産経は今朝の紙面で、ドイツの事例をもとに、日本に最初に外国人地方参政権の部分的許容説を紹介し、平成7年の最高裁判決における「参政権付与を講ずる措置は憲法上、禁止されていない」という「傍論」部分に影響を与えたとされる長尾一紘中大教授のインタビュー記事を紹介しています。この人は、政策論的にはもともと外国人地方参政権に反対だったものの、憲法解釈としては「合憲説」をとっていたのですが、鳩山政権発足を機に勉強し直し、考えを改めたそうです。
鳩山首相の提唱する東アジア共同体、地域主権とパックで考えた場合、地方参政権法案は「国家解体に向かう最大限に危険な法案」だと指摘し、過去の自説の影響についてね「慚愧に堪えない」と反省するなど、非常に興味深いインタビューです。聞き手の小島優記者が取材メモを送ってくれたので、紙面に書ききれなかった部分も含めてここで紹介します。賛同するにしろ、ちょっと違うと思うにしろ、この問題に関心のある人の議論のたたき台になるのではないかと考えます。
Q 先日の外国人地方参政権国民集会で日大の百地章教授が、外国人への地方参政権付与を認める部分許容説を日本に最初に紹介した長尾教授が、「違憲だ」と認めたと発言している、事実関係は
長尾氏 事実です。この問題につきまして、私、昔、ドイツに参りまして、20年ぐらい前です。ドイツの書店で単行本がずいぶん出ていました。外国人の選挙権、まだ、(連邦)憲法改正問題が起こってなかったんです、ドイツとEUの関係で。その問題は表面化しておりません。そのときに、何冊か買いまして、読んでみたんですが、ブレアという先生がおりまして、その先生が許容説なんです。
国政選挙については違憲論が99.9%です、これは話になりません。地方選挙には日本にもドイツにも学説3つありまして、一つは禁止説です。憲法上、導入が禁止されている。もう一つは要請説と、導入することが憲法上の要請だと、もう一つが許容説と申しまして、これは導入しても導入しなくても構わないと、国会が決めることだと。禁止説と要請説と許容説がございまして、要請説は無理がある。憲法15条に、公務員に選定罷免権は、国民固有の権利であると、国民の中に外国人を入れないと要請説は成立しない。
国民の権利だと書いてある。国民という言葉に外国人が入ることはどうしても不自然なんです。ですから、要請説はだいたい、在日の方が選挙訴訟起こすときに、禁止説だともともとだめで、許容説はどっちでも構わないですから、どうしても要請説を採らざるをえない。弁護士さんが無理してそういう議論つくる。ですから、まともな学説というわけにはいかない。
やっぱり、学説というのは許容説と禁止説と。ドイツは圧倒的に禁止説が強い。EUにおいて、EU相互で地方選挙権保証し合おうじゃないかということになった。ところが、連邦憲法裁判所が違憲だって判決出してるんです。外国人選挙権は違憲だと。それで、やむを得ず、ドイツは憲法改正しているんです。フランスもそうです。ですから、憲法改正して、じゃあどうしたかと申しますと、EU市民に限って、地方選挙権を与えることができると。従いまして、今でも、憲法改正の後でも、EU出身以外の外国人に選挙権与えることは、憲法違反。禁止説がずっとつづいております。
それで、私、ちょうどそのころ、まあ、走りと申しましょうか、許容説の本を読みまして、なかなかおもしろいと思ったんです。その論旨は単純で、300ページぐらいある本ですが、骨子は1ページぐらいでまとめてできます。どういうことかといいますと、民主国家というものは、国民の意思に基づく政治が必要なんだと。国民の意思以外の支配、例えば外国人とか、それから君主とか、外国とか、それは民主主義に反するんだと。国民主権に反するんだと。これが、大原則です。そうしますと、地方選挙であっても、外国人が入りますと、国民主権に反するじゃないかと、これがドイツの通説です。
これに対して、少数説は、連邦議会、あるいはラント(州)議会も国家ですから、ドイツは。連邦議会、ラント議会、これは純然たるドイツ国民の選挙なんだと。従って、法律は州レベルでも、連邦レベルでもドイツ国民の純粋な意思によって成立したんだと。これが一つです。もう一つ、条例はどうかといいますと、仮に地方議会、市長村ですね、ドイツは郡てありまして、市町村と郡、2段階になっております。地方公共団体がですね。その市町村と郡レベルで外国人の住民に選挙権与えた場合どうなるかと申しますと、そこで市町村なり郡の議会に外国人が入り込みます。そうすると、できあがった条例の中に外国人の意思が混入します。それは憲法違反じゃないかと、いう問題が起こります。
それに対し、少数説のブレアさんは、違憲とは言えないんだと。なぜならば、州なり、連邦なりの法律は、ドイツの意思なんだと。条例と法律が衝突した場合、法律と条令が矛盾すれば、矛盾した限りにおいて無効にになってしまう。ですから、あくまでも法律が優位するんだと。従って、法律と違っていても、それは最終的には無効になるから、国民の意思は貫徹するんだという理屈です。で、これを二重の正当化論というんです。下からの住民の、地方権力の正当化とそれから地方政府につきましては、ドイツ国民の民主的な正当化と、二つの正当がぶつかった場合には、民主的正当化が必ず勝つんだと、優位すると。従って、民主主義は貫徹する、国民主権は守られると、そういうことなんです。それを私なるほどな、と思い書いてみた。
それが最初に書いたのが、日本評論社の芦部(信喜東大教授)さんの編集された「別冊法学教室」がありまして、たまたま芦部さんから電話がかかって来て、じゃあ書いてみようと、それで書いてみた(「外国人の人権――選挙権を中心として」)。その後、10本ほど書きまして、本にしたのがこれ(「外国人の参政権」)なんです。で、これ10年ほど前なんです。そのうち許容説がだんだん強くなって参りまして、それでもやっぱり禁止説の方が多いと思います。確かに出された本を見ますと許容説が多い。だいたい本を出すという場合には、通説と違うから本を出すんです。同じこと本にしてもしょうがない。実際に外国人の選挙権について、論文や本を書いてない先生の話を聞くと、だいたい禁止説です。ですから、こういう単行本だけ見てると許容説が多い。
(中略)
実際は禁止説の方が多い。で、私、この本、この論文を書いたときもそうですが、政治的に反対だという意見です。つまり、法解釈論としては合憲が成立している。しかし、政策的に許容説とった場合は、しなくてもいいわけですから。じゃあ、賛成、反対かといえば、私は反対です。それが、ここでも(小学館文庫「『国家を見失った日本人』田久保忠衛編著」)最後で書いています。
昔から、憲法学者にはイデオロギー的な弱点がありまして、共産党系の先生は共産党系の学説を発表して、社会党系の先生は社会党的なもの出して、自民党系の先生は自民党系の仮説を出すと、それが嫌でして、自分は学説は政治的な意見とは無関係に考えるべきであるという側に立ってまして、解釈上は許容説で、賛成か反対かといえば、大反対というのが私の理解だった。百地先生はすっきりしてまして、違憲で反対ですね。
ところが、前から反対は反対だったんですが、去年から妙な動きが出てきまして、鳩山さんの、鳩山内閣のことですが。これにつきまして、深刻に受けとめまして、もういっぺん、文献読み直してみたんです。それにつきまして、二つの結論に至りまして、第一点が、従来の許容説の立場から見ても、鳩山さんの法案は憲法違反だと。許容説、私は変更したんですが、今、禁止説なんですが。許容説の立場に立ったとしても、憲法違反だと。これは非常に大事なポイントです。なぜかと申しますと、学説のおそらく3分の1ぐらいか4分の1ぐらいが許容説になっている。最高裁も特別な意見出しまして、傍論で許容説の立場を示しております。ですから、許容説の立場から見ても、鳩山内閣は憲法違反だと。
Q どの点がですか
長尾氏 鳩山さんはいわゆる友愛という概念を、政治哲学の一番基礎においてます。その友愛精神がずいぶん飛躍してまして、二つの大きな政策を出している。一つが地域主権論、もう一つが東アジア共同体論です。地域主権論と東アジア共同体論というのは、コインの裏表になっております。鳩山さんが去年の月刊VOICEの9月号で論文を発表しまして、前から同じこといってるんですが、地球市民論という言葉を使っている。これは法政大学のエバシさんが言い出したんです。
