前エントリ「中山国交相の辞任と日教組の味方、公明党」で日教組について取り上げたところ、実にたくさんのコメントをいただきました。実は昨日、少し体調を崩してパソコンに向かわずにいたところ、その間にもたくさんのコメントが寄せられ、返事を書くのが少々しんどい状況になってしまいました。
私の日教組批判について、何か個人的感情(それも全くないとは言いませんが)ではないかというご指摘や、山梨県などの特殊事例で日教組全体を語るのは適当ではないのではというご意見に対しては、きちんと私の考えを述べておかなければならないと考えています。ただ複数の同種のコメントに似たようなことを繰り返して書くのはちょっときついので、過去エントリを紹介してその作業に替えたいと思います。私の趣旨に誤解もあるようなので、一つここで述べておけば、教職員にも思想・信条の自由があるのは当然ですが、その自由を侵害し、特定政党・個人の選挙応援に強制的に動員しているのは教組側なのです。それは、私自身、複数の山梨県の教員から直接聞いている話です。
私は6月30日のエントリ「輿石氏の政治信条『逃げない、ウソつかない』と過去エントリ」で、輿石氏に関するエントリ20本を挙げているので、本日は、それとだぶらないように、主に日教組全体や山梨県教組以外について書いたエントリ20本をここに掲載します。もし関心がおありでしたら、読んで参考にしていただければ幸いです。
いろんな角度から日教組の問題を取り上げているので、短いコメント欄での返事より、私がどうして日教組の存在をここまで重視し、批判しているのか分かってもらえると思うので。輿石氏について記した分と合わせて読んでもらえると、さらにありがたいです。合わせると40エントリにもなって大変ですが。
■2006年
・10/29 「注意すべきは教育委員会と教職員組合の一体化」
・11/08 「小林正氏のレジュメに学ぶ日教組の実態」
・11/13 「例示・北海道で行われた過激性教育」
・11/21 「北教組グッズって何?・日教組委員長のレジュメ」
・11/24 「産経記者が見た日教組教育研究集会」
・12/03 「教育基本法・参考人から外された小林正氏に聴きました」
・12/07 「中核、革マル、全学連に応援されてる日教組」
・12/14 「またも革マルと全学連に求愛されている日教組」
・12/26 「日教組の『やらせ』?・教育基本法の国会質疑想定問答集」
■2007年
・01/24 「読売GJ!北海道教組のいじめ黙殺」
・02/15 「日教組とゆとり教育をかばう毎日社説と北教組」
・04/02 「札幌市教組の民主党選挙応援の『司令書』」
・04/10 「お薦めの書『いいかげんにしろ日教組』と教育現場」
・05/08 「話題の書『日狂組の教室』を読んでみました」
・05/18 「教育3法案の衆院可決と世耕補佐官の祖父」
・06/15 「本日の参院議員会館の風景・お題『北教組』」
・07/13 「槙枝日教組元委員長『教育荒廃の責任の半分は日教組』」
・10/25 「全国学力テスト結果と日教組組織率に関連はあるのかないのか」
■2008年
・02/04 「惜しくも日教組にメスを入れられなかった教育再生会議」
・02/13 「作家、曽野綾子氏のコラムで思い出した日教組集会資料」
…これらを読んだ上で、なお日教組という特殊な政治団体を批判するのがおかしいとお感じになる方には、もはや言うべき言葉は持っていません。前回のエントリでは、主に日教組の政治活動という側面について取り上げましたが、私自身、小学生のころに平和教育という名の反日教育を受け、一時は尊敬する先生たちが支持する社会党が一番立派な政党だという愚かな考えを植え付けられかかった者ですから、その洗脳集団としての恐ろしさも重々承知しています。
中山前国交相はこの際、一般の人がまだまだ甘く見ている日教組の実態について繰り返し説明し、周知させる役割を担ってほしいものだと思う次第です。