さきほど国会議員会館をうろうろしてきたら、やはり議員たちの話題は今国会最大の焦点となっているガソリン税などの暫定税率を担保する歳入関連法案の扱い、行方に集中していました。ある自民党議員は今の国会の雰囲気について「にわかに空がかき曇り…」と表現していましたが、与野党の対立の構図がいよいよ明確化し、緊張感が高まっているのでしょう。今朝の産経は「国会は展望が開けぬ闇の中に突入する」と書いていました。
さて、これはこれでとても重要な局面ではありますが、ここで紙面と同じようなことを書いても仕方がないので、きょうも外国人地方参政権付与問題についてをテーマにします。私は1月9日のエントリ「文書入手・民主党の外国人参政権実現の動きが始動しました」で、民主党内で「在日韓国人をはじめとする永住外国人住民の法的地位向上を推進する議員連盟」の参加呼びかけが始まったと書きました。その外国人参政権推進派議連の初会合が、あす30日に開催されることになりました。
前回のエントリでは、この議連の呼びかけ人として千葉景子、津村啓介、川上義博、白真勲の4氏の名前を紹介しましたが、その後、呼びかけ人には岡田克也元代表が加わっています。未確認情報ですが、岡田氏が会長、鳩山幹事長が顧問に就任するほか、前原誠司副代表も参加すると聞いています。執行部、幹部クラスを表看板にすることで、党内の締め付けを図っているのでしょう。50人以上の参加を目指すそうです。
一方、この推進派議連に対抗して、同じ30日には、外国人参政権付与に慎重・反対派の初会合も開かれます。たまたま偶然同じ日になったのか、わざとぶつけてきたのかは分かりません。とりあえず、25日現在の呼びかけ人は次の25人で、以下の通りです(敬称略)。
《石関貴史、市村浩一郎、大島敦、岡本充功、河村たかし、北神圭朗、吉良州司、小宮山泰子、近藤洋介、神風英男、田名部匡省、田村謙治、長島昭久、西岡武夫、牧義夫、松野頼久、松原仁、三谷光男、水戸将史、山根隆治、吉田泉、笠浩史、鷲尾英一郎、渡部恒三、渡部周》
こちらは、党最高顧問の渡部氏や閣僚経験者の西岡氏を「旗印」に押し立てて推進派議連に対抗しようとしているようです。ただ、この慎重派議連は執行部や同じく推進派の小沢代表にもかなり気を遣っているようで、「勉強会のお知らせ」には次のようにありました。ちょっと分かりにくい婉曲な表現ですが、小沢氏の意向や党内情勢を考えるとこういう配慮も仕方がないのかもしれません。
「さて、最近の新聞報道にもあるように、継続審議となっている『永住外国人地方参政権付与法案』をめぐる党内論議が始まろうとしております。そこで、この問題について今一度勉強する機会を設けることといたしました。私どもは、『付与』に慎重な立場をとるものの、今回の勉強会は先に結論ありきではなく、ましてや政局絡みの思惑でもなく、ぜひ、多くの先生方にこれまでの党内論議の経緯や基本的な論点などを改めてご確認いただき、今後の党内論議でのご参考にしていただきたいと考えております。国会議員として賛否の判断を下す上で、いずれにせよ知っておかなければならない諸問題を整理し理解しておくことは重要だと考えます。意のあるところをお汲み取りいただき、一人でも多くの先生のご参加をお願いします」
…私は、意のあるところを汲み取りたいと思います。民主党では、平成16年11月にこの外国人参政権付与法案を再提出するために政治改革部門で意見交換をするも結論は出ず、その後は3年以上にわたり、この問題について党内議論は行われていないといいます。
この外国人への参政権付与問題をめぐって、東京新聞は「小沢氏、自公分断狙う?」(1月21日)、朝日新聞は「与党結束 揺さぶる火種」(1月24日)と与党間の亀裂を強調していますが、読売新聞は「民主に火種」(1月29日)という見方も出ています。まあ、3年以上も党内で意見交換していないのならば、ここは法案提出を急ぐよりも、党内で推進派と慎重派が徹底的に議論し、まずは国民が納得できるようなコンセンサスをつくってほしいものだと思います。
