もう旧聞の部類ですが、月刊文藝春秋4月号が特集していた「これが日本最強内閣だ 識者33名&政治記者84名アンケート」から、へえ、そうだったのかと思った点を一部抜き出して備忘録代わりにしておこうと思います。出てくる「識者」が、どんな人を首相や閣僚に選んだかで、その人のものの考え方がある程度うかがえるようで、ちょっと新鮮だったり、なるほどと思ったりしたもので。

 

 文藝春秋側が記した順番に沿って、気になった「識者」とその回答をみると、冗談のような名前がけっこう並んでいました。これが「夢の最強内閣」のメンバーなんだそうです。

 

 ・手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)

 総理   緒方貞子(国際協力機構理事長)

 官房長官   野中広務(元官房長官)

 

 ・高杉良(作家)

 総理   片山善博(前鳥取県知事)

 官房長官   寺島実郎(三井物産戦略研究所所長) 

 外務   国谷裕子(キャスター)

 財務   森永卓郎(経済アナリスト)

 

 ・田原総一朗(ジャーナリスト)

 国交   亀井静香

 金融   茂木敏充(将来の首相候補)

 環境   辻元清美(あるいは文科大臣)

 

 ・岩見隆夫(政治ジャーナリスト)

 国交   亀井静香

 

 ・岩間陽子(政策研究大学院大学准教授)

 法務   亀井静香

 

 

 ・大谷昭宏(ジャーナリスト)

 官房長官   田原総一朗

 外務   藤原帰一(東大教授)

 防衛   澤地久枝(作家)

 農水   田中真紀子

 

 ・水野和夫(三菱UFJ証券チーフエコノミスト)

 総理   仙谷由人

 外務   寺島実郎

 財務   峰崎直樹

 環境   岡崎トミ子

 

 ・森永卓郎(経済アナリスト)

 官房長官   野中広務

 外務   寺島実郎

 防衛   福島みずほ

 国交   山崎拓

 総務   亀井静香

 

 ・山口二郎(北海道大教授)

 外務   寺島実郎

 文科   寺脇研(元文部官僚)

 

 識者アンケートでは、田母神俊雄前航空幕僚長が総理として安倍晋三元首相の名前を挙げていたのがちょっと目を引きましたが…。全体としてはやっぱり、これは何の冗談なのか、それとも内輪の褒め合いなのかという感想を持たざるをえません。文藝春秋はどういう人選をしているのかとも。でも、あるいは、日本社会の人材難はここまで来ていると考えるべきなのか。

 

 寺島氏の名前は、政治部記者アンケートの方でも、経済産業大臣に4票入り、野田佳彦氏と並んでトップでした。また、内閣総理大臣については、公設第1秘書の逮捕前とあって、民主党の小沢一郎代表と岡田克也副代表がそれぞれ19票をとってトップでした。繰り返しますが、これは「夢の最強内閣」の布陣を構想するという趣旨のアンケートです。

 

 こっちでは、さすがに森永卓郎氏の名前は出てきませんが、福島みずほ環境相に3票、亀井静香金融担当相に2票が投じられています。ある意味、世相を反映しているのかもしれません。現代の日本社会のありようを把握する(本当は把握なんてとてもできませんが)上で、参考にさせてもらいました。

 

 日本を覆う閉塞感はなかなか払拭できませんが、それでも春は確実に訪れてきましたね。

 

   

 

 土筆は袴を取ってよく洗い、ゆでて水を切った後に油でいため、卵とじにして食べると「ああ、春が来たなあ」と子供のころの幸せな思い出がよみがえるような気がします。ほろ苦さと卵の甘さがうまくからみ、ご飯が進みます。

 

   

 

 今朝方通ったときには2分咲きか3分咲きに見えた外務省前の桜も、お昼には5分咲きぐらいまで花を開いていました。これから1年で1番いい季節になるというときに、無粋なテポドン2号改良型などを撃ち上げるという北朝鮮が本当に憎たらしい。今年は花見としゃれ込むのは無理なようですが、せめて春らしさを楽しもうと思います。