連休中、身近にLAN回線がない場所に来ていて、最近になって会社から支給されたエア・エッジなる扱い慣れないものでインターネットに接続しているのですが、時間がかかって仕方ありません。イザの画面が立ち上がるまでにまず10分間はかかるありさまで、どうにかならないものでしょうか。

 

 ともあれ、上の写真は某地方都市で撮影した駅前の風景ですが、何か違和感を覚えはしないでしょうか?実は、イザブロガーの1人であるnekopon様がすでに同じ部分に注目したエントリをアップしていたのですが、それから2年以上たってもまったく変わっていませんでした。で、それは何かというと…

 

   

 

 まあ、別にいいんですけどね。だからどう、ということは全くありません。ただ、ちょっと面白いなと感じたものを発作的に写真に収めたくなっただけです。いつもそうであるように、他意はありませんです。はい。

 

 で、話は飛びますが、昨日、21日に都内で小泉元首相の講演を聴いてきたという人に会いました。都内のホテルで催されたある会合に、ゲストの講演者として小泉氏が招かれていて、「日本の進路」と題して「環境を考えながら、その施策が同時に経済発展に結びついていくのが理想だ」というようなことを語っていたとのことです。

 

 その点に関しては、それはまあそうだろうなという感想しかありませんが、会場で小泉事務所から配布されていたという参考資料に目がとまりました。それは平成19年7月23日・鹿児島サンロイヤルホテルでの小泉氏の講演録で、靖国神社参拝についての部分が抜粋されたものでした。話の一つひとつは、私も聞いてきたことだし、また記事にしてきたことでしたが、まとまった形で読むとまた感慨深いものがあったので、ここに掲載します。

 

 《私は読書が好きで、特に歴史・時代小説好きですが、もし今まで読んだ本の中で最も感銘を受けた本、感動を受けた本を一冊、挙げろといわれれば、海軍飛行科予備学生の遺稿集(第14期会篇)「ああ同期の桜 かえらざる青春の記」です。

 この本を学生時代に読んで強烈な印象、深い感銘を受けたんです。

 あの本を私は涙ながらに読んで、今までの自分の生活を振り返ると恥ずかしい思いをしました。もし私があの時代に生まれて、同じ年頃だったら当然、戦争に行きたくなくても、行かざるをえない状況にあったと思います。そのような時にあの若人のような立派な態度を私は果たしてとれるだろうか。あの本を読んでから、愚痴をこぼしたり不平不満を言うのは恥ずかしいと思うようになりました。以来、何か苦しいことがあると、あの特攻隊員の気持ちを思い、現在の苦しい状況と、どちらがいいか考えるんです。

 (中略)

 私は日中友好論者であります。

 中国政府は、将来、いつかきっと後悔するでしょう。

 友好国の日本国首相、しかも民主的に選ばれた首相に対して、靖国神社に参拝するかしないかを条件に首脳会談を行うか行わないか考えると言ってきた。

 私は首脳会談を拒否されても閣僚諸君は大いに中国との交流を進めてほしいと指示してきました。経済界も一般国民も交流を拡大し、益々中国との友好関係を発展させるべきだと考えるからです。

 私を支援し協力してくれる国会議員や経済界の人の中にも、私が総理大臣在任中は靖国参拝はするなと忠告してくれた人もいました。

 しかし、私は靖国参拝の考えを声明し、もし本当に多くの国民が私の靖国参拝をいけないと批判するなら、そのような国民の総理大臣になっていたいとは思わないと言ったんです。

 ブッシュ大統領との会談の際、中国問題が話題になった時にこういう話がありました。

 小泉は中国や韓国の首脳が靖国参拝するなといっても言うことをきかないが、ブッシュ大統領が靖国参拝するなと言えば、小泉は言うことをきくだろうと思っている日本国民がいる。しかし、私はプッシュ大統領、あなたが靖国神社参拝するなと言っても、私は必ず毎年参拝すると言ったら、ブッシュ大統領は「オレはそんなこと言わない」と笑っていましたよ。

 中国政府、韓国政府も将来、日本の首相に対して「なんと大人気ない、恥ずかしいことをしたんだろう」と後悔する時がくると思いますが、これから中国や韓国との関係は、益々重要になってきます。様々な分野で交流を拡大し、友好関係を発展させていかなければなりません。》

 

 …政府は21日、日中韓3カ国首脳会談を12月13日に福岡県太宰府市で開くと正式に発表しました。これについて外務省首脳は「どうやって首脳会談を開くか頭を悩ませていたころから思うと、隔世の感がある」と言っていましたが…。中国は、日本国民の反中感情の高まりを見ながらある程度、思い知ったと見ていますが、韓国はどうなんでしょうね。

 

 何度も回線が切れるため、ここまで打つのに数時間費やしました。ああ…。