連休まっただ中ですね。今年は、「夏休みはとれないかもしれないから、できるだけ連休中は休め」という部長の方針もあり、私も比較的のんびりしています。といっても、連休中も新聞は(休刊日を除き)発行するので、休みをとるためには事前に「連休用原稿」を用意しなければなりません。
というわけで、私は今回、杉本康士記者とともにきょう、明日の政治面に「『外交ごっこ』のツケ 民主党政権の禍根」という大型の記事を書いています。もともと政権交代だけが共通目的の寄せ集めのプロジェクト政党である民主党が、政権奪取前にはほとんど関心も見識も持っていなかった外交の舵取りをすることになり、いかに国益を損ねてきたかについて、上・下でまとめました。
今回は、これこれこういう趣旨の記事を書け、という指示は上から来たものですが、じゃあ具体的に何を取り上げ、どんなエビソードを書くかは現場が決めることができるので、例によって好き勝手書いています。
私自身も含め、人は、特に過去は水に流す文化を持つ日本人は忘れっぽいところがあるので、この2年7カ月余の民主党外交をおさらいするのも、それなりに意味はあるかと思います。もちろん、あれやこれやの混乱と混沌と弊害を上下2回の記事で全部記せるわけはないので、ダイジェストにならざるをえません。でも、ある程度の紙面はいただきました。
結論は、まあこういう人たちに外交をこのまま任せていたら、日本はますます地盤沈下し、どうしようもなくなる、ということです。いつも繰り返し書いてきていることと変わりません。
で、連休らしい話題というか話は大きく飛ぶのですが、週刊文春のゴールデンウイーク特大号を読んでいたら、巻末に「大人がいま読むべきまんがランキング」という特集が載っていました。さて、どんな漫画が取り上げられているかなと見ると、上位3位は…
1位 3月のライオン 羽海野チカ
2位 ちはやふる 末次由紀
3位 海街diary 吉田秋生
……とありました。うーむ、みんな女性作家ですね。実は3作品とも買って読んでいました。やはり私はけっこう漫画読みであるようです。
「3月の~」は将棋、「ちはや~」は百人一首、「海街~」は人々の日常を描いたものですが、共通項はどれも「心理描写がとてもうまい」ということでしょうか。羽海野さんの作品は、最近、家人がブックオフで買ってきたので「ハチミツとクローバー」も読みましたが、これもとても面白かったですね。まあ、個人的にはもっとハッピーエンドの方が好きですが。
吉田さんの作品は、私が高校生か大学生のころから読んでいましたが、ますます磨きがかかったというか円熟したというか。独特の雰囲気は「夢見る頃を過ぎても」のころから、それほど変わっていないようですが。末次さんはこの作品で初めて読んだのですが、これも脇役がよい。
漫画といえば最近、ビッグコミックオリジナル誌上で、「MASTER キートン」の新作が掲載されているのが嬉しいですね。あの不朽の名作のその後が読めるのですから、ファンとしてはたまりません。あと、雑誌ではいま「コミック イブニング」の発売日が一番楽しみです。読み応えがあります。
……何の話をしているのかわけがわからなくなりましたが、まあ連休だから許してください。といっても、明日明後日は平日で仕事だし、とりあえず本日はゆっくりするつもりです。
一昨日は千葉・房総へ行き、縁の薄そうな観音様にお祈りしてきました。賽銭を入れ、何を祈っていいか思いつかなかったので「私の願いがかないますように」と……。
コメント
コメント一覧 (26)
ヤフー知恵袋にたまに投稿したりしています。私は自民党には不満でしたが、民主党になってからは不安と恐怖を感じます。一刻も早く民主党、いや、政界を再編して右から左まで5段階で分けて欲しいものです。
民主党政権の出鱈目ぶりはよくメモしておきます。本当はもっとありますが。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1386011788
ゲバ棒上がり元暴徒連中、カネの為なら何でものタヌキ一派、柔道一筋に象徴されるズブ素人グループ、朝鮮・シナ工作員仲間、こんな吹き溜まり雑居集団が政権政党の国政などこんなものなのでしょう。
それにしても、、、こんな突っ込み処だらけの外道・クズ政権をも倒せない谷垣自民党は余りにも、、、。 これが日本国の現実。こんなものなのでしょう。 あーーー、2年7ヶ月、、、。
>>野田首相についてワシントン・ポストは今月、「ここ数年で最も賢明なリーダー」と書いた。ただ、それは前任者2人のレベルがあまりに低すぎたからにすぎないだろう。
ワシントン・ポスト原文
Prime Minister Yoshihiko Noda, the sixth Japanese leader in as many yearsand by many accounts the most sensible, is trying to provide a novel answer.
