や亀井氏たち(とその取り巻き、秘書ら)が、自社さ政権の樹立を「恥」ではなく、政権を奪還した「手柄」だと感じているその感覚でした。確かに、政権党でなければ何の政策も実現できませんが、社会党左派を首班として担いだ経緯を得々と自慢されると、聞いちゃあいられない、という気分になりました。ただ、村山首相が当時、とんちゃんなどと呼ばれてそれなりに国民の人気(それなり、ですが)を博していたことを思うと、とくによく分からなくなります。
>省庁をたたく…。まあ、人事院とは一応、たたかっているようですが、公務員制度改革ではその前の段階で天下りの「渡り」をめぐる答弁が不信を買いましたね。ずっと以上なキャリア制度や、早期退職・天下り制度が温存されてきたこと自体がおかしいという、素直で常識的な感覚が足りなかったのだろうと思います。
こんにちは。「生活が第一」というのはあくまでただのスローガンであり、こう唱えている党が政権をとれば国民生活が豊かになるような単純なものでないはずですね。しかし、意外と選挙ではこんな単純で、そけだけに中身不明なものでも一定の効果を生むことがあるようです。今度はどうでしょうね…。
こんにちは。根拠があってのことではありませんが、一昨年の参院選の結果を見て、私はこれで日本は十年の時を失うと感じましたし、またそう言ってきました。それぐらいで済めばいいな、と思いますが、国際情勢がそんな猶予を許してくれるかどうか。
別にいま、暗くなっているわけではないのです。ただ、中年サラリーマン記者というのも、いろいろと悩みがつきない立場ではあります(苦笑)。
これは解決策云々以前の問題でしょう?乞食国の目の前にエサぶら下げる様な発言を公の場で口にしてバカなの?って話なんですが。まあバカなんでしょうけど。
お気遣いありがとうございます。気の向くままやらせてもらっています。
ええ、このサイトもここのブログも危ないかもしれません(笑)。さて…。
>中川さんご自身が、そのときは、自分も、麻生さんも安倍さんも逮捕されるだろう、って一時期おっしゃっていたではないですか。…そうですね、あとで中川氏に確かめたところ、ある新聞記者からそんな予測を聞かされたとのことでした。まあ、安倍氏が退陣し、中川氏がああいうことになって大喜びしている新聞社がいるのは残念です。
それらの危険法案をめぐる情勢は、選挙後にはさらに悪くなると思っています。野田聖子氏が本当に首相候補かどうかは知りませんが、次期有力候補の小沢氏は夫婦別姓に賛成を表明しています。
基本的には賛成です。ただ、政治は数です。まったく新しい純化されたまとまりができたとして、その数が小さければ何の力も発揮できません。あるまとまった数の集団の頭と要所をどういう人たちが押さえるか、という点を私は重視すべきだと思っています。自民党という党自体がどうなろうとどうでもいいと思っていますが、壊れた枠組みでも何でも、利用できるものはした方がいいと考えています。
ええ、民主党は政権をとったら「現実路線」だと言いだし、なんとか米国に追従しようとするでしょう。まあ、それで信頼関係を築けるかというと疑問ですが、表面的には取り繕おうとすると思っています。ただ、それとは別の話として、「売国法案」は出せるでしょうし、また実現していくことだろうと思います。民主党は参院で第一党ではあるけれど、単独過半数を持っていないので、社民党などと連立を組まざるをえません。もともと党内でも旧社会党グループが幅をきかせているうえ、社民党と連立を組むわけですから、これは甘く見るわけにはいかないと思っています。外国人参政権でも、反対派の急先鋒の一人だった河村たかし氏(南京事件の大虐殺説に懐疑的だったことも以前のエントリで紹介した通りです)が抜け、また一人保守系議員が去りました。小沢氏はしょせん、ああいう人ですしね…。
>「失われた20年説」…。うーん、私もずっと10年時を失うと言ってきましたが、20年か…。さすがにそれは困るなあ。ここにもよく小沢信者が出没しますが、本当にどこを見ているんだか。小松左京氏の日本沈没ではなく、筒井康隆氏の「日本以外全部沈没」でいきたいところです。
社民党からは、福島党首が入閣するのでしょうか、それとも自治労の又市氏か。どちらにしろ、ろくなもんじゃ…。
残念ですがお決めになったことにどうこういう資格はありません。ただ、日経は中国べったりですから驚かれるかもしれません。
どうでしょうね。小沢氏と小沢事務所は、マスコミから必ずしも好意をもって見られていませんからね…。福田前首相は、左派・リベラル派のマスコミにとっては、ある意味心地よい首相だったのだと思いますが、小沢氏の場合、いろいろと衝突も出てくることと思います。弊紙の麻生批判については、特に編集方針があるわけではなく、個々の事象を報じているうちに全体としてそういう印象を与えているのではないかと思っています。私はあまり縁がありませんが、弊紙には麻生氏と親しい記者もけっこういますし。
だが本来は自由党vs民主党
又は自民党vs民社党が
良いのでは?