それをしないでいきなり提出となれば、それは国のあり方の根幹にかかわる問題を政局に利用したと指摘されても仕方がなく、将来に禍根を残す愚行だと批判されるでしょう。少なくとも私はそう批判します。いずれにしろ、明日の二つの会合に何人が集まり、だれがどんな発言をするか注目したいと思います。

おまけの写真です。冷たい雨が降る首相官邸前で、ただ「ああ、信号は赤だな」と思ったら、無性にその瞬間を写真に収めたくなったもので。心象風景、といった大層なものではありませんが、現在の気分に妙にしっくりきたのです。日本の政治情勢にも、早く暖かい日差しと青い空を見たいものです。
コメント
コメント一覧 (47)
50対25ですか?。
この慎重派の会合には村田春樹氏を講師に招いて話を聞くべきでしょうね(外国人参政権に反対する会)。さすればこの法難がいかに危険であるかが理解できるでしょう。
>それは国のあり方の根幹にかかわる問題を政局に利用したと指摘されても仕方がなく、
もちろん、どんどん批判してください。しかしあの小沢ならやりそうだ。公明党は100%賛成ですから。
「政局に利用してどこが悪い!」って居直るような気が?。
お隣韓国は、外国人参政権には普通の一般人では不可能な金額が必要な事や、献金をしなくては与えられない事などを日本国民に知らせていないでしょう
差別意識が強いのはお隣のほうです
事実も知らせていません
男女間の差別意識、女性を狙った犯罪件数の多さ、家庭での男女差なども・・・
日本の最高裁は海外邦人に日本の選挙権を与える判断を下しました
当然の事です
日本国籍を持つ人間に日本の選挙権を与えるのは当然の事です
憲法では日本人成人には男女の差もなく、貧富の差もなく、財産の多寡による差もなく当然の権利として与えるものであるとしているはずです
政府は同じ事を韓国に求めるのがスジでしょう
(内政干渉かも知れませんが)
同時に韓国が日本に対し日本の在日への参政権を認めろと言うのは内政干渉です
在日の犯罪率の高さ
外国人犯罪の多さを考えると在日犯罪者の強制送還が行われないのは不思議ですね
国外追放をしないから安心して犯罪を起こせるのでは?とまで思ってしまいます
他の国の外国人犯罪者は日本の刑務所で服役後、強制送還が普通ではないでしょうか?
人間は身勝手な生き物です
自己の利益の為、参政権を得、自分達を優遇しようとする政治家を政界に送り法を変えようと考える事は充分に考えられます
私はそうならない為にも反対します
現在の外国人数はそんなに多くはないでしょう(?)が、将来、日本人口の過半数を特定外国人人口が占めたとしたら?
将来を考えない馬鹿は日本の政治家を辞めて戴きたいですね
50対25というのは何も確定的な数字ではなくて、推進派が少なくとも集めたいと言っている数と、慎重派の25日現在での呼びかけ人の数であるに過ぎず、これで総数になるというものではありません。ただ、これから有形無形のプレッシャーがかかってくるでしょうから、実際はどうなるか…。世論の動向も行方を左右しそうです。
昨年参院選以来の民主党は、まさに
>国のあり方の根幹にかかわる問題を政局に利用
しているわけです。国を思う民主党議員の皆様の大いなる奮起を期待します。
幾分 釈明口調の案内状であっても、「民主党内慎重派」と称する連中が一応「賛成派」への対抗軍団となったのは、その声を抹殺されるよりか遥かにましでしょう。この中には真剣に反対者の名前を見受けますので、新しい「火種」=話題提供=国民致知であることは間違いありません。
それにしても、岡田、前原が本当に要職に就くなら、彼奴等も所詮、書生臭い鳩山と同種で、煮ても食えないでしょう。
嘗て、お坊ちゃま近衛が左翼ったのと同じ行動様式なんでしょうーね。共産・社会主義か民主主義かの択一ではないですが、国民一人一人が自由意志で生活・活動できるのは民主主義しかありません。
私は、中国、ロシア、イラン、北朝鮮より、断然、アメリカを選択しますね。前述の民主のプリンス達は本気で、左翼国家が好きなんでしょうかね?
