さて、先日の自民党外交部会で6日の日韓外相会談でも、玄葉光一郎外相の李明博大統領の表敬の場でも、8月に韓国・鬱陵島を視察しようとした自民党国会議員3人が入国拒否に遭ったという信じられないような非礼について、話が一切出なかったことが確認できました。これが野田政権、というよりも民主党政権の外交姿勢の一端を表していることは間違いないでしょう。
そこで私は昨日、入国拒否とされた1人である新藤義孝衆院議員(元外務政務官)に現在の日韓関係や、野田佳彦首相が18日の訪韓時に一部持参するとされる朝鮮王室儀軌など朝鮮半島由来の文書引き渡しについてどう考えるか聞いてきました。その内容について、新藤氏はブログ掲載を許可してくれたので紹介します。
私 外交部会でも、首相の儀軌持参に反対していましたね
新藤氏 今回の儀軌引き渡しの問題は、いわば日本外交の盲点を突かれたと考えています。日韓間ですでに解決済みの問題を、菅政権が日韓併合100年にあたってあえて蒸し返したところにも問題があります。
私 というと具体的にはどこに
新藤氏 まず、この「図書に関する日本国政府と大韓民国政府との間の協定」は、相互協定と言いながら、日本から韓国に文書を引き渡すばかりで、韓国側にも日本の歴史的文書がかなりいっていることを、昨年11月の協定署名の数日前まで、外務省も含め日本政府側は誰も知らなかったのです。
私 随分とずさんな話ですね
新藤氏 実は「対馬宗家文書」をはじめ10万点以上に上る日本の文書が韓国に残っていることが分かりました。それなのに、日本側はそれの引き渡しを求めていない。完全な片務条約であり、幕末期の不平等条約並みです。私がこの事実を外務省に知らせたとき、担当者は「本当ですか、まいりました」と言っていました。韓国にあるものも日本に引き渡すようでないと、「日韓両国間の文化交流及び文化協力の一層の発展を通じて、日韓両国及び両国民間の友好関係の発展に資する」という協定の趣旨が生かされません。
私 結局、日本は韓国にも引き渡しを求めることをしませんでしたね
新藤氏 ええ、問題はさらにあります。この韓国文書引き渡しはそもそも、昨年8月の菅首相談話で「日本が統治していた期間に朝鮮総督府を経由してもたらされ、日本政府が保管している朝鮮王室儀軌等の朝鮮半島由来の貴重な図書について、韓国の人々の期待に応えて近くこれをお渡ししたい」と表明したことに始まります。
私 この菅談話に関しては、野田首相(当時財務相)は当初反対でしたが、仙谷由人官房長官(当時)に説得されて反対を引っ込めたのでしたね
新藤氏 はい。それで、儀軌167冊を引き渡すことになったのですが、実はこのうち4冊は、古書店で日本政府が買ったものであり、由来が異なるのです。また、儀軌のほかに1038冊の文書も引き渡すのですが、これもおかしな話です。韓国国会はこれまで、昨年2月の「日本所蔵朝鮮王室儀軌返還要求決議」などで儀軌を戻せと求めてきましたが、それはあくまで儀軌だけなんです。
また、韓国の連合ニュースによると儀軌以外の文書は、実は韓国統監府の初代統監、伊藤博文が日韓併合前に手に入れたもので、菅談話の枠に入っていないのです。これでは日本政府はおめでたいというしかありません。
私 日韓間で受け止めも違いますね
新藤氏 日本側はこれを善意の「引き渡し」としていますが、韓国側ははっきりと「返還」と位置づけています。今年5月13日には、ホテルオークラで大々的に「朝鮮王室儀軌 返還記念宴会」を開いているくらいです。しかも、この席には共産党や民主党の国会議員も出席しているのです。これを伝えた連合ニュースは「日本で儀軌返還に努めた笠井亮・共産党議員に感謝牌を与えた」と書いています。「与えた」ですよ。
また、このときの韓国の権大使は「さらに多くの文化財が韓国に返還されるよう」とあいさつしています。韓国は国会決議では「『文化財の原産国返還』というユネスコ精神が責任感をもって実現されることを期待する」としています。そうであれば、韓国は日本から渡った文化財を返還しなければなりません。日本はその交渉を行うべきです。
私 日本政府は一方的に譲歩を重ねるばかりで、ピントが完全にずれていますね
新藤氏 この3月の東日本大震災以降をみても、韓国の閣僚が5カ月間で6人も竹島に上陸して式典などを行いました。それまで着工が延期されていた竹島のヘリポート改修工事は、なんと震災直後に着工されました。竹島沖合わずか1キロの海域に新たに建設される地上15階建ての海洋科学基地は4月に入札され、竹島には大桟橋もできます。昨年6月からは竹島に定期観光船も就航しています。
私 日本の弱腰をみて、どんどん攻め込んでいますね