民主党が政権奪取2009濃厚だが
政策的には旧社会党ではなく
旧民社党の政策
又は旧自由党の日本一新法案などが
基本政策になれば
今まで自民党に投票していた保守層が
民主党に投票するだろう。
政権交代可能な二大政党制の定着だ。
衆参のねじれ解消も必要で
議員定数削減を含む、歳出削減を徹底する。
政権が時代の要請だ。公務員純減改革断行!
歳出削減を止めるな!スリム政府へ行革断行。
これは私もたびたびこの慣習は変だと書いてきましたが、政府の公職にいる場合は、批判の対象となるけれど、野党議員ならば少々のことは問題にしないという不思議な姿勢が産経を含む報道各社にはあります。おそらく、政府・与党=権力=マスコミの出番といったいいかげんな構図以外のことは、思考停止して考えられないのだと思っています。世の中はそんなに単純ではないはずですが、どうにもこうにも。
日教組と自治労はうれしくてたまらないでしょうねえ…。
こんにちは。霞ヶ関は当然、民主党を取り込み、生き残ろうと図ることでしょう(もうやっているか)。私は、公務員制度改革の問題、霞ヶ関利権の問題は本来、地方公務員の問題と一緒にやった方がいいと思う(地方分権を言うのであれば)のですが、そんなことは夢のまた夢で…。
>逆に自民を「抵抗勢力」にして中川氏の様に完膚無きまでに叩き続けると思いますよ。…いや、必ずしもそういうものではないと思います。マスコミ全体を統一する「意思」などどこにもなく、ただ反射行動と思考停止でやっている部分が大きいので。その程度の存在だと思います。
他人事のようだとのご指摘ですが、私にはもうどうしようもありません。これまでもこのブログを開始した当初、第一エントリからマスコミの無責任システムについて書いてきましたし、私自身がその末端で暮らしながら何もできないでいることについて苦しい思いを書き連ねてきました。私は、ワイドショーなんてだれも見なければいいと思いますが、現実にはそんなことは不可能ですし、国民がどんな形であれニーズを示している間はそういう状況は変わらないと思います。新聞であれ何であれ。
こんにちは。これまでの私のエントリやコメントを読んできていただいているので、ご記憶にあるかもしれませんが、私は>野党とはいえ国会議員である訳で、それは「権力」じゃないですか?…この点はまったくそうだし、まして次期政権党、そしてその代表だって「権力」であるはずだが、マスコミでは決してそうは解釈されないことを指摘し、それはおかしいと唱え続けてきました。ただ、私がいくらおかしいと言ったって、それで何かが変わるなんてことはありません。逆に言うと、上のいくつかのコメントにも書きましたが、小沢民主党=権力とマスコミがみなすような状況になると、自動的・機械的にマスコミの批判対象がチェンジする部分が大きいのです。もちろん、現実は複雑なのでこれは単純化した言い方ですし、すべてがそうだというわけではありませんが、それほどマスコミなんて何も考えていないし、単純であるということは確かです。
はじめまして。ご指摘の通り、世論調査のサンプルは偏りがありますし、サンプル数自体、必ずしも十分ではありません。ただ、そうは言っても、過去の国政選挙の結果をみると、かなりの部分、相関しており、やはり情報としては重要な判断材料の一つにはなると思います。私がここ十年ほどみているうちで、特にここ数回の国政選挙は世論調査に非常に近い結果が出ています。
もちろん、麻生氏がこれをいったらマスコミはクビをとるまで騒ぎ続けるだろうと思います。
こんにちは。その事件については詳しくないので確かなことは言えませんが、一つの基準としては捜査当局がどういう処置(逮捕の有無など)をとったかということがあります。朝日の件でも、逮捕者が出ていれば各紙とももっと大きく報じたでしょう。
