もう、菅政権や民主党のことはあまり触れたくもないのですが、それでも日本の前途を左右する立場にいる人たちのことなので、無視してそれで済ますわけにはいきません。

 

元祖ペテン師にペテン師よばわりされるペテン師によるペテン政権の命脈も、ようやく尽きようとしているように見えますが、ペテン師が今どんなペテンを企み、仕掛けようとしているか分かったものではありませんね。

 

 一つ言えることは、ペテン師がこの先、どんなことを言おうと、みんな「もう騙されるもんか」と身構えているので、誰も何も信じず、動こうとせず、ペテン師が本当に消え去るまでは政治はいよいよ動かないということです。

 

 で、そんな中にあって、かつてペテン師を支え、今は疎まれている柳腰姐さんが再び存在感を発揮しています。次の首相は現在、前原誠司前外相か野田佳彦財務相かという下馬評で、どちらが首相の座を射止めても柳腰姐さんが幹事長になるのではないか、という見方が出ています。

 

 いや、それどころか、パワーバランスの妙にうまく乗じさえすれば、この「地球市民」を夢見るほっそりとした誘うような腰つきが色っぽい首相が誕生してしまうかもしれません。悪夢は続きます。ホント、いつになったら覚めてくれるのか。

 

 そこで本日は、柳腰姐さんの著書「想像の政治 政治の創造」から、この少々、下品な、あるいは悪ぶっている人物の言葉を引き、その思想を知る参考にしてもらおうと思います。この本、現在ではけっこう稀少本のようです。

 

 《私たちが若かりし頃、社会主義を夢見たのは、資本主義社会には、飢える自由と抑圧される自由しかなく、腐臭紛々たる権力闘争がはびこり、人々は一人ひとり利己的に分断させられ、競争に駆り立てられていると認識したからであり、社会主義社会には個人の完全な自由がもたらされ、その能力は全面的に開花し、正義が貫徹しているというア・プリオリな思いからであった》(P14~15)

 

 …時代の病だったのか、人間理解や社会理解がとてつもなく浅かったのか。何がア・プリオリなんだか。

 

 《生徒会民主主義で育ち、人権尊重をかけがいのない価値であることを体得している世代が一人ひとり自立して政治を想像し、創造する時期である》(P26)

 

 …「生徒会民主主義」ですか。ふむふむ。民主党政権を見ていると、何やら妙に納得できるような気がします。

 

 《私は、国際機関にある程度の国家主権を移譲していくことが時代の流れだと考えている。(中略)自衛隊が国家権力と切り離されて、日本の戦力・軍隊ではなく、世界の警察として機能するというなら、それでいいのではないかと思う。昨日までの自衛隊の基地に国連旗が翻り、今日から日本の権益と切り離された国連軍になるのなら、けっこうではないか》(P95~96)

 

 …どこか政敵であるはずの小沢一郎元代表の考え方と共通する「空論」ですね。

 

 《1945年8月15日の時点で主として38度線以南からサハリン(旧樺太)に強制連行され、そこで生活していた韓国人は約4万3000人いた》(P103)

 

 …でたらめ。実際は徴用以外でサハリンに来た人が大部分。

 

 《65年日韓条約の存在(サハリン残留韓国人問題はこの対象外というのが法的にも素直な解釈であろうが)もある》(P106)

 

 …めちゃくちゃ。まあ、柳腰姐さんは、日韓基本条約締結の反対デモに参加していた人ですからねえ。

 

 と、ここまで書いたところで本業の方の仕事が入ったのでこれまでとします。しかしまあ、ペテン師の辞任表明を受けて、「一難去ってまた一難」ならぬ「国難去ってまた国難」という感じですね。