何だかきな臭いですね。
大体、慎重派というのもどこまでの慎重さなのか・・・。
どう考えても体裁としか見えないんですが・・・。
そして、やたらに『先生』とお互いを呼び合うわけのわからんこの種族を何と呼んだらいいのか・・・。
ちょっと昔に胡散臭い商売人がやたらに『社長!社長!』と言って呼びかけていたあれを思い出してしまいました。
阿比留様
日本の政治は地方といえども日本人が携わるのが当然です。在日であろうがナンであろうが外国人は外国人。日本にお世話になっているだけで幸せに思え!といつも思っています。小難しい理由や屁理屈は要りません。
民主党議員も左であろうが右であろうが日本人である事を自覚して国政に携わるべきです。しかしもう終焉に近いですね、ほころびが顕著になりました。賞味期限も消費期限もとっくに終わった代表にすがらなくてはいけない現状では。
民主党が、自民党と公明党の間に不協和音を生み出そうとしたのに、逆に党内で不協和音が生じたという、状況でしょうか。
外国人の参政権は、国民でないのだから、認めてならないないし、認める必要もありません。
よく、外国人参政権について、韓国が永住者について認めているのだから、日本も認めてもよいという論調がありますが、重要な事実が、いつものことながら抜けていますね。
サーチナの記事で見たのですが、韓国で、永住外国人が参政権を取得するためには、高額な(具体的な金額は忘れましたが、べらぼうな金額です。)所得税を納付していることが条件だったはずです。
この条件を考えると、かなりの制限付きの外国人の参政権の付与ですね。
もし、韓国の事例を挙げるなら、納税額の条件も示すのが筋ではないのでしょうか。
民主党の外国人参政権付与に慎重・反対派の意見は「在日の参政権には反対・慎重だけど、特別永住者のみを帰化しやすくするのが目的」みたいです。
まぁ自民党の反対派の中の人達も同じような意識を持つ人がいるようですが…。
http://blog.goo.ne.jp/nagashima21/e/bfce55d01996a70b8e98eb092a023cb8
ご存知かも知れませんが長島昭久議員がブログの中で結構詳しく書いてます。とりあえずURLを紹介しておきます。コメントで突っ込もうと思ったのですが残念ながら、このエントリーはコメント閉鎖してあります。
議員ブログでコメント欄開けている議員は意外と沢山居るのですがコメントしようと思うような議員ブログはごく僅かで寂しい限りです。荒れても注目されるのならば議員の意見を目にする人が増える筈。勇気をもってコメント欄開けて欲しいものです。
siteB で第二回、議員ブログ対決やっているみたいなのでTBしておきました。「真・保守政策研究会」の一員の馬渡議員も参加されているので保守な人は投票して欲しいと思ったりしてます。(^^)
一つ気になっています。
在日特権とかいうものの存在は民主党の議員さん達はスルーしているのでしょうか?
やっぱりこの特権の存在をはっきりさせてもらってから議論に入るべきだと思います。
もし、この法案が成立したら、即座に各地で訴訟を起こすことをご提案します。
日本の場合、違憲訴訟であっても、司法裁判の形式でしか争えませんので、国家を相手の、損害賠償請求と抱き合わせの差し止め訴訟という形になるでしょうが、それでも、全国で何百という訴訟が起きれば、今はまだ関心のない国民に対して、この問題を知らせることも出来ますし、政治家も、考え直す人がでます。
当然、私は、するつもりです。
請求金額が少なければ、簡略手続きで、弁護士に頼まなくても、自分で出来ます。
その節には、改めて、詳しいことを申し上げるつもりですので、皆様方におかれましても、お考えを頂きますよう、お願い申し上げます。
この外国人参政権といい人権法案といい、その問題点は郵政民営化とは次元が大きく違います。自民・民主ともに目先の政局に惑わされずに、日本のため、国民のためを真摯に考えて判断してもらいたいものです。
本当はこのくらい基本的な事柄は、保守・リベラルの区別無く意見が一致して欲しいものですが・・・。それを政局しか頭にない小沢氏に言っても馬耳東風でしょうね。
> とりあえず、25日現在の呼びかけ人は次の25人で...
