きょうは昨日、新潟市で行われた自民党総裁選の候補者3人の街頭演説を届け出順に紹介します。特に感想や意見はつけません。現場にいた記者によると、聴衆は500人ほどで、拍手や応援は河野太郎氏が圧倒的に多かったとのことです。

 

   

 

 

西村康稔氏

 

 先般の衆院選で皆さん方には自民党の候補者を応援していただき、そして自民党がんばれ、心から励ましていただいた。それにもかかわらず、このような結果に終わりましたことを心から申し訳なく思います。

一番の原因はみなさんが本当に苦しい思いをしておられる。景気が悪い中で仕事が減り、社会保障費の負担も上がり、年金の受取額も少なくなっていく。そんな苦しい思いを私たち自民党がしっかり受け止めることができなかった。

その一方で残念ながら政権を1年ごとに変わり、たらい回しをするかのような印象を与えてしまった。官僚の横暴や天下りを許し、なんか自民党も国会議員と官僚がつるんで自分たちだけいい思いをしているのではないか。私たちはこんだけ苦しい思いをしているのに自分たちだけなんだ。そんな国民の皆さんの怒りが爆発をしたのだろう。

先輩たちに任せているわけにはいきません。私たち中堅若手でやらせてください。私たち中堅若手で自分たちの頭でみなさんの苦しい思いをしっかり受け止めて、自分たちで政策を立案し、官僚に頼らず、これまで官僚が出していきた案にのっかって、それをみなさんに政策として示してきた。しかしこれからはみなさんの苦しい思いをしっかりと受け止めて、自分たちで政策を作り、皆さんの思いに答えていかなくてはならない。

私が総裁になれば、ただちに中堅若手中心に強い執行部を作ります。そして、ただちに次の内閣、シャドーキャビネットを作ります。それぞれの担当を決め、次の農林水産大臣にはそのもとに農林、水産、一次産業のチームを作り、自分たちで政策を立案し、それを国会論戦していきます。国会論戦は若手ががんがんがんがん先頭に立ってやります。自民党も結構いい若手がいるじゃないか。あんな若手もいるのか。みなさんにしっかりと自民党が変わる姿を見ていただきたい。

私は若手だけですべてできるとは思っておりません。あの米国のオバマ大統領も私より一つ年上です。若い大統領です。しかし彼も副大統領には重鎮のバイデン上院議員を起用しました。私の一番の弱みは経験がないことです。決意は志は、思いは誰にも負けません。しかし、経験がないことを、これをカバーしてくれる先輩の助けも必要です。たった200人しかいないんですから。衆参併せて200人になってしまったんです。

先輩たちには失礼ですけど、使える人は誰でも使います。やるのは、中心はわれわれ若手が中心にやります。しかし、一致結束して民主党に向かっていく。的は百戦錬磨の小沢一郎幹事長です。みんな力を合わせてやらないといけない。戦えない。みんな力あわせて戦う。

そして私たちが第一に取り組まなくてはならないのが地方の再生です。私は小泉構造改革をすべて否定するものではありません。官から民へ。道路公団の民営化。これは成功です。みなさんサービスエリアよくなったでしょ。道路もきれいになったし、レストランもおいしくなりましたよ。やっぱり民間の知恵を使わなくてはいけなせん。

郵政民営化も進めなければいけません。もちろん田舎で郵便局のサービスが少し低下したりしている。これは見直しも一部必要です。しかし、郵政民営化は200兆円もの大きな郵便局、日本一大きな銀行です。法人税も払ってこなかった。昨年は民営化をして法人税を4200億円、国に納めた。これが民営化の成果だ。新たな財源です。この4200億円で皆さんの医療や福祉にお金を回すことができます。郵便貯金の200兆円はまだしっかりと運用されていません。民間の企業に回っているのは数百億だけだ。

これから民間の知恵を浸かっていただいて、200兆円しっかりと企業に回るようにいい形で運用されるようにこれから民営化を推進していきたいと思います。そして東京を世界最先端の金融都市にする、あるいはIT分野で新しいものをどんどん生み出していく。携帯電話は便利になりました。どんどん自由化して競争すればいいと思います。

しかし、地方は別です。地方の経済は行き過ぎた規制緩和でずたずたになり、予算の削減で本当に皆さん苦しい思いをしておられる。さらには日本社会の根幹である地域の共同体が壊れかけています。地域の共同体。これは地域地域で家族の信頼で結ばれ、人と人のつながり、そしてお互いの助け合い、そういった連帯感。結ばれた地域の共同体。競争原理や市場主義、あるいはお金儲けがすべて拝金主義、こんな考え方で壊れかけています。私はこの地域の共同体を守り、地方を再生させていく。これが第一の政策課題だと思います。