新藤氏 8月にわれわれが入国拒否された件でも、われわれは韓国側に「その法的根拠と今後の運用について見解を示すように」と求めていますが、一切答えはありません。ことごとく韓国側は日本の国民感情をさかなでする行為を続けているのです。儀軌にしたって、日本は約束をきちんと履行しているのに、日本の主張には一切耳を貸さないという態度です。
それなのに、野田首相が訪韓に際し儀軌を持参するとなれば、韓国側に「これでいいのだ」と誤ったメッセージを送ることになります。
私 日本外交はこのところ負け続けです
新藤氏 しかも、それが政権交代後のこの2年間に起きているのです。民主党政権は韓国に対し、まず竹島について「不法占拠」という言葉を使いませんというメッセージを送りました。前述のヘリポート工事の計画は2008年からあったものですが、自民党政権のときは一切触らせなかった。
それが政権交代後は、韓国が何をやっても「抗議しない」「抗議しても明らかにしない」「国民に知らせない」でどんどんつけ込まれています。領土や国家主権についてきちんと主張しない国は、誰からも信用されないのにです。
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件での中国の強硬姿勢も、私は民主党政権の竹島への対応を見てのことだというのは間違いないと思っています。ロシアも、これを見てメドベージェフ大統領が北方領土初訪問に踏み切り、さらに中国と歴史認識を共有すると言い出した。
この前、韓国の国会議員が国後島へ行った際もロシアは特別な便宜を図りました。気がついたら、中韓露による日本包囲網ができている。にもかかわらず、野田首相がいそいそと儀軌を抱えて持っていくというのですから……。
私 悪循環にはまっていますね
新藤氏 儀軌の話に戻ると、日本にある儀軌は別に強奪したものではありません。そもそも総督府から宮内庁へと儀軌が渡ったのも、朝鮮王族を日本の皇族と同様に差別なく扱いたい、そのためにも朝鮮王族の儀礼を知るべきだという天皇陛下のお考えがあったといいます。
一方、例えばフランスは韓国の儀軌を強奪したにもかかわらず、17年間もの韓国との交渉の後、返還はしないと決めました。期限付き貸与としたのです。
私 日韓関係を正常にするにはどうしたらいいとお考えでしょうか
新藤氏 実は、8月にわれわれが入国拒否された後、韓国の与野党代表団の竹島視察が「天候不良」により中止されました。その後、誰1人として閣僚も国会議員も竹島に渡っていません。少なくとも私の知る限り。やはり、それなりのくさびはきいているということでしょう。
何も私たちはナショナリズムを煽ろうなどとは考えていません。ただ、韓国とはきちんともめるべきはもめて、本当の話し合いをしてこそ本当の友人になれるのだと考えています。今までは、ケンカをする前に贖罪意識をもたされ、謝罪しながら外交をしてきました。
ですが、私たちは本気で韓国と付き合う、だから嫌なことも言うよ、という誠実な外交に切り替えていかなければならないと考えています。(了)
……以上、新藤氏の話をまとめてみました。これまでほとんど話したことのない人でしたが、理路整然と答えてくれました。正直なところ、自民党政権時代の外交にも多々不満はありますし、そのたびに批判してきましたが、日本の地盤が地滑りして崩れていくようなこの民主党外交のこの2年間を思うと空恐ろしくなりますね。
昨日、ある政治評論家と話していたところ、その人は「それでも民主党が学ぶのを待つしかない。全共闘世代が消えたらだいぶマシになる。いま民主党がつぶれたら二大政党制が終わりになる。相互に監視・牽制する政党が必要だ」と語っていました。
これも一理あると率直に思います。ですが、日本にそんなに余裕、残された時間があるかというと、大いに不安になるのでした。
コメント
コメント一覧 (31)
以前に「アレ」が仮免許発言をして問題になりましたが、旅客機のパイロットに仮免で業務につかせ、仮免パイロットの判断で運行することがあるでしょうか。一歩間違ったら全員死亡ですから指導者の監視のもとで十分に訓練を積んだ後に段階を経てパイロットとして業務につくはずです。
「民主党が学ぶのを待つしかない」としても国が滅べば政党どころではないでしょう。今現在で日本国の舵取りができる政党が政権をもつべきです。
民主党は今回の政権運営の失敗を教訓として当面下野して政治を学ぶべきでしょう。
>朝鮮王族を日本の後続と同様に差別なく扱いたい、
*新藤氏の台詞中ですが、「皇族」ですね。
何か、近頃の「韓流ドラマ」で、彼の国に「皇帝」がいた様な話があるそうですが、東アジア全体が、歴史に不勉強になってきているのでしょうね。
儀軌を返すのなら、その目録には「王室」を極太字で・・・
こんな「性善説」を言っているから、あんな民主党が育った、と言う、
自分の愚かさに気付かないのでしょうか?