どういうことかといいますと、人々は三つのランクの団体に属していると。一つは地域団体と、一つは国家、一つは地球だと。その三つの団体に属していて、どういう関係かというと、国家の持ってる権限、意義は、地域団体と地球に与えなければいけないという理論です。例えば、鳩山さんが地域主権論という場合に、地域がどんな権限持つかと言いますと、国家と並列関係、上下ではなくて。国家は外交と防衛を受け持つと。これはあくまで補完的なんだと。補完的ということは、原則的に地域団体が国家権力を行使すると。例えば徴税、教育、裁判、司法、ですから、司法試験なんかも地域団体が行う。
その地域団体というのはおそらく道州制を考えている。自民党の道州制は地方公共団体の一つですが、鳩山さんはどうも、防衛と外交以外は地域団体に任せているわけですから、徴税権から警察権まで、警察庁長官も州に存在すると、これはドイツでいえば、州、ラントですね。連邦国家になります。連邦国家というのは、どこの国でも、憲法に明文がある。その点について鳩山さんは憲法改正のこと、論文の中に書いてませんから、憲法改正なしに連邦国家を描いている、頭の中に。それ自体、既に憲法違反です。
もう一点は、その地域団体が当然、議会を持つわけです。例えば四国議会とか、九州議会とか、その議会の選挙に外国人を含めようとする意図が感じられる。彼自身、これを否定しておりません。そうしますと、ドイツの許容説はあくまでも市町村と郡だけなんです。日本で言えば、郡というのは県のようなものですから、州につきましては、あくまでも(参政権は)ドイツ国民でなければいけないと、憲法改正の後、現在でも同じなんです。ですから、一番、最先端を行ってるドイツでも許してないような、許容説でさえ許してないことを考えておられる。非常に危険な状況じゃないかと思います。従って、外国人の参政権は地域主権論とパックになっている。それが非常に大きな問題生じることになると思います。
もう一点はですね、外国人の選挙権とは、東アジア共同体論と重なっている。東アジア共同体っていうのは、エバシさんなんかが言われている地球という小型版ですね。地域があって、国家があって、地球の変わりに小さな地球、東アジアですね。この東アジア共同体の中で、通貨統合までほのめかしている。通貨統合というのは、どういうふうな段階かと申しますと、ヨーロッパの場合50年以上かかってます。第一段階が自由貿易協定、第二段階が関税同盟、第三段階になって、ようやく人と資本の自由な移動、第四段階になってようやく通貨統合です。
通貨統合は国家の部分的な権限移譲になってます。そうすると、第三段階まで通過してるわけです。人の自由な移動までやる、おそらく前提になっているはずなんですね。EUがモデルですから。人の自由な移動と申しますと、仮に日本がもし人の移動を自由にした場合に、いったい何千万人の人が来るかという話なんです。
おそらく数千万人強やってくると思います。そうすると、日本の社会は完全に破綻します。それについて彼、まったく脳天気なのか、おそらく念頭にない。そもそも、そういう形で通貨統合までいくということは、日本の国家権力、国家主権を部分的に譲渡するわけですから、これは当然憲法改正が必要になってきますが、その点もあいまいなんです。どうも、憲法違反だと思ってないような雰囲気ですね。外国人の選挙権論というのは、地域主権論においても、国家の解体に向かう、方向性を持っている。それから(アジア)共同体論との関係でも、国家の解体という非常に危険な状況持っているという感じがいたします。ですから、従来のプロセスから見ても、これは許容説の枠を超えた議論になりまして、違憲と言わざるをえない。
これが本論ですが、許容説は正しかったのか。許容説は、二つの点から見て、もはや維持できないと思います。一つは状況の変化です。一つは理論的な反省です。私が従来、見落としたものがありまして。状況の変化から申しますと、外国人選挙権というと、まず最初に頭に浮かぶのが在日(韓国・朝鮮人)ですね。在日の立場が全然10年前とは変わっている。
どう変わっているかと申しますと、2009年、去年の2月に、韓国では在外選挙権法案を通している。在日も韓国の大統領選挙に投票できる。そうすると国政選挙において、韓国に投票し、地方選挙において日本の地方議会に投票するという形になります。それに対しては、国政と地方は別々じゃないかという反論がある。それに対して、韓国はずいぶん以前、10年ほど前から、国内居住申告政度というのを設けている。国内居住申告制度というのは、住民登録を変更しなくても、つまり日本の住民登録を置いたままで、韓国に居住申告すれば、韓国で投票権を持つということです。
しかも、立候補もできる。当然、向こうに何ヶ月か住んでいるわけですけど、そうすると、日本の例えば横須賀市、神奈川県の知事に選挙し、韓国の自治体で選挙するという事態も生じる。そうすると、そもそもこの許容説というのは、在日問題から出発してまして、そういう意味で全く状況が変わってしまった。
状況も変わって憲法改正しないっておかしいと思うかもしれませんが、それはごく普通なことなんです。例えば家賃統制令、住宅難の時には相当厳しくてもこれは合憲です。そうでないと、住めなくなっちゃう。ところが、住宅難を解消したときには、財産権侵害になります。これは芦部さんなんかが、昔から言ってる、アメリカでは立法事実の原則と申しまして、ドイツでは経験的なファクターと申しまして、現実の経験的な要素が、法解釈にもろに影響を与える。そうしますと、一番大きな問題である在日問題が不合理な状況になってしまった。とすると、もはやこれを続行することは、誤りであると。
韓国問題でこの10年間でかなり変化したことは対馬問題です。対馬におきまして、韓国人が非常に最近増えておりまして、旅行も増えているし、不動産の取得が増えている。韓国は、対馬は韓国固有の領土だという政治論調が、7、8年前から生じまして、最近、だんだん強くなってきている。特に、ごく最近、昨年あたり、国会議員団が対馬返還請求、還付請求、対馬返還要求議決案を上程しようとしまして、50人の議員が署名を集めて、上程している。現在、小委員会に(審議が)継続されております。おそらく韓国政府も困ってると思います。韓国政府がこれを無視すれば、政権は世論の支持を失うわけです。これに乗ってしまえば、国際的に、前から対馬は日本のものだとはっきりしてますから、困った立場になりますね。でも、(韓国の)世論調査なんかでは50%以上が、対馬返還要求は根拠があると言っている。馬山という市が、対馬の日というのをつくっちゃった。こういう状況がおきまして、年を追うごとに動きは強くなってくる。
もし、鳩山内閣が、法案が通った場合、対馬に選挙目当てに在日の方々が住民登録すると、最下位当選の票が685票。そうしますと、おそらく一人ぐらい通ってしまう可能性がある。わずかな数でも市長選に影響を与えることになってしまう。キャスティングボートですからね。今、民主党が社民党の主張をもてあましていますね。米軍関係で、社民党強行ですから、連立維持できなくなります。妥協した場合、アメリカと。わずか国民1%ぐらいでしょ、社民党(の支持率)は、それでも日本を動かしている。対馬でも大きな力を感じます。
許容説の一つの要因であった在日問題の質が変わってきたという気がします。在日が本国の選挙権を獲得した。国政、地方レベルでですね。昔は理論上可能だったんですが、実行しようと思うと住民登録ですから、永住資格なくなってしまいます。(今後は)永住資格を持ったままで選挙権実行していける。在日のアイデンティティがはっきりと韓国に向かっていく可能性がある。従来は在日の問題はアイデンティティの問題だったんです。
(中略)
実は中国の方が大きな問題。1年前の統計で在日が41万、中国人、一般永住者ですが14万です。一般永住者は10年間日本に住んで、犯罪起こしたりしないで、職を持てば取れる。留学生、結婚すれば、もっと早くなります。これが非常に大きな脅威で増えてきます。これが1年で1万ずつ、中国人の一般永住者が増えて来ます。韓国人は減っている。単純計算でいうと17年後に逆転しますが、この伸び率からしますと、もっと早い時期に逆転します。ですから、外国人問題は、韓国人問題から中国人問題に移るわけです。これはもっとやっかいな話になってきます。