2、3例を挙げます。地方再生の第一は農林水産業の再生です。新潟はコシヒカリをはじめおいしいお米いっぱいです。水産業も盛んです。それでもやっぱり経営がなかなか安定しない。後継者がなかなか育たない。こんな話を聞いています。食の安全を守るためにも、食糧自給率をたった40%からもっともっと上げていく。そのためにも農業、水産業の皆さんにがんばってもらわなくてはなりません。

しっかりと経営安定策。考えていきたいと思います。しかし民主党が言うように一律にお金を配る。それには反対です。いろんな地域の事情、それぞれ個々にあると思います。もっともっとおいしい米を作ってやろう。努力する人。規模を大きくしてコストを下げようという人。山間の中山間の地域で苦労しながらも一生懸命農業を続けていこうとする方。それぞれの地域の事情に応じて支援策を変えていかなくてはいけないと思います。

二つめに地域の医療です。1分1秒を争う、皆さんの命を守る、たらい回しをされたり、医者がいない、そんなことがないように、地域の医療、救急医療の態勢をしっかりと確保していきたい。医学部の定員を増やしています。しかし、医者が現場に出てくるには何年かかかります。まずは今の中で医療のネットワークをしっかり作っていきたいと思います。大学病院、県立病院、民間の病院、そして開業医の皆さん、一緒になって地域のネットワークを作ろうじゃありませんか。

三つ目は教育再生です。地域を担う、この国を担っていく子どもたちを地域でしっかり育てていきたいと思います。地域の共同体で年長の方を敬う気持ち、お祭りに参加しながら一つのことを成し遂げていく共同作業。こうした政策を自分たちで考え、中堅若手で中心になって考え国会論戦で戦わせたいと思います。

外交安全保障の話を一つだけ。私の地元には拉致被害者の有本恵子さんがおられます。そのおばさんは、私の事務所でボランティアをずっと続けてくれております。初当選以来、私はこの拉致問題の解決に全力で取り組んできております。この新潟県にも被害者の方がたくさんおられます。ぜひとも外交力を強化し、しっかりとこの問題の解決に向けて努力をしたいと思います。

連立政権には社民党が入りました。安易に妥協しないように国会でしっかりと監視をし、論戦の中で(追及?)をしていきたいと思います。こうした国会論戦を若手中心にやりながら自民党は変わっていく。そうした姿を見ていただきながら、来年の参院選に向けて全力でがんばりたいと思います。政権奪回に向けて一体となって、3年計画で取り組んでいきたい。

 

  

 

 

■河野太郎氏

 

小泉さんが総理大臣を辞めてから自由民主党は毎年のように総裁選挙をやってきました。毎年総裁選挙をやってまいりました。しかし、今回の総裁選挙は今までと全く違う総裁選挙です。今回は自由民主党が野党になった総裁選挙。今までは自民党の総裁選挙というのは総理大臣を選ぶ選挙でありました。今度は野党の党首を選ぶ選挙でしかありません。テレビのニュースを見ていると、チャンネルによっては天気予報の後のフラッシュニュースで30秒だけ自民党も総裁選挙をやっていますというのを取りあげています。新聞によっては今日も全く自民党の総裁選挙の記事がない新聞も1紙ありました。それぐらいの扱いしか今、自民党の総裁選挙は受けられない。野党の党首選なんです。

もうひとつ。今まで特に去年の自民党の総裁選挙は、崖っぷちに立たされた自民党の総裁選挙でした。去年は崖っぷちでしたけど、今回は崖から落っこった自由民主党の総裁選挙です。8月30日の総選挙で、崖っぷちにいた自由民主党はがけから下まで転げ落ちました。今度の総裁選挙がひょっとすると、自由民主党という政党の最後の総裁選挙になってしまうかもしれないんです。このまま自由民主党が消えて亡くなってしまうかもしれない。

そんな危機的な状況での総裁選挙なんです。だから私はこの総裁選挙が本当に自由民主党をどう作り直すのか、自由民主党を手直ししようなんていう考えは捨てようじゃありませんか。手直ししてどうにかなるものではありません。自由民主党を一から作り直すためにどうしたらいいのか。

だから去年と同じ総裁選挙みたいなふりをするのは辞めましょう何事もなかったかのようにきれごとや建前でリーダーを選ぼうとするのはやめましょう。そんなことをやったら、これが最後の自民党の総裁選挙になります。歴史的に、歴史的にというか、歴史の最後の総裁選挙になってしまいます。この総裁選挙で自由民主党をまったく新しく一から作り直そうと思ったら、今まで自由民主党の足を引っ張ってきた悪いものを、膿を全部ここで出し尽くさなければ、新しく自由民主党を作り直すことはできない。