6人のリーダーですから 安倍 福田 麻生 鳩山 菅 野田の6名で最も野田が有能とのワシントンポスト紙の見立て。
都合良く解釈ばかりすると、「朝日新聞並みの恣意的に歪めた記事となります。
産経新聞の名が廃ります。
招いた国益を考えない反日媚支那媚朝鮮政権が始まって2年7ヶ月
とうとう、日本のデフレ対策より、南朝鮮の国債を買う元NHK 財務大臣
ウォン安の為替維持安定のスワップ5兆円増額去年しているのに、
そんな金があるなら、防衛予算増額して、尖閣防衛のための先島諸島に
自衛隊配備しろよな。
この不況、優秀な人材を自衛隊に集められるチャンス、体を鍛えて、資格とってもらって、好況になったら、転職するなり、自衛隊に残ってもらうなりしてもらえるぜ。
まあ、この夏までに解散総選挙だな。
民主の先生たち、まあ与党の特権今の内に謳歌してくれ、後はないから。
コマの隅の方にでも、小さな数字を打ってくれると非常に助かるんだけど、その程度のことも大変なのかなあ?(汗)
洋上給油やテロ対策に、陰険な妨害をしたのは事実ですし。
消費税も上げたあとの税金を何に使われるか解らない、南とか米につぎ込まされるのでは、と危惧します。
米が評価するのも、コントロールしやすいからでしょう。
昨日は、昭和の日を祝う会でした、中條氏の講演と、陸自第一音楽隊の記念演奏があり大いに盛り上がりました。特に自衛隊の演奏は感動的でしたね。ありがとう。
> 結論は...
必要以上に対米追従路線を採ってる野田政権が米国に高評価されるのは当然でしょう。 安倍,福田,麻生ならTPP参加を盲目的に推進する事は無かったでしょうからね。
普天間移設計画を潰したルーピーの尻拭きをTPP参加でやろうと菅が思いついて、何故か野田が菅の思いつきを忠実に政策化しようとしているのが現状ですわな。
明日の首脳会談でまた要らぬ約束を共同声明しないか不安ですね。
> 漫画といえば最近...
再開した「聖☆おにいさん」が女性作家では一番好みかなぁ...地元のお話とも言える「デラシネマ」が結構気に入ってます。
パソコンとパソコン周辺機器には相性の悪さにより、購入後、どうしても使い物にならない機器が少なからず存在します。
そういう時には箱に戻し眺めながら「贅沢をしたもんだ」と嘯くのですが、政党交付金をあれだけ与えながら国民との相性が悪い、使い物にならいないとは相当な贅沢をしている、して来たことになりますね。
「トラスト・ミー」と言い訳されても、そうは問屋がおろさない。
問屋に出回った時点で処分されてしかるべきだった。
民主党の馬鹿さ加減と、無能力、法律を曲げても自分の利益に邁進する輩が、政権を取っていると考えると、非常に日本国、日本人が破滅に近づいているのが、よくわかりました.
国民の生活第一!と、彼の有名な、真っ黒黒すけの裁判で無罪になった途端、威張りくさった人が申しておりますが、何が国民の生活第一?
笑わせていただいてありがとう、木戸銭も払わず、大笑いしたのは、最近では珍しい。
しかしね、この裁判はおかしい。何か裏があるんでしょう.
判決は、無罪でも、内容は真っ黒!
外国人参政権反対、人権擁護法案反対、夫婦別姓制度反対.
継続は力なり!
“Prime Minister Yoshihiko Noda, the sixth Japanese leader in as many yearsand by many accounts the most sensible, is trying to provide a novel answer.”
の部分は、記事のリードというか要約部分でしょうか。
本文はその後に続いて、その中では、野田の主張が客観的にまとめられたうえで、次いで、記者が見た、野田の置かれている状況、野田の政治家としての立場についてが、余り楽観できるようなものではない、ただし、期待も残されている、みたいにまとめられてあって、
その中では
“Administration officials appreciate that Noda has moved the U.S.-Japan alliance back to the center of Japanese strategy after his predecessors flirted with “balancing” between China and the United States.”((米国)政府関係者は、野田が、彼の(民主党の)前任者たちが中国と米国との間のバランス(ゲーム)を弄んだ後、日米関係を日本の国家戦略の中軸に戻していることを評価している)
とか、
(つづく)
“But after two relatively flamboyant but utterly clueless premiers, Noda’s solidity is welcome.”(しかし、ふたりの比較的華麗な、しかし、全く無知な(どうしようもない)総理大臣の後では、野田の堅実さは歓迎される)
とか、とあり、
ワシントンポストの記者が、野田を「評価」しているのは、具体的には、野田の前任のふたりの総理大臣との比較だけからであって、そうすると、阿比留記者の記事のまとめは正しいといえるのでは?
(強いて誤読の問題に関して言えば、ワシントンポストの記者が、自身の記事本文を要約したリード部分が、誤解を生みやすいような要約文章で、そこだけを読むと本文記事を誤読する恐れがあるということでは?、、、リード文がそうなったのは、ひとつには、ワシントンポストの記者としては本文記事をちゃんと読んでくれれば分かると考えていた?)