というのは、中国は非常に軍拡に走っておりまして、航空母艦数年のうちに持つだろうと言われています。現在、軍拡に走っているのは、中国だけです。異常な事態になっているんです。この中国が、ますます日本の安全保障にとって大きな問題になってくる。こういう中で、例えば、与那国島という島があります。そこで町長選挙がありまして、自衛隊を招致するかというのが争点になって、自衛隊招致派が去年の選挙は勝ったんですが、わずか103票なんです。一般永住者が103人引っ越せば、逆転しちゃうわけです。当然それはあり得ることです。
沖ノ鳥島という島がある。これは日本の領土、中国は岩礁に過ぎないと言っている。この沖ノ鳥島は小笠原村という村ですね。選挙はやっぱり、全部で713票です。小さな村なんです。400人住めば逆転できる。
(中略)
沖縄の最近、選挙のあった名護市、あそこでも大した票差はありませんでした。1600人程度の中国人が引っ越せば逆転できてしまう。わずか、1000人か2000人の中国人が日米安保条約破棄にまで持っていける可能性が出てくる。日米関係が危険な状態になってしまうんです。外国人の選挙権が日本の安全保障そのものも脅かしている状況になってしまう。安保条約が消えると、一番困るのは、台湾、ベトナム、フィリピン、インド、安保条約はアジアの安定装置なんです。
憲法の平和主義という原則から見ても大きな問題になってきます。1000人、2000人の中国人の転居でそういう可能性が出てくる、非常に恐ろしい状況になってきます。そういう時代の変化によって、許容説はもはや維持できない。禁止説に変化したんだと、家賃統制と同じです。
真正面から理論上の話になりますと、国民とは何か、法律の文献読みまして、どの文献を見ても国籍を保有する者が国民だと書いてある。これは問題ないんですが、法律的概念で論文書いたんですが、このたびいろいろ反省しまして、政治思想史の勉強をしたんです。ホッブスとルソーになるわけですね。近代国家そのものの法的構造はホッブス、民主主義はルソーだと思います。
(中略)
要するに、国家と国民が相互に義務を負担する。片方は服従する、片方は保護すると。服従を無理矢理するのは不可能です。民主国家ならば、愛国心になります。日本は民主国家ですから、愛国心というものがなければ、国家を守っていくという精神は生まれない。世界中どこに行っても愛国心教育しています。民主国家の方が強いんです。ルソーは民主主義と愛国心で議論しています。(中略)愛国心がなければ民主主義は存立しないんだと。(中略)整理しますと、近代国家というのは、愛国心が必要だと。ルソーは民主主義にとって、愛国心が必要だと。では愛国心とは何かというと、自分の国を愛することが愛国心です。外国人に愛国心を強制するわけにはいかない。愛国心を持ったもののみが、政治に参加しうるというルソーの基本からすると大分遠くなります。愛国心には2つの意味がある。郷土愛と祖国愛。(中略)選挙で問題になるのは、国家に対する忠誠としての愛国心なんです。これは教えないと出てこない。(中略)東アジア共同体、地域主権、外国人参政権は非常に国家解体に向かう危険な状態という感じがします。
(中略)
Q 政治的には最初から外国人地方参政権付与には賛成できないという立場か
長尾氏 賛成できない。賛成反対は別として、法律論としては許容説が正しい、政策論としては導入してはいけないという考えが正しい。私の読みが浅かったんですね、10年間でこれほど、国際情勢が変わると思っていませんでした。法律の文献だけでこの問題を考えたのは失敗だった。
(中略)
Q 政治文献を読んで考えを変えたのはいつか
長尾氏 ごく最近です。去年の8月以降です。それまでは、いつか違憲論で書かないといけないなと思ってたんですけど。変わる決心がついたのは年末です。
Q 今、通常国会に政府・民主党は政府提出法案で外国人地方参政権付与法案を出す動きがあるが、それについてどう考えるか
長尾氏 とんでもないことです。憲法違反です。憲法違反の法律を上程する。違憲の法律はアメリカでもドイツでもない。国家の解体に向かうような、最大限に危険な法律、これを制定しようというのは単なる違憲問題ではない。
Q 長尾氏の部分許容説の紹介が、参政権付与推進派を勢いづかせたことをどう考えているか
長尾氏 慚愧に堪えない。2月に論文を発表し、外国人参政権が違憲であり、いかに危険なものであるか論じるつもりで執筆を進めている。(了)
コメント
コメント一覧 (77)
長尾氏の「論文」がデマだった、とは言いませんが、法の論理面だけに拘泥し、安定した国家の形成と国民の保護と言う目的を見失った法律家が、とても危険な存在であることが分かります。
長尾氏の今後は、ずーっと贖罪の日々になるんでしょうね。
最近ある機関紙に「隣国を助ける国は滅びる」とマキュアベリの言葉を引用して日本の方向性を私論として延べました。中国の「遠交近攻」にも通じますね!
卑近な例を一つ、私の住んでいるマンションでの出来事です。週に3回市のごみ収集車が来ますが、可燃物に空き缶など混入されていることが最近増えていると言うことで分別を徹底するよう管理組合で注意喚起の張り紙をしました。ところが一向に違反者が出るので防犯カメラで特定し注意しましたところ何故ハングル文字で書かないのかとその住民は逆切れです。
日本に住む以上日本語ぐらい勉強しろよ!と言うのが皆さんの感想でしたが
この問題を、憲法に絡めようがどうしようが、
「排外的」に述べられる意見がほとんどですね。
純粋に「日本国民」であり、納税等の諸義務も果たしていながら、
参政権を与えられていない「皇族方」への言及が、何故無いのでしょう?
天皇陛下を除く皇族方に関しては、政治活動禁止規定など、
「日本国憲法」にも「皇室典範」にも、存在しません。
単に、歴代政権が「意図的に手続きを怠業」している状況です。
「皇族方も持っていないもの(参政権)を、軽々と外国人に与えるべきでない。
論議は、先に皇族方にお持ちいただいてから」というような論が、出ませんか?
外国人に与える事が違憲である事より、皇室が持っていない現状こそ、違憲でしょう。
参政権が無いのにこんなことをしているのに、参政権なんて与えたらどんなことをしでかすかわかったもんじゃありませんよ。
産経新聞でもこの件は取り上げて欲しいです。
http://www.mindan.org//shinbun/news_t_view.php?category=13&page=23
http://megalodon.jp/2010-0128-1621-08/www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=3691&corner=2
これで推進派の支柱は失われた事になります。
ただし推進派はそれでも諦めないでしょう。
むしろ重要なのはこれからで、
「何故そこまでして参政権を付与したいのか?」
という点に注目が集まれば流れは大きく変わってくると思います。
小沢一郎こと小澤一郎幹事長もよく熟読してもらいたい。
私は元々“外国人参政権”には反対の立場でした.
特に鳩山首相の言う“友愛”に基づいた“外国人参政権”の付与には,その考え方自体に疑問を呈しておりましたが記者さんの詳細なエントリーで,すっきりとしました.
鳩山首相が“友愛”を旗印になさるのでしたら,大陸訪問時に,
“大陸は漢民族だけの所有物ではない!”
とおっしゃるべきだったと考えております.
靖国参拝にあれこれと難癖を付ける国に対して,この程度の発言は内政干渉には当たらないと思います.
今現在,虐げられている少数民族へ“友愛”の手をさしのべる覚悟を示す絶好の機会だったのに思うと,初めから期待はしていませんでしたが,しょせんポーズだけの人だと失望しました.
>この程度の発言は内政干渉には当たらないと思います.
>この程度の内政干渉は問題ないと思います. と訂正します.
>法学者の議論は錦の御旗にすべきことじゃないんです。学者どうしでも出世競争に利用しているだけの場合がありますからね。<(故郷求めてさん)
・・・そうですね!!
長尾先生も当時は色々お有りになったのでしょう。しかし、正直な先生ですね。
こうなったからには、先生には参政権付与側を徹底的に論破してもらわないと困りますね!!