鳩山内閣が16日に滑り出しました。岡田外務大臣は早速、核密約の調査をする。総理大臣をはじめいろんな人が無駄遣いをきっちり調査して、無駄遣いを切るんだ。長妻さんが年金担当大臣で年金は私に任せろ、いろんなことをおっしゃっています。

私は1年半、自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチームのチームリーダーをやらせていただきました。たとえば、例のメディア芸術総合センター。国立マンガ喫茶というやつです。補正予算の前に何を補正予算に入れるかいろんな役所からヒアリングをしました。東京のお台場に5階建ての建物を建てたら、日本のマンガやアニメやゲームが発展するんだ。

どうつながっているのか説明をしてくださいと言っても、文部科学省はまともな説明すらできません。117億円のこんなものは無駄だから辞めろ。無駄遣い撲滅プロジェクトチームが補正予算に入れることはダメだといったにもかかわらず、文部科学大臣と財務大臣は役所のいうことを聞いて、入れているんです。今日に至るまでお台場の5階建ての建物と日本のマンガやアニメやゲームの発展とどうつながるか納得のいく説明は出てきていません。新しい鳩山内閣の文部科学大臣がこれはやめる。みんな自民党の内閣で本来できたはずなんです。

さっき選管の委員長としてここにたたれた野田毅さんと私ともうひとりの3人と、岡田克也さん以下民主党の年金の専門家4人と去年半年間かけて、今の年金制度を抜本的に改革をしようということで議論をして、自民党と民主党で年金を抜本的に変えようという合意を作ったんです。

自民と民主が合意をしているんだから、やる気になったらできるのに、厚生労働省の意を受けた自由民主党の厚労族の方は、まったくそんなものに目もくれようともしない。みんな自由民主党の時にやれたはずなのに、何一つものが動かなかった。それはなぜか。派閥の力を利用して、派閥の力を利用して党内でも大臣でもないのに、役所の決定を左右するあるいは自由民主党の政策決定に介入してくる。

一部の長老、一部のボスが自由民主党を前に進める脚をずっと引っ張ってきたからであります。今回の総裁選挙の最大の争点は何かといえば、そういう膿を出すのか、出さないのか、それが最大にして唯一の自由民主党を新しく作り直すための問題点であります。

ここで一致団結とか、全員野球とか、きれい事を言うのは私はやめたいと思います。一致団結してやろうぜというんだったら、そういう人たちをもう一回、自由民主党に入れるんですか。自由民主党の中枢をいままで自民党の脚を派閥の力を利用して引っ張ってきた人たちをもう一回、自民党の執行部に入れるんですか。そんなことをして自由民主党が変われるんでしょうか。私にはとても変われるとは思いません。

一致団結をするならば、党本部と地方の組織、100万人を超える自民党の党員の皆さん。そして1億2千万人の国民の皆さんと一致団結して新しい自民党を作る。なせならば、自由民主党を作り直すのは自由民主党のためにやろうとしているわけではありません。自民党のためなんかどうでもいいんです。

小選挙区制度を10数年前に導入したときに、なぜ小選挙区にしたか。政権交代が可能な二大政党制を日本にも作ろうぜ。それがねらいだったわけであります。政権交代は起きました。しかし、健全な二大政党政治はまだ道半ばであります。私は自由民主党を作り直して、日本の二大政党制の一つの翼が、一つの柱が自由民主党でありたい。

だから自由民主党を作り直すことが日本の二大政党制を作るために必要だから。そして健全な二大政党政治がこの国に生まれれば、21世紀の日本がこの二つの政党がしっかり議論をして、この国を前に進めることができる。だから自由民主党を作り直したいと私は思っているんです。

自民党を今、直そうというのは今、自民党のためにやるんじゃない。国民の皆さんのためにこの国の将来のために自民党を生まれ変わらせたい。それが私の願いです。だから私はこの場に立ってみなさんの支持をお願いをしております。一致団結する。国民の皆さんとこの国将来のために一致団結します。

私は自民党から出て行ってしまった渡辺喜美さんに、もし総裁に私がなったら、喜美さんの携帯電話に電話をして、「もう一回一緒にやろうぜ」、渡辺喜美と一致団結しようと私は思っています。一緒になって最後まで公務員制度改革、きちんとやり遂げよう。いろんな規制改革、天下り組織の改革を一緒にやろう。私は渡辺よしみと一致団結していくのはやぶさかではありません。

