もう2週間も前、2月12日に衆院予算委員会で共産党の佐々木憲昭氏が行った質問が、まだ国会会議録検索システムにアップされません。鳩山首相や民主党の小沢一郎幹事長の政治資金問題について追及する内容だったのですが、とても分かりやすく整理されていた質問だったので、文章で確かめようと思っていたのですが、他の議事録は掲載されてもこの質疑はいつまで待っても出てこないので、速記録(議事速報)を入手しました。

 

 この質問で佐々木氏は、小沢氏の政治資金問題について、私がこのブログで度々書いてきたこととかなり共通する点をうまく整理して指摘しています。なので、記録を残す意味も込めてここで紹介しようと思います(鳩山氏へのブリヂストン株の7年間で5億円2000万円もの配当金など、他にも興味深い点もありましたが、そこはスペース上省きます)。

 

 佐々木氏 政治資金収支報告書などによると、小沢一郎氏が党首だった自由党は2003年9月26日に解散をして民主党と合併した。その前に自由党が持っていたすべての資金、13億8200万円を改革国民会議という政治団体に寄付をしています。その中には政党助成金約5億6000万円が入っていた。そのため、自由党には一円もお金が残っていなかった。(中略)

 ここに改革国民会議の収支報告書のコピーを持っている。これを見てびっくりしたが、自由党を解散したその日に寄付を行っていて、しかも、その中には自動車5台、敷金、こういうものまで含まれていて、いわば洗いざらい自由党から改革国民会議に移動させているわけだ。

 政党の解散時に政党助成金の残金があった場合、返還を命じることができるとされているが、そもそも、小沢氏が党首を務めていた自由党は解散時に残金が1円も残っていない。返還を命じることが不可能になっていたわけだ。私は、これはもう明らかに脱法行為だと思う。

 小沢氏には、陸山会のほかに、改革国民会議、改革フォーラム21、小沢一郎政経研究会、小沢一郎東京後援会、誠山会、岩手県第4総支部などの関係団体がある。このパネルを見てほしい。

 

 

 

   

 小沢氏の資金管理団体である陸山会は、政治資金規正法の改正で、2001年以降は陸山会としては直接企業献金を受け取れなくなった。そのために、これら政治団体の間で極めて複雑な資金移動を行い、結果として陸山会に資金が流れる形になっている。

 1994年から2008年まで、その94年というのは、陸山会が不動産購入を始めたときだ。この15年間で、企業・団体献金、政党助成金などが、小沢一郎氏の六つの関連団体を経由して15億5000万円が陸山会に集まっている。陸山会からこれらの団体に出たのは、わずか3億7000万円

 陸山会に集まったこの資金は何に使われたか。政治家としては類を見ない、多額の不動産の買い集めに使われている。12件の不動産、約10億5000万円に上っている。これは極めて異様な流れだが、総理、そもそも不動産を買い集めることは政治活動なのか。どのようにお感じか。

 

 鳩山氏 政治活動の中で不動産を買って使用するということは、かつて否定されている話ではなかった。そのように認識していて、そのような中でこのような行為が行われたのではないかと思う。

 

 佐々木氏 驚くべき答えだ。政治資金管理団体、政治家個人の資金管理団体というものは不動産を買うことについて法律上の禁止はないといいながら、こういうことをやっているのは小沢一郎さんだけだ。これは何度もここで確認されていると思う。そういう状況は極めて異様だ。

 

 …鳩山首相はきょう26日の衆院予算委で、自分や小沢氏の政治資金問題について「反省の中で、国民にしっかり立ち直る姿を見せることが重要だ」と述べました。また、北海道教職員組合による小林千代美衆院議員への違法献金に関してはしらじらしく「裏金づくりが事実なら当然許されない」とも語りました。

 

 きれいごとはもういいから、その「立ち直る姿」とやらを本当に見せてほしいと願います。まあ、期待はできないのでしょうがね(上の写真はテレビの画面を撮ったもので、見にくくてすみません※ hoisassa様が補正してくれた画像に差し替えました)。