参院予算委員会に対する「与党の審議拒否」とでも言うべき異例の事態が生じ、本日に予定されていた予算委員会質疑が吹っ飛びました。これについて参院の自民、公明両党が緊急記者会見を行いましたので、その内容を峯匡孝記者のメモ起こしをもとに紹介します。どうやら輿石東・民主党参院議員会長の判断らしいのですが、これについては本日以降、民主党側の言い訳や反論も含め、国会内外でさまざまな反応があるとみられます。なので、とりあえず何かの参考になればと思います。
■脇雅史・自民国対委員長 驚くべきことが、まさに憲政史上初めてでしょうけど、与党による予算審議の拒否、審議放棄という考えられないことが起こってしまった。
簡単に経緯を申し上げると、本日、予算案を衆院から(参院が)受けて、受け取るかどうかという話があったが、これは議会運営委員会の調整で1時半の段階で西岡武夫参院議長が受け取った。それを受けて、予算委で与野党協議を始めた。ずっと協議をしていたが、十分な審議をするのが熟議国会。われわれは十分な審議時間を野党にいただきたいとお願いをした。
政府与党一体だというから、熟議の国会で与党の質問はあまり長くは必要はないだろうという思いもあり、十分なあまりをお願いした。前例から離れて無理なお願いはできないので、最低限、前臨時国会の予算審議の時間をくださいとお願いし、延々と筆頭間協議を続けたが、協議は整わず、6時以降になり、これ以上遅れると迷惑をかけるので、理事懇を開いて決定をしてほしいと申し上げた。
筆頭間で時間調整できない限り、開けないというのが民主党の意見だった。われわれとしては野党間で協議して、先の臨時国会の時間だけは最低限確保してくださいという野党共通のお願いで前田予算委員長(民主党)に申し入れた。前田委員長の裁きに従うということで提案した。
6時過ぎになって、いきなり7時前に民主党側がみんな帰ったとの情報があり、国対委員長同士で話をしたが、もう辞めたといって話ができない状態になった。
枝野幸男官房長官が参院に陳謝に来て、「この予算をぜひとも通してほしい」と要望もあった。そこで、念のために官邸に電話をして、官房長官に聞いたが、ご存じなかった。政府に相談せずに参院民主党としての判断だった。(枝野氏が)きょう国会で言われた言葉と趣旨が違うのか、政府として国会審議が必要ないと考えるのか。参院の民主党は帰ったという話をしたらびっくりしていた。そういうことではないので、お願いをしたいということで努力するということだったが、その後、連絡はない。
7時20分に、もう一回理事懇を開きたいという要望が羽田雄一郎・民主党参院国対委員長からあり、応じてみんな待っていた。7時20分に委員長室に集まったが、民主党が現れない。7時40分ごろになって、「申し訳ないけどやっぱり止めた」と通知が私のところに国対委員長からあった。
誠に驚くべき経緯だが、辞めた理由はなにも言わないので分からない。「誰の判断か」と聞いたところ、「参院民主党としての判断だ」という。政府との調整はもともとなかったが、この決定についてもなかったのではないかと思う。枝野氏からもその後連絡はないので、全く分からないが、およそ政府が立法府に対して予算の審議をお願いするという中で、自分から放棄して審議しないということなので、理由をひっくるめて全く分からない。
まさに学級崩壊というか、内閣崩壊というか、まったく統治能力がなくなったという意味で大変な状況になった。明日以降どうなるかまったく見当が付かないが、われわれとしては野党国対委員長会談は早々(明朝10時)に開催したい。
いずれにしても、政府与党の予算審議への基本的な考え方を聞かなくては対応のしようもない。開いた口がふさがらないというか、まったく訳が分からない。
■魚住公明国対委員長 脇氏説明の経緯そのもので、誠に遺憾とするしかない。(予算案の)受け取り日についてはいろいろ議論があったが、(予算案の自然成立まで)30日というタイムリミットがある。無為な1日を与党の都合でつぶすのはとんでもない。野党の審議権を否定するような参院民主党であると指摘したい。
■自民・衛藤晟一予算筆頭理事 筆頭同士で相当詰めたが、当初は酷い案だったが、少しずつ詰まっていた。とにかく与党から審議拒否というか、審議をつぶすというのはもう信じられない。まだ野党気分が抜けていないというか、飛んでもない状況でびっくりしている。
