本日はちょっと時間がないので手短に、昨日のエントリの続きを記します。

 

 産経は今朝の1面でも「防衛次官通達 安住氏が主導」「政務官の反対黙殺」という記事と、「別の自民議員も調査 保全隊活動 首相、適切と答弁」の二本の記事を掲載しています。それぞけのリード部分は以下の通りです。

 

 《防衛省が昨年11月、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達を出した問題で、これを主導したのは当時防衛副大臣の安住淳民主党国対委員長だったことが26日、分かった。複数の防衛省筋が明らかにした。通達に関する会議で広田一政務官は「この通達はやりすぎた」と再考を求めたが、安住氏は振り切ったという。》

 

 《北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が、陸自OBの佐藤正久自民党参院議員らの講演を監視していた問題で、空自OBの宇都隆史参院議員の会合でも保全隊が潜入調査していたことが分かった。佐藤氏が26日に証言した。自民党は、参院への問責決議案提出を視野に北沢氏らを追及する構え。》

 

 …この問題は、政権政党が対立政党の影響力や勢力を弱めるために、全体の奉仕者であるべき自衛隊員を政権の「道具」として使っているのではないかという深刻な疑念を呼び起こします。その点は、あまり軽視しない方がよいと思うのです。

 

 産経は、24日付の3面記事でこうも書いています。

 

 《「自衛隊各種行事における国会議員の招待について」。そう題され、右上には「注意」「平成21年12月」と書かれた防衛省の内部文書がある。自衛隊の駐屯地や基地がある都道府県が選挙区だったり、議員事務所を置いていたりする国会議員以外は、行事への代理出席などを認めない「統一基準」を設けるためのものだ。

 文書は起案どまりで発出されることはなかったが、同年9月の政権交代直後から基準策定が検討された形跡を示している。自民党幹部は「比例選出の佐藤正久参院議員の関係者を自衛隊行事から締め出すことを狙ったのでは」と指摘する。政権に批判的な野党議員の主張に現職自衛官を触れさせない意図があるという。》

 

 そこで本日は、この発出されなかった「幻」の文書の写真を掲載します。何かの参考にしてください。

 

 

 

 …話は飛びますが、昨日から始まった国会の代表質問を見ていて、本当に菅直人首相は答弁書を読むのが下手だなあと感じています。

 

 夫人の伸子さんの著書にも、「読むのが下手」とあり、「書いたものをそのまま読むのは、最悪です。つかえたり、読み間違えたり」と記されていました。

 

 昨日の代表質問でも、菅氏が

 

 「有言実行の、み、み…」

 

 とつかえるので、「み、み」って何を言うのだろうと耳を澄ませていると、

 

 「じつ(実)をあげる…」

 

 とようやく続けました。で、菅氏がこうまで書いたものを読むのが下手な理由として、伸子氏は「多分、気が乗らないのでしょうね」と書いています。なんだかなあ。