民主党が、学ぶ気など無いことは、イヤと言うほど(本当にイヤですが)
証明されています。
政治評論家なら、ご自身も、まず、その事を学ぶべきでしょう。
まあ、民主党がこれだけ失政を重ねているのに、一向に期待が高まらない野党側もなんだかなあ、ではありますけどね。アレの再現だけは二度とあってはなりませんが。お遍路をしているアレに、いまだに声援を送る人がいるというから…。
おはようございます。と、とんでもない返還ミス、いや変換ミスを…。ご指摘ありがとうございます。>「性善説」…こと政治に限ってこれはろくな結果を生みませんね。
半島に初めて統一国家を築く新羅の基礎づくりを指導したのは、倭人・倭種である。これが真実のれきなでるが、これは国民には知らせたくない歴史なのである。
新藤閣下とは握手していただいたことがある、地元の人もあんまり地元の集会に来ないと言ってないで、天下国家のために骨身をけづっている先生を支援しよう。
>昨日、ある政治評論家と話していたところ、その人は「それでも民主党が学ぶのを待つしかない。全共闘世代が消えたらだいぶマシになる。いま民主党がつぶれたら二大政党制が終わりになる。相互に監視・牽制する政党が必要だ」と語っていました。
大体民主党というのは「政党」なのか?
全共闘だって馬鹿じゃないからテメーらの影響力を残したいがために、そういう人材を続々オルグしてるじゃん。
この二点でその政治評論家とやらは重大に誤ってますね。
投票所に来なくなる最後が彼らでしょう.
彼らの影響がなくなるのを待っていたら
10年はかかる.
自民党は評判悪かったけれど, 国を愛する
議員の宝庫であるのも確か.
自民党リベラル派の存在は気持ち悪いが
それも民主党と歩調を合わせて衰退する.
今までの日本人は甘えていたので
新藤議員をきついと感じていたのでしょうな.
厳しい世界情勢を見れば, 彼こそ「国会議員」
に相応しい. 稲田議員や佐藤議員も!
いずれにしても、新藤議員の話は子どもにでも分かる明朗な正論であり、両国間にそれぞれある「正論」をすり合わせ、共通の認識や見解を構築していくことこそ外交の真髄だと思います。その点で言えば民主党の外交展開は論外、何もしないよりはるかに劣る稚拙なものと言わざるを得ませんね。
こんな歪な片務外交を続けていて、本当に平和が訪れると考えているのでしょうか。
二大政党制と民主党の存在とは、もはやナンの関係もありませんね。
「フツーの政府」構築が、日本の急務だと感じています。
こんなことは、総選挙前から分かっていた話ですが。
> いま民主党がつぶれたら二大政党制が終わりになる。
どこの評論家か知りませんが、民主党に基軸を置いたかのような話です。
民主党なんて、つぶれてしまった方が良いと思います。
二大政党制が最善でも無く、民主党がつぶれたら、自民党が大きくなって分裂して二大政党制になるかもしれず、他の政党が出現して別の二大政党制になるかもしれないし。
> 自民党国会議員3人が入国拒否に遭った...