■公明・加藤修一理事 憲政史上初ではないかなという話があったが、まさにそういうこと。良識の府と言われている参院で、まさかという思いがする。参院の役割を、自然成立があるが、それを十分果たすことが国民に対する大きな責務だ。どういう考え方でこういうふうに審議拒否するのかまったく不可解で言語道断だ。
■自民・礒崎陽輔理事 国の形が壊れる。このまま日本が進めば日本丸は転覆するしかない。正義が通らない。断固たる措置を考えなくてはいけない。
記者 理由は分からないということだが、民主党側の思惑はどのようなものがあるとみるか
脇氏 憶測で物を申してはいけないので、いろんなことがあると思うが、最後まで努力したが時間切れということではなく、7時前の段階から一度もやらない。そのあとにもう一回、やろうといってまたやらない。そういうことなので全く理由は憶測で言ってもしょうがないので、分からない。理由なんかない。
政府として予算案を国会で審議してくれと。これをしなかったら政府として成り立たない。審議を拒否する。都合の悪いことでもあるのか。予算を参院に送ったんだから、自然成立を待てばいいということなのか、全く分からない。
まさに国会としての役割を放棄したわけだから、許されざることだ。参院の民主党は与党として自覚もなければ、とんでもない間違った行為をした。どうするのか、野党同士で話をしながら、しっかりと問いただしたい。まったく理不尽な話で、われわれの常識では判断ができない。
記者 政府・与党側の説明を聞くのは、どういう場で
脇氏 私は官房長官に電話で経緯を申し上げて、「そんなはずはない」といっていたが、その後まったく音沙汰もないので、政府としてもまったくやる気がないのか。参院民主党としての判断だと言ったが、そのへんもひっくるめて今後きちっと聞いていきたい。とにかくやめるんだという一点張りなので、交渉もできない驚くべき状況になっている。まさに国会崩壊だ。与党自ら国会崩壊を仕掛けた。非常に悪質な話で議員として恥ずかしい思いがする。
記者 羽田氏からは質疑時間で折り合えなかったという説明はあったのか
脇氏 質疑時間はずっと交渉してきたが、筆頭理事間で合意できないから、つまり筆頭間に合意できるだけの余裕を与えられていなかった。お互いに時間調整することができなかったので、われわれの方で私は国対委員長として引き受けて、野党間の合意をいただいて委員長に調整をお願いすることで、委員長も合意してくれたが、その段階で民主党が審議を放棄した。
時間が折り合わなかったからということではないと思っている。われわれはすべて民主党委員長にゆだねたから、途中経過として折り合わなかったのは事実だが、それが原因とは考えられない。たかだか5分とか10分のやりとりの話で審議そのものを放棄するのはあり得ない話だ。とんでもないことだ。われわれもそのことで審議放棄をしようと思わないから、お互いのメンツを保った上で委員長にその裁定をお願いした。
記者 前田委員長の責任は
脇氏 これまた異例だが、前田とも話をして、こんなバカなことで審議できないことはおかしいからと、前田からは非常に前向きな回答をいただいているので、委員長に責任は今の段階ではないだろうと思う。参院民党の判断だというのが国対委員長の話だから、理由は分からないが、判断主体は参院民主党だ。
記者 予算案は30日で自然成立する。審議の時間について
脇氏 先ほど魚住氏の話のように、非常に悪質な野党の審議時間をなくしてしまおうという悪い、極めて議会としてやってはならないやり方だ。このことについては全野党大変な憤りを感じている。
衛藤氏 結果から見ると、与党が審議させないという挙に出ようとしている。前代未聞だ。与党自身が審議拒否というよりも、審議の場をつぶしていこうとしているから。議会制民主主義に対するまさに冒涜だ。与党の参院民主党には猛省を促さなくてはいけない。信じられない行為だ。
記者 理事懇の場には社民、みんなの党の理事もいたのか
衛藤氏 その前の隣の部屋でやったときは全部いらして、来ている途中のところであったので、7時20分で急だったから、少し遅れるかもしれないと待っているところだった。基本的には皆さん待機していた。野党は全部。
記者 野党理事はいつでも理事懇に出席できる状況にスタンバイしていたと
衛藤氏 はい。
礒崎氏 7時20分に招集があったので、行けた人間は行ったが、行き着くぐらいのときに開会時刻が延びるというのが委員部から連絡があったので、全員会館にはいた。
