ご無沙汰しています。新年の挨拶もせずに申し訳ありません。この間、多忙は多忙だったのですが、エントリ更新ができないほどではなく、むしろ、蓄積した精神的な疲労感から敬遠していたというか、さぼっていました。
民主党政権下の3年3カ月と、それに先立つ数カ月、体力が弱く、免疫力もかなり弱い私としては、かなり突っ走ってきた感があります。書きたいこと、書かなければならないこと、書けと命じられること、必死にこねくりだしたこと……など、民主党政権とその主演男優・女優たちについてあれこれ、アレだとかコレだとか書いてきたことは、確実に私の心身にダメージを与えたようです。
現在、ようやくその民主党のクビキから解放されたにもかかわらず、蓄積した疲労感はどうしようもなく、ここで長文を書く気力がなかなかわかないため、エントリ更新ができずにいます。あまりに長い間、毒気にあてられ続けたため、いろいろな点で感性が麻痺してしまった部分もあります。
幸い、この間のインターネットの普及とその利用者の増加は著しく、情報は瞬く間に共有され、またあらゆる角度から論評されるようになりました。このブログを始めた当初は、まだ「私しか書かないこと」「知ってほしいこと」がたくさんあると感じていたため、それがある種の「使命感」モドキとなって、あるいは強迫観念となって何か書かなければと私を突き動かしていました。
ですが、最近は私が書かなくても誰かがその情報を発信し、あるいは視点を提供しているし、「もういいのかな」という気がしています。ありていに言えば、とにかく疲れ果てました。
だからといって、別にブログをやめてしまおうと思っているわけではなく、今後も紙面から溢れこぼれたことや、日々思うことを書きたいときには記すつもりですが、しぱらくはのんびりしたい(もちろん、日々の産経紙面での仕事はありますが)と考えています。
別にこんなこと、いちいち断らなくてもよさそうな話ですが、この欄をのぞきに来てくださる人に、一言述べておいた方がいいかと思った次第です。たまの更新でよければ、またおいてください。
コメント
コメント一覧 (23)
阿比留さんのブログは民主党政権時代、闇の中で進路を示す北極星でした。
しかし今マスゴミを見ていると、既にここまでやるかと思えるほど露骨な安倍政権攻撃をやっています。
余りに露骨で低レベルだから、返って無害かも知れませんが、この悪意の報道の洪水の中では何が起きるかわかりません。
体調が回復されたらまた戦列に復帰してください。
「蝮を半殺しにしたままだと、仲間を呼ぶ」という言い伝えがあります。
民主党には参院選で止めを刺しておかなければなりません。
それまでは、阿比留さんもう一頑張り願います。
阿比留さんの御苦労をよそに(!)、しかし一読者たるわたくしは、異民族支配下の苦しみ苛立ちを共有できます阿比留さんのブログに、どれだけ心慰められたかしれません。なにせ周囲は民主に対し生ぬるく思いやり深い言説ばかりでしたから... とにかくお礼を言わせてください。ありがとうございました。
ただ、読者としての愉しみを奪われることは耐えられません! これからも更新お待ちしています。
おっしゃる通り、極々無機的な「情報」は何処からでも流れてくる世の中です。それを受け取る方のリテラシーは様々ですが、それはそれとして受け取る側に任せるしかありません。発信者に一定のモラルを維持するのみでしょう。
たしかに、前回自民党政権の晩年~民主党政権の間、阿比留さんにとって書くべきこと、書きたいことはまさに怒涛のごとく押し寄せたことだと拝察します。その反動と言うか、一旦の疲労困憊はよく理解出来るつもりです。
が、民主党政権自体は崩れ去って後でも、これに似た、或いはこれを良きものとする言説やその主体者がこの世から無くなるわけではありません。安倍さんが苦手とする揚げ足取りだったり、ヒドイとデマに近いような中傷だったり。
残念ながら(??)闘う相手は尽きません。もちろん、阿比留さん一人に「闘って下さい」というのではありませんが、阿比留さんにしかお任せ出来ない戦線があるのも事実ではないかと、くたくたの阿比留さんに敢えてムチを入れたくなるSッ気も著しい私もどこかに居ます。
…半分冗談、半分本気、程度に受け取っておいて下さい。
もちろん、基本はいつも申し上げるとおり、Take your own paceに違い無いのですが。
もともと独り言のようなものと割り切って、「ブログを楽しむ」程度の気分では如何でしょうか。
…と、いつも生意気な感じで申し訳ありません。
相当の激論を戦わせて頂まして、お礼の言葉もありません。
ついには男系カルト成る異名を頂戴しましたが、微塵も
そのときの考えに変化はありません。
野田政権が潰えても妨害する勢力の活動には負けません。
持ちえる力の全てを使って真実を追究しようと心に誓っております。
安倍政権の誕生と史上初のネット立政権の誕生は目出度い限りです。
参議院選挙で民主党の息の根を止める事が緊急の課題です。
遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
このブログを始めたのが小泉政権時、その後めまぐるしく世の中も永田町も変わり3年の時を経てようやく振り出しに戻った感じです。
阿比留さんの心労お察しします。
ぼちぼちで結構ですからこれからも続けてください。
美しい国、日本。
頑張れ安倍晋三自民党政権!