初めてトラックバック貼らせて頂きました。
この問題、ご先祖様方(就中、九段におわす英霊の皆様)のためにも、いつかこの国を負って立つ子や孫達のためにも、絶対看過してはならないと思います。引き続き、卓抜なるご筆鋒で世論喚起にご助力下さい。
阿比留氏のレポートを読めば納得できます。 しかし、愚民や帰化した者はいくら説明しても無駄! 平和ボケの国民もそろそろ、【島国根性】と【半島根性】や【大陸根性】とは絶対相容れない事に目覚めるべき。
★.名護市に1600人の中国人が引越して来れば簡単に乗っ取れる、、、恐ろしや! 21世紀は軍隊で敵国を占領せず、人民軍を平民にして移住してその国を乗っ取る----アフリカで成功している。 北朝鮮は南韓に10000人以上の政治工作員を、政界・メデイア・軍隊に浸透させて、身動きが取れ無い。 金大中の太陽政策が愚作だった。 日本も友愛と言う愚作が、腐ったリンゴのごとき伝染している。
>帰化した者はいくら説明しても無駄!…何も石平氏や金美齢氏の事例を持ち出すまでもなく、私は日本人になりたいと考えて帰化された方はむしろ歓迎しています。差別的と受け取られるコメントはご遠慮ください。
とりわけ一般的に民族意識の強い在日韓国人の人たちは、すぐお隣に本国があり多くは親戚もいるのですから、本国での社会参加にあまり支障は無いはずです。
中でも、望郷の想いの強い比較的高齢の方々については、できれば帰って頂くほうがむしろ人道的であると言えましょう。
この問題は、一義的には日本政府でなく韓国政府の受け入れ姿勢が問われる問題であります。
皇族方が選挙権・被選挙権を持たない理由に関しては、過去の政府答弁では「政治的立場の中立が要請されているから」(平成4年4月、宮尾盤宮内庁次長)となっていますね。しかし、政治的中立どころか平気で政治利用しようとし、恬として恥じない人たちがいるわけですから、なんともはや。
そうですね。まあ、現与党幹事長のように、法律の字ヅラにさえ違反しなければ、どんな脱法・反道徳的行為もかまわないという人もいますから困ったものです。
シナ人についてですが、ここ十数年来、爆発的に増加し、大阪市内においても、いまやシナ人を見かけない日はないといふほどです。この間、個人的に接してきたなかにも、明らかに就労目的で来日した留学生や、ビザが切れても居酒屋でバイトしつつけてゐる男など何人も見てきました。近年までに永住者が14万とのことですが、このなかにも、不正を働いて来日しそのまま居住しつづけてをる連中が相当数あると推測します。先般、観光庁長官がシナ人に対する観光ビザの年収条項を撤廃あるいは見直しをしたいといふ旨を報道で知りましたが、日本消滅実現を、外からだけではなく内からも後押ししてどないすんねん!
> iza6773様
> >帰化した者はいくら説明しても無駄!…何も石平氏や金美齢氏の事例を持ち出すまでもなく、私は日本人になりたいと考えて帰化された方はむしろ歓迎しています。差別的と受け取られるコメントはご遠慮ください。
石平氏や金美麗さんは確かに親日家ですが・・・
白眞○みたいなのもいますから。
市川市の例もあるように、参政権だけでなく外国人の政治運動も禁止して欲しいです。デモや集団圧力で勝ち取った特権もあるようですし。ようやく、自民党内にも、そういう動きも出てきたし期待したいです。
この件は産経WEBの記事と詳報という2つの記事を読んだのですが、詳報のほうも、それほど詳報でもなく、食い足りない、というか、ちょっと合点がいかないなと思っておりましたので、さらに詳しく報じてくださってありがとうございました。
EUでの事例と日本の状況がそのまま同じではないというのは、20年前も10年前も同じと思うので、教授の説明がなんとなく腑に落ちないという気もします。勉強しなおしたと言われるので、そういうことかもしれません。
それまでに存在する法から出てくるものと、いまの法が現実に照らしてどのようにあるべきかというのは、やはり違いますね。
先生の論調は、かなり外国人恐怖症(xenophobia)に満ちていて、読んでいると今にも日本が占領されちゃうんじゃないかという気分になります。数千人の中国人が日米安保条約を根本から覆しちゃうみたいな。コワイですね~。
彼が心配しているのは、意図的に中国人が転居して政治的な発言力を増していくってことですよね。企業の敵対的買収みたいなイメージですけど。
で、前から疑問に思っていることがあるので、ちょっとご教授いただきたいんです。素朴な疑問です。
1)すでに日本国籍を取得している在日の中国、韓国の方々がいらっしゃるわけですよね。それも相当数の。彼らが恣意的に移住すれば、先生が議論されているような日本全体の国益に反する動きを地方レベルで達成できるのではないでしょうか? その動きが見えないのは、なぜでしょうか?
2)もし仮に敵対的な移住政策を企て実行した場合、それに対抗する手段はないものでしょうか?
>あたかも純粋に法理論というものが存在するかのように振舞うのが一部の法律専門家の欺瞞…。そうなのでしょうね。私はこの問題に限らず、あまり理屈に走りすぎると現実を見落とすことになるような気がします。
うーん、そうですか…。郷に入れば郷に従え、というものだと思うのですが、それも通用しないのかもしれません。
>先生の論調は、かなり外国人恐怖症(xenophobia)に満ちていて、読んでいると今にも日本が占領されちゃうんじゃないかという気分になります。
*横レスですが・・・
「先生」というのが、ブログ主様を指しているのなら、阿比留さんは、「タカ派」的ではありますが、あなたが言われるほど「攘夷派」ではありませんね。
また、長尾一紘中大教授を指しているなら、もとより、後で「慚愧に堪えない」と自分で言うほどの事をした人ですから、「軽率な馬鹿」でしかありませんので、何を訊かれても、無駄でしょう。
*あなたの二つのご質問は、このiZa!内にいる多くの「攘夷派」に、全て訊いてみたいものではありますね。この様な理由で「参政権反対」を言うのは、推進派に塩を贈り続けることになることを理解できない人がいらっしゃるようですので。
>1)〜
「日本国民」になる資格と能力を持ち、
そして「日本国民」になるという選択をしたひとびとだからでしょう。
「日本国民」になることを拒むひとびととはアイデンティティの構造がことなる。
>2)〜
ないでしょうね。
というか、可能性がある以上それを踏まえるのは当然のことでしょう。
可能性を無視していい理由が思い浮かびません。
もしそれがあるというなら教えていただきたい。
とりわけ性善論に関して、老後にまで持論が保てた「例」を知らない。若い時代には、わが未来が掛かっているから、性悪説は好ましくないし、それを『否定』できると安易に考えてしまう。
しかし経験を重ねるにつれ、性悪説を認めたら、世の中の『現象』が説明しやすいことに気が付くのです。
そして、それを認めた上で、その「性悪」を封じ込めるような制度を取り入れることでこそ、この世の中を暮らしやすい方向に改造できるのではないかという『結論』に到達するのではないでしょうか?
私は、いまも参政権を要求している輩の同胞からの悪意に晒され、こういう本性が、何らかの要素(例えば捏造による反日教育)で強化されているのを推測しますが、直ちに止め、謝罪し、繰り返さないと約束したとしても、共生を黙認できるだけで、日本人と同じ権利など与えられません。
その教授も、特亜のこのところの露骨な謀略ぶりに、子や孫たちが巻き込まれるのを『良し』と思えなくなったのでしょう。せっかくの尊敬される地位を捨てるまでして…
*横レスですが・・・
>>1)〜
>「日本国民」になる資格と能力を持ち、
>そして「日本国民」になるという選択をしたひとびとだからでしょう。
>「日本国民」になることを拒むひとびととはアイデンティティの構造がことなる。
*では、良く名前が出てくる「白真勲」氏や、帰化疑惑がもたれていると言われる「土井たか子」「辻元清美」などの諸氏は、認められるのですね?「悪意や下心を持って帰化する者はいない」という事ですね?
「蓮舫」氏を「元々日本人じゃないから」と言った平沼氏を否定されるのですね?
>>2)〜
>ないでしょうね。
*その様な自体になりそうな時点で、自ら同志と共に、移住はされないのですか?1000人の「外国人有権者」が移住するなら、1500人の日本人が、同様に移住すれば済むのではありませんか?それとも、全国的に「外国人有権者」の数が「日本人有権者」の数を上回る事があり得るのでしょうか?