衛藤氏 流れるという連絡が7時40分ぐらい。せっかく待っていたのに流れたという連絡をした。
記者 最終的には、何分の質疑時間の調整で壊れたのか
衛藤氏 最初は前回の補正予算の時が民主101分、自民125分、公明48分、みんな24分、共産12分、日改12分、社民12分。合計334分だったので、ギリギリみんなそれでいけばいいという形で話をしていて、野党は全員そうだと、無理を言わないようにした。
当初出た案は、民主125分、われわれも同じ、公明35分、みんな18分、12分のところを10分にということだったからむちゃくちゃだということで話をしましょうと。最後のところで、どんなことがあっても民主は自民よりも減らさない。113分と113分、小会派は分かった。48分、24分、12分となった。そこのところで、個々まで来て話が付かないなら、よろしくお願いしますというところだった。
民主は筆頭同士で話が付かなければ、開かないと。全理事が筆頭同士で話を付けてくれといったのだから、開かないというから、野党は野党だけで理事会をやって、まとまっているから、開いてくださいと(後略)
脇氏 真摯に国会をやろうとする態度が見えない。総理が熟議の国会といっている意味をどう考えているのか。私自身の思いとしてはこんな政府、国会であれば、意味がないから即座に退陣していただくしかない。民主党政権はもはや統治能力を失っていて、国会審議も開けないような状況であれば、解散していただくしかないと思っている。
そうはいっても、予算そのものを放り投げてというわけにもいかないから、期日があるものをいわゆる日切れ案の処理も、暫定予算でも作って、もはや審議を待たずに解散してしまうしかないという思いすらする。しかしわれわれは、予算委員会で審議はしっかりしたいから、短気を起こして解散すればいいという政局に持って行くのが目的ではないので、そこは我慢しながら必要な審議を尽くしたい。(了)
…まあ、民主党側は、これもみんな野党が悪いと言ってくるのでしょうが、自分たちの不祥事や不手際を追及されるのから逃げた、という印象がありますね。なんか小学生みたいな政権だと感じます。
コメント
コメント一覧 (31)
民主党は即解党すべきだろう。
しかし公明党と連立を組む自民党も情けない!
靖国神社参拝する政権を要望します。
臨時国会も、野党が会期延長を提案し、与党が法案成立を放棄して、尖閣問題の追及を恐れ、一刻も早くと閉じてしまいました。普通は廃案にするために、野党が時間切れを狙って、会期延長には断固反対するものです。
衆議院より参議院で深手を負った記憶が鮮明なのでしょう。統一地方選を前にして、恐れるスキャンダルがあるのでしょう。小沢も鳩山も説明せよと、呼びつけられることが怖いのです。
予算本体も、幼稚園児のお絵かきのような予算と、ベテランが腕を振るったものでは、対抗できないことは明白です。審議時間が増えるほど、民主党の杜撰さが明白になるので、解散すると惨敗するという理由と同じで、どんな理屈をつけても、野党の質疑時間を減らしたいのだと思います。
理由は極めて明白です。民主党の民主党による民主党のための政権であることは、公然たる秘密なのです。国会は議論する場ではなく、頭数で決定する場と考えています。彼らの議会制民主主義の捉え方が、鮮明に出ています。民主党に有らずば人ではないのです。
民主党にとって、参議院自民党は、煮えたぎった熱湯に見えているのかもしれません。
何か子供の………ごっこの遊び政権ですね。戦後の教育の賜物と
思い寒心しております。
こんな、しょうもない国を守らんが為に先の大戦で散って逝かれた
日本国の民を全くの犬死に等しい状態に蔑む国会議員。
総理の椅子ってそんなに魅力が有るものでしょうか?私らは針の筵の
様に思いますが、馬鹿管や阿呆鳩には解からないのでしょうね
厚顔無知とか破廉恥な輩とは此の様な国会議員を指して作られた
四字熟語でしょうね。又今夜もやけ酒煽って、愚痴って、嫌がられて
寝ます。ブツクサ
参考までに他の会派への取材結果もあればありがたいのですが・・・。
不可思議参院民主党の怪
と言ったところでしょうか。通常輿石氏に何かあったとしか思えないが、「止めた」とは何を止めたのか、審議ではない他の意味を想起します。
途上国にもあるような、また学生運動時代のクーデターに近い。
> 参院予算委員会に対する「与党の審議拒否」...