言動にある程度信をおける議員はやはりメンバーになっていますな。
結局、正論を主張できる政治家って与野党問わず少数なのですね。 「え、こいつも?」って思わせてくれる議員も少しくらい居てええんちゃうん? と思うのですが...阿比留記者が常々「ろくな奴が居らん(多少誇張あり♪)」と述べられる理由が窺えます。
しかしながら、我が選挙区の議員も呼びかけ人になっていたのは少々意外でした。 同じく京都の前原議員が推進派への参加を臭わせているなら案外芯の通った人なのかな? まあ、郵政選挙戦の前後で意見が異なっていた民主党議員の一人でもあるので、要監視の対象だなぁ。
民主党議員の議論を拝見したいものですね。
上滑りの単なる会合ではなく、数字やデータを持った主張、各自の国家観を示せるものでやってほしいですね。
そして、それらの議論をオープンにしてほしいですね。政治家の資質を問われることです。
戦後レジームからの脱却は一時ストップしましたが、私見では、戦後レジームの隠れた問題として、同和問題、在日問題、公務員労組問題が御三家ではないかと思っています。
民主党はすべて関係が深いですね。
これらは皆、今批判に晒され始め、既得権の確保、組織の維持に必死になっているのだと思います。
それが、人権擁護法案と外国人参政権の政治家への働きかけになっているではないでしょうか。
時代に合わなくなった戦後レジームについては、やはりきちんとけりをつける時期がきているのは間違いないでしょう。
慎重・反対派の中に地元から選出された議員さんの名前が確認出来ました。
阿比留様。
いつも更新ありがとうございます。
私の地元の議員も慎重派に入っていてほっとしました。
選挙演説を聞きに行きましたがとても信頼出来そうな方で一票を投じました。
正直民主党は迷走(誤爆走?)中で、入れたくないのですが地元の自民党が超大物なので仕方ありません。
しかし、このような国益に直結する事柄には一票の重みを非常に感じました。
慎重派の皆様には頑張ってもらいたいものです。
一般論で言えば人の善意を信じるのはいいことでしょうが、政治の場、特に外国勢力がからむ場面で、ひたすら性善説で突き進むのは愚かなことだと思います。
お気遣いありがとうございます。昨日は小雨に濡れましたが、幸いそれで体調を崩すことはありませんでした。
心ある民主党議員も、与党と前面対決ムードになってくると、ついそっちに燃えてしまって大局を見失わないかと少し心配です。
岡田氏や前原氏は、安全保障では「比較的」にまともなことを言うことがあるので、期待をかけている保守派の人もいるようですが、彼らの歴史認識問題などでの発言は完全に左派と一緒です。特に岡田氏はちょっと…。
こんにちは。その世界の慣習というのは、抜きがたいもので…。私もつい議員には「先生」と話しかけてしまうことが多いです。議員に対しては、役職で呼ぶか「先生」と呼んでおけば無難なもので。また、総理経験者に対しては、退任後も「総理」と呼ぶ習わしもあり、人によっては「総理」と呼ばないと不機嫌になるとか。
民主党は、代表はじめ執行部をすべて入れ替え、社会党系議員がいなくなればいい政党に…ってそれができるなら苦労はしない、という感じでしょうか。やれやれ。
>、韓国で、永住外国人が参政権を取得するためには、高額な(具体的な金額は忘れましたが、べらぼうな金額です。)所得税を納付していることが条件だったはずです。…もう少し正確に言うと、参政権の前提となる「永住権」取得のために、高額納税などいろいろと厳しい条件があるということのようです。参政権自体には特別な条件がなく、そこが誤魔化しに利用されています。
情報をありがとうございます。馬渡議員とは以前、ある政治家のパーティーの場で、戸井田議員の「一番気合いが入っている人だから」という紹介で名刺交換をしました。馬渡議員はそれに応じて「(当選回数が上の議員や党幹部にも)何でも思ったことを言っちゃうから」と笑っていました。
在日特権まで議論が進むもっとずっとずっと手前のところにみなさんいるようなので…。いきなりそこへ話を持っていっても拒絶反応(タブー意識)が強く、議論自体が成り立たなくなるかもしれません。
少し恐ろしい想像をしてしまいました。もし人権擁護法も成立したら、そのような訴訟を起こした人たちは適当な理由をつけて家宅捜査を受けるなどの弾圧を受けかねないと。そうなる前に、阻止しなければいけませんね。
この外国人参政権について、マスコミが詳細な情報を流していないことも、問題ではないでしょうか?