>というか、可能性がある以上それを踏まえるのは当然のことでしょう。
*これは、その通りですね。しかし、付与反対の理由が、この程度の事(乗っ取りの可能性)でしかないのでは、推進派に、この様に論破されますよ。
*善意を装った連中相手に、感情だけで挑めば、絶対に勝てない程度に、この国は、既に「リベラル思想」に染められています。論破されないだけの理論とは、「判決主文では違憲としかされていない」という事と、「皇族ですら持っていないものを、何故『外国人』に優先しなければいけないのか?」と言う事ではないでしょうか?
>「白真勲」氏や、帰化疑惑がもたれていると言われる「土井たか子」「辻元清美」などの諸氏は、認められるのですね?
白真勲、土井たか子、辻元清美のなにを認めるのでしょう? 文章が不全です。
>「悪意や下心を持って帰化する者はいない」という事ですね?
いてもかまわない、ということです。日本国民であるならば。
ただし、このような者の跋扈を可能な限り防ぐべく、国籍の取得と参政権の取得を単純にイコールとしない、
帰化後の経年数等を考慮する制度が必要でしょう。
>「蓮舫」氏を「元々日本人じゃないから」と言った平沼氏を否定されるのですね?
政治家の出自と政策的志向の関連は無視していいものなどではなく、
むしろ厳しく検討・評価されるべきもので、そこに踏み込んだこと自体には何の問題もありません。
「事業仕分け」において図らずも披瀝してしまった「国力・国益観」をめぐり、
日本国民の代表としての資質を疑わせたことは、蓮舫氏の、反省を要する端的な過失です。
しかしながら、視点を「事業仕分け問題」から引いたところに置いてみれば、
蓮舫氏はむしろ「過剰適応」の実例といえる人物であり、また貴重な参議院議員でもあるのですから、
平沼氏にとっては連携すべき対象であったはずで、その限りにおいて問題です。
>その様な自体になりそうな時点で、自ら同志と共に、移住はされないのですか?〜
くりかえしますが、可能性がある以上それを踏まえるのは当然です。「心配しすぎでは」などという非論理は通用しません。
>付与反対の理由が、この程度の事(乗っ取りの可能性)でしかないのでは、推進派に、この様に論破されますよ。〜
これはあなたの願望でしょう。そもそも、「敵」は、公論の不在に由来する、
「あんまりよくわからないけど、まあ税金払ってるし……」と言いがちな人々の、その関心の低さ、情報への感度の鈍さです。
そして、参政(投票)権がカネで買えないことを説明するのはなにも難しいことではありませんし、
領土問題の啓発に地方自治体がどれほど深く関わっているかを説明することも同様です。
むしろ、「合憲だ」以外は情緒的なお題目を唱えることしかできない推進派こそ脆弱でしょう。
>「皇族ですら持っていないものを、何故『外国人』に優先しなければいけないのか?」と言う事ではないでしょうか?
滑稽なほどの見当違いです。「敵」は上記の通りです。
藁人形相手の一人相撲でプライオリティを捏造しないでください(笑)。
なお理論的な焦点としては、長尾氏が指摘する通り、
立法が為されれば立法事実となるところの現実的状況、の、その変化でしょう。
たとえば在日韓国人に、本国の大統領選参加への道が開かれ、
大韓民国の主権者としての地位が明確になり、
大韓民国国民として持つ権益が肥大化する現在、
最高裁は、永住外国人が地方自治体とのあいだに持つとした「特段に緊密な関係」について、
変化がないと評価するでしょうか。
いわゆる許容説の嚆矢を放った法学者は、現に評価を変えているのです。
また、判決外での言動ではありますが、
園部逸夫氏は例の最高裁判決の根拠に関し、
現状においては通用しない認識にもとづいて、
在日韓国・朝鮮人への極めて情緒的な心情を吐露したことがありますね。
いまでも同じことを口にするのでしょうか。
同じことを口にしたとして、反論に耐え得るでしょうか。
さらに、民主党が「地方主権」なる理念を掲げてまで地方分権を推進しようとしていることも問題になるでしょう。
「主権」を持った地方自治体の運営に、外国人が関わることは許容されるでしょうか。
"民主党による"永住外国人への地方参政(投票)権付与は決定的な矛盾を孕んでいます。
地方分権を諦めない限り、それは違憲=不可能なのです。
わかりましたか?
「このような者の跋扈を可能な限り防ぐべく、国籍の取得と参政権の取得を単純にイコールとしない、帰化後の経年数等を考慮する制度が必要でしょう。」
これは帰化要件として、日本国への忠誠を、云々と同じく、有名無実となる事は確実で、無意味では?日本国に帰化した時点で、日本国民と百パーセント同じ権利と、同時に義務が付与されるべきです。
人の心の奥底なんぞ、誰にも判らないのです。その「移行期間」とやらだけ、なりを潜めていれば済む話なのですから。
「政治家の出自と政策的志向の関連は無視していいものなどではなく、むしろ厳しく検討・評価されるべきもので、そこに踏み込んだこと自体には何の問題もありません。」
「出自」と「政策的志向」をそう簡単に同一視、関連付けしてはいけないでしょう。前者は先天的なもの、後者は後天的なもので、先天的な条件は、誰にも選ぶ事が出来ません。平沼氏の発言は、先天的なものが後天的なものに影響を及ぼすと宣言したに等しく、氏の発想の根本に、「外国人」イコール「何をしでかすか解らない者」と言う思考がある事を、図らずも暴露してしまいました。
「「事業仕分け」において図らずも披瀝してしまった「国力・国益観」」
貴方の国力、国益観が、日本人全ての共有するものであるとの思い込みがありませんか?私は日本人ですが、蓮舫氏の観点にも共感するところはありますよ。ちなみに私の出自は日本人そのものですが。
これもまた、乱暴な括り方ですね。RAM氏は以前から、永住外国人への地方参政権付与は憲法違反であると言う、否定的見解を表明しています。
さてそれで、「永住外国人への地方参政権付与は憲法違反」であるとして(ちなみに私もこの立場ですが)それが地方分権を諦める理由にはなりませんね。
地方分権を推し進めても、永住外国人への地方参政権付与は憲法違反だからやらない、と言う選択肢は充分成り立つ筈です。
間違っているでしょうか?
>わかりましたか?
*ここは、阿比留さんのブログですので、一言だけ。
「誰に、偉そうに言っているの?」
>これは帰化要件として、日本国への忠誠を、云々と同じく、有名無実となる事は確実
根拠不明です。
>日本国に帰化した時点で、日本国民と百パーセント同じ権利と、同時に義務が付与されるべきです。
上記の通り反対です。
>その「移行期間」とやらだけ、なりを潜めていれば済む話なのですから。
時間は払わせるに足る絶対的コストです。
>「出自」と「政策的志向」をそう簡単に同一視、関連付けしてはいけないでしょう。
このような欺瞞は受け入れられません。
出自は常に政策の根拠です。それ以外の何ものでもありません。
先天的なものが後天的なものに影響を及ぼすのです。あたりまえでしょう。
>貴方の国力、国益観が、日本人全ての共有するものであるとの思い込みがありませんか?
自分の「国力・国益観」が、日本人全ての共通するものであると思い込んで失敗したのが蓮舫氏でしょう。
政治家としての未熟さを露呈したわけです。
>RAM氏は以前から、永住外国人への地方参政権付与は憲法違反であると言う、否定的見解を表明しています。
???
だからなんでしょう?意味がわかりません。
「地方主権」を掲げる民主党では、永住外国人への地方参政権付与は論理的に不可能だと言っているだけですが……。
>さてそれで、「永住外国人への地方参政権付与は憲法違反」であるとして(ちなみに私もこの立場ですが)それが地方分権を諦める理由にはなりませんね。
>地方分権を推し進めても、永住外国人への地方参政権付与は憲法違反だからやらない、と言う選択肢は充分成り立つ筈です。
誤読なんでしょうが、どう誤読をしたのかがわかりません(笑)。
地方分権と永住外国人への地方参政権付与は両立しない、二者択一であると私は言っているのです。
あなたですよ(笑)。
「帰化後の経年数等を考慮する制度」・・・
これを導入するためには、憲法改正が必要だよ。
第25条を大幅にさわらなくては、違憲になるぜ。
で、改憲する機会があるなら、何も、こんな問題で揉める必要な無いわけだ。
「住民」を「国民」に訂正すれば済む事。
その「改憲」を避けようとするから問題が起きているという根本を抜かして、
改憲が必要な答えを、偉そうに出されてもネェ、
君のガッコレベルでは、それで通のかい?(嘲
To ohyashimaさん
>「事業仕分け」において図らずも披瀝してしまった「国力・国益観」をめぐり、
>日本国民の代表としての資質を疑わせたことは、蓮舫氏の、反省を要する端的な過失です。
これは例の次世代スパコンの話だと思います。蓮舫女史の発言が「疑わせた」原因であるとすれば、それは疑う側の主観ですからどうしようも無いことで、これをもって過失と決めつけるのはおかしいのでは?