民主党の審議拒否は野党時代の恒例行事でしたが、当時の与党や議長は拒否理由の拙劣さを問わず事態の収拾に尽力する姿勢くらいは示したものと記憶してます(尤も大手マスメディアは国会空転と与党側にのみ責任あるかの論調でしたが...)。 ねじれの発生以降は江田&輿石による参議院民主党の協調作業で"焦土作戦"やってたのは未だ記憶に新しいですが、昨年のようにみんな&公明を切崩す努力すらまともに行えない末にこんな事態を招くとは...
旧社会党時代を含め、こういう時に"議会軽視/与党の横暴"を殊更に騒ぎ立てた連中が政権側に立った途端にこれではねぇ...しかも枝野の叛言から政府/党中枢が参院議員会を制御出来ていない可能性すら伺えるのでは?
いずれにせよ、比較的言動に原則のある西岡議長が党内から叩かれている事からも民主党の語る民主主義なぞ方便に過ぎない事は明白ですね。 私的権利(当事者的には正義の代執行らしい)の主張/維持の為に詭弁を弄する体質は左翼の典型だと考えるのですが、そんなのに権力持たせてこの惨状...まあ首相自ら「独裁させろ!(でも責任は取らない♪)」と公言する位だからなぁ...
歴史の謎ですか。
与党の審議拒否って、はじめて聞いたような。
最近、安住氏が「天に唾する行為」って言ってたけど、今自分の唾が顔にかかっているかもしれませんね。
菅氏も「歴史に対する反逆」って言ってたけど、今回の参議院における与党民主党の審議拒否は見事なブーメランのような気がします。
民主党は、自分にとって都合の悪いことは野党に言わせない、しかし自分の主張だけは徹底的に叫ぶ。
熟儀の国会って言ってたけど、空々しい「嘘」だということがよく理解出来ました。
テレビで内閣や民主党幹部の映像(特に菅氏)が流れた瞬間にもの凄く嫌な気分になるのは私だけでしょうか?
無論、犬HKもグルだというのはわかっています。
もし報道がなければ、今週の動きは最初から野党を踊らせて、はめるつもりだったのでしょう。
これは民主主義密室殺人事件とでもいうのでしょうかね。
>何故この政党が政権をとったのか?
そりゃ自民党よかマシな公約を並べたからさ。
自民は大政府の共産主義でいった。
民主はリストラでいった。
国民は日本の状況を真摯に受け止め、リストラが必要と判断した。
後から見れば、要するに、ハトがタカのマネをしていたわけだ。
が、タカというよりバカだった。
さらに方向性まで公約の正反対、結局は自民の劣化コピーだった。
売国ったって亡国よかマシじゃん、と考えて民主に投票した国民は、「売国&より強化された亡国」という答えを突き付けられた。
つまり、ナゾでもなんでもない。
詐欺の被害者を吊るしあげて詐欺師を見逃す倒錯バカが近ごろ多いが、同じカン違い屋さんにはなられないよう..被害者にまったく責任がないとは思わないが、まず逮捕断罪さるべきは詐欺師である。
>To 伊佐柳若人さん
>>何故この政党が政権をとったのか?
>
>そりゃ自民党よかマシな公約を並べたからさ。
>
>自民は大政府の共産主義でいった。
>民主はリストラでいった。
>国民は日本の状況を真摯に受け止め、リストラが必要と判断した。
安倍政権成立から、自称保守派の人達は「自民党は大政府だ!!」「共産主義だ!!」とキチガイのようになって自民党を叩いていました。
ところで日本の国会には戦後ずっと半分から3分の1は本物の共産主義者が議席を占めていました。 またその連中をマスコミや所謂知識人が常に支持していました。
だからどのような理由があっても自民党内で揉め事があれば、簡単に日本の政権は本物の共産主義者の手に渡るのです。
だからこの人達が絶賛する小泉元首相だって、自民党を出ないのです。 そして安倍さんを後継者にしたのも小泉さんです。
でもそんな事はお構いなしに「自分達の気に入るほど保守じゃない」と言う理由で、自民党を叩き続けた自称保守ってどんだけ馬鹿なんでしょう?