一国の国会議員をその思想信条からペルソナ・ノングラータ扱いする国家とまともに交流して行けるのか? という問題意識が現政権には欠如してますね。 例え絶海の岩礁と言えど日本国領土である限りは不法占拠の非を糾弾し続ける事も国家の機能である筈なのですがね。
駐日大使召喚抗議ぐらいはやっとかないといけない案件なのに、何故此処まで韓国を甘やかすのか...日本国旅券の一頁目を反故にされていると言う点でも許容すべきではないでしょうに。
新藤> ケンカをする前に贖罪意識をもたされ...
新藤議員、いい説明しますね。 そもそも贖罪意識を有している段階で間違ってます...本来半島の独立国家樹立を日本国として容認した時点でチャラなのですからね。 それでいて日韓基本条約を無視したがる姿勢は実に矛盾していると言うか...
> 相互に監視・牽制する政党が必要...
監視は日本共産党に任せておけば充分ですな(笑)
全共闘に社会的功績なぞ皆無と信じる私からすれば、この評論家も又その余類ではないかと考えます。 だいたい相互に牽制できるレベルに現在の民主党が達しているとでも思ってるのか?と。
自民党議員は上記の新藤議員のように、機会があれば現在以降の政治的課題に関して持論(時に党政策)を少しでも多くの有権者に伝えようと強い意識を持つ人が散見されるのに引き換え、民主党の議員でそんな真摯な態度を示す議員はいるのかと...過去の自己の(主観的な)功績と所謂「ジミンガー」「カンリョーガー」の主張に終始していりゃまだ可愛い方で、後は小沢一派の如きヒトラーユーゲントの模範隊員しか見られないのが現状でしょうに。
民主党の関心は権力闘争のみにある事はこの二年で明確になっている以上、奴らを一刻も早く政権より叩き落す事こそが急務と考えますが、例えば民主党を割らせる為の"核"になる存在すら見られない現状に、日本政界の人材登用システムの不備を見ますね。
世襲とか出身が問題なのではなく、議員各個の問題意識がもっとイデヲロギーから現状認識寄りに来なきゃあ、例え明日60歳以上の議員が死に絶えても根本的な解決にはならないと考えます。
ありがとうございます。真っ当な新藤議員のコメントを載せて頂いて、
歴史認識の無知が今現在の利得のみで外交を行なう典型でしょうか。歴史認識の無知とは、民主党そのものに言えることです。このような外交上の汚点を積み重ねいけば
他国に付け入る隙を与えているようなものです。
コメント群で民主党は、全共闘世代の残滓だというご意見があることは同意します。
その残滓、日本の残ったかすを自民党も含めて取り除くことが必要ですね。
それが出来るのは日本国民しかいない。
「対馬宗家文書」に関してネットで検索してみますと、この文書は日本各地と韓国に分散して所蔵されているようですね。韓国所蔵分については、同国当局によって既に目録も作成され、その日本語訳も出版されているようです。
にもかかわらず、「韓国側にも日本の歴史的文書がかなりいっていることを、昨年11月の協定署名の数日前まで、外務省も含め日本政府側は誰も知らなかった」というのは、残念な話ですね。いや仮に知っていたとしても、今の民主党政権なら、一方的な譲渡に踏み切っていたかもしれませんが。
何故日本の政治評論家と呼ばれる人たちは、それが日本政治の公理であるかのように、二大政党制の確立を言うのでしょうか。
拘る必要も意味も無いと思います。
それを前提与件とした現行の選挙制度にも反対です。
でも、誤った歴史観による腰抜け外交は、田中・福田・三木あたりの自民党政権時代からの伝統ですよね?