しかし、今まで自由民主党を後ろから鉄砲で撃ってきた派閥の親分と一緒に全員野球をやろうぜというならば、その人たちには悪いけどスタンドに上がってみていてください、そう言わなければなりません。そういう人たちと一緒に野球をするつもりは私にはないんです。もう一度、膿をここでしっかり出して、自由民主党を生まれ変わらせて、そして日本の国をしっかり前に進めていく。

鳩山さんが率いる民主党は、例えば高速道路の無料化にしても、子ども手当にしても、国が政府がいろんなものを吸い上げて、政府がそれを国民の皆さんに分配する。そういう政党であります。政府に任せてください。政府がパイを切り直してあげる。それが鳩山さんの民主党であります。いろんなものを政府に集めて配り直すためには、財源が必要になってきます。

大きな政府。再分配を目指す政府は、大きな税収を皆さんからいただいて、みなさんから集めたものを切り直して、お配り直しをする。そういう考えの政党が二大政党の一つとしてこの国にあることは、それはそれでいいことだと思いますが。われわれ保守政党はそういう考えをとりません。

われわれ保守政党は小さな、無駄のない、効率的な政府を作って、中央の権限をなるべく国民の皆さんの近いところにある地方に権限と財源をお渡しして、中央の政府はなるべく小さくさせる。そして、パイを切り直すのではなくて、経済成長をさせていくことによって、パイの大きさをどんどん大きくしていって、一人一人に豊かさを増やしていく。

それが保守政党の基本です。私は自由民主党を新しく作り直して、再分配型、大きな政府を目指す鳩山さんの反対側の軸として小さな効率的な無駄のない政府で経済を成長させて、経済を成長させることによって、雇用を生み出し、一人一人の豊かさを増やしていく。そういう社会を目指す政党として、自由民主党を新たに生まれ変わらせていきたい。

マスコミは河野太郎は議員票、あんまり集められないだろう。そんなことを言っています。私にはそんなことはないと思いますが、きょうお集まりの皆さんをはじめとする国民の皆さんが圧倒的に河野太郎を支持してくだされば、自民党の国会議員も河野太郎を支持せざるを得なくなってきます。この総裁選挙を左右するのは、お一人お一人の皆さんの支持であります。ぜひ、国民のみなさまの支持を河野太郎に賜りますよう改めてお願いを申し上げます。

 

 

  

 

 

谷垣禎一氏

 

今、景気が悪い。商売をされている方も企業を経営しておられる方も、おつとめになっている方も、あるいは農業をしておられる方も、みんな自分たちの将来がどうなるのか。あるいはわれわれの地域はどうなるのか。心配しておられる。そのときに政治がしっかりがんばってくれればまだ安心ができるけども。毎年総理大臣が替わるではないか。しかもその総理大臣を選んだはずの国会議員が排除の論理を使ってあいつはダメだと、抵抗勢力を仕立て上げ、そうして中で争っている。本当に国会議員たちは国民の方を向いているのか。こういう皆さんの怒りが鉄槌となって自民党に下ったのがこの間の選挙だった。

 われわれがやるべきことは二つです。もう一回、自民党は政治は国民のためにあるという原点に返ってみなさんとしっかり向かい合う。それが大事です。

二番目は抵抗勢力を作って誰々が悪い。こういう手法は卒業して、みんなでやろうぜ。一致団結してがんばる。このことがもうひとつです。自由民主党は国民のために何をする政党なのか。このことを私たちはしっかり問いかけなければなりません。

自由民主党はあの戦争に負けたとき、もう二度と戦争はしたくない。平和な国としていきたい。こういう国民の思いを受け、そして食うや食わずの生活はまっぴらだ。焼け野原の中からもう一度繁栄した国を作ろう。そうしてそれえを人権抑圧やそういった手法を使わずに自由な国としてやりたい。

こういう国民の声を受け止めて、自由で平和で繁栄して作ってきた。この日本を主導してきた政党であります。この今までやってきたことをすべて引き継いでいかれるのか。何が新しくしなければならないのか。それは厳しく検討しなければなりません。

しかし、自由で平和で繁栄をしてきた国を作ってきたわれわれの努力の中に必ず生かせるものがあるはずです。そして私ども保守政治家はまず何よりも家庭や家族を大事にしなければなりません。日本は資源も何もない。結局最後は人しかいない。そういう国であります。しかし、その人も家庭から育ってくる。それが一番目。