詐欺師に手を貸した人達も少しは反省するべきです。
予算案は自然成立しますが、その予算案を実現するための
原資を調達するための法案(国債発行のための法案など)が
成立しないため、意味の無い予算案になります。
民主党にとってはちょうどいい隠れ蓑ができてよかったですね。
そんなに簡単な理由じゃないでしょう。自民党にダメを出した理由は、安倍政権が小泉構造改革の象徴だった、郵政造反議員に対する復党を、条件付きで認めた、あの時に端を発しています。
安倍氏は、政府の方針に対し、異を唱えないと言う、一札を取る事によって、以後も造反議員の再造反を食い止める事が出来ると言う具合に楽観視していましたが、実際はそんなに簡単に行く筈も無く、反自民派には、格好の追及素材を与えて、結果的に退陣に追い込まれた訳です。
そして前回の衆院選、更には参院選と、構造改革への期待感は、民主党を大勝させ、自民党を政権から蹴落とし、そしてまた、参院選において、蹴落とすだけで何も出来なかった民主党へのしっぺ返しを喰らわせた。
有権者は、あなたが思っているほど、風に流されている訳ではないですよ。
なるほど、解答感謝です。
@yamanoikazunori 山井和則
おはようございます。今日は参議院の予算委員会は、野党が拒否して休み。(以下、投稿者略)
> 安倍政権成立から、自称保守派の人達は「自民党は大政府だ!!」「共産主義だ!!」とキチガイのようになって自民党を叩いていました。
これは素朴なウソである。
平気でウソを並べるあたりはまるで鳩山だな。
なぜなら自民党の共産主義が復活したのは福田内閣からのことだからだ。
それをみて小生が、某誌上に「共産主義」と規定したのだ。
あなたのように根拠希薄に断定したのではない。何が共産主義なのか、具体的に説明することも、すべて、極めて容易なことだ。
政策の現場も心得ずに、いい加減なデマをバラ撒いてはいけない。
そもそも安倍内閣は共産主義に転換していないし、だからこそ小生は安倍内閣を共産主義と称したこともないし、最後の最後まで応援し続けたのだ。
世間的なイメージから、安倍内閣が全体主義に転換したかのような指摘をした方が一部いらっしゃっただが、小生は具体的な政策を挙げ、完全にこの錯誤を封じた。
そもそも誰かが共産主義だと言ったというなら、その者の名を挙げてみよ。国家社会主義だ、全体主義だ、改革逆行だといった誤解に満ちた表現は多く目にしたが、自民のアカ連中の指向の由来から「共産主義」と指摘したのは、小生の知る限り、小生からだ。
少なくとも「自称保守の人たちは」というほど数多くの存在があったとは、とーんと存じないねえ。教えてくれよ、他人をキチガイ呼ばわりするんなら。
いい加減なデタラメばっかバラ撒いちゃいけないよ
「真の自称保守」
の鳩山さん、もとい、よもぎねこ♪さん(笑)
> でもそんな事はお構いなしに「自分達の気に入るほど保守じゃない」と言う理由で、自民党を叩き続けた自称保守ってどんだけ馬鹿なんでしょう?
「どんだけ馬鹿なんでしょう?」
だそうだ。
さて「馬鹿」じゃない、高尚なお方による、共産党の党是と自民党の中の具体的な共産主義的政策について、ご指摘いただけるかと思うので、楽しみだなあ、今から(笑)
ここまでアホウだったとは、
「解散以外ない」
考え方を変えればこれで良かったのではと思います。
民主党の連中が賢いと(売国が成立)していたかも知れません。
そう思うとゾットします。
これで日本人は目覚めたはず今度は、甘い言葉に注意するでしょうから。
まず国防を普通の国にする事、
(朝日やNHK)などの捏造から目を覚ますこと、
民主党の唯一つ良いこと、と言えば(反面教師)
半島人左翼に汚染された、
日本人の(目隠しを取り除)本当の姿を見せてくれた事。
汚れきった(思想)は捨て去るより他にありません。
毅然とした日本を作るにはこれからが始まりです。
政治に無関心であったことに民意は、大いに反省しているでしょう。
おかげで審議中の法案がたくさん廃案になりましたよね。
北朝鮮の貨物検査の特別措置法とか、民主党が提出した「政治資金規制法改正法案」まで審議拒否して。
おかげで私は「民主党といえば審議拒否」というイメージが強烈にありましたが、与党になっても、都合の悪いことを聞かれたくない、言われたくからといって審議拒否するんですね。
「与党が審議拒否」なんて信じられません。
「器」とか以前に、もう・・・。
結局、民主党政権は自分のことしか頭になくて、国とか国民なんてどうでもよいのだということが良く分かりました。最低です。
アメリカはチェンジでオバマ政権が誕生した。
バカテレビは演説感動したなどと、大絶賛してた。
それがそのまま日本にきて、民主政権と来たように思うが。
民主は反米ではないのですね。
「それがそのまま日本にきて、民主政権と来たように思うが。」
面白いのは、貴方のような自(?)、憂国の士が、かくも愚民思想に凝り固まっている事です。
民主党政権の危険性に目醒めていた自分、に対して、民主党政権成立に一票を行使した国民は、おしなべて自己の頭で考えて判断する事を放棄した人々である、とでも?