自民党にも余り期待はできないんじゃ・・。
言うまでもないが、民主党政府自体がテロリスト集団である。
TPPが締結されれば、主権のほとんどは奪われる。
民主党の真の党是が主権委譲であることを考えると、これを推進するだろう。
(日本破壊、撲滅。日本人奴隷化)
食料と工業製品を同列に論じるのは、馬鹿か工作員だ。
こいつらは完全に日本人の敵だ。
そして、今は戦時だ。
なんとも暢気な人が多すぎる。
PS:産経新聞に通告する
韓流おせちなどという不潔なものを出すな。
ただ、TPPに関する産経の姿勢には著しく不満を感じます。TPPは明らかに米国の日本属国化手段です。なぜ、産経がTPPに賛同するのか、推進するのか。これが疑問でした。こんな時、以下の記事を見つけました。
「増税時代だが新聞の消費税免除、TV局の大減税認められる公算」
http://www.news-postseven.com/archives/20111013_58532.html
テレビ業界、新聞業界は民主党政権に取り込まれてたんですね。
新藤義孝議員の談話有り難うございます。
韓国の入国拒否で初めて知った自民党の国会議員でした。
この様に理路整然とわかりやすく説明でき、
しかも言行一致した優秀な国会議員が存在していた事に
本当に吃驚しました。
全ての国会議員が新藤義孝議員の様であって欲しい。
日本でなく韓国の国会議員と思える民主党の国会議員達は、
新藤議員の爪の垢でも煎飲んで、反省しろ。
「民主党政権の真相は、韓国を繁栄させるためにできる限り日本叩きをするという“半島政権”だ」米国大使館関係者
(2011年9月号掲載)月刊テーミス
http://www.e-themis.net/feature/read.php
おはようございます。
二大政党制なんて、日本には必要ありませんね。
そんなの、小沢が有象無象を国政に送り込むためだけに、神保町界隈にたむろする破落戸と組んで弄した詐欺の手口ですよ。死んだ魚みたいな濁った目をした男とかね。最近、めっきり露出が少なくなったけれど、彼は用事が済んで使い捨てられたのかなぁ。(笑)
近頃の米国を見ればわかりますが、政治家に能力と常識と良心がなければ、政党は1つだろうが8つだろうが変わらない。
民主党のダメさ加減を覆い隠しようもなくなったら、自民参院の内紛劇ほかを伝える売国メディアばかりですが、新藤議員のごとき「サムライ」は自民に居ても、民主にはいませんね。面構えの賤しいヤツばかり。
「どっちにも問題がある」的な印象操作で保守層、無党派層を切り崩す魂胆でしょうが、なんとも底が浅い。
これを打破するには両党の真の姿を伝えていただくのが一番と思います。これからも、貴重な真実をお伝えください。
まあ日本人の手に政権が戻ったら、入り込んでいた連中にツケは支払ってもらわないといけません。好き勝手やりすぎましたんですから、消えてなくなるくらいの覚悟はしてもらいましょう。
貴紙【土・日曜日に書く】拝読しました。
>民主党政権は「政治主導」の美名の下、日本社会に深刻なモラルハザードをもたらしつつあるのではないか。(あびる るい)
とのご指摘ですが、そもそも民主党にモラルがあるのだろうかと思います。
そして、このモラルの欠如を支えるものの一つは、国民の蒙昧です。
未だに幻想に踊らされている国民もいます。
今回の記事のような、情報提供は、蒙昧を啓く突破口になっていきます。
今後とも、国民の目を見開かせるペンの力に期待しております。
ここまで、中国、ロシア、韓国、北朝鮮に日本国、日本国民が嘗められている状態は、とっても我慢できません。
特に韓国、調子に乗り過ぎ!火事場泥棒だね。
中国、ロシアも虎視眈々と日本国領土を侵略しているのに、な〜〜んにもしない、な〜〜んにもできない民主党!
これじゃあ、日本国、日本人の将来は真っ暗闇だね。
外国人参政権反対、人権擁護法案反対、夫婦別姓制度反対。
継続は力なり!