(了)
今年の夏~9月は、
野田政権末期劇場?
民主党政権末期劇場?
民主党解党・消滅劇場?
楽しみで~す。
ワシントンポストの記事の構成での流れではその通りです
しかし、最も賢明なリーダーの対象が
鳩山 菅のみというのは無理がある訳し方です。
最もワシントンポストの記者の主張が正しいとも全く思っていませんけど…
無理に引用する必要もなかったと思います。
「朝日新聞並みの恣意的に歪めた記事となります。
産経新聞の名が廃ります。
さっそくですが、言葉・文字とは何でしょうか?
人は自分のイメージをコミュニケートするために音声的言語・文字を作り出しました。人が他者との関わりなしに生活できないので、それは当然のことだったのです。そんなことわかっているよと皆様は、おっしゃるかもしれませんが、私は小・中・高・大学を通して考える機会を持った覚えがありません。現代ではどうでしょうか?忘れ去られているのではないでしょうか?
言葉・文字はあくまでも人のイメージを人に伝えるものです。人との関係を離れて自分だけの言葉・文字は意味がありません。イメージは共有されなければなりません。そして、共有されたイメージは実現されなければなりません。果たして現代指導的立場にある人にそのことはできているでしょうか?
自分の言葉に責任を持たない人が多すぎます。また、誰が政治家なら言ったことに責任を取らなくてもよいと決めたのか?
日本人は、そのようなことは許さなかったし、責任ある地位にいる者はそのことを守ってきたのです。
これは人として他者と関わる原点です。なぜ、言ったことに責任を取らなくてもよいということで済ますことができるようになったのか、様々な要因を考えることができます。私なりにその原因と処方を提示させていただきます。
みずほ銀行東京都出張所(店番777)普 1053860
やはり8月頃何かありそうですか?徐々にテンポが上がりそうですね。
朝日・毎日などのマスゴミが、隠ぺい工作・世論誘導を暴露・・・・
記事は【阿比留】さんだった。
>2012年5月01日 【中国共産党の職員】に142万2600円支給している民主党。
4月4日の参議院予算委員会で、自民・西田昌司議員が批判した!
中国共産党の【対外政治工作】にも関わる【中央対外連絡部の職員】に、民主党の【留学支援】で一橋大学に留学していた。
★.政治資金収支報告書によると、民主党は平成16年1月~9カ月間で【142万2600円】を、中国共産党・対外連絡部の職員に【支給】していた!
★★.金が余っているならば【日本人】に、日本国の税金を使うべきなのに
よりによって、敵のスパイに【日本国の税金】を差し出すとは。
又、【小沢一郎議員=戸籍では長男で無い】無罪判決・祝勝祝いを、【中華料理店】でやった。
世界の常識で、中華店は中国共産党の【情報網】。
歴史を学んで無い平和ボケ国民。
【ロンドン軍縮条約】なども、東京の伝令が【筒抜け】で、日本国の手の内を読まれていた!
挙げられた三作品は私も一応読んでおります。吉田秋生は一頃絵柄が好みに合わなかったのですが「海街」は良いですな。
「MASTERキートン」は「パイナップルARMY」共々愛読しております。後、大人漫画ならば、過去の隠れた名作として「裂けた旅券(パスポート)」を推しますね。
最近映画化で盛り上がってる「宇宙兄弟」も良いです。
連休はゆっくり休めましたか。
房総方面へお出かけとか、日蓮が安房小湊の出身、誕生時というお寺があります。
会社の後輩から転勤の挨拶状が届き、高知から札幌とのこと、相変わらず人使いの荒い会社です。
阿比留さんのブログを引用させていただきました。
「外交ごっこのツケ」(上・下)読みました。
理路整然でわかりやすく、さすが記者と思わせる文章で
読んでいて気分がスカッとしました。
国会中継で民主党の若手議員たちの質問を聞いていると、
具体性に欠け抽象論ばかりで「小学生か」と思う内容です。
ルーピ鳩山を代表とする小学生のような国会議員
(アレ(菅)のような詐欺師もいますが)が集まり、
小学校の学級会のような民主党政権には、
ウンザリを通り越してあきらめの心境です。
しかも来年の任期満了まで政権の延命ばかりを考えている
民主党には怒りさえ覚えます。
2年足らずで、これだけ国を壊しても壊したりないのでしょうか?
民主党政権の唯一の功績は、
「今の民主党政権では、日本はダメになる」ということを
国民に知らしめたということでしょうか?
しかし、日米とも民主党は親中共である。
盲目の人権家陳氏が米に不信はその表れか?
日本が共産支那に貢ぐことも事実であるが、訪中した議員に一人あたり2000万円、支那から下されるという噂もある。
小沢の大訪中団が思い出される。