あけましておめでとうございます。
本年は日本再生の年!
日本国、日本人が希望を持って、世界に日本人の矜持を示すとき!
中国、韓国何するものぞ!いまこそ、安倍さん、阿比留さんを日本国、日本人は必要としています。
阿比留さん、心身ともにゆっくりされ英気を養い、次の時代を作るため、皆さんと一緒に頑張りましょう!
外国人参政権反対、人権擁護法案反対、夫婦別姓制度反対。
継続は力なり!(領土侵犯強盗中国を分裂させるまで)
バカのあとはワル、そしてややマシ、しかし・・・
牙を研いでいるサヨクメディア
荻原? 萩原? というおばさん
阿比留様
新年おめでとうございます。阿比留様にとって新しい年がさらに実り多い年となることを祈ります。
日本のリーダーは、バカの後は正真正銘のワル、その後ややマシというのが出ましたが、そのややマシな部分を発揮したとは言えませんでしたね。国民が切歯扼腕していた最中に、純粋なジャーナリストの魂を持つ阿比留記者を衝き動かすものがあったのは、当然のことであり、このブログの読者はその恩恵を蒙りました。
いまの日本に拡がっているのは安堵の気持ちだろうと思います。しかし、ニュースをチェックするまでもなく、新政権にケチをつけようとして、サヨク・メディアはジャブを繰り返しています。今夕のニュースでも、荻原というのか萩原というのか、似非エコノミストのバカなおばさんが、長期金利の上昇傾向についてなにか言っていたようです。10年の金利が0・6パーセントというのがまったくの異常事態で、正常な経済なら3~5パーセントはなければいけないところです。それが0・8パーセントに上昇したから、住宅ローンを借りている人の負担が増える、彼女の顔が映し出されたのでバカらしくてチャンネルを切り替えましたが、きっとそういう紋切り型のコメントをしたのだろうと思います。そういうコメントをしなかったら、局がそのバカ女を使うはずはないのですから。女性は、バランスということが苦手なようで、それをとことん利用されているようです。
ドイツにおいては東ドイツ消滅とともに一掃されたサヨク・マスコミ、分割されなかった日本ではいまだ生き残っているサヨク・マスメディアは、虎視眈々と牙を研いでいます。阿比留様には、しばし静観/休養されているうちに、これはどうしても伝えなければ、黙っていてはいけない、という状況が必ず生じると思います。そういうときの健筆に期待しています。
> 「私しか書かないこと」「知ってほしいこと」がたくさんあると感じていた...
政権奪還-始動より実働僅か一週間...恐らくそう遠くない時期に厭でも書かねばならない事項が山積する事と思います。 特にこの三年余に蓄積した疲労を癒すのは本当に今月限りになるであろうと考えますので、気力が満つる迄は本当にのんびりされた方がよろしいかと存じます。
今朝の産經朝刊"主張"を見て愕然としたのは、比較的現与党寄りの産經すら、これから経済対策に挑む安倍政権に対して「新聞への消費課税軽減措置」を求めていた事...朝日や毎日あたりが言うならまあ当然としても、産經迄揃ってこれを言い出すようでは6年前の再現になりかねないなと危惧して居ります。 書籍全般にわたって軽減を求めるのであればまだ容認も出来ますが、阿比留さんのモティベーションを高めた主因であろうここ数年の報道機関の風潮を考えれば、よくもまあいけしゃあしゃあと言えたものだ、と憤りを感じた次第です。
不作為を繰り返して来たのは何も元与党の民主党だけでは無い事を有権者各個が認識したからこその先の総選挙結果だと私は信じたいのですが、反原発の論調をこれより半年間しつこい位に大手マスメディアが煽り立てれば流動的な有権者層とポピュリズムに徹した勢力が折角の「流れ」をぶち壊しかねないとも考えられる訳で...厄介な状況がまだまだ続くと思うと「目出度さも 中くらいなり...」と言ったところですかね...