二番目は自分の生まれ育った地域、ふるさと。自分の住んでいるところ。これを大事にしよう。自分が住んでいる地域が少しでも住みやすいところになるようにみんなでがんばろう。これが保守政治家が踏まえる第二の点です。

そして第三の点は、自分の生まれ育った国。この歴史や伝統や文化や自然。これを大事にしよう。これが三番目であります。この三つの点を踏まえて、安心の上に明日のよりよい生活を築こう。これが保守政治の原点であります。みんなの家庭のきずな、地域の絆を大事にして、それをやっていこう。私は自民党はその原点に立って、これからの政治を再び組み立てていかねばならない。

しかし、そのためには自民党の変わらなければなりません。これから自民党は野党として生きていきます。そうしますと何よりも大事なことは国会で政策を錬磨して、そして与党ときちっと対決すべき点は対決していく。このことであります。そしてこの国会論戦の第一線に立つのは若い方々にもどんどん立っていただかなければなりません。それと同時に自民党の中には国際政治だったらこの方、あるいは外交だったらこの人、こういうきちっと経験を積み重ねてきたそういうベテランもいらっしゃいます。

そういう方々にもこれから国会論戦を第一線でやることが自分の政治家としての喜びなんだ。こう思って頂かなくてはなりません。そして二番目は野党となってページが一枚めくられました。私たちは自民党に若い世代がどんどん育っている。こういうことも示していかなければなりません。そしてまた女性の出番もどんどんある党だ。

肝心なのは、実力本位だということであります。甲子園の野球をご覧になって、エースを温存しておこう。こんなことをいえる高校はよっぽど強い党であります。高校であります。私ども自民党は野党になって、政権交代が起こるときにそんなことをやっている余裕はありません。一番優れたメンバーで体制を組んで、当たりたい。

三番目。選挙に強くなければなりません。一番大事なことはもし皆さんが私を次の自民党の総裁に選んでくださったら、来年の3月までに自ら47都道府県のすべてに地域に分け入って、そこでみなさんがどういうことを問題だと思い、どういうことに悩んでおられるのか、直接話を聞いて、その話の中に必ず自民党を再生していくヒントが含まれている。これを生かしていきたい。このように考えております。

今、これだけ少子高齢化が進みました。そしてまた国際的な競争も大変厳しいものがあります。これに耐えられるように、日本の国もさらに改革を進めなければならないことは事実であります。そしてそのためにこれからの成長の糧となるようないろいろな分野を育てていかなければなりません。世界で一番進んでいる環境技術をさらに磨き上げていくこと。世界で一番の長寿国を作りました。

この高度の医療技術をもっと利用していくこと。あるいはナノテクノロジー、バイオテクノロジー、技術革新で日本は最先端に立っていかなくてはなりません。しかしそれとともに日本が元気になるために、一番必要なことはそれぞれの地域が自分のよいところをできる限りのばしていく。

私は京都の一番北の方を選挙区としている人間であります。本当は環日本海地帯を早く作りたい。環日本海地帯ができれば、私のふるさともみなさんの新潟ももっともっと成長していくだろう。もっともっとよくなるだろうと思います。

そのときにいつも問題になるのが、拉致の問題でございます。横田めぐみさんが寄居中学校に通われていた。それはすぐそばだと聞いております。その中学1年生の時に横田めぐみさんは拉致にあった。私どもは外交力を強化し、横田めぐみさんを早く戻す。その決意を新たにしなければなりません。今度の新しい政権がそのための覚悟を揺るがせることがないのかどうか、野党としてしっかり見張っていく必要がある。

みなさんに最後に申し上げたい。私どもの政策はこれから自民党がきちっと自民党が再び錬磨して育成策は、きょう1日がよければそれでよいというものではありません。明日のこと。永続していく。そういう政策を作っていかなければならない。民主党の皆さんがマニフェストでいろいろなことをお約束になりました。しかし、その財源についてはあまり触れられておりません。このことが日本の財政を破壊することにならないのか、あるいは将来の世代につけを回して、将来の子どもたちの夢を食いながら、今の夢を語っているのではないか。こういう点は、私どもしっかり国会でこの監視をしていかなければならない。

私どもはそういったいろいろな問題点を包み隠さず、皆さんに率直に語りかける。そういう政党として生まれ変わらなければならない。このように思っております。こうして政権交代が現実に起こりました。私どものなすべきことは、私たちは常に政権党である。こういう政権ボケを早く卒業して早くぬぐい捨てて、そして緊張感を持って明日に向かっていくそういう政党に生まれ変わる。このことでございます。

 

   

 

写真に特に意味はありません。強いて言えば、心象風景のようなものでしょうか。