それじゃsankei38君を笑えませんぞ。
北アフリカでは独裁政権を倒すために国民が血を流しているが、日本では血を流さずとも予算が流れて不況がさらに深刻化しても、「民主」党(?)政権を倒すためにみんなで我慢しましょう。
西岡参院議長が予算案の受け取りを1日延ばしただけで「民主」党(?)は「憲法違反だ」などと息巻いていますが、2009年に麻生内閣が作った補正予算を国会議決もなしに執行せず、政府に党の議員やら職員やらを大量に送りこんで三権分立を無視した「違憲」「民主」(?)党に「お前が言うな」と言ってやりたいです。
こういう国会担当のジャーナリストしか知り得ず、
かつ、報道されない情報こそ、一般庶民には貴重な情報です。
これこそが、正にこのブログの特徴だと思います。
本当に貴重なブログだと思います。
この内容も、民主党参議院ではなく、
民主党執行部が民主主義は「数の論理」で
意図的に行っていると思います。
ここでもまた、「熟議の国会」と言っていることと、
行動していることが全くの逆ですね。
民主党政権が発足してから、国会で答弁した内容と
行動が逆ばかりですね。
日本国解体に向けて、
「国民を騙す」ことを意図的にしていると思います。
菅民主党政権を擁護している
テレビや新聞(産経新聞を除く)では、
一般国民は民主党政権が「国民を騙している」ことを
ハッキリ理解できないと思います。
読売が約1000万部で朝日が約800万部で
産経が約150万部らしいですが、これでは国民は騙される。
産経新聞をもっと広めなければならないと
痛感した次第です。
>それがそのまま日本にきて、民主政権と来たように思うが。
>民主は反米ではないのですね。
そうした傾向は一部にあるのかも知れないが、自民党の衰退は長期的傾向であって、アメリカの影響は大きくない。
こりゃ選挙マーケティングやってる者の間じゃ常識のようだよ。
なんで、自民党がしなくちゃなんなかったのは、視野を我田から国全体に移すことだった。現に小泉さんがこれをやろうとしたら、即座に持ち直した。ふたたび停滞的共産主義に戻ろうとした自民党にノーを言った人々に文句言っても、どうにもならんじゃないか。
強いて言えば、読売の安倍叩きは、間違いなく転換点になった。
われわれは、これをこそ、よくよく記憶すべきである。このデタラメを足がかりに、バカが自民党の主導権を回復していったのだから。
バカ系メディアは対アメリカでは共和党悪、民主党善、と言うスタンスですね。
私は後世の歴史家がブッシュを評価するだろう、と書いたことあるが最近の中東アフリカの情勢で評価が変わってきましたね。
常識を疑えと言う格言もあるので。(ほんとはビールの宣伝)
自民党が腐ってるのは確かだが、腐っても自民でもよかったのでは。
二大政党制だとか他国の制度を真似することないのに。
読売は大連立だとか企んだりしてるが、目的は戦後レジームの定着化だと思うのでとんでもないことでしょう。
「ねじれ」でも「政権交代」しても「国民のため」の政治、行政を進めるのが国民の代表たる「代議士」の役目だろうし。
これはすでに新しい世の中であり、戦後政治は終わった、というところから発想すべき問題じゃないかな?