客観的に見て、女史の発言は間違っていたのか?政治家は時に世論の感情的な反発を食らっても「それでも正しい」という主張を貫く資質が必要だと思います。正しいことを言って疑われるのは政治家として過失なのか。そうではないでしょう。
蓮舫女史の「世界一じゃないといけないのか?」という発言が切り取られて敗北主義者のように取られた可能性はありますが、「速度世界一がどうしても必要か?」「世界一のスペックは単純に計算速度で事足りるのか?」と問い直した場合、どうでしょう。
【参考資料】
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51619563.html
で、具体的にお聞きしますが、「国籍の取得」と「参政権の行使」と言う両者の価値はいかほどで、どのくらい差があるのですか?価値の換算単位は何ですか?コストと言うからには日本円ですね?では、参政権の非行使期間をどうやって日本円に換算するのですか?
それら一切合財を、これから日本国籍を取得しようとしている人に、どうやって説明するのですか?
他人様に「根拠不明」と言うからには、あなた自身は間違いなく「根拠」を持っている筈ですね?出来ないとは言わせませんが?
「出自は常に政策の根拠です。それ以外の何ものでもありません。」
これほどキッパリと言い切る人も珍しい(笑)。そうすると、例えば同じ鹿児島の出身で、共に下層武士の出身であった大久保利通と西郷隆盛が、後に政策的に袂を分った理由が全く説明出来ませんが?
源頼朝と義経、足利尊氏と直義は兄弟ですが、やはり対立していますが、この理由はどう説明するのですか?
現代社会において、同郷の出身者同士が、自民党と民主党に分かれて、議席を争うなんて事も、ごくごく常識的出来事ですが、あなたの説では、これらも全く説明出来ませんね?
「「地方主権」を掲げる民主党では、永住外国人への地方参政権付与は論理的に不可能だと言っているだけですが……。」
なるほど、この件についてのみ、納得しました。
じゃあ、次回、観念を貨幣価値に換算する公式の提示、お待ちしております。
意気消沈しているようですね(笑)。
To simesaba0141さん
なにをいっているのですか?
時間は万人に平等でしょう。
1秒、1分、1日は、誰にとっても、同じ長さの1秒、1分、1日です。
相対的コストなどではありませんよ(笑)。
そして、人生は有限です。
>共に下層武士の出身であった大久保利通と西郷隆盛が、後に政策的に袂を分った理由が全く説明出来ませんが?
二人はなぜ、たとえばアルゼンチンの政治に関わるのではなく、日本の政治に関わったんですか?
というか、誰かと同じ人生など存在しません。「出自」の意味を理解しましょう。
生い立ちを抜きに思想は存在しません。
下手なヘリクツはバカを晒すだけです。
「時間は万人に平等でしょう。」
そんな観念的な台詞は期待しておりません。貴方は私に対して「根拠不明」と言ったのです。時間が万人に平等である、だから何だと言うのですか?前提条件は判りましたので、「国籍の取得」と「参政権の行使」と言う両者の価値はいかほどで、どのくらい差があるのですか?価値の換算単位は何ですか?コストと言うからには日本円ですね?では、参政権の非行使期間をどうやって日本円に換算するのか、それをお聞かせ下さい。
「下手なヘリクツはバカを晒すだけです。」
貴方がまともに返答できないと言う事だけは良く判りました。(笑)
まず、私が先生と書いたのは長尾教授のことです。
議論がゴチャゴチャしてますが、結局のところ・・・・・・
1)日本人に帰化した人=日本が好きな人=したがって、日本の国益を損ねることをしない
この点は科学的な判断が不可能なので、情緒的な議論に陥りがちなのがよく分かりました。
2)永住外国人による敵対的な投票活動の防止方法
未来のこと、確たることは言えませんが、今後しばらく民主党政権が続くとして、外国人に地方投票権を付与する可能性が残り続けるのは事実です。したがって、「天皇陛下より先に外国人に参政権を与えるのはけしからん」なんて特殊な尊皇論に拘泥するよりも、果たして外国人参政権が実現するとして、どういったケアをしていけば、地域に根差した外国人生活者に相互に利益になるような関係を築けるのか考えるべきだと思います。もちろん、敵対的な行為に関してそれを実行不可能にする手段があれば講じていかなければいけないと思うのです。地方分権も大雑把に語られていますが、国と地方の役割分担をきちんとすれば、地方の少数住民が国家の運命まで左右するなんてばかげたことにはならないはずです。
一体なにと戦っているのですか?
論点を把握してください。
「国籍の取得」と「参政権の行使」の価値に差があろうとなかろうと関係がありません。
今日帰化して明日投票あるいは立候補(「住民」を「国民」にしても防げませんよ(笑))できるのとできないのとでは、
大いに違いがあるといっているのですよ。
>日本国への忠誠を、云々と同じく、有名無実となる事は確実
などと、違いはなく無意味だと言うあなたとは違って。
去年はどこそこで大統領選があるからどこそこの国民で、
今年は日本で参院選があるから日本国民で、
来年はどこそこで国政選挙があるからどこそこの国民で、
なんてことが罷り通るべきではないでしょう。
いい加減にしてくださいよ、まったく(笑)。
日本政府が行うべきことは、帰化した国民が元の国籍国政府から恐喝を受けないように保護する事であり「出自」でもって排除する事じゃありません。
一方で、生活基盤が崩壊している人は、帰化した人じゃなくても、生粋wwの日本人官僚でも売国行動に出ます。外国政府から資金援助されて政治活動をしている地球市民的連中の多くの出自は生粋の日本人でした。
外国政府の影響を排除する事とレイシズムをごっちゃにしないでもらいたいものです。はっきり言って鎖国攘夷主義の人たちって、単なる外国恐怖症の精神的ヒキコモリにしか見えないんですね。排除するばかりでなんら「勇気」ってものが無い。
すっごい迷惑です。
明治維新の時の自称志士と変わらず、維新後に政府要人の暗殺で日本の発展を阻害した連中と思いっきり重なるんですよね。歴史と言う鏡で自分を見つめなおして欲しいものです。
だいたい、こんな民団中央組織の利権保持と民主党や公明党の票田開拓をバーターしただけの取引にごちゃごちゃ他の理由付けで批判しても意味ないでしょう?この件に関しては亀井ちゃんが正しい見方です。
>地方分権も大雑把に語られていますが、国と地方の役割分担をきちんとすれば、
大雑把なのはあなたですよ(笑)。
役割分担ができたらいいでしょうね。
で、どう役割分担するのですか?
>地方の少数住民が国家の運命まで左右するなんてばかげたことにはならないはずです。
「ならないはず」とか、言ってて恥ずかしくないですか?
突っ込まれそうだ、と頭が回らないということなのでしょうが、
これはつまり知性の欠如ですよ(笑)。
可能性を原理的に封じるか封じないかが問題です。
「なる」か「ならない」以外に結果はありません。
あなたは「鎖国攘夷主義の人たち」という藁人形(たち)と戦っているのでしょう。
これは端的な「精神的ヒキコモリ」ですね(笑)。
>今日帰化して明日投票あるいは立候補(「住民」を「国民」にしても防げません
>よ(笑))できるのとできないのとでは、
>大いに違いがあるといっているのですよ。
でも、いずれは投票も立候補も出来る訳ですね(爆笑)あなたこそ、一体何を防ぎたくて、誰に対して無駄な戦いを挑んでいるのやら???