「韓国では外国人にも参政権があるから、日本も参政権を与えるべき」と言う、方がいらっしゃいますが、韓国で参政権を持っている人の人口比と、もし在日韓国人に参政権を与えた場合の人口比を、グラフなどで目に見える形で、報道すべきだと思います。
また、在日北朝鮮の方が、国籍を韓国に変えた場合の対応はどうするのか見えていません。
北朝鮮という、国交の無い国の代弁者が、地方とはいえ議員になる危うさを、国民に知らせるのに一番有効な手段は、新聞・TVだと思うのです。
その点を、フジ産経グループに期待したいです。
このごろは気のせいではなく、新聞に「定住外国人への地方参政権付与」とか「人権擁護法案」とかの文字を見るようになりました。なんだかわたしがしつこく言っていたことが聞き届けられたみたいで、嬉しくなりました。ありがとうございました。
さてわたしはこの「二悪法」を知ってもらうべく、“博士の独り言”さんのブログをコピーさせていただき、親類縁者に郵送しました。(博士の独り言さん、勝手にコピーさせていただきました。お礼をもうします。)
やはりみんなよく知らなかったようで、私の理解した範囲での悪法の悪法たる所以にも、何で?の質問があったのです。でも、無駄ではなかったようで…。
民主の中の慎重派の勉強会についても、一つの嬉しいニュースではないでしょうか。民主の中でも、勉強してみようという機運が生まれることでしょうから。
言っても無駄なことはもうどうしようもないので、この状況の中でもできることを考えた方がいいと思っています。何度も書いていることですが、人が根拠なく思いこんだことについて、 根拠を示すことで覆すことはできないという趣旨のことをニーチェも言っていますし。
郵政解散の前、自民党や民主党にあった数々の保守系議連(拉致、教科書、靖国、朝銀信組…etc)は、ほとんど同じような議員が掛け持ちしていました。保守もサヨクも核となっているのはごく少数で、あとは特に意見を持たずに有利と見た方につくだけです。国会の現状はそういうところだと考えています。
治乱興亡夢に似て、世は一局の碁なりけり。
どんなに強権で恐怖の独裁政治でも、必ず滅びる。それも内部崩壊から始まる。
ましてや民主主義国では、国家の体を為さないものになるのであろう。
そして、それこそ、彼らの思惑なのか。
>博士の独り言”さんのブログをコピーさせていただき、
今朝から表示がされませんね。またサイバー攻撃でやられているようです。しょっちゅうですが。
懸念事項やそもそもの成り立ちに裏がある事はよくわかりました。
しかし、私は原則論を重視したいのでよくわからないのは、その国の行政に参加するのであれば「帰化」する事が始まりなのではと思っています。
何故帰化せずに参政権を与える必要があるのか?
この答えが見えないのは不思議なのですが・・・。
祖国を捨てるからとか、歴史的に強制されて日本にいるからとか、そういった事をひっくるめて”帰化”はもともと考えるわけですよね?
それが嫌なら帰りの駄賃は出すから帰れば?と多少なり保障してますよね?
そもそも、そんなに帰化はしずらいのですか?<有名人じゃないと
確かに2,3年はかかるかもしれませんが、正直言って祖国ではない国の人になろうというのです。
3年は長いにしても、2年くらいは妥当だと思いますけどねぇ・・・。
一番の問題点は「帰化」しずらいという事であれば、こちらを問題視しなければいけないと思うのですが、どうですか?
あまり個人的な事で間違いがあるなら知りたいので、教えていただけませんでしょうか?
それとも帰化が始まりという事じたいが間違いでしょうか?・・・
こんにちは。この外国人参政権と人権擁護法案に関しては、自民、民主両党をはじめとする議員たちの議論の中身をできるだけフォローし、伝えていこうと思っていますので、よろしくお願いします。
この参政権の問題を過去の日本の「強制連行」と関連づける人がいますが、
それは間違っていると思います。
強制連行されて来日した朝鮮人の数は、45年末までに約66万人と言われていますが、彼らは単身者で、ほとんどが45年の敗戦直後に朝鮮に帰国しています。
現在日本に住んでいる人は、それ以前に来日して日本に生活基盤をもった人か、戦後に一旦帰国しても生活が苦しいなどの事情によって再来日した人、密入国者などで、いずれにしても自らの意思で来日した人達だと思います。
戦後の在日朝鮮人は韓国にも、北朝鮮にも帰国することが出来ます。
にもかかわらず日本に在住し続けているということは、祖国を含めて世界中の国々のなかから日本を選択した、とだと思います。
であれば、帰化をして「韓国系、朝鮮系日本人」となり、日本人として、堂々と選挙権を行使すれば良いと思います。
(日本人も日系アメリカ人、日系ブラジル人等が現地で活躍しています)