産経新聞系列のフジテレビは酷すぎます。
皆がそうだとは思わないけど、フジテレビの改革をしようと思う社員はいないのかな~~。 横並びテレビ各局は一切フジテレビデモを報道しないのも異常でしょう。
私事ながら、私は新藤議員と行く靖國参拝イベントに参加したことがあります(抽選で当たりましてW)。ご存じのように彼は中島大将のお孫さんですが、ご本人曰く「人から切り出されない限り、自分からは話さないようにしている(マルチ●岡とは大違いです)。今後は少しづつ、祖父の話をしても良いのかもしれないが、政治家である限り、その筋に塩を送ることにもなりかねないので、慎重に考えています。 」とおっしゃっていました。偉人の話を普通に語れない状況は、いまだ続いているわけですね。阿比留さんのお役割は、ご想像以上に大きいのであります(=ここが申したかったことであります!ハイ。)
今日は政治部の代表として抗議を聞いていただきたいと思います。
(ごめんなさい。阿比留さんは悪くないのですか)
まず、この動画を見てください。
【【マスゴミねつ造報道検証!】TPPについて谷垣氏の発言すべて10月15日 】
http://www.youtube.com/watch?v=VmIwEKbL-q8
アナウンサーからTPPに関する谷垣総裁の見解を尋ねられ、、
谷垣総裁「まだ情報が少なくてですね、もう少しいろんな問題点を解明しなければいけないと思います。ただ、全然、協議もしないということでいいのかどうか。それは協議をしながら国策にかなうかどうか、日本の国益のかなうかどうかを、判断していかなければいけないんじゃないかと思いますね」
アナウンサー「どういう情報が必要なんですかね?」
谷垣総裁「これはね、農業の問題ばかりが取り上げられますけど、24の分野があるわけですね。そこで、どういう風にしたら、その分野がどうなっていくのかということについて、もう少し情報を集めて、我々も検討していかなければいけないと思います。与党の方も議論を始めて、だいぶ大激論になり、混迷もしているようですが、我々は高村正彦さん、外務大臣をやられたベテランに、外交、経済連携調査会を作って頂いて、そこで大いに議論していこうと思っています。
24の分野とは、色々な分野があります。医療とかそういった分野もあれば、農業もあり、そういった問題に情報を集めてきちんと議論をしていく。それから、特にこの問題は、外交・安全保障といった分野からの議論も必要だと思います」
アナウンサーから自民党の「TPP参加の即時撤回を求める会」についてふられ、
谷垣総裁「参加するかどうかは、本当に参加するかどうかはもう少し議論しなければなりませんね。それと、まだ国論も集約していませんから、野党として国論をどうやって集約していくか、その役割も果たさなければならないと思います。
きちんと議論していこうと。あんまり拙速に判断してはいけないと思います」
『産経新聞 【TPP参加】交渉参加に前向き 自民・谷垣総裁が発言 党内に波紋呼ぶ可能性も
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/111015/mca1110151443008-n1.htm
自民党の谷垣禎一総裁は15日のテレビ東京番組で、環太平洋連携協定(TPP)交渉について「協議をしながら、国益にかなうかどうかを判断しなければいけない」と述べ、参加に前向きな考えを示した。(後略)』
これじゃ言葉狩りどころじゃなく、記者の耳がどうにかしてるんじゃないか?と思えてきます。
谷垣さんが言ったのは自民党内で協議するって意味でTPPに参加して協議するなんて言ってないですよね。
これじゃ捏造記事でしょう。
政治部のベテラン記者として担当記者に指導すべきなんじゃないでしょうか?
官邸から出て、エントリも何だか生き生きしている気がします。
色々な記事(特に紙面に載らなかったネタ)期待しております。
自民党時代の外交が常に良かった、とは言えませんが、民主党政権になってからは外交の体をなしてませんね。
正直なところ、この程度の事しか出来ないならリコールしたい気分です。
地方首長なら出来るんですけど・・・。
対等な外交関係を成立させるには、まず国民自身が正しい認識を持つ事が肝要です。
基本は政治家や外務省の仕事ですが、彼らは国民に支持されている前提でないとやはり弱いでしょうから。
ですが、対韓国など、補償問題が完全に終わっている事を知らない人は未だ多いのではないでしょうか。
相手の主張とこちらの主張、そしてその内実と背景を一部だけでなく俯瞰出来る様にしなければ世に伝わらないのかな、と思います。
特集記事が出ても、そのどれかをフォーカスして、他は大抵読者が知ってる前提になっていますね。
紙面の問題もあるので、無理筋かも知れませんが、それを読めば全てわかる、そんな形にした方が主張が受け入れられ易いのかも、と思ったりします。
・・・読者が馬鹿っぽいですが、実際記事や情報が一過性として通り過ぎる事がほとんどなんだと思います。
だからこそ、腹の立つ事も過ぎてしまう・・・パッと見てひと繋がりにわかるというのが今後必要なのかも、と思うのです。
長々と失礼しました。
それは政治家に限らず、各界に多いということですね。
事なかれ主義の役所の体質に加え、旧社会党びいきの言論人や学者や教育者たちの何十年にもわたる「連携」によって、ここにまで至ってしまったように思います。