>去年はどこそこで大統領選があるからどこそこの国民で、
>今年は日本で参院選があるから日本国民で、
>来年はどこそこで国政選挙があるからどこそこの国民で、
>なんてことが罷り通るべきではないでしょう。
へえ、面白い。そんなにポコポコと国籍って変更できるものですか。へぇー。私、寡聞にして国籍変更がそんなに簡単なものであるとは存じておりませぬが?宜しければ3年で3回国籍変更が出来ると言う実例をお聞かせ下さい。
あ、ちなみに3回国籍変更するってことは、当然住むところが二か所以上って事ですよね~。投票するために海外移住するんだ。そりゃあ、そう言うマニアも居るかもしれないなぁ(笑)もっとも、住んでいる所で、すんなり国籍変更を認めてくれるとは思えんが。
まあ、実例を提示して貰ってから、じっくり議論しましょか。
>いい加減にしてくださいよ、まったく(笑)。
いやまったくです。(笑)
やれやれ(笑)。
私は可能性の話をしているんですよ。
「可能性がある以上、それを無視していい理由はない」。
すでに述べている通りです。
論理的にも倫理的にも瑕疵はない。
勿論、無理して駄々をこね恥をさらすのはあなたの勝手ですが。
私のコメント数が増えてしまってなんだか気が引けます。
申し訳ありません、阿比留記者さま。
>あなたは「鎖国攘夷主義の人たち」という藁人形(たち)と戦っているのでしょう。
>これは端的な「精神的ヒキコモリ」ですね(笑)。
あと「地球市民」からも批判されますけどね。NET上ではこの二つが主流ですし、両方ともヒキコモリさんたちですからね。まぁ、脳内妄想でマッタリのヒキコモリさんから批判される間は安心ですなwww 藁人形さんたちは良く燃えますから面白いですよwww
もう青息吐息の人に、これ以上追い打ちを掛けても仕方無いけど、これだけは言っておかなくちゃ。
>私は可能性の話をしているんですよ。
>「可能性がある以上、それを無視していい理由はない」。
>すでに述べている通りです。
ホント、いい加減にして下さい。「可能性」とかエラソーに言ってますが、国籍なんて、数年単位でホイホイ変えられるものじゃないんです。貴方は全く自分に都合の良いように事実関係を捻じ曲げている。捻じ曲げておきながら、「可能性」を云々するとは、何と言う厚顔無恥な物言いである事か。
具体例が何一つ出せない癖に、「可能性」を隠れ蓑に、インチキをまき散らすのもいい加減にしたまえ。
精神的ヒキコモリの最中の不毛戦い、頑張ってください。
To simesaba0141 さん
少なくとも日本においては、
帰化ができる一方で、外国への移住、国籍離脱も制限されない。
知ってますよね?
あなたは本当に47歳ですか?
あまりにも幼稚だ(笑)。
おや、まだやる気なんだ(笑)しぶといねえ。
>少なくとも日本においては、
>帰化ができる一方で、外国への移住、国籍離脱も制限されない。
>知ってますよね?
知ってますよ。
じゃあ、例えば今夏の参院選で投票を済ませた直後、直ちに、どこの国でも良いから、国籍を変更し、更に一年後、もう一度日本国籍に復する事が出来ると言う、実例を示して下さい。
これは、貴方が自ら言った言葉を基にしているのです。立証責任は、貴方の側にあります。
人を幼稚と罵る前に、事実ベースで話をしましょう。ね。
幼稚なおっさんをいじめる気はもうないですよ(笑)。
安心してください。
人を幼稚と罵る事しか能の無い人にプレゼント(笑)
国籍法
(略)
第四条 日本国民でない者(以下「外国人」という。)は、帰化によつて、日本の国籍を取得することができる。
2 帰化をするには、法務大臣の許可を得なければならない。
第五条 法務大臣は、次の条件を備える外国人でなければ、その帰化を許可することができない。
一 引き続き五年以上日本に住所を有すること。
二 二十歳以上で本国法によつて行為能力を有すること。
三 素行が善良であること。
四 自己又は生計を一にする配偶者その他の親族の資産又は技能によつて生
計を営むことができること。
五 国籍を有せず、又は日本の国籍の取得によつてその国籍を失うべきこと。
(略)
2 法務大臣は、外国人がその意思にかかわらずその国籍を失うことができない場合において、日本国民との親族関係又は境遇につき特別の事情があると認めるときは、その者が前項第五号に掲げる条件を備えないときでも、帰化
を許可することができる。
第六条 次の各号の一に該当する外国人で現に日本に住所を有するものについては、法務大臣は、その者が前条第一項第一号に掲げる条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。
一 日本国民であつた者の子(養子を除く。)で引き続き三年以上日本に住所又は居所を有するもの
二 日本で生まれた者で引き続き三年以上日本に住所若しくは居所を有し、又はその父若しくは母(養父母を除く。)が日本で生まれたもの
三 引き続き十年以上日本に居所を有する者
第七条 日本国民の配偶者たる外国人で引き続き三年以上日本に住所又は居所を有し、かつ、現に日本に住所を有するものについては、法務大臣は、その者が第五条第一項第一号及び第二号の条件を備えないときでも、帰化を許可することができる。日本国民の配偶者たる外国人で婚姻の日から三年を経過し、かつ、引き続き一年以上日本に住所を有するものについても、同様とする。
(略)
2 外国の国籍を有する日本国民は、その外国の法令によりその国の国籍を選択したときは、日本の国籍を失う。
第十二条 出生により外国の国籍を取得した日本国民で国外で生まれたものは、戸籍法(昭和二十二年法律第二百二十四号)の定めるところにより日本の国籍を留保する意思を表示しなければ、その出生の時にさかのぼつて日本の国籍を失う。
(略)
第十七条 第十二条の規定により日本の国籍を失つた者で二十歳未満のものは、日本に住所を有するときは、法務大臣に届け出ることによつて、日本の国籍を取得することができる。
2 第十五条第二項の規定による催告を受けて同条第三項の規定により日本の国籍を失つた者は、第五条第一項第五号に掲げる条件を備えるときは、日本の国籍を失つたことを知つた時から一年以内に法務大臣に届け出ることによつて、日本の国籍を取得することができる。ただし、天災その他その者の責めに帰することができない事由によつてその期間内に届け出ることができないときは、その期間は、これをすることができるに至つた時から一月とする。
ああおもしろい。
>幼稚なおっさんをいじめる気はもうないですよ(笑)。
*いじめられているのは、君の方だよ、ボクチャン・・・(爆笑)
iZa!は、2chよりハードルが高い事が判らなかったようだねぇ。
かわいそうに、ツイッターで笑いものになっているんだよ、君は。
既に、手遅れ・・・
からむ相手を間違えたね。
>私のコメント数が増え過ぎました。申し訳ありません。
>
>幼稚なおっさんをいじめる気はもうないですよ(笑)。
>安心してください。
で、そう仰るなら私のコメントには答えてくれますか?
あまりにおかしいと思ったのでコメントしたのですが。
これに答えてね。
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1435935/allcmt/#C1505991
>去年はどこそこで大統領選があるからどこそこの国民で、
>今年は日本で参院選があるから日本国民で、
>来年はどこそこで国政選挙があるからどこそこの国民で、
>なんてことが罷り通るべきではないでしょう。
はあくまでたとえばの話ですが、本当に可能だった様ですね……(笑)。
To RAM さん
あなたはもう論破済みです。
彼女への批判が「誤解」に基づいているならば、
誤解を招いた彼女に非があるということですよ。
政治家にその程度の責任を求めても問題はないでしょう。
はあ、ohyashima脳内お花畑共和国では可能なようですね。
で、具体的に、どうすると可能になるんですか?
???