>さぼってました
とても素直ですねw
阿比留さんのブログは楽しみの一つでしたので残念ですが
日本滅亡の危機はひとまず、まだ安心はできませんが
だいぶ回避できたものと思います
しかしこの先安倍政権が一年以上続くとはとても思えません。
もしかしたら河野太郎等が中心の政権ができないとも限らず
そんなときまたこのブログのターンがやってくると思います。
しばしゆっくりしてくださいませ。
どうぞ本年もよろしくお願い致します。
お疲れになるのは当然です。どんなに愚か者の集まりとはいえ、ひとつの政府、しかもまがりなりにも日本国の政府を倒す戦いを3年以上にわたって続けられたのですから。私たちの誰もが記憶している事に、平成23年4月の総理記者会見があります。この席上、NHKの生放送がなされている中、時の総理に対して退陣をせまったのが、阿比留記者でした。あの時の阿比留さんの発言によって、時間はかかったものの、昨年12月の政変が成し遂げられたと言っても過言ではありません。あの時の勇敢なそして憂国の念からなされた阿比留さんの発言そしてTVに映し出されていたその姿を、忘れる事は無いのです。
昨日なんて、TBSラジオで、ロンドンブーツの淳って、お笑い芸人如きが
安倍 晋三さんの政治外交語っていました。
くりぃむしちゅーの上田晋也あたりが、日テレで、政治討論番組やり始めるようになるかもしれません。
更新されたかどうかはチェックしています。
阿比留さんのお考えは良く理解できました。
安倍政権は漸く発足したばかりで、これから応援は必要だと思います。
たまの更新でも結構ですので、是非継続して、応援して下さい。
(もっと短いものを、思いつくままに書く、でも良いと思います)
わしも、落書きを残すかな。
たしかに、あのまま民主党政権がつづいたら、クーデターが起きていたかもしれない。
国を憂う者たちの、怒りが沸騰点に達している事を、知るべきである。
ところで、米軍はどうでるか、鎮圧はしないで協力するんじないかな。
日米共同クーデターか、変わった感じだな。
ゆっくり休んで鋭気を養って下さい。また必ず(良い意味で)書きたくなる事がたくさん出てくるものと期待しています。
お疲れさまです。
新年おめでとうございます。
疲労の蓄積はごもっともなことと推察致しますが、まだまだ(少なくとも参院選で憲法改正派が過半数を占めるまで)休んでもらっては困ります(笑)。
阿比留さんは、産経紙面に掲載されないような貴重な情報を発信され、ある意味オピニオンリーダーです。
今後も、例えば、オザワ党の8億6千万円の政党交付金の使い道や、民主党岩手県連事務所金庫から無断で持ち出した4500万円の裁判の経過等取材し教えてください。
また、日教組の解体につながるような情報も期待しております。
お疲れ様です。
私は恙無く2012年を過ごしたことに感謝して、2013年は、未来への明るい兆しを感じております。
最近読んだ本
「B層の研究」「破壊外交」「新島八重」「中野剛士氏の本」などなど
>現在、ようやくその民主党のクビキから解放されたにもかかわらず、蓄積した疲労感はどうしようもなく、ここで長文を書く
気力がなかなかわかないため、エントリ更新ができずにいます。
以上の文面、お疲れの程が窺えます。今年の明るさに呼応して、記者としての視点を大事に発言して下さい。
お疲れ様でした。
私は阿比留様とあれの記者会見における応酬をテレビで見て、このブログにたどり着きました。
あれは実務ができない弁理士が補助者に仕事を丸投げする手法を、政治で行いました。例えば、あれは国会答弁は仙石氏、原発会見は枝野氏、原発事故会見は細野氏、小沢問題は岡田氏に丸投げでした。
未確認情報ですが、その間あれはインターネット囲碁ゲームに興じていたらしい。
あれが逮捕されたときに、復活してください。
ご自愛ください。
撃滅せよ!
いまの中華人民共和国のやり方は、戦前の抗日戦線と同じです。
歴史の事実を見るチャンスです。
昨日のアサヒの社説ではまた、のけぞらせていただきました。
>高齢者医療―国民はなめられている
と題して、高齢者医療の自己負担を2割とすべきなのに、
1割に据え置いたから、安倍は国民をなめており、
見え透いた選挙戦術だと批判しています。
”据え置いた政策”に対する批判であるならば、
この論旨ではどう考えても論理が成り立たないと思い、
続きを読んでみると、
>2割負担とする法律をつくったのは小泉政権の時だ。08年度に実施するはずだったが、高齢者の反発を恐れた自公政権が特例的に1割に据え置いた(一定所得以上の人は3割)。その後も民主党政権を含め、据え置いたままだ
だそうな。
なんだ、とんでもない政策を安倍が取った、という話ではなくて、
これまでずっと続けてきている政策を今回も続けるという話。
そんなものをなめている、なんて表現まで使って批判する資格があるのは、
08年からずっと絶えず、なめるな、と批判し続けてきた人だけですね。
アサヒがこれまで毎年、民主党政権の時でも、なめるな、なんて
チンピラ用語で批判し続けてきたのなら文句は言いませんが、
はて、これまでどうだったのでしょうかね。
小泉政権のときは、高齢者は死ねというのか、といって反対デモが起こり、
爺さん立ちが怒りに打ち震えて罵りの言葉を上げて、小泉を大批判し、
テレビなどではそれを好意的に紹介していた記憶はありますが、
アサヒ新聞は、この年寄りデモに対して、なめるな、と批判し、
小泉政策には賛同し、推進する論陣を張っていなければなりません。
はて、どうだったのでしょうか。
もしそうであったとしても、なめるな、とかチンピラ用語を使うか?
とも思いますが、まあチンピラが作っている新聞ですから、
地が出ただけですから、そこはまあしようがない。
というより、社是にのっとって、
7年前の水準の報道を再開した、
とみるほうが自然でしょうね。
なんたって社是ですから。