それは選択肢が広がって何よりです(笑)。
はじめまして。本当に一票は重たいものだと思います。有権者は国会議員が民意を無視していると考えがちですが、彼らは本当に一票に怯え、一票を自慢(他の議員より得票数が多いとか)して暮らしています。
こんにちは。>この外国人参政権について、マスコミが詳細な情報を流していないことも、問題ではないでしょうか?…ご指摘はもっともですが、この種の問題についてマスコミの報道などあてにできないことはご存じだと思います。マスコミにいろいろ問題があるのは私も何度も書いてきましたし、周知のことでしょうが、だからといって今すぐ改善される見込みもないので…。また、これも何度も書いてきたことですが、弊紙とフジテレビはあまり関係がない(少なくとも報道では)ので切り離して考えていただけないでしょうか。連動して何かをするということは、営利事業以外ではまずないのです。
それを良しとしているわけではありませんが、マスコミはマスコミの論理で書いた方がいいと判断したときに書くもので、それは他者から見れば変な論理であっても、マスコミ内では確固たるルールとなっているのでなかなか変わりません。今回の参政権の件も、実際に動きが顕在化してきたので書いた、ということだと思います。>親類縁者に郵送しました。…マスコミは独善的だろうと偏向的だろうと自分たちでニュースだと判断したことしか流しませんから、こうした個人個人の活動がふだんは大事だと考えています。そしてそうした口コミ的な話題の広がりが、かえってマスコミを動かすこともあると思います。
民主主義国家の運営とは非常に難しいものだとよく思います。
帰化の要件は近年、以前に比べとても簡略化されており、そしてさらにもっと簡単にしようという動きもあります。帰化はいま、決して難しいものではありません。例えば月刊WiLL3月号に中国から最近帰化した石平氏の手記が載っていますが、簡単な上に、思想心情的なこと、日本への思いなどを一切聞かれなかったことに逆に疑問を呈しています。
強制連行の子孫=在日説はすでに破綻しているので、これは民団も民主党の推進議連も持ち出していません。下手にこれを言うと反論されるのが分かっているからです。彼らの戦術はもっとソフト路線を装って懐柔しよう、というところにありそうです。
>強制連行されて来日した朝鮮人の数は、45年末までに約66万人と言われていますが、彼らは単身者で、ほとんどが45年の敗戦直後に朝鮮に帰国しています。
*この66万人というのは、どこから出た数字ですか?「強制連行=戦時徴用令による労働徴用」であるなら、全く違う数字です。また「朝鮮人が来日」という言葉も、成立しません。そのころは、朝鮮も日本であり、「本土に渡航した朝鮮系日本人」でしかありません。
あなたのコメント自体には、悪意はないと思いますが、このような部分を放置する事が、左翼に言質を与える事になります。特に、「強制連行」は阿比留さんもふれられていますが、その実態をしっかりご勉強になった方が、これから、いろいろな方と話されるときに、揚げ足をとられなくてよいと思います。老婆心ながら…。
在日韓国・朝鮮人の上陸年
1974年 法務省編「在留外国人統計」
明治44年以前 159(0,2%)
大正1~5年 426(0,5%)
6~10年 2045(2,5%)
11~14年 5134(6,2%)
昭和1~5年 16240(19,6%)
6~10年 20608(24,8%)
11~15年 23225(28,0%)
16~19年 14514(17,5%)
昭和20年
9月1日以前 679(0,8%)
計 83030(100%)
日本政府が朝鮮人の渡航を制限していた、昭和10年までに渡来した者が全体の53%(民間の自由募集の期間)
昭和17年2月~19年8月 官斡旋
昭和19年9月以降(16~19年の内) 徴用
いわゆる徴用者は、非常に少ないということです。
今日博士のブログを覗いたら、闘魂編はありましたが本ブログはありませんでした。わたしは酒代稼ぎの英訳の間にコピーしていて、運がよかった…。今月23日までの分をコピーしたのです。
過去の歴史を捏造してまで、私たちの国を売り飛ばそうとするのはやめて
くれないか、特に岡田克也おぼっちゃま。
通州事件を知らない日本国民のみなさん、そして知っている人にも改めて
人間とは何か、罪とは何か、国籍とは何かを真剣に考えよう。
国とは私たちが運命をともにする義務がある連合体である。
私たち日本人と命をかけて、未来をともにする気のない者たちに如何なる
国籍のものであろうが、参政権を与えることは許されない。
http://youmenipip.exblog.jp/7364102/
http://youmenipip.exblog.jp/7371186/