政治が本来あるべき、という方向に収斂していくのであればいいのですが。
ご返信ありがとうございます。
確かに、阿比留さんはこれまでにそうしたマスコミのあり方に警鐘を鳴らされていましたよね。そうした諸々を踏まえず、過敏に反応してしまった事をお詫び致します。
阿比留さんさえ匙を投げておられる昨今のマスコミのあり方(本当は何とかしようとされているのでしょうが)、どうにか良くならないものかとあれこれ夢想するのですが、マスコミ側の自浄、読み手・受け取り手の意識の変化が必要な訳で、もしかすると政界再編などよりも更に難しいものなのかも知れないと思っています。
ともあれ、この度は失礼な書き方をしてしまい申し訳ありません。
紙面と一緒に左旋回をしていた内容もがらっと変りました。
実に良いですネェ。
一面の突っ込んだそしてよく調査した内容の記事。
ネットがこれだけ発達した現在、速報性など新聞に必要ありません。
じっくりと読ませ、『あぁそうなんだ』と得心をさせる記事。
これが必要なんですネェ。
それを他の新聞に先駆けて演ってくれました。
四十年以上取り続けていました産経新聞。
ここ半年何だかイヤになりましてね、もう止めようかと思いましたが、
それを止めました(^^♪
朝風呂の中でじっくりと楽しみながら読ませてもらいます。
こう言う記事が出せればネットには負けないんだと思います。
ところで全然、関係の無い話ですが
先日、テレビを見ていたら「対馬の阿比留さん」が出ていました。
ご出身は知らないのですが、ご親戚関係でしょうか?
理路整然とした話で判りやすかったですが。予想通りなるかならないか
不透明ではありますが国民としてはかなり不満足な状態になるのでしょうか
ならばこのまま無力な不潔な自民党がいいのかそれもいやです。
どちらにしても経済といい政治と言い後期高齢者の私にとっては
希望の持てない将来であり気分が暗くなりました。もうこの世に
未練はない。早く死ぬことこそ国のためでしょう。さようなら
小沢さんは土壇場に弱いと云うかキレると云うか、
ヒラリーさん面会で絶好の得点チャンスをふいにする方ですから、
いつものように「事が成就する前」に逃げ出すかも知れません。
ずっとそうしてきたので、そうでない自分がふさわしくないように
感じるからです、
これまでの自分を否定するに等しい総理就任は成らないかも。
いえ、こちらこそまたよろしくお願いします。マスコミもこれからどんどん破綻・崩壊していきますから、その中で変わっていく可能性はあります。
1日付から3面でナマの記事を圧迫していた写真モノなどがなくなり、われわれ現場の記者が書くフィールドが少し広がりました。今までは入らなかった政策記事なども、多少は書けるようになりました。
対馬で最も多い姓は阿比留だそうなので、そういうこともあるということでしょう。遠い遠い親類かどうかは分かりませんが、それ以上のことではありません。
>早く死ぬことこそ国のためでしょう。さようなら …このようなことを書き込まれても私は当惑するしかありません。元気にお過ごしくださるようお願いします。
こんにちは。どうでしょうね。私の見方はエントリに書いた通りですが。
阿比留さんの一連托生論はかなり可能性が高いかも。けれど厚顔無恥な
人たちですから普通の日本人なら言ったことに責任を感じて職を辞する
でしょうが居座るかも。もう民主党はこのようなだら幹部全員が辞職
して若い優秀な連中に任せた方がいい結果になると思いますが彼らも
ひらめ人間ばかりで勇気が無くこれでは選挙にすこしばかり勝っても
結局は自民党の老練さに敗れるのでしょうか。