19日発売の週刊東洋経済(9/26号)に掲載されていたのを、今頃になって気づいたのですが、私もおおいに関わった産経新聞政治部著『民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?』(産経新聞出版)が、同誌による「2009年上期 経済・政治・ビジネス書ベスト50」の政治書部門で、4位に選ばれていました。いやあ、光栄です。4位という中途半端な位置づけではありますが、そこそこ評価されたことで、自分たちの仕事にもやはり意味があったのだと確認できるものですから。

 

 政治書Best10のラインナップはと見ると、

 

 ①「首相の蹉跌 ポスト小泉 権力の黄昏」(清水真人著)

 ②「日米同盟の正体 迷走する安全保障」(孫先亨著)

 ③「デモクラシー以後 協調的『保護主義』の提唱」(E・トッド著)

 ④「民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?」(産経新聞政治部著)

 ⑤「政権交代論」(山口二郎著)

 ⑥「1968 上・下」(小熊英二著)

 同「政治の精神」(佐々木毅著)

 ⑧「近衛文麿 教養主義的ポピュリストの悲劇」(筒井清忠著)

 同「選挙の経済学」(ブライアン・カプラン著)

 同「吉田茂と昭和史」(井上寿一著)

 ⑪「日本防衛の大戦略」(リチャード・J・サミュエルズ著)

 同「大平正芳 『戦後保守』とは何か」(福永文夫著)

 

 はっきり言って、「民主党解剖」以外からはアカデミックな香りが漂っています。いかにもジャーナリスティックな感じなのも、弊紙の本だけのような…。でも、今年はいわゆる「民主党本」がたくさん出版された中で、他とは一線を画す形で4位に入ったのは少し鼻が高いところです。

 

 これはどうやって選ばれたかというと、36人(71人?よく分かりませんでした)の学者、エコノミスト、評論家の投票によるもので、「民主党解剖」については宅森昭吉・三井住友アセットマネジメントチーフエコノミスト、吉野貴晶・大和証券投資戦略部チーフクオンツアナリスト、中島精也・伊藤忠商事チーフエコノミスト…といった方が推薦してくれたようです。

 

 3人とも面識は全くありませんが、「民主党についてもっとよく知りたいという読者の期待に応えた内容だ」(宅森氏)、「批判的な内容が多いが、民主党に関する知識を整理するにはよい本と思う」(吉野氏)、「政権交代という視点から、民主党の実像に迫った本書は、今後の日本政治の方向と政界再編への道標になると思われる」などと、過分な言葉をいただきました。ありがとうございます。

 

 本日は自民党総裁選も行われ、大方の予想通り谷垣禎一氏が新総裁に選ばれたというのに、呑気なエントリを立ててしまいました。自民党については、前回エントリでも書いたので、もういいかという気がして。さて、明日の紙面作成の仕事に戻ります。