どこかの国で大統領選に参加し、
翌年日本国民になって、参議院選に参加し、
すぐに国籍離脱してどこかの国で国政選挙に参加すればいいんでしょう。
日本国民になったら一定期間は日本国民でなければならないとは書いていない様ですが……。
>2)永住外国人による敵対的な投票活動の防止方法
*本来的には、改憲して93条2項の「住民」という文言を「国民」に訂正する事が第一ですね。これは、totoさんのブログでも明らかですが、GHQ草案を日本語に訳した時に、ケアレスミスを犯しているのです。
*さて、弥縫的には、外国人が参政権を得たと仮定して、特定地域に集中する事があれば、「ohyashimaちゃん」のような「愛国者」さん達が、同様に住民票を移せばよいだけの事ですね。それで勢力が覆せないのなら、「愛国者」を自任する人たちのレベル(質・量)は、その程度でしかなかった、と言う事でしょう。
*現状のように、まだ与えられていない時点で、反対派がすべき事は、これも「ohyashimaちゃん」のように通らない「排外論理」を喚く事ではなく、現憲法の15条の精神を考えれば、93条の「住民」が「そこに住む国民」でしかあり得ない事を、そして、それに基づいて、最高裁判決も「主文」で違憲判断している事を、従って、推進派の動きは「違憲」であることを、諄々と述べる事でしょう。
*これは「攘夷」というレベルの低い「感情」の問題ではなく、「国家・国民・主権」というものを「法に照らせばどうなるか」と言う、「理性」の問題です。
>To 故郷求めてさん
>
>彼女への批判が「誤解」に基づいているならば、
>誤解を招いた彼女に非があるということですよ。
>政治家にその程度の責任を求めても問題はないでしょう。
あなた本気ですか?「産む機械」とか原爆は「しょうがない」発言も同じだと思う?
ええ。
揚げ足を取られる方が悪いんですよ。
政治家に関してはね。
で、もう本当に控えます。
「どこかの国で大統領選に参加し、」
だから、具体的に何処の国ですか?日本の国籍法、ちゃんと読みましたか?日本への帰化要件として、出生時に二重国籍である場合を除いて、5年継続して日本に居住する事が必要なんですよ?
日本に居住しながら、当該国の大統領(国会議員でも、まあいいや)選挙に参加出来る国って、自ずと限られて来ますよ。
誤魔化さないで、ちゃんと具体名を出して下さいね。
で、首尾よく帰化申請が認められて、翌年日本国籍を保持。その年に国政選挙に参加して、即座に国籍離脱。
これはまあ、可能ですね。
で、その翌年、一年で国籍が取れる国って何処ですか?
答えて下さいな。
で、貴方の説が一番バカバカしいのは、そうまでして日本国籍を取得したとして、たった一年で、それを放棄しちゃうメリットが、一体どこにあるの?って事なんです。
日本への帰化要件には、国籍法に「帰化要件」ってのが、ちゃんと1から6まで定められているんです。一端帰化をして、国籍を放棄し、再度日本に帰化し直すなんてアホな事、だれがわざわざ好き好んでやるんですか?
それも「可能性」の一言で逃げるんですか?
まあ、どこまでもアホを晒したいなら、止めませんが(笑)。
墓穴を掘るのも程々に(笑)。
わざわざ「どこそこの国」といってることを斟酌せず、
吹き上がって恥を晒したのはあなた自身の責任であって、
私は関係ありませんよ(笑)。
>改憲して93条2項の「住民」という文言を「国民」に訂正する事が第一
このご意見は外国人地方参政権反対という立場からのものですね。
民主党が自身の政策に対抗するような改憲をするとは考えにくいので、将来的に保守政権が樹立したときに考慮されるようなものです。
より現実に即した対応策としては、以下の通りだと思います。
(敵対的な行為が見られた場合)
>「愛国者」さん達が、同様に住民票を移せばよいだけの事ですね。
>それで勢力が覆せないのなら、「愛国者」を自任する人たちの
>レベル(質・量)は、その程度でしかなかった、と言う事でしょう。
ごもっとも! 非常に現実的です。(笑)
>To 故郷求めてさん
>
>ええ。
>揚げ足を取られる方が悪いんですよ。
>政治家に関してはね。
政治家は本質的に正しいことを言っていても、言葉尻で揚げ足を取られたらそれが最後、政治家の責任問題となる。
一方で、それを非難する「科学者」が科学的に間違っていた場合は、政治家じゃないので責任は問われない。
――ということですか。
あなたの認識はよくわかりました。政治家の言葉尻を捉えて大騒ぎしたマスメディアの横暴や一部コメンテーターの「人権軽視」などという非難を受け入れるわけですね。報道ステーションや朝ズバを見て感心している部類だと言うことがわかりましたので、これ以上の議論は差し控えさせていただきます。
ま、そのような認識であればここにコメント入れない方が身の為ですよ。
長尾教授の今回の動きについて、百地先生あたりから何らかのコメントがあったかどうか、ご存じないでしょうか?
クールに見ておられるのか、手ごたえを更に感じてらっしゃるのか、それとも改めて長尾先生の今までに対して憤ってらっしゃるのか・・・。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/dompolicy/352423/
読売新聞社説
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100201-OYT1T00054.htm
これで強引に押し通そうなら不測の事態も充分ありえますよ!!
ホンマの話し「毒入り危険。食べたら死ぬで。」の世界が。
お話終わったみたいですので横レス失礼いたします
>蓮舫女史の「世界一じゃないといけないのか?」という発言が切り取られて敗北主義者のように取られた可能性はありますが、「速度世界一がどうしても必要か?」「世界一のスペックは単純に計算速度で事足りるのか?」と問い直した場合、どうでしょう。
>
>【参考資料】
>http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51619563.html
>「速度世界一がどうしても必要か?」
速度世界一がどうしても必要なのではなく、速度世界一を目指す努力が
必要です。ただし、コストパフォーマンスで考えて、購入品で済ます
選択肢は存在します。が、必要なときに必要な処理能力を持った
スパコンが手に入らず、DNA解析競争などの先端技術にて特許競争に
負ける覚悟が必要です。
根本的には食糧自給率の問題と変わらないかもしれませんね。
>「世界一のスペックは単純に計算速度で事足りるのか?」
たぶんソフトについての話だと思いますが、足りません。
足りないからこそ、必要です。使っていかないと技術は向上しません。
同時に、ハードスペックも計算速度では足りません。
参考先のお話でも、PCクラスタはコストパフォーマンスに優れると
書かれていますが、同時にPCクラスタでは及ばない事も明記されてます。
ウェブサーバなどの処理であれば、横方向のデータ密度が低いため、
PCクラスタの性能が十分に発揮出来ますが、スーパーコンピューターで
求められる膨大なメモリ領域が必要な処理では、横の伝達が間に合わず、
高性能なCPUがデータ待ちで仕事を何もできずに時間を浪費します。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
こちらのコメント欄、いきなり上記の珍文章を
毎度毎度読まされるのは、どうにかならないものでしょうか。。。。
最新コメントが上位に並ぶよう、システムを改善して欲しいところ。
デマがどうの、贖罪がどうの、何を必死に印象付けたいのやら。。。。
>長尾先生の今までに対して憤ってらっしゃるのか・・・。
なんじゃこりゃ~
長尾センセは、百地教授やサンケイの黒田記者らと、
10年も昔、下記のような本へ名を連ねておられるってのに。。。。
『「国家」を見失った日本人―外国人参政権問題の本質』
小学館文庫 2000年12月刊
http://www.amazon.co.jp/dp/4094050914
このエントリーでも、下記のように長尾センセの談話で
紹介されていましたね。
>それが、ここでも(小学館文庫「『国家を見失った日本人』
>田久保忠衛編著」)最後で書いています。
>昔から、憲法学者にはイデオロギー的な弱点がありまして、
>共産党系の先生は共産党系の学説を発表して、社会党系の先生は
>社会党的なもの出して、自民党系の先生は自民党系の仮説を出すと、
>それが嫌でして、自分は学説は政治的な意見とは無関係に
>考えるべきであるという側に立ってまして、解釈上は許容説で、
>賛成か反対かといえば、大反対というのが私の理解だった。
>百地先生はすっきりしてまして、違憲で反対ですね。
【外国人参政権】 国家公務員・行政書士試験で「容認」に導く設問 人事院「憲法上禁止されていないとする教科書も多くある」★2
http://logsoku.com/thread/uni.2ch.net/newsplus/1326011843/
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83 : 名無しさん@12周年 : 2012/01/08(日) 18:37:25.00 ID:ze7k6kAB0
ぼうろんでも出題してもいいじゃん?
ほかの判例からはぼうろんを出題してないのか?
95 : 名無しさん@12周年 : 2012/01/08(日) 18:42:37.24 ID:Pq//3f8r0
>>83
朝日訴訟の傍論で生存権の性質について述べてたり
八幡製鉄事件の傍論で法人の人権の性質について述べている。
他にもある。
生存権や法人の人権は
国家資格や公務員試験で幾度となく出題されている。